[過去ログ] Z武さんをラーメンに投げ込むと・・・・・ [無断転載禁止]©2ch.net (523レス)
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1: [age] 2016/09/08(木) 14:34:28 ID:??? AA×
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397: 2018/10/07(日) 10:27:42 ID:??? AAS
そしてとうとう全体朝礼で上司から
「公私混同を控える様に」とのお達しがあった。
明らかに私と彼男の事。
「お前どこみとんじゃ!!」と切れそうになりつつも仕事、
でも彼男は絡んでくる。
別部署なので私に絡んでる間は、当然自分の仕事は放置な彼男。
新人一年目の私は、T子さんの事もあって誰にも言えず、
周囲も「いくら付き合ってるからって…」という冷たい目線。
とうとう呼び出しくらってじかに注意された。
彼男は凄く上手に謝ってたが(私の不徳の致す所で、とか)
私はパニックになってるのもあって
「私付きまとわれてるだけで!逃げたいんですけど」とかどもりながら必死で言う感じ。
それを彼男がうまーく言い、結局言いたい事もろくに言えずじまいだった。
398: 2018/10/07(日) 10:28:07 ID:??? AAS
そしてとうとう全体朝礼で上司から
「公私混同を控える様に」とのお達しがあった。
明らかに私と彼男の事。
「お前どこみとんじゃ!!」と切れそうになりつつも仕事、
でも彼男は絡んでくる。
別部署なので私に絡んでる間は、当然自分の仕事は放置な彼男。
新人一年目の私は、T子さんの事もあって誰にも言えず、
周囲も「いくら付き合ってるからって…」という冷たい目線。
とうとう呼び出しくらってじかに注意された。
彼男は凄く上手に謝ってたが(私の不徳の致す所で、とか)
私はパニックになってるのもあって
「私付きまとわれてるだけで!逃げたいんですけど」とかどもりながら必死で言う感じ。
それを彼男がうまーく言い、結局言いたい事もろくに言えずじまいだった。
399: 2018/10/07(日) 10:29:42 ID:??? AAS
それからは彼男もこっちの部署に来ることは無くなった物の、
針のむしろ状態なのはずっと変わらなかった。
辛くて、もう辞めたいなって思ってる時、彼男に会社の最寄り駅で待ち伏せくらった。
「私子!待ってたw」
その能天気な顔見てブワっとこみ上げて来て、泣きながら
「迷惑なんだよ!このストーカー!きめぇから消えろ!」
「二股かけて乱暴する男のとこに戻る女がいるかよ!!死ねこの基地外!!」
そして走って逃げ、タクシーで帰宅した。
家に帰った時もぐしゃぐしゃの顔だったんで親に心配されたけど
「ちょっと仕事で嫌な事があっただけ」と言った。
そしてお風呂に入って何とか普通に夕飯を食べていたらピンポンなった。
母が出て行ったんだけど、すぐ戻って来て
「私子に会いたいって男の人来てるよ?」
「ぐぬぁー!」と言って玄関に行くと、そこには彼男が居た。
もう超超かわゆすなムックムクのゴールデンレトリーバーの子犬を抱いて。
渡されたムクムクを思わず受け取り、ニコニコ顔の彼男に
「プレゼント。一緒に飼おう」そして足もとから花束を持ち、それを差し出して「結婚しよう」。
ムクムクに顔をなめられながら呆然としてる私の後ろに来た両親が、
「結婚て、どういう事ですか?」と詰め寄ると。
彼男は深々と頭を下げ「僕は私子さんとお付き合いしてる者です」とか
とってもうまーーーく説明。
そこに必死で父に「この人ストーカーなの!!!!」と今までの経緯を説明。
さすがに父は上司とは違い、彼男の突っ込みを無視してくれた。
ちゃんとメールとか見てもらって、
「この人おかしいの、怖いよ!」と言ったら、難しい顔で頷いた。
400: 2018/10/07(日) 10:32:03 ID:??? AAS
でも彼男は気にせず「今までご挨拶もせずなんたらかんたら」と丁寧なお詫び、
私は半泣きでムクムクを抱きつつも逃げた。
そしたら「私子!待ってくれ!ちゃんと挨拶をしたいから君もそばに居て!」
で、父に「こいつはストーカーなの!!」と訴えた。
「冷静に話そう。まず君はこの犬をどうするつもりなんだ?」
家は愛犬家一族、親戚そろって大型から小型までなんでもござれ、
父も大変な犬好きで、無責任な飼い方を許せないタイプ。
「私子さんと一緒に飼おうと思って買ってきました。
今はアパートですが…」
ここで「大型犬がアパートで飼えるか!!!」と雷が落ちた。
そして散歩は、餌は、飼育道具は!?と彼男の無責任さを責めに責めまくって、
母をコンビニに走らせ、15万で買ったというムクムクをおろしてきた15万で買取。
そして「犬にすら責任の持てない人間に娘はやらん!!!」
「でも僕は彼女と結婚させてほしいんです!!」と土下座したが
私が本気で嫌がり、彼男にされた事を必死でしゃべり続けていた為
「もう帰れ!ムックは家の子だ!!」と犬の名を勝手につつ追い返してくれた。
その晩は…もう思い出したくもないほどの尋問を受け…('A`)
次の日出社し、朝の全部署朝礼で彼男の爆弾発言
「皆様、大変ご迷惑をおかけいたしました。
ワタクシ彼男と、私子は結婚を前提にお付き合いになります。
ゴールデンレトリバーを飼えるほどの庭を持つ家を建てます!
どうかよろしくお願いいたします!!!!!!!!!!!」
不和を何気に悟っていたみんなは唖然としつつも
「おめでとー」と拍手。
私悲鳴をあげて「違うよー違うよー!!」と父携帯に電話、
父の電話を上司に変わってもらおうとしたら彼男が
「それはいいから!!」と言って切ってしまった。
またパニックになって「良くないよ!!お父さんと話してよ!!」と言いまた父に電話をしたら
周りの人が彼男を止めてくれて無事上司と父が話を出来た。
401: 2018/10/07(日) 10:37:21 ID:??? AAS
上司も唖然とし、電話を切った後、イラついたような態度の彼男を連れて行った。
私はその日は直後に早退し、その後どうなったのかは分からない。
次の日、出勤したら即上司に呼び出しくらった。
覚悟して行ったらもちろん話題は彼男の事。
私はけして美人ではない。
もちろんスタイルも良くない。ヒンヌー肋骨ゴボウ足のチビ。
付き合った男はいるが、それほど執着された事もない。
彼男は長身の爽やかなスポーツマンタイプの美男子。
なので嫌ではあるけど、そこまで私を愛してくれる彼男を心底憎めないではいた。
だが、上司から聞いた話。
彼男には借金があった事。
その大半はサラ金からである事。
車のローンすら払えず、どうしようもない所まで来てる事。
女は二股どころではなかった事、更に女の内の一人が妊娠し結婚を迫られてる事。
家の父は一部上場の重役。
結婚して借金の肩代わり&新勤め先をゲトしようとしてたらしい。
(私は実力で2流大学を出て、実力でこのしょぼい中小企業に入社…)
あの時の乱暴はきっと彼男の素だったんだと思う。
金づるをつかみ損ねそうになってうっかり出しちゃったみたいな。
浮気の事も簡単に認めたのは
「妊娠してる女」より「合コンであった女」の方が軽いだろうから。
私みたいに尽くす女は納得すると踏んだんだろうな。
この事態に会社は上を下への大騒ぎ、
わが社は父会社の孫受けの会社な訳で。
大企業でもないのに親の素性なんて調べませんもんね。
その場で退社の意思を伝えました。
彼男に関しては私にはもう関係のない人であると言うと、上司もわかってくれた。
402: 2018/10/07(日) 10:38:09 ID:??? AAS
家に帰って父とじっくり話し、変に付きまとわれたり、逆恨みされても嫌だから
彼男は今の会社で雇われ続けてもらう事になった。
結構「父が偉い」ってのがコンプだったんで、やっと自立できたと思ったらこの始末…
申し訳なくて申し訳なくて泣いたら、ムックに慰めてもらったw
変な話、長年飼っていた4匹のテリア親子が死に、
最後の子に子供を産ませなかったため今は犬はいない。
ペットロス気味だった家に来たム
403: 2018/10/07(日) 10:39:02 ID:??? AAS
ックが我が家を明るくしてくれてる。
「もう犬は飼わない」って言ってた父は毎日ムックと寝てるしw
ブルルー(車の音)、ムック異常に反応して玄関でジャンプ、
「お帰りなさい」
「ムゥーックゥー!よーっしゃよっしゃよっしゃ(わしわし)!」
ムック「ガフガフガフガフ」
「おとーさんてばーーw」みたいなw
彼男は…どうしたんでしょうねw
妊娠した彼女と結婚したのかもしれないし、父が何かしたのかもしれません。
知りたくもないし、聞いた所で教えてはくれないんじゃないかなと思う。
あと整形して杉本彩みたいになりたいって言ったら
ダメだって言われた。
おわり。
404: 2018/10/07(日) 10:46:56 ID:??? AAS
年齢はすべて当時のもの
俺 24歳 会社員
Y子(彼女) 21歳 学生
DQN軍団(DQ長、DQ助、DQ太郎、DQ村)全員21歳 学生
きよみ 21歳 DQN軍団と同校の学生
隣の人 30歳独身 俺の住むアパートの隣人
一昨年のクリスマスイブの事。付き合って2年のY子と俺の部屋でケーキ食べたり、映画見たり、普通のクリスマスを満喫していた。

0時を回って、メリークリスマスの乾杯をしている時に、玄関がものすごい勢いでノックされだした。
突然の事で驚いたんだけど、誰か知り合いでも来たのかと思って覗いたら、
「開けろや!てめー」とか、「さっさとしろやこら!」とか明らかに数人の男達が、玄関先で騒いでる。
ノックの仕方も半端ないというか、全力で叩かれてるんじゃないかというくらいガツンガツン響いてさ。
男達にもまったく見覚えないし、Y子も覗いたけど知らないみたいで、
とりあえず、うちはそんな大層なアパートじゃないからマイク付きインターホンもないし、
Y子もいる中で、どう見ても暴れ男達相手に、玄関開けるわけにもいかず、
玄関越しに、どなたですか?と会話を始めたんだけど、
「居るならあけろや!てめーいい加減にしろよ!ああ?」とか言ってばかりで話にならないから、とりあえず警察呼んだ。
405: 2018/10/07(日) 10:48:12 ID:??? AAS
警察から、到着するのに10分ほどかかると言われたんで、それまで無視する事にしたんだけど、めちゃくちゃうるさい。
多分蹴ってるんじゃないかって音も何度もして、怒鳴り声も延々と続くもんだから、近所迷惑もいいとこ。
案の定、隣の人が、出てきちゃって、
「お前らうるせーぞ!何時だと思ってんだ!帰れ!」
って一喝したのが聞こえたんだけど、それにDQN共がヒートアップ。
隣の人に絡みだしたのが、玄関越しにも丸分かりで、これは隣の人ピンチ!と思って出て行くことにした。
Y子には、俺が出たら速攻で鍵を掛ける事。何があっても出てこない事を打ち合わせして、外へ。
外では、隣の人が、男4人に詰め寄られてた。
俺が出てきたのに気付いた4人が一斉に喚きながら向かってきたんだけど、返り討ち・・・・に出来るわけもなく問答無用でDQ長に数発殴られた。
それを隣の人が、必死で静止しようとしてたんだけど、隣の人も殴られて、それを俺が静止しようとして殴られてそれを隣の人が、の繰り返しだった。
あと数分で警察が来るし、反撃するのはダメだってことでDQN軍団を落ち着かせるというか静止させようとしてたんだけど、俺も隣の人もガタイは小さい方で、4人の男を押さえつけるなんて出来なかった。
しばらく殴られたり、抑えようとしたりが続いたんだけど、女の声で
「何やってんの!ちょっとやめなよ!」って叫び声が聞こえて、DQN達が止まった。
406: 2018/10/07(日) 10:51:09 ID:??? AAS
俺らは実は意外と出血してたようで、被害者と加害者の区別は簡単についたみたい。
俺と隣の人も一応警察で事情を話す事になったんで、一端着替えに部屋に戻ったら、
Y子が泣きながら、クイックルワイパーを付けるモップみたいな奴を持って立ってた。
武器になりそうな物がそれしかなかったようで、俺が外で殴られてる間、何度も警察へ電話をしていたそうだ。
その後隣の人に巻き込んだ事を謝りつつ、一緒に警察へ事情を話しに。
警察が来た時にある程度の事は話してたし、DQN達も一人を除いて、俺達と同じ供述をしてたらしく、俺と隣の人が一方的に暴行されてた事は証明出来た。
被害届を出すか聞かれたので、出す事にして帰った。
後日、DQN及び、きよみの親達が、謝罪に来た時に騒動の原因を聞くことが出来た。
きよみとDQN軍団は大学のサークル仲間で、きよみの彼氏である彼男は社会人。
最近彼男に、浮気の兆候があり、不安なきよみはサークル仲間に愚痴る。
クリスマスも仕事だからと一緒に過ごすのを断られた事で、浮気確定とDQN軍団が認定。
突撃しようぜって事になり、本当に浮気をしてるか確かめたかったきよみも承諾。
教えられた彼男の住所を勘違いしたあげく、きよみ達が来る前に突撃かましたDQN達に殴られた俺と隣の人。
というのが事の全容だった。
407: 2018/10/07(日) 10:52:21 ID:??? AAS
上の説明をされてる時も、それぞれの両親に謝罪されまくりだったのだが、
警察で唯一、「俺は悪くない。勘違いしただけ。悪いのは(俺)と隣の人」とのたまったDQ長の親だけはこの子にしてこの親ありだった。
いろいろ言っていたが要約すると、
うちの息子は勘違いをしただけ。勘違いは誰にでもある事。それを笑って許すのが大人と言うものだ。
うちの息子は好きな女性(きよみの事らしい)の為に男としてやれる事をやった。褒められこそすれ、警察沙汰にする事ではない。
うちの息子は格闘技などやっておらず、戦いにおいては素人である。そんな息子のパンチを避けれないそちらにこそ問題がある。そちらが避けていればこんな事にはならなかった。
うちの息子は未来ある学生である。その未来を壊す事(被害届)をそちらがする権利はない。私達に謝りなさい。
とまあ他にも言っていたがほとんどが、うちは悪くないって事だった。
DQ長以外は本人達も謝りに来ていたが、DQ長の所は親だけだったのでその事を尋ねたら、
「うちの息子が来るような事ではない。親である私が来るだけ感謝しなさい」だった。
408: 2018/10/07(日) 10:54:03 ID:??? AAS
ここまで理解に苦しむ発言をする人を見たことがなかったので、戸惑ったが(隣の人も同じ心境だったらしい)、あまりにむかついたので、
当初、謝罪と治療費を払ってもらえるなら被害届は取り下げようと隣の人と決めていた事を、
今回の当事者及びその親全員から謝罪が無い場合は、連帯責任で全員訴えますと告げた所、DQ長以外の親達が盛大にDQ長親を非難し始めた。
謝っていないのはあんたのとこだけだ!うちは子供も反省してるのにあんたのせいで訴えられるだろ!謝れ非常識が!
とDQ長親vsその他大勢で大激論が続いてた。
結局その日はDQ長側が一歩も引かなかったので解散。
どうなるんだろうねって隣の人とDQN達に与えてた数日の猶予が過ぎるのを待ってたんだが、思わぬ形で解決へ向かう事になった。
突然丸坊主になったDQ長本人がやってきて、俺と隣の人に土下座。
「大変すいませんでした」と泣きだしたんで、この急な変化に、一体何があったんだと聞いたら、
サークルにこの話が広まり、謝罪に来ていた他のDQN達ときよみ達にもぼろくそに非難されたらしい。
きよみには、お前もお前の親も気持ち悪いと言われ、先輩、後輩、同級生にも、信じられない、気でも狂ってるのかと言われ、
2日間程先輩達に散々説教され、ようやく自分のやった事、言った事がどれだけありえないか分かった。
坊主は反省の印です。との事だった。
409: 2018/10/07(日) 10:55:24 ID:??? AAS
でも正直、DQ長の坊主にも、土下座にも何の価値もないので、その勢いで親を態度を改めさせなとだけ言って帰らせた。
翌日、大変お冠のDQ長親がやってきて、
うちの息子を坊主にしやがって、お前らを訴えてやると、隣の人の車を蹴りだしたので、通報。
自分自身が訴えられた状況になった途端、手のひら返してあの手この手で謝ってきたけど、隣の人は引かなかったから、DQ長親、会社首。
DQ長以外の奴らは一応被害届は取り下げたけど、退学になった。
DQ長は立派に前科が付いて、DQ長親と引っ越していった。
最終的に隣の人と俺は貰った慰謝料でそれぞれ引越して、俺はY子と同棲を始めて、隣の人も彼女が出来た。
あれ以来、隣の人とは親交が深まって良く飲みに行く仲になったのだけがあの騒動で良かった事かな。
それと、きよみの彼氏の彼男、浮気してなかったそうだ。なんだかな。
これで話は終わりです。上手く纏めることが出来なかった。ごめん。
410: 2018/10/07(日) 10:56:59 ID:??? AAS
部屋を勘違いしたのはDQN達で、きよみはちゃんと部屋番号を言ってたそうだ。
そもそも、突撃も大事にするつもりはまったく無くて、部屋番号を教えていたのも外から明かりがついてるか判断するためってだけだった。
アパート近くで待ち合わせの予定なのに、DQN達が居ない。もしかしたら勝手に先走った?と慌てて彼男部屋に行くけど居ない。
下で騒ぎ声がするから行ってみたら、赤の他人が血だらけって事だったらしい。
それとその後のきよみだけど、元々きよみ含め女性陣には被害届け出してないし、俺達が勘違いで被害に合った事を一番泣いて謝ってくれてた。
だからDQN4人は退学になったけど、きよみは自分で辞めてなければ、まだ大学行ってるんじゃないかな。
DQN達を突撃に連れてきた事も、人を見る目がなかったし、自分自身大人数で突撃なんて馬鹿でしたって両親共々一番平身低頭だったよ。
411: 2018/10/07(日) 10:59:36 ID:??? AAS
友人の修羅場に関わった話
所々伝聞や俺の憶測も入ってるがそこは勘弁して貰いたい

