[過去ログ] 【必勝不敗】能代工業 十八冠目【V58】 (442レス)
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188: 2012/11/25(日) 12:07:07.34 ID:??? AAS
(´・ω・`)「転校の理由はわからなかった? 」

ξ゚听)ξ「はい、同じ学校の誰にもわからなかったので、ちょっとした話題になりましたね」

ショボンは「ふむ……」と呟き、思考を巡らせた。

(´・ω・`)「何年も前に同じ学校に通っていて、急に謎の転校をした男が同じアパートに引っ越していた。
      そして自分の息子と知り合いになった。それどころか親しげにしていた。
      それでも……特に何も感じなかった、ずいぶんと淡泊な気がしますが」
     
ξ゚听)ξ「それはまあ、少しくらいなら私も驚きました。
      けれどそれだけです。他人の事情をわざわざ詮索することもありませんし」
     
(´・ω・`)「他人……ですか」

ξ゚听)ξ「そうです。
      同じ学校に行っていただけで、それほど親しくなければ他人と呼んで差し支えないでしょう? 」
     
ツンはそう言い放つ。
ショボンは再び口を噤んで、そのまま歩き続けた。

なんだか冷たい言い方をする、やたらとそんな印象が残ってしまう。
しかし、いささか強く残りすぎではないだろうか、そうショボンは思った。

アパートに到着する。
ほとんど全ての部屋に明かりが灯っているようだ。
入居者は十分にいるのだろう。

ショボンとジョルジュは部屋の前まで、ツンと一緒に歩いてきた。
扉の前でツンは二人に軽く頭を下げる。

ξ゚听)ξ「それではこれで。
     あまりお力添えができなくて、申し訳ございませんでした」
     
(´・ω・`)「いえいえ、大丈夫です。
      元々趣味のような調査ですので、あまり気になさらないでください」
     
ショボンもまた頭を下げる。しかし、横に立つジョルジュは動かない。
ツンは会ってから一言もしゃべらず、頭も下げないジョルジュを一瞥して、それから部屋に入ろうとする。
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( ゚∀゚) 「ツンさん」

何の前触れもなく、ジョルジュが言葉を投げかける。
ツンは動きを止めて、ゆっくりとジョルジュを見つめた。
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( ゚∀゚) 「ブーンさんに息子がいたということはありませんでしたか? 」
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