【誘拐】残留孤児【売買】 (122レス)
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17: 2015/09/27(日) 21:48:55.52 AAS
信濃郷満蒙開拓団の長男・松本勝男は、日本の敗戦後、ソ連軍の攻撃などにより祖父と母を失い、妹とも生き別れになってしまう。父親は徴兵されており、勝男のいる満州にはいなかった。
過酷な体験のあまり、自分の身分や言葉など全ての記憶を失った勝男は、放浪中に人買いに捕まり、中国人農家に売られて酷使される日々を送ることになる。
度重なる虐待に耐えかねて逃げ出したものの、再び人買いの手にかかり売られそうになった勝男を助けたのは、小学校教師の陸徳志(りくとくし)であった。
子供のない陸徳志夫妻は勝男に一心という名を与え、貧しいながらも実の子のように愛情をこめて育てる。
優秀な青年に育った一心は大連にある大学に進学。恋人である趙丹青に日本人であるがゆえに別れを切り出されるなど差別を受けながらも
、中国の発展のため尽くそうと決心する。しかし、彼の背後には文化大革命の嵐が押し寄せつつあった。
やがて一心は、日本人であるという理由で槍玉に挙げられ、囚人として労働改造所に送られる。初めはダム建設の苛酷な労働を強いられたが、黄河の氾濫により全て徒労に終わる。
その後さらに奥地の労改に送られた一心は、そこで日本語を話す羊飼いの黄書海と知り合い、母国語である日本語を習得する。
日本語というかすかな生きがいを見つけたのもつかの間、他の囚人の脱走幇助の冤罪を着せられ懲役刑が確定してしまう。更にふとした怪我から破傷風にかかり生命の危機にさらされる。
これが残留孤児の実態。心優しい中国人はいたにはいたが人買いもいじめも差別も当然あった。
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