俺 会社員
友人(善太)
善太彼女(ビチ子)
当時3人とも25歳 俺、善太は会社の同僚。ビチ子は自称パン屋勤務
一年程前に会社の同僚達で合コンを開いた。
俺と善太は誘われた形だったが、善太は合コンが人生初めてで、合コン当日俺らは休日だったのに、スーツで俺ん家に来るほど緊張していた。
服は着替えさせたが、集合場所までガチガチで正直倒れるんじゃないかと思う程だった。
善太は気が利く上に、優しい性格で同僚からも慕われててたし、
密かに会社の女性陣からも結構人気があったのだが、奴自身が極度の女性限定の上がり症で今まで彼女が出来た事がなかった。
そんなガチガチの善太は合コンでビチ子と仲良くなった。
上がり症の善太がビチ子とだけは普通に話してるのを見て俺ら全員感動してたんだが、今はあの時もう少し俺に女を見る目があればと本気で思う。
412: 2018/10/07(日) 11:01:20 ID:??? AAS
ビチ子はその名前とは程遠い清楚な雰囲気で、どちらかというとその日の合コン女メンバーの中でも控えめなタイプだった。
だけど気が利くし、ノリも良くそして善太と会話が成立する女。
もうこれは運命なんじゃないかと善太は思ったそうだ。
合コンから程無くして、善太はビチ子からの告白で付き合う事になった。
善太に彼女が出来たというニュースはあっという間に会社に広がったんだが、誰もが応援してた。
2人の付き合いは半年ほど順調に続いてた。
善太から聞く惚気話を聞く限りはそうだった。
ある日俺は学生時代の友人達(善太は就職後の友人)と飲みに行くことになった。
最近の近況や愚痴なんかを話してる中、友人の一人(A男)に彼女が出来ていた事が発覚した。
照れるA男に皆でどんな女だと問い詰めるとプリクラを見せられた。
写っていたのはビチ子だった。
413: 2018/10/07(日) 11:02:31 ID:??? AAS
付き合って3ヶ月だと嬉しそうに話すA男とプリクラに写るビチ子。
正直何も言えなかった。
帰ってからまじで悩んだよ。冷静に考えれば善太とA男に報告すべきなんだろうが、あの時はずっと、
せっかく彼女が出来た善太に言えるか俺?プリクラ見る前にタイムスリップは可能か俺?
とかかなりテンパッてた。結局丸一日考えて善太に知らせる事にしたんだけど。
話を聞いた善太はもちろん最初は信じなかったよ。
俺の見間違いだろ、ビチ子はそんな女じゃないと思う、嘘付いてるとは思わないけど勘違いだと思う。
そうやってビチ子信じる発言を繰り返してた。
俺もまさかビチ子がって気持ちだったから善太が信じないのも無理はないと思ったし。
はっきりさせる為にもA男と話がしたいと善太が言い出したので、まず俺がA男と話して事実関係を聞き出すことにした。
俺一人でA男と話して、プリクラの女がビチ子と確定してからA男に善太の存在を話した。
こちらもやはり初めは信じなかったけど、話し合った結果善太に会いたいと言われたので俺立会いで2人は会う事になった。
414: 2018/10/07(日) 11:09:41 ID:??? AAS
会うなり二人は沈黙だったんだけど、少しずつ話が始まりお互い自分の彼女が浮気してる事を確信した。
俺は2人の紹介と喧嘩防止のために立ち会っただけだったから、これからどうするかは2人で長い間話し合ってた。
結局付き合いの長い善太にA男が身を引くという形で決着がついたらしく、A男はビチ子と別れる事になった。
正直俺としては善太も別れた方がいいと思ったんだが、善太とA男が今回の事は、俺含めた3人の胸に仕舞いたいと言ったのでそうする事になった。
今後またビチ子が浮気する心配はあったけど、とりあえず二股は終わり、とりあえず解決した。
と思ったのは間違いだった。
後日、先の合コンで俺が仲良くなった女(A子)から話があると言われ、告白かもしれんと思いワクワクしながら会った先でビチ子についての新事実を聞かされた。
A子は善太とビチ子が付き合ってる事を知っていたが、なにやら最近ビチ子が結婚してるという噂を聞いたらしい。
A子は直接ビチ子と仲がいいわけではないらしく、ビチ子は合コンも人数合わせで呼ばれた形だったそうだ。
友人伝いでビチ子結婚説を聞いた時は驚いて俺に連絡したらしいが、俺は多分もっと驚いてた。
多少迷ったが、A子を信用して以前のビチ子二股話をした所、いろいろ探りを入れてみるとA子に言われ、俺はまたタイムスリップしたい葛藤と戦う日々を過ごした。
415: 2018/10/07(日) 11:21:04 ID:??? AAS
結論から言うと、ビチ子は結婚してなかった。
というか、以前は結婚しており子供も居たが、離婚して子供と共に、今住む場所に越してきたらしい。
男と子供と3人で歩いてるところを知り合いに見られた事から結婚の噂が広まったらしんだが、風貌からして男はA男でも善太でもなかった。
それだけだと、男はビチ子の兄弟や元旦那かもしれんと善太に知らせるのは躊躇してたんだが、どうやらその男はビチ子の彼氏だという事が分かり、善太に報告する事にした。
話を聞いた後善太は泣いた。
なんとなく感じていた違和感が全て繋がったらしい。
付き合って半年以上ビチ子の家に招かれてない事や、仕事が早いからと門限は6時、善太の家に泊まったことが一度あるらしいが、次の日朝早く帰った事。
他にもいろいろあるが、違和感というかどう考えても怪しい事だらけだった。
門限6時だけは俺も聞いていたが、パン屋は早いからなと疑ってもなかったよ。バカ過ぎるな俺
さすがに今回は善太も胸にしまうという事は出来ないとビチ子と話す事を決めた。
俺にも立ち会って欲しいと言われた。
話し合いは善太の家でしたんだが、何も言わずビチ子と遊ぶ約束を取り付けてやってきたビチ子を問い詰めた。
善太が子供が居る事を聞いたと話すと、ビチ子はかなり動揺してたが
バツ1だと言い難く、子供が居る事も話さなきゃと思いながら今まで言いそびれてしまった
隠すつもりじゃなかった。今度会って貰いたいと子供の事を語りだし、善太が静かに切れた
善太「別に構わないけど会ってどうするの?その子にしょっちゅう会ってる彼氏が居るのに俺の事は何て紹介するの?」
ビチ子「え?か、彼氏?彼氏は善太じゃん。何言ってんの」
善太「彼氏何人いるの?俺とその男と、後・・・・A男以外にもいるの?」
A男の名が出た時のビチ子は見事に固まってた。
言い逃れ出来ないと悟ったのかは分からんが、A男とはもう終った。ちょっとした気の迷いだった。ごめんなさいと泣き落としに入った。
善太「A男が君と別れたのは俺と話して彼が身を引く事になったから。別れ話のとき、泣いて嫌だと言ってた事も聞いてる。気の迷い?何それ」
それからA男が俺の友人でそこからビチ子の浮気がバレた事。
それ以外にも男が居る事も分かってる事を善太が話し、正直に話して欲しいとビチ子に促した。
416: 2018/10/07(日) 11:22:38 ID:??? AAS
ビチ子は意外と素直に善太と付き合う前から本命の男が居た事。善太とA男が浮気相手だったと語った。
話を聞いて善太はしばらく黙ってたんだが、
「分かった。きちんと話してくれてありがとう。その本命の彼氏にも知らなかったとは言え謝罪したいから会わせてもらえるかな?」
とニコっとしながらビチ子に聞いた。
ビチ子再度固まったが、すぐにその必要はない、あたしから伝えとくとなにやら必死。
これは男はビチ子の浮気完全に知らないなと悟ったが、善太も同じだったようで何度も直接謝罪したいと粘ってた。
しばらく、謝罪させてくれ!と、しなくていい!の繰り返しだったんだが、突如ビチ子が爆発した。
ビチ子「するなっつってんだろうが!もういいよ!話終わり はい他に男居たのにごめんなさいね んじゃさよなら」
と言って部屋を飛び出し走って逃げていった。
その後、俺らは2人で朝まで飲んで次の日会社に遅刻するという大失態をしてしまったんだが、善太の落ち込みも気になってしばらく毎晩遊びに連れてった。
数週間後、善太からA男も誘って飲みに行かないかと言われ、ビチ子の事を話すのかと思いOkした。
417: 2018/10/07(日) 11:23:31 ID:??? AAS
飲み始めてしばらくしてもビチ子の話題が出ないのであれ?違ったのかなと思ってたら、二人がポツポツ話し出した。
ビチ子が善太の部屋を飛び出した後、善太はいろいろと考えてたらしい。
後日A男にその日の顛末を話して、A男の協力を取り付けた善太は自力でビチ子の家を見つけたんだそうだ。
ビチ子の彼氏を見つけA男と2人で訪ねた後、ビチ子と付き合ってた事、他に男が居る事は知らなかった事、
だが結果的にあなたにとって浮気相手になってしまった事を謝ったそうだ。
話を聞いたその彼氏は突然の事ですごく驚いたらしいが、これを聞いて下さいと、ビチ子に問い詰めた日に録音してたテープのコピーを渡して帰って来たそうだ。
録音してた理由は、ビチ子との話し合いの前に善太がA男に連絡を取っていて、
こういう話し合いをするけど来るか?ときた所、その日は外せない仕事があって行けないが詳しくどうなったかが知りたい。と言われ録音していたとの事。
A男と録音を改めて聞いてたときにテープを持って彼氏に謝りに行こうとなったらしく、実行したけど今思えばやりすぎだったなと2人は元気なく語ってた。
418: 2018/10/07(日) 11:25:08 ID:??? AAS
彼氏の方から後日、別れる事になった。こちらも申し訳なかったと連絡があったらしい。
結婚する予定だったと言ってたそうで、詳しくは話してくれなかったそうだが、A男、善太以外にも余罪があるような口ぶりだったそうだ。
その後ビチ子から接触もないし、奴がどうなったか簡単な事しか分からないが、こんな女は害でしかないと心底思う。
尻切れトンボみたいな終わり方で申し訳ないが、これで終わりだ。支援サンクス
419: 2018/10/07(日) 12:36:51 ID:??? AAS
車通勤必須な地元就職を親が希望したので、就職祝いに中古車を買って
もらえることになった。親が、「軽は危ない」「クーペは保険が高い」などと
うるさいので、父親が新車を買ってたディーラーに行って、父親が車を決めた。
何の変哲もない7年落ちの目立たないオヤジセダン、カリーナだった。
ここまでは前置き。

車庫が足りず庭先(家の土地)に車を止めていたんだが、納車されて1週間で
夜中に二度ほど車上荒らし未遂にあった。庭に気性の荒い秋田犬の雑種が
飼われていたので、そいつが大暴れして家人が気づいて二度ともすぐに退散。
その時は実は車上荒らしだと気付かず、単なる不審者かと思ってた。
その翌日くらいに勤務先の駐車場でも車上荒らしに遭う。今度は鈍器で
助手席窓を割られた。運よく出先から車で戻ってきた先輩が気づいて
怒鳴ったら逃げられた。なんかカーステレオを外そうとしていたとか。
会社の隣が車のスクラップ屋だったので、そこのオヤジと立ち話してたら
偶然にも同型のスクラップ予定車があるからガラス1枚なら発泡酒1ケースで
付け替えてやるよ!ってことになり、その日に窓ガラスは直してしまった。
しかしそのオヤジも「こんな型落ちカセット取ろうとするかねぇ・・」って
不思議がってた。ここまでが買って1週間の出来事。
420: 2018/10/07(日) 12:37:14 ID:??? AAS
そして初週末だったので、少しドライブでもと思いデッキがついてたことを
思い出して、お気に入りのエンヤのカセットを持って車へ。それまでラジオ
しか使ったことがなかった。が、いざ入れようとすると何かが引っかかる
機械系の仕事で手先は自信あったので、取り出せるだろうと分解してみた。
デッキ引っ張りだして、分解して異物を取り出してみたら、中にビニール袋に
ぐるぐる巻きにされた何かがデッキに入ってた。ショートホープの箱くらい。
あけてみたら、まさしく「白い粉」。ドラマとかでみたそのまんまww
父親に言ったらすぐに警察に電話しろ!と言われて警察に通報したら、すぐ
駐在がきて、その後県警の車が3台くらいやってきた。父親が士業だった
こともあり(田舎では名士扱い)丁寧に車の入手経緯を聞かれて、手際良く
車と証拠品を回収して去っていった。鑑定で必要なので、と言って指紋を取ら
れたのは少し気分悪かった。
個人的には翌日から車がなくて、歩いて20分のバス停から2時間に一本の
バスを乗り継いでで通勤せざるを得なくなり、毎朝4時半起きになったのが
結構修羅場。(6時前の始バスに乗らないと8時始業に間に合わなかった)
それに好きだった女の子からプレゼントされたエンヤのカセットをどさくさで
警察に持ってかれたのがかなりショックだった。
421: 2018/10/07(日) 12:39:52 ID:??? AAS
鑑定結果が出るまで他言無用と警察にはきつく言われていたが、1週間ほどして
店長が菓子折り持って飛んできた。そのあと警察から聞いた話も繋ぎ合わせると
・ディーラーの整備士だか店員(?)の一人が売人の片棒担いでた
・安全な保管場所として、売れてない車の中に隠してたが、手違いでそのまま納車
・翌日に気づいて、伝票見て納車先を調べて何度か車上荒らしにきた
・元々その店員は警察がマークしていたこともあり、袋の指紋も一致して御用
警察対応は父親に任せていたし、断片的な話のつなぎあわせなので少し誤解
してる点もあるかも。
こちらとしては車を押収されて通勤で困っていたので父親から店長に大クレーム。
結局その店が新車で取り扱ってる某中級車を在庫車の中から貰えることに。結構
人気があった車だったので結構嬉しかったw
(元々買ってもらったのはカリーナでしたがTディーラーではないです)
エンヤのカセットは証拠性がないということで、すぐに返却された。
車については名義を変更してもらい、ディーラーの所有物ということにしたので
その後の経緯はよく知らない。数年たって出所してきた店員がアポなしで突然
「お詫び」とか称して職場訪問してきたのが後日のプチ修羅場。
その時ディーラーに貰った車が廃車になることが決まったので記念にカキコ
キズだらけだが、機関は快調だったけど子供が二人小学生になったのでセダンは
少し狭くてね
でも良く読み返したらあまり修羅場じゃないね。
422: 2018/10/07(日) 13:34:34 ID:??? AAS
前の仕事していた頃、なんだか寒気が止まらなくて医務室で休ませてもらっていたんだけど
熱を測ったら39度を超えていたので、上司が気を利かせて帰らせてくれた。
電車に乗った時点でもうフラフラで、自宅最寄りの駅に着いたら歩くのもやっと。
ちょうど家と駅の間に総合病院があるのでわらにもすがる思いでそちらに寄った。
待合室の椅子にぐったり座ると、様子を察したのか先に入れてくれ、熱を計ると41度を超えてる。

原因に心あたりがなく、とにかく熱をなんとかしようと解熱剤を渡され、そのまま帰された。
その後家で42度突破。顔がパンパンになってリンパ節がゴロゴロに。
翌日朝に家族に車で送ってもらいもう一度行くと、顔色を変えたお医者さんに「ご家族の方を呼んでください」
ニキビだと思っていた吹き出物から黄色ブドウ球菌に感染してました。白血球が通常の倍以上だったそう。
その後吹き出物を見た外科のお医者さんに「どうして皮膚科が見なかったんだ!」って看護婦さんが怒られてた。
でも前の日は皮膚科も外科も休診だったんだよね…あと何時間か遅かったら命に関わっていたらしい。
吹き出物は表は普通の吹き出物みたいだったけど根が深くて、何センチかえぐられました。
423: 2018/10/07(日) 13:35:24 ID:??? AAS
子供の頃から入院知らずの超健康体だったのに、結局その職場で2回入院。
特にハードな職場ではなかったのに同じグループの人ばかり交互に倒れて7人中4人入院して
復帰した頃には会社ではある意味伝説になってました。
健康だった妻が熱が出たと思ったらあっという間に車椅子に乗って入院した夫が多分一番の修羅場だったと思う。
ちなみに私は緊急入院の後溜まった仕事が修羅場でした。
424: 2018/10/07(日) 17:04:59 ID:??? AAS
自転車で片道30〜40分(信号次第で変化)の高校に通っていたが
ある日の帰り、タイヤがパンクして、それでも根性で自転車こいで帰って自転車屋で修理してもらった
翌日もパンク…というか、いくら入れても空気が抜けて入らない状態になって、また修理(昨日の今日と言うことで代金タダだったが)
その翌日も同じ状況だったので「もうタイヤ替えてください」と言うも「大丈夫大丈夫」と修理される(代金はタダ)
さらに翌日も案の定……さすがに強硬に出てタイヤ替えさせた…他に自転車屋があればこんな店行かなかったのに…

この程度ならまだ大したことはないんだが、このとき実は食あたりでおなか壊しつつ、38度の熱をおして通学中
そんな状況なら休めと言われそうだが、運悪く定期試験中だったので頑張って毎日自転車こいでた
最後の方は熱は下がらなかったが、下痢と吐き気が止まっていたので快方に向かっていたと思っていた
でも、テスト翌日に病院に行ったら救急車で運ばれて入院することが即決定
入院先の病院で出た結果は「サルモネラ食中毒」で、下痢と吐き気止まっていたのは内蔵がほぼ停止していたため
入院中、ついに40度を超えたり、大量に下血したりしたがそれでも回復したのは奇跡的とのことで
もうちょっとで、定期テストのために人生中退するところだったよ……
425: 2018/10/07(日) 17:06:20 ID:??? AAS
年齢は当時のものです。
私子…18歳
A美…18歳、私子の友達
B男…22歳、社員
C助…20歳
みんな同じバイト先。
当時高校3年で進学先も無事決まり、学校ももう授業がなく暇なのでバイトをしようと思っていることを、A美に話した。
すると、A美が高1の時から働いている店に来ないか、と誘われた。

A美がいることや、前々からA美がバイトを楽しそうに話していたのでわくわくと緊張を交えつつ面接に行き合格。
主にお昼から働くことになった。
とても忙しいわりに小さいお店で従業員が少なく、初めてのバイトで目がまわりそうだったがA美や周りのサポートもあり慣れていった。
また、女性が少なく私とA美と、もう一人事務員のおばちゃんの3人のみ。(事務員さんは表にでることはなかった)
男性はだいたい6、7人。
うち社員は3人。
A美は社交的で可愛く、男性とも気後れなく話していた。
対して私はあまり男性が得意ではなく、服も髪も地味。
しかしB男はなぜかA美を嫌っており、私によく話しかけてくれた。
B男は仕事もできて顔もいい。
少し物言いがキツイ人だが、私からすると頼れる人。
次第に仲が良くなり、付き合うようになった。
426: 2018/10/07(日) 17:07:05 ID:??? AAS
そして1年後、ある事件がおきた。
他のお店にもあるところはあると思うけど、うちのお店には日誌があった。
主にアルバイトが書き込む日誌で、その日仕事をしてできた事、反省した事、思った事を書くものだった。
もちろん社員さんも読んでおり、ごくたまに連絡や返事などが書き込んであった。
そんな日誌に、度々レジの不足がありました、と書かれるようになった。
昔のレジな上に小さいお店なので、誰がミスをしたかなどわからず、おまけにみんなが一つのレジを使うので
不足が出た場合はそのときの時間までにいた従業員の勤務時間で、不足分を割ってみんなでお金を出し合っていたそうだ。
わかりにくくてごめん。
私が勤務の時に出たことは無かったので詳しくはよくわからないですorz
A美は一度少額ながら払っていた。
427: 2018/10/07(日) 17:07:53 ID:??? AAS
そのときの話で、A美にこういう話をされた。
A美「レジから不足でてさ、A美お金払ったしねー。私子は払ったことある?」
私子「ないねー。」
A美「不足でてるの、C助さんがレジからお金取ってるからなんだって。」
私子「うそ?!」
A美「ほんと。最近C助さんからバイト代わってってメールくるでしょ?
あれ、店長達にバレて今月中でクビってことになって、あと少し居づらくなったからだよ」
そう言われたら本当によく来ていて、その都度代わったりしていた。
C助さんは少し不良っぽい感じの人だったけど、優しくいので割と(人として)好きだった。
少しショックだったけど、店ではその話題は禁句みたいになっていてC助さんがクビになる1週間ほどは私や誰かが代わりに入っていた。
そして4、5日経ち、A美から電話がかかってきた。
A美「あ、私子?今家?」
私子「うん、どうしたの?」
A美「あんたのキャッシュカード、道端に落ちてたよ!」
は?!! (Д)°°
何ィーーーー?!?!と思い、すぐ財布を確認すると確かに無い!
郵便局と、銀行のカード!!!
私子「2枚落ちてた?!どこに?!」
A美「2枚…?1枚だけだよ!銀行の!」
…orz
郵便局のほうは数千円しか入ってなかったのだけど、銀行のほうは今まで貯めたお金20万が入っていた。
焦って、今すぐ取りに行く!!!と言い電話を切り、A美のもとへ向かった。
428: 2018/10/07(日) 17:09:01 ID:??? AAS
A美によると、たまたま帰り道歩いているとカードが落ちており、拾ってみると私子の名前が。
びっくりして電話したそうだった。
A美にたくさんお礼を言って、その足で一人で近くのATMへ。
はい、見事に端数しか残っておりませんでした。
給料月5,6万で、なんとかやりくりしてがんばって汗水流して貯めたお金を、自分の不注意で失くしてしまった。
親の誕生日が近かったので、何を買うか計画も立てていたのに全部パァ。
泣いた。
親にも言えず、一人で部屋でしきりに泣いた。
しかし、泣いて冷静になった頭でよく考えるとどうやって落ちたのか疑問に思えてきた。
安物の財布で、カード入れるにもサイズが微妙に合っておらずキツキツの財布を使っていた。
しかも鞄のなかにいれてるし、道端でキャッシュカードを出すことなどない。
429: 2018/10/07(日) 17:09:24 ID:??? AAS
A美に電話して相談すると、
A美「そうだよね…。あー!!そうだ!C助さんじゃない?!カード盗られたんだよ!
A美も、なんとなくお金減ってるときあったし!」
うちの店では男女別だがロッカーは兼用で、鍵も特についておらず。
女性が少ないので女子更衣室は店の資料や物置も兼ねていたので男性も自由に出入りできた。
私子「そうなのかな…」
A美「そうだよ!むかつくー!」
そして、その日は親に話せず一日が終わり、次の日バイトに行った。
430: 2018/10/07(日) 17:10:35 ID:??? AAS
その日めずらしく暇でお客さんが来ず、持ち場に私とB男二人になった。
B男に「なんか元気ない?」と聞かれ、昨日あったことを話した。
C助さんが疑わしいということは話さずに。
するとB男は少し考え、
B男「それ…絶対警察に行けよ!交番とか小さいところじゃなくて直接言えるとこ。●●警察署(一番大きいところ)に行け。」
私は警察に行くのに少し戸惑いましたが、勇気を持って行くことに。
言われた通り●●警察署に行き、ことのあらましを全て話すした。
通帳に記入したら、いつ、何時におろしたか載っていたのでコピーをとられ
なぜか私の財布と鞄の写真、あと調書をとらた。
その間1か月。
警察署から電話がある度通いました。B太は仕事、私は自転車しか無いので片道2時間えっちらおっちら。
そしてまた警察署から電話があり、向かうと防犯カメラの写真がようやく出てきたそうだ。
ATMの正面の鏡になっている裏から写真がバシバシとられているらしく、何枚もでてきた。
犯人はA美だった。
431: 2018/10/07(日) 17:11:35 ID:??? AAS
私絶句。でも、なんとなくつじつまが合うおかしいことが前々から多々あったので、頭はまだ冷静だった。
でも、20万円をおろして扇状にしてニヤニヤと数えながら笑うA美は、少し怖かった。
それから警察がA美宅に凸するまで1か月。なんかよくわからないけどそれくらいかかった。
その1か月間、警察からA美さんにはまだ言わないようにと言われていたので苦痛だった。
A美が持っている新しい服や靴、お菓子や新しい化粧品など何を見ても私のお金で買ったんだ、と思えてしんどかった。
警察から凸した、と連絡があり後日私子の家に親同伴でA美が謝りにきた。
お金を盗った理由を聞くと、
A美「私子はB男をA美からとった。だからお金を盗られても文句言えないでしょ?」
と言って来た。
あれー?謝りにきたんじゃないのー?
付き合ってたの?と聞くと、
A美「これから付き合う予定だったのよ!!!それが、あんたが入ってきたから…!!」
と言われますます???な状態。
すると後ろからてめぇ!!!と聞こえてきた。
B男だった。
432: 2018/10/07(日) 17:12:56 ID:??? AAS
A美がくるから、一緒にいてほしいと家に呼んで、話し合いは私と親でするからと隠れてもらっていた。
B男が出てきてA美&A美親びっくり!!
さらにB男は続けた。
B男「お前、うちの店の男に片っ端から手つけて散々貢がせてたの知ってるんだよ!誰がお前なんかと付き合うか!」
A美「でも、私に気が合ったんでしょ?!だからあんなに優しく仕事教えてくれたりしたんでしょ?!」
B男「大人はなぁ、仕事に私情は挟まないんだよ!!!C助がやったことに見せかけて、私子の金と店の金盗ってた女にだれが惚れるか!」
ん?待って待って。店のお金?とA美がわーわー泣きわめいている前で思っていると、B男が教えてくれた。
A美は、C助が店のお金を盗っているのを知り、C助を隠れみのにして自分も1度盗ったそうだった。
1度A美が少額ながら払った、と言った日のことだった。
私も、私子親もびっくりでなにも言えなくなっているとA美母が
「この度は、本当に申し訳ありませんでした。お店にも、後で伺うつもりです。
私子ちゃん?辛かったでしょう〜?これ、お返ししますね」とお金を返してきた。
この私への言い方にムッときたが、お金を受け取り、もう関わらない、バイトをやめるということでさっさとお帰り頂いた。
B男がA美のことを嫌っている理由が、店の男に片っ端からモーションかけてアピールしまくり
お金が無くなったり飽きたら即捨てるという奴だと知っていたからだと言っていた。
私子にそのことを言わなかったのは女には無害で高校生活3年間友達をやってきたのなら大丈夫だと思って変に波風たてたくなかったそうだった。
433: 2018/10/07(日) 17:14:30 ID:??? AAS
通帳を見ておろされた日を確認すると、私がバイトをあがる2時間前にA美があがっていたこと。
B男と交際を始めて少し経ってから、A美に暗証番号なににするか迷ってるんだ〜私子ってどんなのにしてるの?と聞かれたこと。
このときはさすがに普通聞くか?!と思いましたがしつこく聞いてくるので、語呂あわせとか…と言ってしまいました。
そこでピンときたA美が、私に関する語呂あわせを何度か試してうまくいったらしいです。
私もかなり不用心だったと今では反省しております。
以上が私の10年も前にあった修羅場です。
いろいろフェイクいれているのでおかしなところがあったらごめんなさい。
あと、文才もなくでごめんなさい。
434: 2018/10/07(日) 17:30:56 ID:??? AAS
私子 (21) 大学生 中級クラブXの新人アルバイト
常連客(36) クラブXの常連客 デブ 昔Xの系列店でA子で知り合う
A子 (32) 元クラブXのホステス 別都市の超高級クラブ勤務 昔Xの系列店で常連客と知り合う
B子 (32) A子の友人 格安クラブSのホステス
イケメン客(33?) クラブXの常連客 長身イケメン玉木宏似 リッチで紳士 指名はしない主義

