[過去ログ] ズィズィずっころばし♪ [無断転載禁止]©2ch.net (116レス)
上下前次1-新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
64: 2017/07/30(日) 12:24:34 ID:??? AAS
桃太郎
たしかに伝説として残っているが...
崇神天皇のころ、異国の鬼神が吉備国に空より下った。
彼は百済の王子で名を温羅(ウラ・オンラ)ともいい吉備冠者とも呼ばれた。
彼の両眼は爛々として虎狼の如く、蓬々たる堀髪は赤きこと燃えるが如く、身長は一丈四尺にも及び、絶倫かつ剽悍で凶悪であった。
彼はやがて新山に居城を構え、さらにその傍の岩屋山に楯を構えて、しばしば西国から都へ送る貢船や婦女子を掠奪したので、人民は恐れおののいてこの居城を「鬼ノ城」と呼び、都に行ってその暴状を訴えた。
朝廷は大いにこれを憂い、武将を遣わしてこれを討たしめたが、温羅は兵を用いること頗る巧で出没は変幻自在、容易に討伐し難かったので空しく帝都に引き返した。
そこで、つぎは武勇の聞こえ高い孝霊天皇の皇子イサセリヒコノミコトが派遣された。
ミコトは大軍を率いて吉備国に下り、まず吉備の中山に陣を布き、西は片岡山(今の倉敷市日畑西山の楯築山)に石楯を築き立てて防戦の準備をした。
さていよいよ温羅と戦うこととなったが、もとより変幻自在の鬼神のことであるから、戦うこと雷神の如くその勢いはすさまじく、さすがのミコトも攻めあぐんだ。
ミコトの射る矢は、鬼神が岩を投げて空中で噛み合い、海中に落ちた。(総社インタ−近く180号線沿いにある矢喰宮がその岩の落ちた跡といわれ、最近整備された)
そこでミコトは千鈞の強弓で2本の矢を同時に射たところ、一本は岩にあたり落ちたが、1本は見事に温羅の左眼にあたったので、流るる血潮が流水となってほとぼしった。(これが血吸川のいわれです)
温羅はたちまち雉と化して山中に隠れたが、ミコトは鷹となって追いかけたので、温羅はまた鯉と化して血吸川に入って跡をくらました。
そこでミコトは鵜となってこれを噛みあげた。(倉敷市矢部の鯉喰宮のいわれ)
温羅はついにミコトの軍門に降って吉備冠者の名をミコトに献上したので、それよりミコトは吉備津彦命と改称されることとなった。 吉備津彦命は鬼の頭をはねて串し刺しにしてこれを曝した。
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 52 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ
ぬこの手 ぬこTOP 0.128s*