当時大学生の私は、金欠ってこともあって手軽に稼げそうなホステスのバイトを始めていた。
ホステスの中で学生アルバイトは私だけで他はみんな綺麗なお姉さん達ばかり。
こんな中に私みたいなのが居ていいのかなーなんて思いつつも
新人効果もあってかそこそこ指名は取れてたし夜の世界に戸惑いつつもなんとかがんばってた。
で、私子はバイトを始めてすぐ店で常連客と出会い指名を受けるようになっていた。
ある日、常連客が私子にこんな話を持ちかけてきた。
「俺の知り合いにA子という女がいる。その女は以前クラブXの系列店で働いてたんだが
今のクラブXの状況を知りたいらしい。よかったらA子と電話で話してやってくれないか?」
435: 2018/10/07(日) 17:31:47 ID:??? AAS
私子 (21) 大学生 中級クラブXの新人アルバイト
常連客(36) クラブXの常連客 デブ 昔Xの系列店でA子で知り合う
A子 (32) 元クラブXのホステス 別都市の超高級クラブ勤務 昔Xの系列店で常連客と知り合う
B子 (32) A子の友人 格安クラブSのホステス
イケメン客(33?) クラブXの常連客 長身イケメン玉木宏似 リッチで紳士 指名はしない主義

当時大学生の私は、金欠ってこともあって手軽に稼げそうなホステスのバイトを始めていた。
ホステスの中で学生アルバイトは私だけで他はみんな綺麗なお姉さん達ばかり。
こんな中に私みたいなのが居ていいのかなーなんて思いつつも
新人効果もあってかそこそこ指名は取れてたし夜の世界に戸惑いつつもなんとかがんばってた。
で、私子はバイトを始めてすぐ店で常連客と出会い指名を受けるようになっていた。
ある日、常連客が私子にこんな話を持ちかけてきた。
「俺の知り合いにA子という女がいる。その女は以前クラブXの系列店で働いてたんだが
今のクラブXの状況を知りたいらしい。よかったらA子と電話で話してやってくれないか?」
436: 2018/10/07(日) 17:32:43 ID:??? AAS
私子は驚きつつも、興味本位もあって軽い気持ちでOKをした。
その日の夜バイトが終ると早速A子から電話がかかってきた。
私とA子は会った事もないし顔も知らないけど意外と気が合ってよく電話をかけあう仲になっていった。
A子は、○○ちゃんは顔と胸を整形してる とか△△ちゃんとどこどこのマネージャーは出来てる、とか
どこの店にかわいいドレスや下着が売っているとか色んなことを教えてくれた。
あと、A子は今超高級クラブに勤めてるから美容院、衣装色々とかお金がかかって大変なのよ、って言ったり
親友B子について、B子って今は格安クラブに勤めてるけど元高級クラブ勤務で容姿端麗・頭の回転が速いから
いつも指名一杯でかなり稼いでる とかをよく聞かされてた。
ただA子と話しているとあれ??と思うようなことも出てきた。
437: 2018/10/07(日) 17:33:46 ID:??? AAS
ある日A子に「ねーねーイケメン客って知ってる?」と尋ねられたので
私子はイケメン客は店によく来ているけど自分は接客したことが無いってこと、
お金はたくさん使うらしいけど誰も女の子を指名してないってことを伝えた。
するとA子は「この話言っちゃダメよ。」と前置きして話をはじめた。
「イケメン客ってすごくかっこいいじゃない?あの人って私が昔クラブXの系列店に居た時客で来てたのよ。
そしたら私の友達が彼に一目惚れしちゃってさ。
イケメン客って自分の住んでるとことか絶対教えない人なんだけどその子はどうしてもイケメン客をモノにしたくて
帰りにイケメン客をつけてったんだって。
そしたら近くのホテルに時々宿泊してるってことが分かったらしく、部屋に押しかけて色仕掛けで
無理矢理襲ったのよ!すごいでしょ!!」
私子も「えーすごーい!!」なんて言って一緒に感心してた。
ちなみに・・この頃常連客は店でトラブル起こしてクラブXを出入り禁止になってたw
438: 2018/10/07(日) 17:35:01 ID:??? AAS
それからA子は毎回「今日はイケメン客来た?」とか聞くようになってきてたので
私子は(A子って本当はイケメン客の情報を入手したくて私子と知り合いになったかなぁ)なんて軽く思ってた。
また別の日にA子が「昔さ、私店ですっごくかっこいい客にあったことがあるのよ。」と話し始めた。
ふんふんと聞いてると
「でね、その人の帰りにあとをつけたことがあるのよ」と言いだした。
私子はあれ?この話前聞いたぞ・・・とか思いつつもふんふんと聞いてると、
登場人物が変更されてるだけで以前イケメン客が襲われた(w)話と内容は全く同じだった。
あれって本当はA子の実体験だったんだ・・って思って私子は軽く引いたw
他にも辻褄が合わない話が毎回ボロボロと出てきてたのでA子って虚言癖があるのかな・・・って感じてた。
あと普通のテンションで話してるのに突然声を荒げることが多くなってきた。
「あの時あの人私にこう言ったのよ!!!信じられないでしょ!!!
絶対に許さない!!!!・・・・でね、うちのワンコの話なんだけどさ。。」とかw
私子はA子のことがちょっと怖くなってきていた。
439: 2018/10/07(日) 17:58:47 ID:??? AAS
それとその頃私子はクラブXの礼儀とかしきたりとかがめんどくさくなってきてて
もっと気楽に働ける店に移ろうと考えてた。
そんな時夜の求人誌でたまたま見つけたのが格安クラブS。
A子の親友のB子が働いてるって言ってたなぁ・・・なんて思いつつクラブXは退店し
格安クラブSの面接を受けて働くことが決まった。
そのことをA子に伝えると
「えっ、あんたクラブSで働くの??いつからいつから??」ってすごく聞かれたので教えた。
で、私子のクラブSに初出勤の日。
A子はB子さんのことをすごく美人で指名も多くてとにかくすごい人気って言ってたけど
どんな人なんだろーとか思って店の人に聞いてみるとB子はつい最近クラブSを辞めたとのこと。
そっかー残念とか思いつつ働きはじめたんだけどびっくりするくらいクラブSはお客さんが来ない。
そして私子はクラブSをすぐに辞めたw
その後もA子からはしょっちゅう電話がかかってきてたけど虚言癖の件とか
いきなり怒りだすのとかあって正直もう関わりたくないと思ってた。
「最近親が就職活動始めろってうるさいんだ」とか色々理由つけて私はA子からの電話に出ないようにした。
実際就職活動始めて色々忙しくなって電話出られなかったのもあるし
いつからかA子からの電話もかかってこなくなり申し訳ない気持ちもあったけど内心ほっとしてた。
で、その数ヵ月後私子は中級クラブXに出戻ったw
440: 2018/10/07(日) 17:59:41 ID:??? AAS
出戻って初めてイケメン客を接客したんだけどなぜか気に入られて毎回指名されるようになった。
そしてある日私子の携帯に知らない番号から電話がかかってきた。
お客さんかなーと思いつつ電話に出ると相手は声の高い知らない女性だった。
「わたしー、A子の友達のB子なんだけどー分かりますかー?wキャハw」
電話の主はA子の親友B子だった。
B子が言うには以前A子から私子の電話番号を無理矢理聞いていてかけちゃ悪いと思ったけど
私子と話したくてかけてみたとのこと。
私子はえぇB子さんか・・・A子には就職活動が忙しいって言ってるし
B子さんにもそれは言っとかなきゃかなーとか考えてた。
正直早く電話切りたかったけどB子が甲高い声でまくし立てるように話すのでなかなか切ることが出来なかったw
で、B子が「そういえばさー、A子から少し聞いたんだけど私子ちゃんってお水辞めちゃったでしょー?」
と聞いてきた。
私は今の近況をB子に知らせたくなかったけど嘘つくのもなんだったので
「あーSっていう店に入ったけどすぐ辞めて、就職活動も落ち着いたのでまたクラブXでバイトしてます」
って伝えた。
するとB子が間髪入れず「うそーー!!」とかなりびっくりしていた。
441: 2018/10/07(日) 18:00:34 ID:??? AAS
子「え、じゃあさー、クラブXの常連客のイケメン客さんって知ってるー?そういう人がいるってA子から聞いた事あるんだけどー」
私子「あぁ、知ってます。」
B子「どんな感じの人ー?えー私子ちゃん話したことあるのー?」
私子「いい人ですよ。最近指名してもらいました。」
B子「はぁっ??まじで!!??」
この時私子は初めて気づいた。
この人はB子じゃなくてA子だってことに・・。
完全にA子が声を変えてB子というキャラになりすまして電話かけてる・・・。
そんで色んなことが頭の中で繋がった。
恐らくB子って人は存在しない。
A子は超高級店じゃなくて格安クラブSに勤めてたんだと思う。
だから私子がSで働くって言った時びっくりしてたし、
格安のSに勤めてることが私子にバレるのが嫌だったから私子が初出勤する前にSを辞めたんだと思う。
なんかもう怖くなって途中からはもう私も適当な相槌しか打てなかったw
それを聞いてB子(A子)もバレた!!と思ったのか適当に話切り上げてすぐに電話切られた。
それからはA子からもB子からも電話がかかってくることは二度となかったw
442: 2018/10/07(日) 18:01:22 ID:??? AAS
後日談)
店でイケメン客にそれとなーく聞いてみたら
「あぁー昔あるホステスにすごく気に入られてストーカーまがいのことされてた。
一度ホテルの部屋まで追っかけてきて
”初めて会った時から一目惚れしてたんです!私を抱いてください!!”とか言われて襲われそうになったこともあるw
店のマネージャーに言おうと思ったんだけど、その子色んな客にお金貸してって言って借りまくって返さない詐欺?を
やってたのが店にバレてクビにされたらしいよ。
でもどうしても店辞めなきゃいけないんだ、私は辞めたくない!!ってすごい剣幕で店に怒鳴り込んだらしいよ。」
なんて話を聞きました。
ちなみに私は夜の仕事を辞めて今はまじめに暮らしています。
443: 2018/10/07(日) 18:03:49 ID:??? AAS
浮気されたけど付き合い続けて結婚する話なんで、読む人はすっきりしませんよ。
性格的にも私子には同情しにくいと思います。
修羅場当時
私子15歳(中3)
彼男15歳(中3)
浮気子13歳(中2)
幼なじみで初恋同士。
幼稚園の頃から両思いだったけど、正式に恋人になったのは小学5年生から。

ある日お使いでばーちゃんの好きなおやつ買ってたら、
彼男と浮気子がいい雰囲気だしながら歩いてるのを見かけた。
手を繋いでるとかじゃないけどラブラブしい空気。
それはさておき思わぬところで会ったのでテンション上がって、
「彼男だぁ〜」と笑顔で駆け寄る私子。
ちょっと慌てる彼男と笑顔の浮気子。
浮気子にも笑顔を向けつつ、誰?紹介して?という目で彼男を見る私子。
浮気子を紹介する彼男。部活の後輩の友達で相談に乗ってるとか言い出す彼男。
うん知ってるよ。
浮気子が彼女がいる男にばかり狙って、その気にさせて一回付き合っては別れる子で有名だからね。
ちなみに浮気子は癒し系おっとり美少女。私子は並以下。
結束が固ければ固いほど別れさせたくなると豪語しつつも女子とも上手くやってる要領いい浮気子。
いつも人に囲まれてるお姫様タイプ。
勝ち目はない。
444: 2018/10/07(日) 18:04:46 ID:??? AAS
彼男は好きだけど、浮気子を敵に回せばこっぴどい虐めが待ってるので、
自己保身最優先で別れを告げようと思った。
浮気子「いつも彼男先輩から私子先輩のこと惚気られてるんですよ。幼なじみって羨ましいです。」
(私が現れる前、浮気子は彼君と呼びつつ彼男に散々ボディータッチを繰り返し、
彼男も満更ではなさそうでした)
微妙な顔する彼男。
浮気子「ちょっと相談に乗って貰ってたんです。」
私子「そうなんだ〜。何があったかはわからないけど…元気出してね。」
私子さんに浮気相手と誤解されていびられたとか言い触らされたら困るので、
彼男と当たり障りなく付き合い卒業とともに自然消滅させようと目論んだが、
彼男は誰が見ても浮気子に夢中な状態。
浮気子取り巻きが怖いので放置。
445: 2018/10/07(日) 18:05:59 ID:??? AAS
面倒なのが嫌なので、周りに何を言われても、
「浮気子さんはそんな人じゃないよ〜彼男が浮気子さん好きになるのは仕方ないよ、だって可愛いしいい子だもの」
と馬鹿のお人よしぶって流してた。
彼男に気持ち残ってなかったし、浮気子は振り向かせた時点で興味なくすタイプ。
浮気子は「付き纏われて…」と被害者ぶってたけど内心勝ち誇ってるのはわかった。
そのまま卒業。
卒業式の日浮気子はインフルエンザで休んでた。
浮気子に告白しにいくわと宣言する同級生。
かっこいいが空気一切読めない男子が「浮気子は俺の彼女だから」と宣言。
「俺も」「俺も」と浮気子何?股発覚。
その気にさせて支配下におきパシらせる的な奴隷達も。
彼男呆然。
突然私子に謝りはじめる彼男。
「都合よすぎなんだよてめーは!」と部活友達になじられる彼男に、
私子は優しい笑顔で、「全部わかってたよ。好きだから黙ってた…いつか戻ってくるって信じてた」
「でももう無理だよね。さよなら。」
泣き出す彼男、何故か泣き出すクラスメートと彼男を泣きながら殴る部活友達。
私子、追い縋る彼男を振り切り帰った。
理由は二つの意味でとても寒かったから。
彼男は私子の家に何度も来た。
「お互い素敵な大人になろうね」と笑顔で門前払い。
それから毎日手紙がきて、心を入れ替えて着実にエリートコース歩んでる噂が流れた。
446: 2018/10/07(日) 18:07:37 ID:??? AAS
彼男がいいところの大学合格した日に家にやってきた。
見るからにきまじめな雰囲気になってて、別人のようだった。
噂だけじゃなく本当に心入れ替えたんだなって思った。
プロポーズされた。
可愛い指輪とバイトで貯めたらしいかなりの金額が入ってる貯金通帳を貰った。
付き合うのは了承したけど金はいらねぇよと突っぱねた。
大学卒業前に結婚しました。
夫婦とか愛とかよくわからんけど、大事にされてるのでまあいいか。
浮気子は相変わらず派手な付き合い繰り返してるけど要領よくやってるみたいです。
447: 2018/10/07(日) 18:08:02 ID:??? AAS
ちなみに彼男は給料全部私の口座に振り込んでくれてます。
金に目が眩むも何もうちはわりと裕福らしい。
親戚一同揃えたら彼男のエリートぶりなんてちょい下になるぐらいですよ。
だからか植え付けられた価値観はお金じゃ幸せになれない、です。
金に執着するのは金に苦労した人だと思う。
私自身は並以下なのに親の威光でお嬢様呼ばわりされてたから、
浮気子から目をつけられたんかな〜と。
兄弟いるし、たいして金持ちではないので彼男が金目当てで私子と結婚することはないと思う。
まあでも名誉とか人脈目当てならありえる。
448: 2018/10/07(日) 18:39:28 ID:??? AAS
10ン年たってまだ引きずられていようとは…
私子 23歳OL
A美課長 42歳 私子上司 2年前に離婚して11才♀9才♂子供あり
T 39歳 A美の元夫で取引先部長
今から思えば私子はほんっとに男女間に疎くて世間知らずだった。

当時の上司だったA美課長は子持ち離婚歴ありでもバリバリのキャリアウーマンで
私子は尊敬もし憧れもしていたし、何かと信頼されてもいたと思う。
取引先のT部長はA美課長の2年前に離婚した元夫だとは知っていたけれど
いろいろあったんだろうに仕事の話は普通にしてるし、むしろ感じもよく、
どっちも大人なんだなあと私子なりに思っていた。
ある企画でT部長との連絡や打ち合わせを主に私が任されることになった。
もちろん報告も細かく怠りなく、A美課長の指示通りに仕事をこなしていた。
ある日発注先の工場に同行した帰りにT部長から食事に誘われ、
A子課長に連絡したところ、笑いながら「行ってらっしゃい」とのこと。
何となく気が引けながらも、それなりのお洒落なレストランに連れて行かれ
無難に仕事の話をして、いったん社に戻ったのも8時過ぎぐらい。
プライベートな話は一切出なかったし。
それからA美課長に飲みに誘われ、私としてはそっちの方が嬉しかったぐらいで
T部長と食事しながら出た話を片っ端からしゃべって
A美課長からもいろいろ仕事の話が聞けたし、
「あー、今日はいい日だった」心の底からそう思って帰ったのを覚えてる。
449: 2018/10/07(日) 18:40:24 ID:??? AAS
それから半月後くらいかな、それまで普通だったA美課長の態度が変わり始めたのが。
何となくよそよそしくなり、報告していても返事が少なかったり指示が曖昧だったり。
目を合わさなくなり、こっちを見ているのに私が気がつくと視線をそらしたり。
あれこれ考えても思い当たることもない、仕事は順調だし。
それでも自分が何かやらかしたかなと不安に駆られはじめていた頃のこと
課の全員が参加した飲み会でA美課長はかなり飲んでいて、誰かが
「課長、遅くなってるけど今日はお子さん達大丈夫ですか?」って聞いたとき
「あー、今日子供はパパの方に遊びに行ってるから」って言っていた。
そうなんだ〜と単純に思って、課長と何人かは2次会に流れて
私は帰ろうと駅に向かったんだけど、途中でばったりT部長に会った。
挨拶して今日は飲み会で〜と話して、あれ?と思い聞いてしまった。
「今日はお子さん達とご一緒じゃなかったんですか?」
T部長は当惑顔になり、「今ちょっといいかな?」と
終電近い駅のスタンドでコーヒーを飲みながらの話になった。
そこで聞かされた話では
2人は離婚したけれどA美課長は再婚で、子供はその前の旦那さんの子。
子供が今日会っているパパは前の旦那だろうと。
私はびっくりした。たぶん皆はT部長のお子さんだと思っているだろうから。
まぁどうでもいいんだけど、「そうだったんですかあ〜」とか言うはたから
T部長はとんでもないことを言い出した。
そんなわけでA美の子供は僕の子供ではない、誤解しないでほしい。
前回食事したあとT部長はA美課長に
「私子と付き合いたいがもう僕のことは気にしないでくれ」と言ったらしい。
私は「ええーっ?」頭の中はもう真っ白、
その場で付き合ってほしいと言われた。
T部長は今まで私にとってはだけど、ぜんぜんそんな感じじゃなかったし。
16も年上で離婚歴あり、第一上司の元旦那なんて冗談じゃない。
即、お断りして逃げるように家に帰った。その夜は眠れなかった。
450: 2018/10/07(日) 18:42:11 ID:??? AAS
次の日の朝からA美課長は私に対してもう能面、
指示はあるものの睨みつけながら言葉もありえなくきつい。
周りが息をのんでて「あんた、何やったの?」などと聞かれる。
言うに言えない、自分が何かしたわけでもないし。
T部長から電話が入る、A美課長がいちだんと凄い顔で睨む。
「昨夜だけど、やっぱり受けてもらえないか」
「それどころじゃないんですけど?」
仕事の話をしようとしても声まで震えて止まらない、ずっと睨んでるし。
早々に電話を切り上げて、気もそぞろでその日の仕事を済ませた後で
次長に呼び出された。
「何があったんだ。課長が会議で取引停止を言い出してえらい騒ぎだ。
理由は言わないし、そんなことは不可能だ。
担当の君なら何か知っているだろう」
ここ半月に加えて今日1日のこともあり、思い余っていた私は
次長にT部長から言われたことを全部話してしまった。
ただお子さん方については何も言わずにおいた。
451: 2018/10/07(日) 18:44:10 ID:??? AAS
その後のことはもうしばらくは思い出したくもなかったぐらい。
私の話を聞いた次長からすぐA美課長も呼び出されたようで
呼ばれた部屋から飛び出してきた課長が私につかみかかった。
「なんであんたなんかにー!」
残っていた他の社員に止められて幸い無事に済んだけど
私はへたりこんで動けず。
とりあえず次長から明日は私も課長も出社するなと言われ
私は安全のためか次長に送られて帰宅、両親が仰天していた。
会社で誤解されるのではないかとびくびくしていたら
2日目に次長から連絡があり、出社しても大丈夫とのこと。
私は即日T部長の会社から担当がえになり、
A美課長は営業所に異動になっていた。
私とT部長の間に何もなかったことは信じてもらえたらしい。
後で聞いた噂では、A美課長はかなりT部長に未練があったらしい。
何度か復縁をせまって泣きついていたとか。
あの飲み会の後、酔っ払った状態でT部長の家?に押しかけて
T部長から私に告白?した話を聞かされ、逆上して追い出され、
夜中というのに家の前で大騒ぎになったとか。
A美課長に憧れていた私は思いもかけなかった一面にショックで
そんな自分が情けなくもあり、しばらくして仕事も辞めてしまった。
452: 2018/10/07(日) 18:45:21 ID:??? AAS
女は恐いって言われるけど、本当半端なく恐かったです。
転職したけど以後、女性上司の下ではそれだけで仕事ができなくなりました。
私は結婚して遠方のこっちに来たんだけど
この連休は実家に帰っていて、子供達と電車に乗って出かけたところ
誰かに見られてるような気がして、見回すとA美課長が…
世にも恐ろしい顔をして私と子供達を睨みつけてる。
もう50代のはずだけど、間違いなくA美課長。
目をそらそうと思ったけど、あまりの恐ろしさに目がはりついて離せない。
次に停まった駅で子供達の手を引っ張って、
慌てて電車を降りて、走って改札を出たけど。
追いかけてこないかと後ろを見るのも恐かった。
その夜は泊まっていた実家に非通知の無言電話が10回もあり、
恐ろしくなって主人の方の実家に移り、
連休最終日にこっちに帰ってきたんだけど
回数は減ったものの実家には時々無言電話が入っているらしい。
実家でもこんなことは今までなかったそうで
思い当たることといえばA美課長に偶然会ったことぐらいしかなく
たぶん間違いないだろうと。
453: 2018/10/07(日) 18:49:52 ID:??? AAS
大学生になってすぐにできたのが
8歳年上の彼氏(以後H・当時25歳)だった。
同じバイト先(居酒屋)で知り合ったHは、
見た目こそ濃いもののお金を貯めて海外へ料理の修行をしに行く、
今はここ一本だが数か月後にはもっと実入りの良い条件のところで
働くんだ、と夢を語る真面目なフリーターだった。
年齢差が大きかった為か、ついこの間まで高校生だった為か
私への可愛がり方と言ったらそりゃもう目に入れても痛くないのかってくらい。
その可愛がり方が少しずつ変な方向へ進むのに時間はかからなかった。
454: 2018/10/07(日) 18:53:13 ID:??? AAS
付き合って数か月も経たないうち(そのころにはHは別の仕事してた)に束縛が始まった。
朝起きたら電話、学校ついたら電話、昼休みに電話、学校終わったら電話、
バイト先着いたら電話、バイト終わったら電話、家ついたら電話、
寝る前の電話はこちらの充電が切れるまで切らせてくれない。
とにかく行動全てを報告すべく電話をかけさせる。
ちなみに当時私はPHSでHは携帯を所持。PHSからの携帯回線への通話は
料金が高い上、PHSは電波こそ弱いものの連続通話にすこぶる強く
寝る前なんか4時間も5時間も通話出来る状態だった。
おかげでその月の電話代は14万円!
毎日のようにバイトで稼いでた私はなんとか払う事が出来たがたまったもんじゃなかった。
さらに友人の選別(あの子は良いけどこの子は良くない、付き合っちゃいけない、
もちろん男は論外)やらも追加、「オレ、お前に何かあったらそいつ(男でも女でも)
殺しちゃうと思う。たぶん。絶対。」みたいな壮大な決め台詞まで口にするように。
Hに対してうすら寒いものを感じるようになった。
455: 2018/10/07(日) 18:55:03 ID:??? AAS
その頃Hは別の仕事をしていたが、実入りが良いはずの仕事も
週にフルタイムで務めるようなものじゃないらしくかなり時間を持て余してたよう。
もちろん海外へ行くためのお金なんかも貯まるわきゃない。
2人とも実家暮らしだったので一度会ったが百年目、
「オマエを置いて家には帰れない(私は家に帰りたい)、だからホテル泊まろ?」
を繰り返すから少ない収入はどんどん食い潰されていく。
携帯代すら払えず電話を止められる始末。
ほとほと呆れ果て、私は学校やバイトで出来た新しい友達と遊ぶ事に
比重を置くようになっていった。
何度も倹約を進言したにも関わらず、楽しそうな私が気になってしょうがないHは
とうとう私の行動を逐一チェックするように。
「先週の何曜日は〇〇の家にバイト終わってから行った」だの、
「学校終わって繁華街のゲーセン行ってカフェ行ってバイト行ったな」だの。
オマエいつ仕事してんだ?(この頃になるともうHがちゃんと働いてんのかも不明)
もういい加減どうにかせにゃなあ、と思い始めたある日のバイト終了後、
バイト先を出ると目の前にHが。
456: 2018/10/07(日) 18:56:13 ID:??? AAS
私「Hさん、何してんの?仕事は?」
H「バイトお疲れ様、疲れたでしょ?でも、オレの気持ちを聞いて欲しくて」
そういいながらHが差し出したのは当時私が大好きだったブランドの包み。
開けてみてと催促するHに呆気にとられながら中を見ると、
私がその月のバイト代が入ったら買うと取り置きしていたアクセサリーが入ってた。
H「オレがオマエをどんなに想っているか…、わかったと思う。これは結婚の約束だから。
受け取って欲しい」
私「…」
私は貢がれるのが苦手で、滅多な事では人にねだらないし、
Hが前カノにあれこれ貢いで捨てられたみたいな話を聞いていて
そういう行為を嫌悪していた。それを見てHも「オマエは違うんだな、うれしい」と
感激していたというのに。
誕生日でも記念日でもないしましてや買ってくれと頼んでもいない、
しかも自分が店員さんとこれいいね!と楽しく話していつも買ってくれるから、と
先方の好意で取り置き期間をオーバーするにも関わらず給料日まで待ってくれてた
モノを前に世紀のプロポーズをかますHに、今までのものが噴出した。
457: 2018/10/07(日) 18:57:08 ID:??? AAS
私「どういうこと?てかこれどうしてHさんが持ってんの?」
H「えっ、いやあの、お店行って(私)の彼氏だってこと伝えて代わりに買ってきたんだけど・・」
私「頼んでないよね?買ってって言った?」
H「言われてないけど、でもあの、オレがオマエに買って、それでオマエが受け取って、
いつか結婚するための約束として」
私「なんでそんな事されなきゃいけないの?だいたい携帯も止められるような人に
買わせて喜べるような上等な性格してないよ私。
こんなことされても全く嬉しくない!せっかく楽しみだったのに!」
H「あうあうあー」
このバカが真っ当に自分の夢を叶える為の努力を放棄してるとようやく気付いた私、
結局その場で別れ話に発展。
458: 2018/10/07(日) 19:18:02 ID:??? AAS
私「私は夢を追う男の人の背中を見るのが好き。
なのにHさんは私という邪魔者が現れたせいで後ろを向きっぱなし。
夢に近づくどころか仕事もままならないみたいだし携帯もとめられるし
おまけにまだ私にお金を使おうとする。そんなのは間違ってる。
私を好きだと言ってくれるなら、私になんかかまけてないで夢を追って。
立派に修行して、夢を叶えて戻ってきて。それまでは絶対会わない。」
とにかく感情に任せるまま言っちゃうと相手を逆上させてさらにストーカーみたいに
なりそうだったので、いかに相手に反論させないかをぐるぐる考えて↑のような事を
一気にまくしたてた。
Hは感極まったようで「そこまでオレの為に…オマエを苦しめてごめんなぁあああ」
みたいに私を抱きしめて繁華街のど真ん中で男泣き。
なんとか円満に別れる事が出来ました。その後無事海外へ旅立ったかは知らん。
通りを歩く人の視線にさらされながら1時間くらい抱きしめられ咽び泣かれた私の胸中と、
その14万を払った私の財布が修羅場だったってことで。
大したことない上無駄に長文すみませんでした。以上です。
459: 2018/10/07(日) 19:19:27 ID:??? AAS
俺…A高の2年。
華奢子…A高の2年。彼女。
眼鏡男…A高の3年。
ベンツ男…大学3年。
料理男…B高の2年。
空手男…C高の3年。
テニス男…C高校の1年。
俺は中学の頃から華奢子にベタぼれだった。
頭悪かったけど、華奢子が行く高校に一緒に行きたくて猛勉強。
そして合格。高1の時に同じクラスという特典もついてた。

華奢子はすごく可愛いから高校でもすぐ人気がでた。
でも控え目な子だったから、慣れた人としかあんまり話せなかった。
俺は中学が同じだったから、最初からよく話してもらった。
それに気を良くして、猛アタックしまくった。
で、1年の秋になんとかOKをもらうことができた。
華奢子が「冷やかされたくないからあんまり言わないで」
って言うから、中学から仲の良い奴らにしか言わなかった。
付き合って半年が過ぎても、キスとかはできないでいた。
華奢子がしたがらなかったから、嫌われたくなくて我慢してた。
たまに手を繋ぐぐらいだったけど、それもすぐに離されてた。
460: 2018/10/07(日) 19:20:08 ID:??? AAS
付き合って9ヶ月が経って、初めての夏休みを目前にした高2の7月。
いきなりクラスに3年の眼鏡男が俺指名で来た。
眼鏡男は、あの頃はまだ珍しいオシャレ眼鏡をかけたモテ男。
そんな眼鏡男に「華奢子に手を出すな」と言われた。
俺は、この人華奢子のことが好きなんだろうな〜と思った。
俺が彼氏だって自信があったから。
俺が眼鏡男に「いや、俺、華奢子の彼氏なんです」って言うと…
眼鏡男「はぁ?俺が彼氏だからお前に注意してんだけど?
嘘つくなよ、お前…ストーカー?」
彼氏!?眼鏡男が俺!?俺って眼鏡男だったの!?
俺が余りのことに、えー!?ってポカンとしてると、
「次華奢子に何かしたら許さないから」
と言って眼鏡男が立ち去ろうとした。
俺「ちょっ待ってください!俺本当に彼氏です!」
眼鏡男「だから俺が彼氏だって!付き合って4ヶ月!」
俺「俺付き合って9ヶ月なんですけど!」
眼鏡男「ぁあ!?」
びっくりしてる眼鏡男と授業サボっていろいろ話した。
結果、眼鏡男の言ってることは妄想ではなく本当のことだった。
情けないと言われるかもしれないが、怒りは全く沸いて来なかった。
461: 2018/10/07(日) 19:21:12 ID:??? AAS
むしろ、俺のこと好きじゃなかったのか?ってすごく悲しかった。
それは眼鏡男も一緒だったみたいで、二人で項垂れてた。
眼鏡男も学年の違いがありながらも猛アタックして、やっと付き合えたらしかった。
俺は華奢子を問い詰めるのが怖くて、何も聞きたくなかったけど…
眼鏡男は「華奢子に聞きに行こう」と言ってきた。
眼鏡男に説得?されてるうちに、
「よく考えれば浮気なのは眼鏡男じゃん!」
って思って、最低だけど自信回復。
その日の放課後に使われてない教室に華奢子を呼び出した。
俺と眼鏡男が先に待ってて、入ってきた華奢子は気まずそうだった。
眼鏡男「あのさ…わかるよね?」
華奢子「うん…」
眼鏡男「ちょっと俺ら…混乱してんだけど…」
華奢子「ごめんなさい…」
入ってきた華奢子は変わらず俺の好きな華奢子で、
大好きだって思いとなんで!?って思いがぶつかって、
「なんでなわけ!?俺のこと好きなんじゃないの!?」
って怒鳴ってしまったorz
華奢子は泣きそうになりながら、
「俺くんが死ぬなんて言うから…」
って言ってきた。
462: 2018/10/07(日) 19:21:58 ID:??? AAS
一瞬「はぁ!?」って思ったけど、よく思い返してみたら告白した時に
「ずっと好きだったから振られたら…やべぇ死ぬかも」
とか言ってた。俺気持ち悪い。すみません。
眼鏡男も「あ」って顔してた。眼鏡男も告白した時に
「俺華奢子ちゃんがいるから勉強頑張れるよ」
って言ってたらしい。
華奢子は俺たちが死ぬわけないと思いつつも、
猛アタックだとかを思い出して振るのが偲びなかったらしいorz
こんなのじゃダメだって思っていたけど、俺たちを見てたらどんどん言えなくなったって。
確かにいつもデレデレしてたしな…。
ごめんなさいって謝る華奢子にまたちょっときゅんと来たけど、
(本当に馬鹿ですすみません)ふと思い付いて、
「他にはもういないよな?二人だよな?」
と聞いてみると「ごめんなさい…いるの」。
俺(9ヶ月)、眼鏡男(4ヶ月)、ベンツ男(4ヶ月)、料理男(5ヶ月)、
空手男(7ヶ月)、テニス男(2ヶ月)の6人の彼氏が華奢子にはいました。
俺が一番付き合い長かったけど、それが何?って状態で…。
とにかくショックでショックで言葉が出て来ませんでした。
463: 2018/10/07(日) 19:23:10 ID:??? AAS
そんな俺を横に、眼鏡男が華奢子といろいろ話したやしく、
今度の金曜日のよるに全員集合させてくれ、とのことでその日は終了。
泣きながらチャリ漕いでて、すれ違う人達に変な目で見られた。
全員集合の今度の金曜日まで、華奢子と連絡はとらなかった。
金曜日の夕方、広場に集まったメンツを見て俺は愕然としました。
安物とは言ってたけどベンツに乗っちゃってるベンツ男。
料理系の道に進むべく日夜頑張ってるらしい料理男。
小学生の頃から空手をやってきたらしい空手男。
一人際立ってきれいな顔立ちのテニス男。
ただ華奢子と中学から一緒な俺と違い、皆ハイスペック。
出会いもドラマチック。
子猫抱いたまま困ってた華奢子を助けた空手男。
バスで具合の悪くなった華奢子を介抱した料理男。
華奢子の後輩の友達として紹介されたテニス男。
しつこいナンパから助け出したらしいベンツ男。
全員困惑。俺意気消沈。不思議な程に皆華奢子に怒ってなかった。
華奢子に少し離れてもらい、眼鏡男が司会?をして話を進めて行った。
そしてわかったことは、
「全員華奢子が好きで、こんな状況の後も華奢子が選んでくれるならまた付き合う」
ということ。
464: 2018/10/07(日) 19:24:16 ID:??? AAS
そして、全員華奢子と手を繋ぐまでしかしたことがないこと。
そこで何故か皆一安心。馬鹿の集まりだと思うorz
華奢子に戻ってきてもらい、ベンツ男がズバッと聞いた。
「俺達は皆華奢子が好きだけど、華奢子はどうなの?
この中に本当に好きな人いるの?
それとも、全員なんとなく付き合っただけ?」
俺緊張で吐きそうでした。
彼氏が6人、本当に好きな人いる?って状況自体おかしいのに。
華奢子「…いる…」
俺「誰!?いいから言って早く言って!」
華奢子「…えっ…」
俺「早くって!いいから言えよ!早く!!」
空手男「急かすな!」
俺「はぁ!?上から見てんなよ!?」
空手男「お前は、静かにしろ。」
DQN風味たっぷりだけど、緊張とか不安とかで俺切れてしまった。
華奢子がすっげーびびってる目で俺を見てるのもイライラした。
テニス男が「大丈夫だから、言ってください」って言ったら、
華奢子「……料理男くん…」
目の前が本当に真っ暗になった。思考が停止した。
料理男が喜んでたのかどうかも覚えてない。
465: 2018/10/07(日) 19:25:24 ID:??? AAS
後々聞いた話では、空手男がまず最初に祝福?したそう。
そして料理男と華奢子に一緒に帰れと言い、見送ってたらしい。
華奢子はごめんなさいって謝ってたらしい。
ベンツ男は何も言わずにさっさと帰ったらしい。
テニス男が泣き出して、眼鏡男や空手男が慰めてたらしい。
俺が覚えてるのは、料理男と華奢子の後ろ姿を見てたら我慢できなくなったことだけ。
気付いたら、料理男達を追っかけて料理男の背中を蹴った。
料理男が転んでも蹴った。というか踏んでた。
華奢子が「きゃー」って叫んだ。白い顔だった。
すごく怯えた顔してて、すっげー好きだったのに!って強く思って、
俺は華奢子の顔を叩いてしまった。
そこから暴れまくる俺を止めるために乱闘?が始まった。
俺はとめにきた眼鏡男も殴った。テニス男も殴った。
空手男を殴ろうとして逆に止められて、でも料理男だけはまた殴った。
最終的に空手男に止められて、落ち着くまで押さえられた。
押さえられてるうちに涙がとまんなくなった。でも料理男が立ち上がると、
また無償に殴りたくてしかたなくなった。まぁ無理だったんだけど。
466: 2018/10/07(日) 19:26:26 ID:??? AAS
「好きなのに!好きなのに!」って叫んでる俺に、華奢子は震えてた。
俺が鮮烈に覚えてるのは殴ってたあたりのそのシーンだけ。
それから学校では、華奢子は俺の前に姿すら表さなかった。
徹底的に避けられた。でも眼鏡男とは時々話してたらしい。
友達がちょくちょく教えてくれた。
華奢子は俺を振ったからといって、嫌われたりとかもなにもなかったようだった。
股掛けされたって話しても、なんか信じてもらえなくて俺が悪者みたいだった。
眼鏡男、空手男、テニス男は華奢子の一件から仲良くなったらしい。
俺はその輪には入れなかったけど。ベンツ男は去ったっきり。
眼鏡男達は料理男達とも和解?し、今でも華奢子はアイドルらしい。
ただもう、眼鏡男空手男はお兄ちゃん的、テニス男は男的存在らしいが。
この間、華奢子と料理男が結婚したらしいって話を今日聞いたので、
ちょっとここで吐き出させてもらいました。
今でも華奢子を思い出すと泣きそうになる俺は馬鹿だと思います(26歳)。
支援ありがとうございました。
467: 2018/10/07(日) 19:40:58 ID:??? AAS
子 …当時大学生
彼男 …社会人(二つ年上)
A子 …同じゼミ
B男 …同じ大学だがゼミが違う
私子は彼男とまったり付き合っていた。激しく燃え上がる恋wとかじゃなく、
友達から恋人に昇格した関係ってこともあって本当にまったり。

普段から周囲にも「平和だよ、ほんとに穏やか。熟年夫婦みたいに落ち着いてる」
と公言してたし、また周囲もそれを「まったくだ」と肯定してくれてた。
だがなぜかA子が「そんなのは本当の恋じゃない」とか言い出して
私につきまとってくるようになった。
A子は「誰と誰があやしい」とか「誰が好きなの?私がくっつけてあげる」とか
そんなことばっか言ってる、恋愛脳とお見合いおばさんを足しっぱなしにして割らないようなタイプ。
芸能人の話をしていてさえ「××は××と結婚して欲しかったのに〜」とか
すぐそっちにつなげて脳内恋愛を発展させるほど重症。
でも実際A子の取り持ちでうまくいったカップルも何組かいたし、
まあ適当に話合わせとけば問題ないな、くらいのスタンスだった。それまでは。
468: 2018/10/07(日) 20:16:47 ID:??? AAS
なぜかA子は私に「本当の恋w」を知らしめてあげたいらしく、相手を勝手にみつくろい出した。
白羽の矢が立ったのはB男。なんでB男だったのかはよくわからない。
でも気がついたらA子の中では私とB男は超お似合いということになっており、
私たちのラブラブ妄想が脳内で進行中らしかった。
「いや彼氏いるから」と言っても
「燃え上がってないんでしょ?好きじゃないんだよそれ!」とか断定してくる。
こっちはこれでいいんだってば、満足してるんだってば、と言っても聞かない。
仕方なく彼氏と燃えてるwふりをして慣れないノロケ話を会話につりばめるよう努力してみたが
「無理してる」と言われた。いや実際無理はしてたが。
そのうちB男もA子の影響でおかしくなってきた。
A子の伝える私子像を鵜呑みにして、ぜんぜん私ではない何か別の「私子」を作り上げて
その子を好きになっているようなそんな感じ。
メアドもA子が勝手に教えたらしく、ガンガン終日メールしてくるようになった。
B男は理系でちょっと人情の機微にうといところがある。見た目は普通なんだけど
中身はちょっとオタ系。そして人の話を聞かない。
A子とB男の間でなんか共通幻想みたいなのが出来上がって、お互いがお互いを煽って
さらに盛り上げる、みたいな妙なことになりつつあった。
肝心の私は蚊帳の外でポカーンなんだが。
彼氏にも相談したが、「ほっとけ、相手すんな、近寄るな」としか言われなかった。
さいわい周囲の友達はA子の方がおかしいと言ってくれたので、大学には普通に通えた。
469: 2018/10/07(日) 20:17:36 ID:??? AAS
ある日、私子は自分のアパートで酒飲みながら日曜洋画劇場を見てた。
風呂も入ったしほろ酔いだし映画終わったら寝るかーと思ってたら、ピンポンピンポン連打。
ドアスコープから観てみたら、B男だった。
えっなんで家知ってるの、と思ったが中には絶対入れたくないので、ドアをちょっとだけ開けて
(チェーンはしてた)隙間から会話。
「ちょっと、なんでここにいるの」
「だってきみが来ないから」
「は?私がどこに行くの」
「ずっと待ってたのに、なんで来ないんだ。しょうがないから迎えに来たよ」
こんな会話が十分くらい。
うまく言えないけどいかにも「しょうがないやつだ、でも我慢してやるぜ」みたいな口調。
「私はもう寝るの。近所迷惑だから帰って」
「なんでもう寝るんだよ!夜はこれからだろうが」
「寝るって言ったら寝るんだよ。帰れ」
「いいのか?俺帰っちゃうぞ。いいのか?」
「いいって言ってんだろ。帰れ。」
「あと一時間で俺の誕生日なのにか?」
知るかー。
470: 2018/10/07(日) 20:19:10 ID:??? AAS
なんか知らんがB男の中では、私がB男の誕生日を彼のアパートで祝うことになってたらしい。知らん。
とにかく帰れ、帰らないと警察を呼ぶ、と言って追い返した。
その後、なんでかB男は急速に冷めたらしい。たぶん現実が見えたんだろう。
でもA子から私はすごく非難された。
どうやらB男誕生日はA子プロデュースだったらしい。知らんがな。
メールも電話もガンガン来て、私ももう軽くノイローゼ気味。
そしたらなんでか彼氏が
「こんなに相手がヒートするってことは、私子もまったく身に覚えがないってことはないだろう」
とか言い出しはじめた。
彼氏はもともと他人が喧嘩してても「俺はどっちにも味方しない。公平に話を聞く」ってタイプで、
部活のキャプテンなんかもずっとやってたから、そういう自分を誇りに思ってるらしい。
いや普段はそれでいいかもしれないけど、自分の彼女の味方はしろよ、と思う私。
なんかわやくちゃになったので、彼とはいったん距離を置くことにした。
心が弱ってたし。
そしたらA子は私と彼男がぐちゃぐちゃになってることを聞きつけたらしく、
そこにまで首を突っ込んでこようとした。
「私が仲を取り持ってあげるよ!」って、お前別れさせたいんじゃなかったのか。
どうやらA子の中では「ドロドロする=真の愛」だったらしく、ゴタついてからの私子と彼男はナイスカップルに
見えたようだ。
ほっといてくれあんたに関係ない、と言っても聞かない。話が通じない。
なんで私がこんな目にあうんだ、と思ったら腹が立ってきた。
もうブチンとなって、A子の耳を掴んで
「やかましいわーーーーー!!!」って絶叫した。
だが剣道部で鍛えた大声は思った以上に体の芯にこたえたらしい。
なんとA子、もらした………。
471: 2018/10/07(日) 20:19:51 ID:??? AAS
人前でおもらしさせてしまい(大量ではないが)、私子さすがに「あ、ごめん」と謝る。
A子は真っ赤になって逃げていった。
これは今でも私が悪かったと思っている。
周囲はみんな見て見ぬふりをしてくれた。みんないい人だった。
A子はその後、私子に近づいてこなくなった。
おもらしはちょっと噂になったが、みんないい人なので言いふらしたりはしなかった。
私子は彼男とみっちり話し合った。
「公平もいいが知らない女と彼女が争ってたら彼女を信用しろ。信頼の問題だ」
と言ったら理解したみたい。よりを戻して、またまったりに戻った。まだ付き合っている。
以上です。どうもでした。
472: 2018/10/07(日) 20:43:09 ID:??? AAS
バイト先。
私子 20歳
理科女 20歳
体育大 19歳
薬学 18歳
トー大 23歳
女子大 22歳
室長 35歳くらい
私子は大学二年のときに新しく教室を開いた塾でバイトをはじめた。まぁ、塾なので学生の集まり。
当時学内に彼氏がいた私子には恋愛なんて関係ないが、飲み会も多くほのぼのした塾だなぁーと思っていた。

その中で同い年は理科女。理科女の顔はあまり覚えていないけど、高校のときにノンノに載ったことがあると言っていた。
美白に常に気を使い、振る舞いもとても女らしい。英語がたいへん得意という。
大学の偏差値自体は圧倒的に私子の方が高かったが、英語に苦手意識があった私子は室長などに常々「英語はできません!」と話していた。
ほかのバイトも掛け持ちしていたので、私子はシフト自体にもそれほど入っていなかった。
職場は新しいこともあって教師不足。
メインに働くのは人物紹介にあげた面子が中心。
理科女は男受けがとても良かった。男をたてるからだと思う。どんな男にも「〜くん、かっこいい!〜くん、おごってぇ」
はじめに目をつけられたのは体育大だった。オーランドブルーム似のイケメンゆえ、生徒の母親にまで誘惑されつづけていた体育大。が、やつには高校のときからの彼女が。
「理科女さんに言われても困る」と帰りに愚痴られたことも。「困るねぇ」なんて適当に返していた矢先、夜中に理科女から電話が。
「私、トー大さんにキスしちゃった!付き合うことになったんだ!」
…順番がおかしくないか?と訝りながらも、少し色々な男にコナをかけすぎでほかの女性講師に煙たがれていたこともあり、「これで落ち着くだろう、よかったよかった」と聞き流した。
ここまでが前提。
473: 2018/10/07(日) 21:04:35 ID:??? AAS
少しして、理科女に、「トー大さん、前の彼女とまだわかれてないんだって…私のことは遊びなのかな!?」とまた深夜に電話が。
眠いなあと思いつつ、「うんうん、そうか、そのうちわかれるだろうし、わかれなかったら別の男もいるのではないかな」(すぐ見つけそうだったので)と相槌をうって寝た。案の定、トー大はその元カノとやらとわかれ、堂々と理科女との交際を開始。
いきなりちゅーは室長とトー大、理科女3人での飲み会の帰りだったこともあり、「くっつけたのは俺だ」と室長もご機嫌。少し教室内でべたべたしすぎだった気もするが(生徒にまでばればれだった)、空気のふり。
しかし、修羅場その1はラーメン屋で起こった。いつもの面子(除く理科女トー大)で仕事のあとラーメンを食いに行った際、ふたりのあつあつぶりが話題に。
そこでいきなり女子大が、
「その元カノは私よー!!!」
全員凍りつく。
トー大によると元カノは大学の同期なはず。女子大は他大学だし、知り合ったのは4月の研修では。
混乱するも、「黙っていたけど、私だって付き合ってた!彼は留年するけど私には就活が。その間にこんなことになっていた!」
バイト内でこんなばればれな二股…唖然。
翌日さすがに慌てた室長がトー大に話を聞いてみると、
「生まれてはじめて女の子に告白されて嬉しかったので女子大さんと付き合い出しました。でも、そのすぐあとに今度は理科女にアピールされて…なんか俺、もててるなって、嬉しくって、舞い上がって、断れませんでしたすみません」
話を聞いて目眩が。
理科女は事実がわかっても「でも選ばれたのは私。だから付き合う」で、女子大は「無理。こんなばかだと思わなかった、時間の無駄だった」で一応決着。
これで修羅場1終了。
4月に出あってから、夏期講習も始まる前の話です。で、7月に突入。
474: 2018/10/07(日) 21:05:38 ID:??? AAS
少しして、理科女に、「トー大さん、前の彼女とまだわかれてないんだって…私のことは遊びなのかな!?」とまた深夜に電話が。
眠いなあと思いつつ、「うんうん、そうか、そのうちわかれるだろうし、わかれなかったら別の男もいるのではないかな」(すぐ見つけそうだったので)と相槌をうって寝た。案の定、トー大はその元カノとやらとわかれ、堂々と理科女との交際を開始。
いきなりちゅーは室長とトー大、理科女3人での飲み会の帰りだったこともあり、「くっつけたのは俺だ」と室長もご機嫌。少し教室内でべたべたしすぎだった気もするが(生徒にまでばればれだった)、空気のふり。
しかし、修羅場その1はラーメン屋で起こった。いつもの面子(除く理科女トー大)で仕事のあとラーメンを食いに行った際、ふたりのあつあつぶりが話題に。
そこでいきなり女子大が、
「その元カノは私よー!!!」
全員凍りつく。
トー大によると元カノは大学の同期なはず。女子大は他大学だし、知り合ったのは4月の研修では。
混乱するも、「黙っていたけど、私だって付き合ってた!彼は留年するけど私には就活が。その間にこんなことになっていた!」
バイト内でこんなばればれな二股…唖然。
翌日さすがに慌てた室長がトー大に話を聞いてみると、
「生まれてはじめて女の子に告白されて嬉しかったので女子大さんと付き合い出しました。でも、そのすぐあとに今度は理科女にアピールされて…なんか俺、もててるなって、嬉しくって、舞い上がって、断れませんでしたすみません」
話を聞いて目眩が。
理科女は事実がわかっても「でも選ばれたのは私。だから付き合う」で、女子大は「無理。こんなばかだと思わなかった、時間の無駄だった」で一応決着。
これで修羅場1終了。
4月に出あってから、夏期講習も始まる前の話です。で、7月に突入。
475: 2018/10/07(日) 21:06:21 ID:??? AAS
7月に入り、夏休み出講シーズンに。室長のお気に入りは高学歴。現在の面子で高学歴は私子とトー大。
なにもせずともお気に入り。でも私子にはほかのバイトもあるので、働きませんアピールでごまかしていた。
逆にだれからも好かれてお姫様でいたい理科女は「どんな教科もできるし(個別指導なので、一教科見ればいいというものではない)使って!使って!」の大アピール。おだてりゃ仕事に入るから楽だなぁと思っていた。
その私子の態度も、たしかに悪い。
しかし7月の試験シーズン、2留の危機を迎えて少しやる気になったトー大は以前ほど理科女にかまわなくなった。
つまり、またほかの男へのコナかけが始まった訳で、トー大をかわいがっている室長に、理科女への誘いにのったことがばれてクビにされた男性教師まででた。おいおいおい。
女性からも「理科女をきれ」との声が出始める。当たり前だけど。でも、まぁ、なんとか夏休みに入った。かきいれどきである。
そこへ、夏期、毎日のようにコマが入っていた理科女が指導時間にこなかった。電話でたたき起こされ事務に「今からコマに入ってください!」と言われてノーメイクで出社。
超進学校卒はむだに役に立ち、英語も数学も化学も公民も教えたおした。
夕方にようやく仕事が終えた頃、理科女から塾に電話が。「今日のシフトを忘れてた。ケータイ料金未納で電話も止められていた」
事務が代講をすべて私子がしたことをそのときに彼女に話してしまった。
それに、私子も、無事コマをこなせてクレームも入らず、指導に自信がついてしまった。室長に、「私子ちゃんやっぱりできるじゃーん」と言われたり。あははー、意外といけますね、みたいな。
そんな中で、再びやつは消えた。
476: 2018/10/07(日) 21:07:02 ID:??? AAS
また代講をする羽目に。しかし今度はなんかちがう。トー大がやってきて、室長と話し合い。
聞いて見ると、「理科女はもともと躁鬱の気があり、今日もそれがでた様子。仕方ないから少し休ませよう」とのこと。そりゃたいへんだ、とバイト後、「今日、たいへんだったね、トー大さんが心配していたよ、無理しないでね」とメール。その返信が、
「あんたの顔見てると働きにくいのよ!コマだって私のほうがたくさん入ってる!私のほうがたくさんみんなのためにがんばってる!かわいい!なのになんで室長はあんたばっかりかわいがるのよ!英語だって教えられないとか言っていたくせに!嘘つき!!!」
…頭の奥でなにかがぷっつりきれましたがな。当たり前ですが。
どうやらメールから察するに、前回休んだのは「私がいないとみんなが困るでしょ?ふふん」アピールで、今回は「私子がくびにならなきゃ働く気にならない!」アピール。
…バイトとは言え、金もらってそれか、とうんざり。
477: 2018/10/07(日) 21:45:32 ID:??? AAS
翌日バイト先へ。室長に、「お話は理科女さんからよく伺いました。こういうことだったんですね」
見せたメールに室長や同僚絶句。当たり前ですが。
「この忙しい夏期の最中に、お金をいただいて私情を挟むような方がいては困ります。即刻夏期のシフトから彼女の名前を削除してください。そして甘やかしていた室長が代講は探すように」
そうでないなら私が辞めます、と暗に言った。
たかがバイトではあるが、指導者不足なのも、ノルマに追いつけてないのも知っていたので、私がぬけたらどうなるか、わかっていて言った。
当然彼女はシフトを外され、夏期はピンチヒッターを他教室などから回してもらい、ことなきを得た。
しかし人間を学歴でしか見られないようなあほ室長だったので(しかも本人は自分は敏腕で人を見る目に狂いはないと信じていた)、
「俺が見込んで雇ったやつだから。それに人もやっぱり足りないし」と秋から問題児復活。
しかも、「メールを勝手にヒトに見せるなんて、と怒っていたぞ、謝れ、私子」とまで言われてイラッ。
1ヶ月ほどで、女性陣が耐えられなくなるとともに、一度ボロがでたこともあり、でるわでるわ前のバイト先の教室での4股騒動にタイムカードだけ押して家に帰って寝ていたなどのDQN行為の数々。
付き合いきれないし、このままでは職場が危うい。それに入試直前の冬にこんなことをやられたら!と思い、意を決して、室長の前で、たいへん申し訳ないが、泣いた。
しくしく泣きながら、「室長が彼女を選ぶなら、私はここにはいられません。今日かぎりで辞めさせていただきます!私に残って欲しかったら、彼女をきってください!」
と訴えた。…ノンノに載ったことがある理科女には悪いが、私子は黙っていれば美人の部類(姉は芸能界の人間で、スカウトも断っていた)。普段気が強い上に男をたてることはしないので、理科女のようにお姫様扱いはないものの、悪いが、負ける気はしなかった。
478: 2018/10/07(日) 21:46:03 ID:??? AAS
そして泣き顔にほだされたろう私子の主張がとおり、その3分後にはシフト表から理科女の名前は消えた。女性陣に感謝されたが、夏にきたあのメールを開いたときの衝撃は今も忘れない。さらに、その後、なぜか理科女は私子のストーカーのような存在に。
一年ほど、電話が微妙な間隔でならされつづけた。着信拒否にしたのに、公衆電話から、
「もしもし?私子ちゃん?理科女よ〜」ときたときは頭から血がひいた。
後日談ですが、理科女はバイトをくびになったあと、「大学に行く時間がむだ!働かなきゃ!」と中退アンド生保レディーデビュー。トー大とはそこらへんで別れた模様。
トー大は2留ののちフリーターに。
女子大は大手一般職に就職後、昨年結婚したとの便りが。堅実な美人でした。
コナかけまくりだった体育大はなんやかんやでパイロットに。
私は大学に研究者として残っています。
すごい疲れた二十歳の夏でしたが、あの無茶ぶりコマ対策で、どんな教科もどんとこい!という無駄な自信と「危ない人間には近づくな」という常識を学びました。
事件後、一、二年ほどはバイト先で「恋愛!だめ!絶対!」みたいな空気がながれたものの、今はそんなこともなく、和気藹々とした職場に戻っていました。良かった。
先日久々に立ち寄って、新しい室長と思い出話に「あんなヒトがいたねぇ」という話をしたので、投下しました。途中見苦しい文章などあったと思います。ご容赦ください。
では。
479: 2018/10/08(月) 09:03:57 ID:??? AAS
親友と結婚式の三次会で話した時の過去にあった修羅場。
一部フェイク有り。
私子…21歳。販売員。
彼男…25歳。私子の彼氏。
A子…21歳。中学からの親友。看護系職。
B男…18歳。A子の彼氏。大学生。
私子とA子は中学時代からの仲のいい親友で、それぞれ別々の学校や職について、マメに逢う機会はなくても
電話したりメールしたり、久しぶりに逢えば一日中笑い合って過ごすような関係だった。
彼男のこともA子に紹介して、服の趣味が合うA子と彼男も仲良くなり、三人でドライブに出かけたり、アウトドアや
480: 2018/10/08(月) 09:04:26 ID:??? AAS
何かのイベント毎でも三人で遊ぶ事が多かった。2ヶ月に1回A子と逢うけどその半分は彼男も一緒ってくらいに。
私子は彼男とは高校生の頃からの付き合いで、一通り喧嘩もしたし別れ話もあったけどそれらを経て仲良く交際中。
A子とも彼男とも「いつも三人で、たまには二人で」な日が続いてたある日、学生時代の失恋が元でなかなか彼氏を
作ろうとしなかったA子が、「年下の彼氏が出来た」と報告してくれた。
恋愛に関しては学生時代の失恋の痛手をずっと引き摺っていたA子に彼氏が出来たことを、私子も彼男も自分の
事のように喜んで、「後日紹介したい」と言ったA子に、こちらも喜んで紹介して欲しいと話していた。
好みは違ってもA子の好きなブランドやメーカーは知っている私子、職業柄比較的安価だったり、早めに手に入ったり
することがあるので、メールで聞いて買い置き、逢う時に渡す、ということが当たり前だった。A子がB男を紹介してくれる
その日も、いつものように聞いて頼まれていた服を渡すつもりでいた私子と、受け取るつもりでいたA子。
「荷物が多くて邪魔になるだろうから」と、A子はその日車を出してくれていた。A子が運転する車が駅まで着き、助手席
から降りてきたB男に「A子の友達の私子です、初めまして」と挨拶したら……めっちゃ顔背けられた。あーそーすか、ども。
みたいな返事は返ってきたものの、あからさまに無愛想。今時の若い子はそうなんだろうなーと思ってたから全然気にせずに、
車に乗った後も(私子は後部座席で運転席の後ろにいた)、何かと話しかけてはみるものの適当な返事と態度のB男。
481: 2018/10/08(月) 09:05:15 ID:??? AAS
「いつもはこんな調子じゃないんだけど」と困ったように言うA子に、やっぱりまだ二人でいたいんだって、などと茶化して誤魔化すけど
露骨にA子と私子への対応が違う。A子には「そうなんだーA子ちゃん!(ニコニコ)」、私子には「っかー、俺に言われてもー(ブスッ)」
終始こんな感じで非常に気まずい空気。予定より早くドライブを切り上げて駅に向かい帰宅。服のお礼と今回の事を必死に詫びる
A子に、多分私に嫉妬してるんだよーと笑って済ませ、彼男にもその日のことを告げると「ヤキモチやいてたんだろ」と笑われて終わり。
年下の彼氏にしてみれば、長年の親友はちょっと疎ましいかなー、とそれからは電話は控えメールでA子とやりとりするようになった。
A子とB男が付き合い始めて半年くらいが過ぎた頃、いつも通り頼まれてた服を届けるついで、お茶しようとA子と約束して会うことに。
久々にA子と逢うなぁと思って待ち合わせの場所に行ったら、何故か今日来る筈のないB男が物凄い形相で私子を睨んで待ってた。
A子はオロオロしてるし、私子は二人で喧嘩した理由が自分関連か?というような気がしてその場でまず、「もしかして私のせいで
B男くん機嫌悪くなってるようなら、帰るよ。A子もごめんね、これ言ってた分。服代は今度なんか驕って?」と言って服を手渡し帰ろうと
……したら殴られた。B男に。気付いたらアスファルトに額ぶつけて、現状がつかめず殴られて倒れたまま呆然の私子と、悲鳴を上げる
A子。私子に駆け寄ろうとしたA子を引っ掴んでB男が止めてるのが目に入り、殴られた痛さに泣きながら、「A子は悪くないから」と
訴える私子(A子も乱暴されると思って咄嗟に言った言葉)、もう一度殴られる。「お前が悪いんじゃボケェ!変態!クズが!」等など
罵られて蹴られる、踏まれる。周囲の人が止めに入ってやってきた交番の人にB男は連れられ、私はA子に付き添ってもらって
病院に行くことになった。警察官に引き摺られていく間にもA子の謝る声に混じって、B男が私を怒鳴る声が聞える。
怪我は大したことなかった(顔にアザや擦り傷は出来たけど骨折打撲はなし)けど、人に殴られたり蹴られたりしたのは初めてで、
後から怖くてガタガタ震え、A子の謝る声も聞こえずにA子から連絡を受けて来てくれた彼男に「B男に殺される!」と泣きついた。
482: 2018/10/08(月) 09:07:05 ID:??? AAS
今思えば大袈裟だけど、男の手で殴られる事も蹴られることも(子供の頃の仕置きを除いて)なかった自分はホントに怖かった。
救急で、自分達しかいない外来受付の前で響く私子とA子の泣き声と、私子の姿を見て憤り、怒りをぶつけて柱を蹴る彼男に
また私子が怯えて泣いて、それをA子が「私のせいで」と泣き、看護婦さんに「入院患者さんが驚くから」と注意を受けるくらい。
ひととおり泣き止んだ私子とA子から、事情を聞く彼男。化粧ボロボロにして泣く二人の為にコンビニでハンドタオル買ってきてくれた。
私子→いきなり殴られた。嫌われてるのは気付いてたけど何でか分からない。A子が殴られたら大変だと思って庇ったら更に来た。
A子→私子と会うとメールで伝えたら、いきなりついていくと言い出した。私子に前の事を謝りたいと言ったので連れてきたら以下略。
私はその時冷静になれなかったのでおぼろげだけど、彼男から後日聞いた話、A子に対してB男は物凄い束縛したがっていた様子。
メールも電話の着信も常に「誰から?」「誰宛て?」。私子との話をすると嫌そうな顔をしていたらしい。彼氏より女優先かよ、みたいな
言い方もされたらしく、A子は付き合いを考え直そうと思っていたところ、今回会うことで謝りたいとB男から言ってきたので、
改心してくれたと喜んでいたら、この結果。A子は私のせいで、と泣き止んだ私子を見て泣きじゃくり、彼男と二人でA子を慰めてた。
警察からの呼び出しにも彼男が対応。こういう状態だから話は代表して聞く、二人の了解は取ってある、二人に話を聞くのは後日に
してくれ、と仕事柄揉め事慣れしてる彼男は冷静だった。私子、A子の家にも連絡し(どちらも自宅住まい)、彼男の一晩部屋へ
泊まることを伝えた(彼男は警察対応と両方の親への説明に一日中駆け回ってくれた)。
A子も落ち着いてきて、ひどく私子をB男が敵視していたこと、何かにつけてどっちが好き?と聞かれていたことをぽつぽつ話し始め、
きっと仲が良すぎて年下の彼氏には嫉妬を我慢出来なかったんだと思う、と二人で結論を出し、A子はB男と別れると言った。
一晩明けて翌日の午後、それぞれ家に送ってくれた彼男から、警察行けそうか?と電話。大丈夫、と言って車で送って貰った時。
嫌な予感はしてた。「お前とA子(彼男とも呼び捨ての仲)、変態レズだと」。
483: 2018/10/08(月) 09:08:11 ID:??? AAS
男の言葉や行動を振り返ってみたら、その答えには納得。けどいきなりなんでそう飛躍するのかが分からない。
長年の親友で、私子は彼男もいるとA子の話でB男も知ってる筈。けど警察に行って聞いたB男の言い分は更に斜め上だった。
「自分と違う服の趣味でA子を自分好みの女にしてる(矛盾してない?)」「彼男はカムフラージュか、私子が変態だからどっちともやる
ビッチでA子可哀想!弄ばれてる!(婚約間近ですよ、彼男とは)」「俺だけがA子を助けられる!また操られる前に助けなきゃ!」
……私子レズビッチ認定され、殴り倒されたという。B男、A子が初めての彼女だったらしく、かといって甘く見られたくない!と思い、
恋人関連の本や漫画を買い漁って勉強したそう。その中の漫画にあったらしい、「彼女に手を出そうとする元カノ」が出て来る漫画が。
携帯で本の画像(アマゾンかなんかのプレ画面?と思われ)見せて「すっげーリアルだし!これマジだし!」みたいな事を言ってたそうだ。
迷ったけどA子のこともあり被害届は出さず、警察に迷惑掛けましたと彼男と頭下げて出て来た。物凄く疲れた。
その後「ごめんね」のメールの後、A子から連絡がしばらく途切れた。彼男には「変な事考えてないから心配しないでと伝えて欲しい」
とメールが来ていて、それを伝えられた私子はA子からの連絡を待つことに決めて、こちらからも連絡はしなかった。
B男とA子がどうなったかは気になったけど、流石にあの男はな…というのが彼男と私子の見解。A子も別れると言ってたし。
それから数ヶ月して、A子から三人出会いたいというメールが来た。私子と彼男宛に。心配してただけに連絡がもらえて涙が出た。
彼男と私子の前で深く頭を下げるA子。宥める私子と、何故か押し黙ってる彼男。A子はB男とすっぱり別れたらしい。
彼男からの連絡を受けたA子のご両親が、B男の両親の方に出向いて「今後ウチの娘に一切関わらせるな」と。A子も同意の上で。
年下のB男は、犬みたいに可愛くて自分に優しかったし自分だけを見てくれてるので本当に好きだったけど、あの時の態度と言葉が
どうしても許せなかった、と涙を溜めて言うA子に、私は気にしてないし傷もないから、と言うと違うの、と何故か否定される。
「レズは変態じゃない」と声を震わせるA子。その後声を殺して泣き出してしまう。
484: 2018/10/08(月) 09:09:18 ID:??? AAS
泣くA子と途中補足する彼男の言う事を纏めると、学生時代の失恋の後随分経って、私子が好きな自分(A子)がいた。
既に彼男はおり、私子には言えないけど彼男には伝えておこうと告白。「私子が知らないままでいるならそうした方がいい」と彼男。
親友関係を壊したくないA子はそれに同意、また時間を掛けて、私子は親友の位置に戻り、やがてB男と出会い、好きになって…と。
あの時のB男のセリフにA子は傷ついたらしい。隠しててごめん、と謝られたけど、今は違うようだし、もしそうだとしても答えは変わってないし、
彼男と三人で過ごしてくれてありがとう、とこちらこそお礼を言うと、三人でいるのは苦痛じゃなかったけど、自分だけを見てくれる人が
いたらどんなに幸せだろうかと考えた、今度は自分の彼を連れてああなりたかった、と泣くA子に貰い泣きして、結局二人でまた大泣きした。
その後のB男は知らない。ただ警察とたまに仲良くなる接客業(ホストではない)の彼男いわく、大学から無理矢理垢抜けようと無理した
タイプ、らしい。はっちゃけぶりがそうだとB男の事を言っていた。A子の家に押しかけや嫌がらせもなかったようでそれが一番安心した。
485: 2018/10/08(月) 09:10:28 ID:??? AAS
それからA子は本当に自分を大事にしてくれる人と出逢って結婚、近々新しい家族が増える予定。
男の子らしいので、私子と彼男の子と一緒にオモチャ屋さん巡りしようねとか、子供服お下がり使えてよかったとか、たまの電話で話してる。
一部フェイクありだけど、食らったDVの部分は本当。しばらくの間男の人と一緒にいるエレベーターとかで過呼吸起こしたりした。
あの時服を渡す事がなければB男の正体に気がつかずだったのか、今となっては刺されなくて本当に良かったと思ってる。
A子も私子も幸せです。私子の旦那になった彼男とA子の旦那さんと四人で、この夏一緒に田舎に帰る予定。
もう二度とゴメン蒙りたいけど、私にとって人生で最初で最後のでかい修羅場だったので厄落としも兼ねて書き込ませてもらいました。
486: 2018/10/08(月) 09:17:19 ID:??? AAS
私 大学生
友子 大学生
美人子 大学生
彼男 大学生
幼馴染男 大学生
私、友子、美人子がA大学、彼男がB大学、幼馴染男がC大学。
私と友子は大の仲良し。小中高といつも一緒にいた。
そして大学入学。高校は一緒だったものの口を聞いたことも無かった美人子とも
あるきっかけで仲良くなり、常に3人一緒で行動するようになった。

さて、話は変わるが私は高校時代彼男がずっと好きだった。
しかし私が一方的に憧れていただけであって、繋がりや接点すらなかった。
けれど彼男が忘れられなくて、新しい出会いに踏み出せなかった。
その話を聞いた美人子。なんと自称彼男の友達:美人子曰く彼男と私は両想いだという。
そして勝手に美人子が彼男に私の思いを伝えてしまう。
その時点で私は美人子に引いてしまっていたのだが、結果はびっくり、本当に両想いだったのだ。
それから彼男との付き合いが始まり、友子と美人子は祝福してくれた。
487: 2018/10/08(月) 09:18:30 ID:??? AAS
しかし彼男と付き合うことになっても、毎日メールをするようになった以外は
前と変わらなかった。大学入学し、お互いの付き合いやらなんやらで会うことが中々
出来なかった。顔を合わせることも無いまま一か月が過ぎていく。
その頃から美人子は変わり始めた。自分から彼男との連絡を取り始め、
彼女の私と何も変わらない付き合いを彼男と始めたのだ。
美人子は友達として付き合ってるだけというものの、異常なまでのメールの件数、
誘いの強要、おまけに彼男の自宅凸。(私は彼男の家を知らない。美人子は友達故知っている)
美人子に対して私は不信感を持ち始めていた。
その頃から周りはいきなり私に対して冷たくなっていった。
そんな日々が半月以上続き、あんまりにも周りの態度がおかしいので自分に
原因があるのではないと悩んだがどれだけ考えても何かをしでかしたとは
思えないので友子と美人子に聞いてみた。
しかし「気のせいじゃないの?」と二人とも口を揃えて不自然にスルーするので
これは確実に何かしでかしたのでは…と更に悩むことに。
悩んでいる私を横目に美人子はますます彼男と遊んでいる様子を知るにつれ
何だか馬鹿馬鹿しくなってきてある日幼馴染男に愚痴った。
幼馴染男は同じインカレのサークルでで美人子・友子とも面識がある。
私「何だか美人子が彼男と異様に接近しすぎてむかつくんだけど。
私と彼男の仲を取り持ったくせになんなんだろあれ。」
幼馴染男「ナニいってんだよ、オマエが美人子から略奪したんだろ。
後から割り込んだんだから仕方がないだろ?」
私「はぁ!?誰がそんなことを!?」
488: 2018/10/08(月) 09:19:38 ID:??? AAS
幼馴染男が言うには、美人子曰く
・付き合う寸前だった彼男に私が惚れこんでどーしても付き合いたい!と言った
・モテる美人子には私の気持ちはわからない!これまで彼氏がいた事がない私に譲るべきだ!と詰め寄られた。
・私は大切な友達だから私は身を引くことにした。
・でも付き合っていないとはいえ私も彼男が好きだったから会ったり話したりするくらい許して欲しい。
だそうで。
ちなみにその場に友子もいたのでどうやらそこから大学の友人達に話が広がったのではないか、とのこと。
それを聞いてもうひたすら脱力。
勝手に人の気持ちをばらしてナニが身を引く、だ。
悪かったね喪女で。
あまりにむかついたので彼男に美人子の本性を知ってもらうべく幼馴染男を連れて彼に
話を聞いてもらうことにした。
丁度彼男のバイトが終わる時間に差し掛かっていたので、アポ無しで彼男のバイト先へ直行。
いつもはこんなこと嫌われるんじゃないかととてもできなかったが、その日の私は完全に
怒りに支配されていてそんな事を考える事すらなかった。
489: 2018/10/08(月) 09:20:35 ID:??? AAS
彼男のバイト先に着くとラッキーなことに丁度彼男が店から出てくるところだった。
私「彼男、久しぶり。ちょっといいかな。」
彼男「私じゃないか〜会いたかったよ!」
本当かよ…1ヵ月半以上会わない付き合いって何なんだ?と今更ながら怒りつつ、
幼馴染男に美人子の話をしてもらった。
すると彼の表情が曇り、ファミレスにでも移動しようと言い出した。
以下彼男の話。
・美人子には随分前から言い寄られていたが、性格が合わないので断りつづけていた
・結構しつこいので連絡をしないでいると「私と彼男の仲を取り持った恩も忘れて!
浮気してるんでしょ?私に言うよ!」と言われて関わりつづけていた。
・美人子と会う時間があるなら私に会いたいんだと断ると「私と彼ry」と脅しが入る
・最近では「言う事を聞かなければ私に何を言うかわからないよ?私は美人子の言う事
なら何でも信じるだろうしね。」とまで言われ、あまりの電波っぷりに下手すると私に
も何かするのではないかと不安になりどうにかしなければ、と悩んでいた。
もうポカーン(゚Д゚)とするしかなかった。
でも彼男の様子をみているとウソとは思えないし、美人子からのメールを見せてもらった
ところ全てそのとおりどころかそれ以上の脅迫としか思えないような文面がたんまり。
こんな事をしておきながら私には「昨日彼男の家にいっちゃって〜」なんてぬかして
いたのか…と思うと、怒りよりも気持ち悪さがこみあげてボロボロ泣いてしまった。
彼男はその様子を見て「話をつけよう」といい、すぐその場に美人子を呼び出した。
30分程度で美人子が現れ、彼男を見つけて嬉しそうに私たちの席に駆け寄ってきた。
が、私と幼馴染男がいるのを見つけると突然火病発症。
「なんで私なんかがいるのよ!」
居て悪かったねー。(棒)
490: 2018/10/08(月) 09:21:40 ID:??? AAS
その後は幼馴染男から略奪の件は本当か?と問い詰められ、彼男からもう金輪際連絡
しないでくれといわれ、美人子はその度にこれが本性だったのかと驚くような騒ぎっぷり。
私「ウソついて楽しかった?何か私悪いことした?」
美人子「彼男を譲ってやったのにこの恩知らず!大学で何があってもしらないからね!」うわ。私まで脅すんですかそうですか。
あきれ返って何もいえなくなっていると
「何かあったらコレ持って警察いくだけだよ。」
と彼男がICレコーダーを出して見せた。
美人子の顔色がさっと変わってそれを奪おうとしたが体格のいい彼男に適うはずもなく、
いい加減にしろ!と幼馴染男が店の外に連行していった。
ただただ呆然とするしかない私に彼男は「友達に何か言われたら聞かせてあげなよ。」
とICレコーダーを笑顔で渡してくれた。
久々にサークルの集まりがあったのでみんなの前でICレコーダーの中身を披露。
↑
昨日ここ
ちなみに美人子は欠席。
さすがにどの面下げて
特に友子はすっかり騙されたのを私に平謝りしていた。
疑われるような要素も自分にあったのかな、と思って人間磨きます。
491: 2018/10/08(月) 10:52:36.31 ID:??? AAS
三軒並びの住宅街で、うちが1で核家族、隣が2でお爺さんの独居、3が大家族のお宅。
3のお宅は犬を飼ってるんだけど、たまに雷の時に遠吠えしたり花火の時に吠える位の大人しい犬。

うちのトマトとゴーヤが豊作だったので、2と3のお宅にお裾分けに行った。
2はお留守だったので、3のお宅に行って世間話をしていたら珍しく犬が吠えた。
初めはワンワン、だったのが段々激しく吠えだして、しきりに2のお宅に行こうとする。
もしや留守宅の2に泥棒?!と、3の家族と一緒に2のお宅に行ってみた。
家の周りをぐるりと回ったら、お風呂場の窓が開いていた。
3の旦那さんが中を覗くと、2のお爺さんがはだかで倒れていた。
急いで救急車を呼んで、お爺さんは助かった。
脳溢血だか、脳卒中だかだった。
私が2のお宅にお裾分けを持っていった時にはもう倒れていたらしい。
いつもは可愛い3の犬が、完全に野生に返った顔で吠えていたのも怖かったし
救急車が来るまで、電話で指示されて脈を確かめたり身体が冷えるのを防ぐためにタオルをかけたりを
「絶対に頭を揺らさないように」するのが、もし揺らしちゃったらどうしようとgkbrだった。
492: 2018/10/08(月) 10:57:46.42 ID:??? AAS
私とA太は、ちょっとまんねりだなと思いつつも付き合って2年。
婚約はしていなかったけど、お互い良い歳だったしで私は結婚を意識していた。

今年の春、一緒に映画を見に行く約束をした。すぐには行けないかもだけど、いつか行こうねって。
その映画が公開されしばらく経って、私は今度のA太の休みに行こうよ!と誘った。
でもA太はイマイチな反応。楽しみにしてたはずなのになんで?と聞くと、
「それ別に見に行かなくてもよくない?そこまでよくなかったよ。
わざわざ映画館で見ても○子(私)がっかりすると思うよ」
とA太が言った。
約束してたのに先に見に行くなんて!と一気に怒ってしまった私は、
「なんでよ!ひどい!一緒に行くって言ったじゃん!」
と、ちょっと感情的にA太に言ってしまった。
が、A太は私の怒りがなんなのかを見誤ったか、
「誰と行こうと俺の勝手じゃん。別の映画ならいいよ」
と宣った。浮気してるな!とわかったので、映画そっちのけで質問攻め。
口を滑らしただけのA太は何も考えてなかったらしく、矛盾だらけの言い訳。
その言い訳を聞いていたら怒りより悲しくなってきて、私は泣き出してしまった。
493: 2018/10/08(月) 10:59:42.29 ID:??? AAS
A太は何を思ったか、「俺の一番ば○子(私)だけだよ」と。
ばかにするなー!と言う気力すらなかったが、涙がよかったのか自分から浮気相手について話しだした。
浮気相手を聞いてびっくり、私の会社の後輩Y子でした。A太もびっくりしてた。
話し合いたい私を制し、なぁなぁで済まそうとしてたらしいA太も、
「同じ会社じゃ仕事のこともあるし……」
と言って話し合いに応じる気になったようで、その日の内に話し合いが決まった。
持ってたらかっこいいかも!と買ってたICレコがあったので、それも持っていった。
泣いたり叫んだりしてもいいように、場所はカラオケだった。
私とA太が先につき、その後A太がY子を迎えに行った。
部屋に入って来た時からY子は泣いていた。それを心配してなだめるA太。
Y子は、雰囲気がすごく可愛い子。体つきが華奢で守ってあげたくなるタイプ。
そんなY子がしくしく震えて泣いてるから、なんだか私が悪者のようだった。
ソファーに座るなり、「すみませんでした!」と勢いよく謝るY子。
「私…本当に…ごめんなさい」と泣くY子をまずは宥めてからスタートしました。
494: 2018/10/08(月) 11:00:11.54 ID:??? AAS
もちろん録音済み。Y子とA太の話をまとめると、
*彼女がいるのも知らなかった
*彼女が私だとはもちろん知らなかった
*迷子になったY子を助けたのがきっかけ
*メールをあまりしないかわりにけっこう会ってた
*今回のようにばれなければまだ続けるつもりだった
*A太「○子が一番だよ、でもY子はほっとけないんだ…」
*Y子「ふえぇぇぇん」
との事で。
私はもう別れようと思ってたので、二人付き合うならご自由にと思ってた。
がその矢先に、仕事のミスで急遽会社に呼び出しをされたA太。
すぐ戻るから!と言い出ていき、カラオケの部屋には私とY子だけ。
Y子はずっと泣いていて、自分が先輩の彼氏の浮気相手だったなんてとショックうけていた。
だから、とりあえず泣き止まそうとY子に話しかけようとしたら、Y子はニヤリと笑った。
えっ?となった私を他所に、Y子は涙を拭い泣き声(くすん…)はそのままにニヤリと私を見てきた。
「…なんなの?」と言うと、ニヤニヤしたまま「ごめんなさい先輩ぃ」と泣き声。
表情と声が全く一致していなくてびっくりだった。というか不気味だった。
「なに笑ってんの?」と言うも「笑ってなんかないですぅぅ」とY子。
495: 2018/10/08(月) 11:02:13.30 ID:??? AAS
私「馬鹿にしてるの?」
Y子「してないですぅぅひっく」(ニヤリ顔)
私「やめてよその顔!」
Y子「ひどい…えぐえぐ」(ニヤニヤ)
私「だからY子!なに考えてんのよ!」
Y子「先輩こわぁい…くすんくすん」(ニヤリ)
そんなだったから私はイライラしてしまい、けっこう怒鳴ってしまった。
けどY子は怯みもせず、ニヤニヤのまま「くすんくすん」と泣く。
イライラしてたけどなぜか冷静に頭が働いて、本当はY子は私とA太のことを知ってたんじゃないかと思った。
「Y子、知ってたの?私達のこと」と聞くと、プッと笑うような表情をして、
「知らなかったんですぅ〜ごめんなさい〜」と泣き声。
知ってたんだ!とびっくりもしたけど、ニヤニヤしてるY子が不気味で、
なんだかだんだん怖くなってきた。そのせいで声を荒げてしまった。
496: 2018/10/08(月) 11:02:45.41 ID:??? AAS
それにも臆することなくニヤニヤなY子。が、A太が戻って来た瞬間泣き顔。
「ひっく…先輩こわぁい…」とA太に泣きつくY子。
「お前…ちょっとY子に酷すぎない?」と苛立つA太。
私は怒りで頭爆発しそうでした。が、頑張って説明してもA太には通じない。
録音聞かせても、Y子の泣き声は聞こえても表情まではわからない。
結局、A太にネチネチ言われY子はまたA太の腕の中でニヤニヤ。
私がカラオケを飛び出しました。
A太とはそれきり連絡も取ってません。
会社ではY子は新人やデレデレした男たちを味方につけてます。
私はベテラン勢を味方につけました。
痴話喧嘩が発端ではクビだとかはできませんが、せめて仕事では負けないように頑張ってます。
497: 2018/10/08(月) 11:08:47.24 ID:??? AAS
命の危機を感じたもんで
俺 社会人
彼女 大学生
友 学生時代からの友人

彼女と知り合ったのは大学時代。
俺の2個下の彼女がサークルに来て、程なくして付き合うことになった。
俺は一人暮らしで彼女は実家通い
時折、弁当を持ってきてくれたりと色々世話好きで家の掃除とかもしてくれてた。
大学を卒業しても彼女との関係は変わらずに続いてた。
将来を見越して、同棲をしようかと言う話になって両親へ挨拶をして彼女が俺の家に来る形で同棲が始まった。
そこから地獄みたいな生活だった。
初めは変わった様子もなく、今まで通りの生活だったけど、次第に彼女の本性らしき物が出始めた。
次第に溢れかえる物。食べ終わった後の弁当などのゴミ。溜りに溜まった洗濯物。
食事もどんどんおかしくなっていった。
俺が帰ると食事の用意がされていたのが、段々なくなり、最終的にはコンビニの弁当や店屋物になった。
金銭的にきつい時は俺が作る。
同棲前と明らかに変わった彼女に詰め寄る形で話をしたが、ごめん、気をつけるで話が終わってしまった。
気をつけるならと納得して次の日帰るととんでもないものが食卓に並んでた。
498: 2018/10/08(月) 11:09:47.36 ID:??? AAS
玄関前から不快感しか感じさせない異臭がどこかから垂れ流されていたが、玄関を開けて異臭の元が俺の家だと気がついた。
何かあったのかとすぐに部屋に行くと、それは晩御飯として食卓に鎮座してた。
何故か本来白いはずなのに黄色い米。
魚のぶつ切りが浮くお椀に注がれた味噌汁らしきもの。
一見すると野菜炒めと見えるが何故か緑のゲル状の物に浮く野菜達。
トンカチで叩いたのではないかとすら思うほど無残な形に変形したキャベツ。
このどれもが全て異臭を放っていた。
例え様のない悪臭だった。
気を失いそうになるのを抑えて彼女に聞いてみると、疲れて帰ってくる俺のために作ったスペシャルメニューだそうだ。
簡便してほしかった。
心底許してくれと懇願したかった。
折角彼女が作ったのだからと箸をつけてはみたものの、あまりの異臭でとても食べる気にはならない。
目の前の彼女は自分で作った物を食べずにニコニコと俺を見る。
俺「お前食わんの?」
彼女「俺が帰る前に食べたから大丈夫」
これを食ったのかと思うととても信じられないが、食ったと言うなら俺も食わざるを得なかった。
一口口に入れて口の中一杯に広がる青臭さや生臭さ。
とてもじゃないが食えた代物じゃなかった。
適当な理由をつけてその日は食わずに寝る事にした。
何かの間違いだろうと思ったら次の日も物凄い物が食卓に鎮座してた。
相変わらず黄色い米。
根こそぎ身が削られた魚の骨。
ぶつ切りの大根を入れただけの味噌汁らしきもの。
オレンジ色のスープ状の物。
我慢が出来なくなった俺は彼女に問い詰めた。
499: 2018/10/08(月) 11:10:56.46 ID:??? AAS
俺「これは?」
彼女「ご飯だよ。俺のために作ったの。」
俺「何故黄色い。」
彼女「疲れてるだろうからオロナミンCで炊いたの。疲れも吹き飛ぶよ。」
俺「何故魚の骨なんだ。身はどうした。」
彼女「安かったよ。まだ食べられるところがあるみたい。」
俺「このオレンジ色の物は何だ?」
彼女「カボチャの煮物だよ。硬かったから少しずつ削ったの。」
俺「こんな物が食えるか!ヴォケ!人が食える物を作れ!」
彼女「酷い!一生懸命作ったのに!俺が疲れてると思ったから栄養一杯取れるように頑張ったのに!」
俺「知るか!捨てろ!臭いだけで気が遠くなる!」
言うが早いか彼女がプリプリ怒って外に飛び出した。
念の為にと彼女の実家に連絡して彼女が来たら教えてくださいと伝えた。
もちろん想像を絶する料理の数々も伝えておいた。
幾らなんでもそんなものとか言ってたけど、事実ですと伝えて電話を切った。
疲れて動く気もなかったから放置して脱力してると友からの電話が鳴った。
何故か怒ってる。
友「彼女が心を込めて作った料理を貶すだけ貶して箸すらつけないとは、お前は鬼か」
俺「疲れて帰ってきた俺に人外のフルコースを見舞う彼女は鬼か」
友「お前は彼女の愛を何だと思ってる」
俺「愛よりも飯をくれ」
友「今日は俺が彼女を送っていくから、お前は彼女の作った料理を平らげろ。それが彼女の愛に応えるって事だ。」
翌日、仕事が終わって家に帰ると友と彼女がいた。
俺はこれ以上ゲテモノ料理には付き合いきれないと別れを切り出した。
彼女と友激怒。
曰く、愛情を込めて作った料理をゲテモノとは何事か。
曰く、お前の彼女への愛はそんなものか。
曰く、一生懸命作ったのに酷い。
曰く、私の愛を受け止めてくれないのね。
とりあえず続けられないからと別れを告げるとプリプリ怒って
友「お前には任せられない。彼女を愛してるのは俺だけだ」
彼女「俺は冷たい。友君と付き合うからもういい。」
そう言って荷物をまとめて出て行った。
500: 2018/10/08(月) 11:12:04.83 ID:??? AAS
後日、俺は新しい彼女出来て、婚約を済ませた。
友は彼女と付き合い続けて、あの日から程なくして結婚。
久々に友に会う機会があったので、飯に誘って話を聞いてみた。
涙目になりながら話す内容は散々なものだったが、同情も出来なかった。
俺「お前の彼女への愛は本物なんだろ?受け止めてやれよ。」
そう言って会計を済ませて帰った。
今の彼女は飯が美味い。
食は大事だと思った出来事だった。
501: 2018/10/08(月) 11:14:42.33 ID:??? AAS
一応、別れる時に聞いた話では
黄色い米=オロナミン
野菜炒めの緑のゲル=ほうれん草をミキサーにかけて野菜炒めに投入後にとろみを付けるので片栗粉
魚のぶつ切り味噌汁=鯖の水煮を汁ごと入れて簡単味噌汁完成
キャベツ=おしんこを作ろうとしてシナっとしないから包丁で殴打
塩分取りすぎはダメって事でほぼ素材の味のみ
友の愚痴は
掃除は全くしない
洗濯は週1〜2回程度
飯が劇的に不味い
・緑色のクリームシチュー
・肝を取らないイカが足だけ切断されて丸ごと投入されたカレー
・全く火が通ってない肉じゃが
・炒めすぎて炭化した野菜達
などなど
俺の家が綺麗だったのは聞いてないから分からんが、おそらくは彼女の母がやったものだと思われる
飯も実家から持ってきたんじゃないかと思う
502: 2018/10/08(月) 11:16:55.44 ID:??? AAS
俺男 大学生
友男 大学生
浮子 大学生
大学の入学式、たまたま席が前後だった浮子に一目惚れ。
大学デビューと言わんばかりに髪を染め上げている奴らの中、黒髪の彼女は目立っていた。

俺はヘタレなもんでアタックなど出来やしなかったが、陰でそっと眺めている
だけでも十分幸せだったさ。あの時までは。
さて、少し本題とはずれるが先程大学デビューなるものを鼻で笑うような書き方をした俺だが、
何を隠そう俺も大学デビューした奴らの一人だ。
高校までボッチだった俺は見た目だけでもリア充になりたかったんだよ。
けれどどんなに髪を茶色くしようが、男向けの雑誌なんぞ読もうが、一向に俺には友達が出来なかった。
っていうか、今思えば痛かったんじゃないの。大体いくら容姿にお金つぎ込んでも
コミュ力がなきゃな、何にも変わらない。
そんな便所飯ルートに猪突猛進の俺に声を掛けてきた奇特なやつがいた。友男だ。
友男は絵に描いたようなイケメンリア充で、顔を見るのも恐れ多い奴だった。
奴はいつも輪の中心にいて楽しそうで、俺とは正反対の人種だった。
なのに驚くほど気が合って、すぐに仲良くなれた。
口下手な俺を上手くフォローして、輪の中に入れてくれた。仲間にしてくれた。
友男に対する恩は返しても返しきれないほどある。
それから程無くして、俺も皆となじめてきたころ友男が彼女を紹介したいと言いだしたのだ。
503: 2018/10/08(月) 11:19:00.88 ID:??? AAS
そして、友男の彼女を紹介され俺は驚愕する。
なんと友男の彼女はあの浮子だったのだ。
俺の淡い恋心は彼女と口を聞くこともないまま散ってしまったというわけだ。
それからしばらくは辛かった。友男からのノロケや、浮子からの会釈、挨拶。
その度に俺の心はキューっとなるのだった。
しかし、それも徐々に治まっていき純粋に友男におめでとう、と言えるようになる日がきた。
失恋は確かに堪えたがそれ以上に友男には色々な感情を教えてもらったからね。
それから少しして、あるきっかけから浮子とも話すようになり、三人で飲みに行くことが増えた。
もうその頃には浮子に対する俺の気持ちもすっかりと消えて、本当に男友達三人で
飲みに行くような、そんな状態で臨めたわけだ。
相変わらず二人はラブラブで、それがいつまでも続くと思っていたわけだけど・・・。
どこかで歯車が狂い始めていた。
まず、友男がバイトに勤しみ三人で会う機会が減っていったということ。
次に友男の周りから少しずつ友達ら(仮にA男、B男、C男としよう)
が離れてきているということ。
前者は別に特に気にしていなかった。元々友男はバイト志望があったし。
三人で会えなくとも浮子と二人で飲む事もあった。
(今思えば浮気と思われても仕方ない。でも本当に俺には浮子を女として見る気持がなかったのだ。)
後者の方は気になった。いつも一緒につるんでいた仲間なのに何も言わずに立ち去るなんて、と
友男も落ち込んでいた。別に友男や俺が何をしたわけでもなかった(と、思う。)
なのに黙って逃げてくなん、と結構俺も落ちた。
504: 2018/10/08(月) 11:19:42.28 ID:??? AAS
そして、いつしか友男は大学にも顔を出さないようになった。
バイトを増やしたみたいで、忙しいとの事。
友男はどんな場所でも人気者だから、少しの間だけでも別の所で現実逃避
したいんじゃないかな、って俺は思った。だから何も言わなかった。
浮子に聞いたところ、最近は連絡もとっていないらしい。
しかし浮子は別に気にとめた様子じゃなかった。それどころか驚くべきことを口にしたのだ。
浮「もう私、友男とはやっていけない・・・。他に好きな人ができたの」
俺「えっ・・・どういうことだよ、それ、友男に伝えたのかよ」
浮「ううん・・・まだ話していない。ってか、会っても無いし」
俺「そんな状態じゃ駄目だろ。中途半端で付き合ってんなよ」
俺はかなり怒っていた。何日も休んでいる友男を気にも留めない浮子に、それどころか
新しく好きな人ができたと抜かしている浮子に怒りを覚えたのだ。
すると、俺の強い物言いに傷ついたのか、浮子が泣き出してしまった。俺は焦った。
浮「うっつううう(すすり泣いている)」
俺「ごめんって、許してよ。もう一度友男と話し合ってよ。
ついきつく言っちゃってごめん」
浮「俺男君、全然分かってない・・・私の気持ち」
俺「え?」
浮「私の好きな人、俺男君なのにっ」
え?
505: 2018/10/08(月) 11:21:43.74 ID:??? AAS
俺「えっえっ何?え、どういうこと?」
浮「やっぱ俺男君何にも分かってない!私は俺男君が好きなの。
だから友男とは付き合えないんだよっ」
俺「そんな急に言われても困るって・・・」
浮「いいの、分かってたから。でも今日は一人でいるの寂しいよ・・・」
俺「はい?」
浮「一人で真っ暗な部屋に帰るのが寂しいの。好きな人に分かってもらえなかったのも。」
やっと分かった。浮子は誘ってるんだ。でも、俺にゃその誘いを受けれない。
浮子が上目遣いでこっちを見やる。狙ってやがるな、こいつ。俺は浮子にはもう軽蔑しかしてない。
俺「ごめん、無理」
浮「えっ・・・」
俺「浮子とは寝れない。友男の彼女だから。
大体会っていないとはいえ別れていないのに、彼氏がいるのに
他の男を誘う女とは寝れない。いくら可愛くても。それ、狙ってるでしょ?」
浮「狙ってる?」
俺「その上目遣い。それで何人の男が落ちたの?分かった、A男もB男もそれで落ちたんだ」
浮「なんでそのことをっ」
はったりだったのに、本当だったんかい。
506: 2018/10/08(月) 11:22:45.35 ID:??? AAS
もう話していられない。こんな女と。俺は店を出た。
浮「俺男君!違うの、さっきの冗談!!お願いだから友男には言わないで!」
完全無視。なんて女。俺はすぐさまA男に電話した。
俺「A男、お前浮子ちゃんと関係持ってんだろ?」
A「・・・なんでそのことを?」
俺「浮子ちゃんから聞いた。お前、誘われたの?で、のこのこついてっちゃってたの?」
A「ごめんっ本当にごめん!悪気はなかったんだよ、酔った勢いで!」
俺とA男は会うことに。そこにはB男とC男もいた。
話を聞くとこう。
いつか前、三人で飲み屋にいたとき、偶然浮子に会った。
浮子は一人で来ていたようで、顔は涙で濡れていた。
わけを聞くと、友男とやっていけない、もう別れる・・・と言う。
それ以上は深く聞かないで別れようとしたとき、A男にだけメモを添えたという。
中には「店を出た後、もう一軒付き合ってくれませんか」と書かれていたのだそうだ。
そしてそのまま誘われ寝てしまったというのだ。他二人も同じような状況だった。
三人は友男への罪悪感で離れてしまった、本当に済まない、それ以来浮子とは会っていないから、
と口を揃えて言った。俺は不思議と三人を怒ることが出来なかった。
507: 2018/10/08(月) 11:24:31.12 ID:??? AAS
ひとまず俺にじゃなくて友男に謝れ、今友男はコンビニでバイト中だぞ、と言った。
すると三人は号泣wバイト中であろうがなんだろうが今すぐ謝りに行くとのこと。いや、迷惑だろそれw
しかし一応友男に連絡すると「今終わったよ〜」との声。
男五人で腹を割って話すことに。友男は何故か照れて挙動不審だった。
A、B、C「かくかくしかじか・・・というわけで本当に申し訳ありませんでしたっ!」
友「えー・・・そうだったの・・・俺彼女にも友達にも裏切られていたわけー」
A「本当に悪かった、ごめんっ!でも俺男はお前を裏切らなかったって・・・」
友「まじで?俺男が?女に飢えてるお前が?」
俺「もてなくて悪かったな・・・俺はちゃんと断ったよ」
友「そっか・・・ありがと・・・俺お前好きだわ・・・」
B「ちょっ友男ホモ走んなよ!彼女に騙されてたからって!」
A、C、俺、友「お前が言うんじゃねえよ!謝れよ!」
B「本当にすまん」
ってわけでなんか終始なごやかな雰囲気だった。
友男は「いくら本当でも隠し通せばよかったのに。ばれてもしらをきりとおせばよかったのに。」
と言っていた。ちゃんと話してくれたこと、浮子がそんな奴だって教えてくれたこと、それを喜んでた。
その姿にA、B、C号泣。土下座して、罰として一人三日ずつ友男に昼飯奢ることで決着がついた。
男同士ってサバサバしてんなーって思った。しかし、それでいいのかよ!
508: 2018/10/08(月) 11:25:41.26 ID:??? AAS
それから浮子とどうするかって話に。
俺たちも話し合いについてくって言ったけど、友男は断わった。
そしてじっくりねっとりと話し合いをし、なんとか別れることができたんだそう。
話し合い内容を簡単に言うと、
・浮子は言い訳オンパレードでごねて話にならなかった。
・それどころか俺達(俺男ら)が誘ってきて私を食い物にしたと言う。
・それにきれた友男は(まー食い物にはしたけど)浮子に強引に別れを告げる。
・浮子は泣きじゃくっていたがついに逆切れして、
「こんな男願い下げ!」と鼻息ふかして帰っていた。
ひとまず一件落着。友男は新しい彼女ができたようです(バイト先の子)。
ABCも戻ってきて野郎五人で楽しく大学生活過ごしています。
俺にも春は来るのかって感じだけど・・・。とりあえず。
509: 2018/10/08(月) 11:35:07.10 ID:??? AAS
バイト仲間のA君を好きになった私は、A君に猛アタックをかけて、成就。
バイトには、A君の高校時代からの友達B君もいたのだが、
普段明るいB君が、その頃から常に沈鬱な表情に。
「どうしたの? 元気ないね?」と訊くも、「いや、べつに……」という返事。
1週間たち、10日たっても、B君はふさぎ込んだまま。
あまりにもB君の様子がおかしいので、何か知っているかも?とA君に事情を訊いてみた。

A君が言うには、
・先日、B君にファミレスに呼び出された。
・悩み事があるようで、話したそうにしていたが、結局話してくれなかった。
・最後にB君は、「おまえ、松山千春の『恋』って歌、知ってる? それが今の俺の気持ち」
と言い残して帰っていった。
・わけわからん……
他のバイト仲間も、みんなB君を心配していたのだが、
ある日、面倒見のいいC先輩(女性)から、私に電話がかかってきた。
「いったいB君はどうしてしまったんだろう? A君から何か聞いてない?」と。
で、A君から聞いた『恋』の話などもして、C先輩と私はあれこれ考えこんだ。
510: 2018/10/08(月) 11:36:46.17 ID:??? AAS
C先輩の推理
B君は私が好きだったから、私とA君とつきあうことになって凹んでいるのでは?
それは私も考えた。それが一番納得がいく。
でも、どう考えても、何度考えても、違う気がした。
楽しく和気藹々とした職場で、私とB君も仲良しではあったが、
B君からは、「異性としての好意」めいたものを一切感じたことがなかったから。
「いやー、違うと思います。どう考えてもそれはあり得ません」
「でも、B君がおかしくなったのは、あなた(私)とA君がつきあうことになったと同時でしょ?」
「そうなんですけど、今までB君からそんな気配は全然感じなかったし……」
「確かに……。私もB君とあなたを見ててそう思うけど……、でも、それ以外考えられなくない?」
(あーだこーだの推理合戦数十分、中略)
「うーーーん……」
「うーーーーん……」
「………………………あ!」
「………………………あ!」
「もしや…………」
「うん、もしや…………」
「B君が好きなのは…………」
「………………A君???!!!」
「それだーーー!!!!! うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」
その後、B君はカミングアウトしてくれました。
高校時代からずっとA君が好きだったそうです。
報われない片思いと知りつつ、ずっと思い続けてきたそうです。
ちなみに、今でもB君とは女友達みたいなノリで仲良くしています。
どこのスーパーが安いだの、主婦はツライだの、
ゲラゲラ笑いながらオバチャン会話で盛り上がる仲。
A君は? もちろん私の旦那です。
おしまい
511: 2018/10/08(月) 11:39:25.15 ID:??? AAS
登場人物
・俺男(26歳、美容師)
・彼女子(24歳、同僚の美容師)
・客子(27歳、店の客)
・その他店のスタッフ
職場である美容室で知り合った俺男と彼女子。
もちろん店のメンバーにも公認で、付き合って2年を迎えるころ。
客子は、1年くらい前からうちの美容室に通い始めた独身OLなんだけど、
初めての来店から半年を過ぎたころから、来店頻度が異常なペースに。
カット、前髪カット、商品購入(シャンプーとか)…と、月に3度のペースでやってくる。
しかも毎度毎度、デパ地下で買ったような手土産つき。
指名は俺。
商品を買うだけのときでも、
「挨拶したいので、俺男さん呼んで頂けますかぁ〜」
と、他のお客さんを接客中の俺をわざわざ呼び出す始末。
881: 878 2009/07/27(月) 00:52:17 ID:05tsTjluO
あげてしまった、ごめん。
まさかこれは…と思ったが、案の定、客子は俺に惚れている様子。
他のスタッフ(彼女子含む)に、
「俺男さんのことが好きなんです★協力して下さい★」
と相談まで持ち掛け始めた。
もちろん、俺と彼女子が付き合っていることは知らない。
見かねた他のスタッフが、
「アイツ彼女いるんですよ」
と、諦めるよう促しても、
「より魅力的な相手が現れたら、気持ちが変わる可能性だってあると思うんです、キャハ★」
と、まるで聞く耳を持たず。
ちなみに客子は、黒髪ロングの貞子ヘアー(こだわりらしいが、オカルトっぽい)、常にノーメイク。
なのに、喋り方はキャピキャピしたぶりっ子口調。
魅力的とは程遠い…と思う。
512: 2018/10/08(月) 11:42:48.01 ID:??? AAS
また、客子は俺だけではなく、店やその他のスタッフにも執着?していて、
「私はスタッフみんなと仲良し!
みんなに愛されている良いお客さん!」
と勘違いしているような節があった。
…まぁ、なんというかイタイ…失礼、困ったお客さん。
閉店後の店内で、笑いのネタになることも多かった。
そんなある日、いつものように俺指名でカットをしにきた客子。
ひととおりの施術を済ませ、仕上げを後輩に任せて、俺は席を外していた。
その間に、後輩と客子の間で交わされた会話。
客「ここのお店って、みんな仲良いですよね〜★」
後「あぁ、そうですねー。プライベートでも結構集まったりするし、人間関係は良いっすね」
客「そうなんだ〜!みんなで何してるの〜?」
後「いや、普通に飲みに行く程度ですけどね。定休日の前の日とか、大体○○(店の向かいにある居酒屋)で飲んでますね、笑」
客「え〜っ、いいな〜★客子も行きたい〜★」
後「ハハハ…」
そして、その数日後。
営業を終えて、明日は定休日、みんなで飲んで帰るか、と店を出るスタッフ一同。
その目の前にいきなり客子が現れる。
ビクッとする俺たちをよそに、キャッキャと楽しそうな客子。
「今から皆さんでごはんですよね〜!
ご一緒させて下さ〜い★」
一同あぜん…、ていうか怖っ。
しかし、一応お客さんだし、邪険に扱うことはできない。
513: 2018/10/08(月) 11:56:28.12 ID:??? AAS
店長が申し訳なさそうに、
「定例のミーティングを兼ねた食事会なので、残念だが遠慮してもらえないか」
という旨を丁重に伝える。
最初は渋っていた客子だったが、スタッフ全員で、
「また店に来て下さいね!」
「楽しみにしてます!」
と、盛大にゴマをすると、機嫌を直して帰って行った。
その日の飲み会は、客子の数々の珍行動、迷ゼリフをネタに大盛り上がりのまま終了。
休日を彼女子の部屋で過ごすのが定番になっていた俺は、
みんなと解散した後、彼女子と2人で帰途についた。
そんなことがあった数日後、とんでもない事件が起きる。
仕事を終えて、ひとりアパートに辿り着いた彼女子を、客子が待ち伏せしていたのだ。
硬直状態の彼女子に、泣きながら詰め寄る客子。
「彼男さんと付き合ってるのって、あなた?」
ここからは彼女子から聞いた話。
鳴咽混じりで支離滅裂な会話だったらしいが、客子の話を要約すると、こう。
・飲み会の日の夜、俺男と彼女子が一緒の部屋に帰るのを見た。
・彼女子のことは、親友(!?)だと思って彼男とのことを相談していたのに、酷い。
・店のメンバーはみんな、私と彼男の仲を応援してくれているのに、どうして私がこんな目に遭うの。
・彼女子が身を引いてくれさえすれば、すべて済む話だ。
謝る&なだめることしかできない彼女子。
こんなやりとりが延々2時間近く続いたらしい…。
お互い落ち着いてからゆっくり話し合いましょう、と客子をなだめ、
ようやく帰ってもらったのだ、と彼女子から電話で報告を受けた俺。
さすがに笑い話では済まなくなったので、すぐに店長に報告の電話をし、
翌日から彼女子を家まで送り届けることにした。
514: 2018/10/08(月) 12:06:14.76 ID:??? AAS
その翌日、美容室に1本の電話が。
案の定、相手は客子(泣き声)。
運悪く電話をとってしまった店長相手に、またしても支離滅裂な話を繰り広げる客子。
「私…、やっぱり俺男さんとは結ばれない運命なのかな…クスンクスン。
店長さん、Aくん、Bくん、Cさん(店のスタッフ達)…、応援してくれたのに、ごめんなさい…クスンクスン」
が、その日は祝日。
客が大入りで、てんやわんやな状態の中、そんな話など聞いていられなかった店長は、
「また閉店後に折り返しますから!」
と、電話を切ってしまう。
そして閉店後、店内を片付けていると、店の外に佇む人影が…。
虚ろな目をした客子だ。
しかも、両手首にこれ見よがしに包帯を巻いての登場。
ガクブル状態のスタッフ。
こうなったら、正直に話して納得してもらうしかない。
515: 2018/10/08(月) 12:08:42.98 ID:??? AAS
店長から、
「とにかく穏便に!低姿勢で!下手に刺激するな!やばくなったら電話しろ!」
と忠告を受け、客子を伴って歩いて行ける距離にあるマックへ移動した。
道中、客子にそっと手を握られるが、頭を掻くふりをして、振りほどいた。
彼女子とその他スタッフは、マック駐車場で待機。
テーブルにつくなり、
「言いたいことがあるなら言って」
と客子。
お前が何か言いたくて来たんじゃないんかい!と思いつつ、ゆっくりと語りかける。
・客子の気持ちにはなんとなく気付いていた。
・が、彼女子と真剣に付き合っているので、気持ちに応えることはできない。
・客子は俺にとっても店にとっても大切なお客さんなので、傷つけると思って、本当のことが言えなかった。申し訳ない。
…というようなことを話す俺。
話し終わると、それまで何の反応も示さないままだった客子が、思いもよらない行動を起こした。
なんと、遠い目で窓の外を眺めながら、弱々しい声で歌を歌い始めたのだ。
「いつも一緒に…いたかった〜♪隣で笑っていたかった〜♪」
曲は、プリンセスプリンセスの「M」だった…。
呆気にとられる俺。
「あ、あの…、客子さん…」
呼びかけても、無視して歌い続ける客子。
仕方ないので、歌い終わるまで待つことにする。
「消せないアドレス〜♪Tのページを〜指で〜辿ってるだけ〜♪」
の、くだりで、俺、思わずブホッと吹き出す。
言わずもがな、Tは俺のイニシャル(現曲ではM)。さすがに失礼だと思い、ゲホゲホと咳をしてごまかした。
歌い終わると、客子はにこ…っと淋しげに微笑み(不気味)、
黙って席を立ち、店を去っていった。
516: 2018/10/08(月) 12:10:00.50 ID:??? AAS
そしてその翌日、開店前の店の前に、客子からの手紙と、トリートメント剤が置いてあった。
トリートメントは、以前、
「今日、誕生日なんですぅ★」
と、過剰アピールする客子をスルーできず、誕生日プレゼントと称して渋々渡したもの(業者さんがくれた見本品…)。
手紙には
「俺男さんへ
持っていると辛いから、プレゼント、お返しします。
生まれ変わったら、もっと早く客子を見つけて下さいね。
…with Love」
と書かれていた。
長くなりましたが、これで終わりです。
消化不良なままでごめん。
客子はそれきり店にも現れず、消息は不明。
例の手紙は今もスタッフルームの壁に飾られています。
深夜にお付き合いありがとうございました。
517: 2018/10/08(月) 12:27:02 ID:??? AAS
の実家(ウトメ&既婚長男。夫は次男)とは長男夫婦、私達夫婦共に中距離別居。
義実家はかなりの長男教で、次男である夫の扱いは子供の頃からひどかったらしい。
おもちゃはもちろん、服も最低限しかあたえられずオヤツも無し。
誕生もクリスマスも夫のはスルーで、お年玉は没収。小学校で必要な出費(書道の半紙とか)
も、夫が泣いて土下座しないと出してもらえず、夫は惨めな子供時代を過ごした。
高校に入ってからはバイト代まで盗られ、とにかく散々だったらしい。(バイト先の信用できる
先輩に預けており、バイト代の6割はなんとか無事だった)
一方、長男はおもちゃもオヤツも与えられ放題わがまま放題で育ち、今では水も滴るDQN。
大人になり結婚した現在でもデリヘルドライバーとして働き、しょっちゅう実家に無心している。
そんなこんなで夫は兄である長男夫婦(長男嫁も長男と張り合えるDQN)、実両親が大嫌い。
そんなウトメだから私に対しても、結婚のあいさつ時に「我が家に嫁いだのだから、両親で
ある私達に貯金を預けろ」「3日に一度はこちらの家の掃除をしに来るように。」と発言。
長男は「ヤリ○ンみてぇな顔だなW」と私を見てニヤニヤ。長男嫁「そのネックレスと指輪
よこしなさいよ。姉妹なんだから当然でしょ?」と発言。ここで夫がキレて義実家とはそれ以来
ほとんど没交渉。しばらく平穏な日々を過ごしていた。
518: 2018/10/08(月) 12:29:10 ID:??? AAS
結婚して半年ほど経ったある日、トメから夫携帯に電話が入り、「長男が仕事を辞めてうちで同居
する。お前は長男嫁の出産費用を出せ。生まれたら嫁子が赤子の面倒と家事をするように。」
つまり夫にはATM、私には家政婦&無料ベビーシッターをしろと。
ありがたくお断りするため、夫と仕返し&遠距離逃亡することに。
夫は自営業で、夫はもちろん従業員の方々が頑張ってくださっているおかげで我が家はたまに
ちょっと贅沢するくらいには収入がある。(だから余計にたかられる。)
まず、私達夫婦は夫の会社の支店がある地方(かなり遠い)に夢のマイホームを購入し引っ越し。
仕事の引き継ぎを終わらせ(地元の友人や従業員には根回し済み、戸籍もブロック)、
引っ越し&絶縁記念に海外旅行へ。
旅行先に住む夫友人(超金持ち)を訪ね、友人の豪邸をバックにシャンパン片手にはいチーズ。
その写真に「マイホーム建てました。今、幸せです。」とメッセージを付け旅先から義実家に郵送。
帰国してからも平穏な毎日。
義実家近所に住むスネーク(夫の元バイト先の先輩。)によると、義実家は毎日修羅場。
血眼で私達の居場所を探しまわっているが、義実家近辺の探偵会社は夫の顔見知りなので安心だし、もともとDQNで有名な義実家だったので警察も相手にせず。
ただ、妊娠中の長男嫁に関しては不明だそうです。
以上です。わかりづらくてすみませんでした。
519: 2018/10/08(月) 12:32:24 ID:??? AAS
結婚の挨拶に行った時、初めて顔合わせしたコトメ(予定)が、
高校の時散々虐められ倒した同級生だった。
向こうは気付いてニヤニヤ。お兄ちゃんラヴだったのか、
相手が私でなくても結婚潰してやる気だったらしく超好機って感じのニヤニヤ。
しかし私とて虐められていたあの頃ではありません。
つーかコトメが落ちた大学に高校の同級生は半分は受かってて、
私はそこで別のクラスだった子とか相手に一生懸命学生生活をやり直した。
こちらから言わなくても、虐め首謀者のコトメの悪評は散々出回ってた。
私だけじゃなく色んな人を苦しめていたらしい。
夫とは地元職場結婚だったので知らなかったが、負けなかった。
結婚式前日、当然新郎側で参加する気満々、否潰す気満々だったコトメ。
丁重にお断り申し上げた。理由は、大学で一番の親友が高校時代一番酷く
虐められており今でもコトメの名を聞くだけで過呼吸起こすレベルだという事。
そんな奴出さないで私を呼べと言うコトメに、私も同じ症状出るんでマジ勘弁、
と電話ガチャ切り。
旦那は学生時代の私や親友のトラウマ原因把握済み。
ウトメにもマヤ付きで告白してあったので、コトメ当日完全シャットアウト。
それきっかけで実家寄生気味だったコトメも追い出され、なかなかに平和。
いやー偶然ってあるもんですね。因果応報ってやつでしょうか。
520: 2018/10/08(月) 12:48:33 ID:??? AAS
登場人物
私子:24歳、会社員
彼男:26歳、会社員、私の先輩で彼氏
バイト子:21歳、同じ職場のアルバイト
主任:30代女性、私と彼男の上司
私と彼男は付き合って1年半。
同じ職場ではあったが、社内恋愛は禁止ではないし、まぁ公認の仲という感じ。
そんな職場に派遣されてきたバイト子。
キャンキャンあたりに載ってそうな今どきの女の子という感じで、職場も一気に華やいだ。
…が、ちやほやされたのもつかの間、
男性社員(のみ)に気配り以上のお節介をやく彼女は、少しずつ社内で鬱陶しがられるようになった。
そんな中でも、特にバイト子に気に入られていたのが彼男。
四六時中キャッキャと付き纏われ、げんなりとした様子。
かと言って決定的な告白を受けたわけでもないので、
わざわざ「私子と付き合ってる」と宣言するのも変だよな…、と困っていた。
そんなある日、彼男が仕事を終えて帰宅していたら、道中にバイト子が…。
彼男を見つけるなり、泣きながら駆け寄るバイト子。
どうしたのかと尋ねたところ、
・別れた元彼がストーカー化して困っている
・帰宅したら、部屋の前で待ち伏せされていた
・元彼はかなり気が昂ぶっていて、何をされるかわからない
・怖い、帰りたくない、彼男さん泊めて!
ついて行くから話し合ってはどうか、と言うと、「それはイヤ、何をされるかわからない」
泊めてくれる女友達はいないのかと聞くと、「女同士では、何かあったときに太刀打ちできない」
そこまで酷いなら、警察に行こうと諭しても「そこまではしたくない」
今晩だけでも泊めてくれと粘るので、仕方なくバイト子を自分の部屋に連れて帰った彼男。
自室にバイト子を置いて、自分は私のところに泊めてくれと、疲れ切った顔で私の部屋にやってきた。
521: 2018/10/08(月) 12:50:47 ID:??? AAS
疲れ切った彼男の話を聞きながら2人で食事を始めるが、その間も彼男の携帯は鳴りっぱなし。
相手はバイト子。
「もし元彼につけられてたら、居場所がわかってしまう」
「ひとりでいるのが怖い」
「お願い戻ってきて」
さすがに放っておくわけにも行かず、彼男に頼まれて、
様子を見るために2人でバイト子のいる彼男の部屋へ向かった。
ドアを開けた瞬間、彼男の隣にいる私を見て、あぜんとするバイト子。
私たちが付き合っていることを知らなかったらしい。
薄々気付いているかと思っていたんだが…。
「さすがにふたりきりはまずいからさ、私子も一緒に待機するよ。
3人いれば安心だろうし」
という彼男。
ドアを開けたときは、目に涙をいっぱいためて、すがるような表情をしていたバイト子の顔つきが
みるみる冷めていく。
「いいです、ひとりで平気だから帰って下さい」
「え、でも…」
「いーから。帰って。カギは明日会社で渡しますから。じゃあ!」
…追い返されるようにドアを閉められた。
そんな事件があってから数日。
あの日以来バイト子はぱったりと彼男に寄り付かなくなった。
なんだったんだ、と呆れつつ、平和な日々を過ごしていたある日。
私は彼男の部屋に泊まりに行った。
夜、彼男の部屋に置いたままにしてあるスキンケア一式で、メイクを落とそうと
クレンジングを手に取る私。
が、顔に馴染ませた途端、ものすごい痛みが私を襲った。
顔中がピリピリと焼けるように痛い。
目にも沁みて涙が止まらないので、目も開けていられない。
「痛いイタイイタイよ〜!!」と大泣きでバスルームから飛び出す私。
彼男もびっくり。
クレンジングが腐ってたんじゃないの!?と聞かれるが、
買ったばかりだし、前回使ったときはなんともなかった。
私の顔をティッシュで拭いながら、コップにクレンジングの中身をあける彼男。
…クレンジングの表面に浮かぶ、オレンジ色の輪を見て、ひとこと。
「…ラー油!?」
522: 2018/10/08(月) 12:53:54 ID:??? AAS
私と彼男は辛いものが大好きで、冷奴だのスープだの麺類だの、何にでもラー油を入れるのが大好き。
冷蔵庫にはいつもラー油を常備していた。
しかも、わざわざ本格中華料理店で購入した、唐辛子がたっぷり漬け込まれたもの。
どう考えても、犯人はバイト子。
顔のヒリヒリは留まるところを知らず、私は目も開けられないまま泣くばかり。
数時間後、やっと収まったと思いシャワーを浴びると、温かいお湯に反応してピリピリが倍増。
肌が腫れ、目の粘膜が傷ついたためか、白目の部分も真っ赤に。
523: 2018/10/08(月) 12:54:21 ID:??? AAS
これは明日の出勤は無理かもしれない、と判断した彼男が
主任に電話をして事情を説明。
「なぜそんなことに!?」という問いかけに、正直に先日の事件と、犯人はバイト子では、ということも話す。
主任は冷静に話を聞いた後、牛乳で顔を洗いなさいとアドバイスをくれた。
なんでも学生時代にイタリアンレストランでバイトをしていたとき、
唐辛子の種を取る作業の後に、牛乳で手を洗ってヒリヒリを緩和していたらしい。
すぐさま彼男が牛乳を買ってきてくれて、アドバイス通りに顔を洗った。
徐々にヒリヒリは薄れていき、主任には深く感謝。
その後、バイト子は以前からの男性社員に対する目に余る態度も含めて
主任からこってりお説教を受けたらしい。
私たちは現場には居合わせなかったけど、別室から泣きそうな顔で出てきたバイト子を目撃した。
主任は「たっぷり油絞ってやったからね」と笑っていた。
そして、そのまま出社拒否&音信不通。
私たちは平和な日々を過ごしてますが、私はラー油が嫌いになりました。
終了です。
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