[過去ログ]
日の丸、君が代、愛国心=敵国心→戦争2 (1001レス)
上
下
前
次
1-
新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
770
: 2006/04/29(土) 22:36:29
ID:bdnvBaX+(2/4)
調
AA×
[240|
320
|
480
|
600
|
100%
|
GIF
|
べ
|
レス栞
|
レス消
]
770: [] 2006/04/29(土) 22:36:29 ID:bdnvBaX+ 薄暮となった。「名誉ある」第一陣の突撃中隊が指名された。その中隊はこの作戦のために 他の部隊から配属されたばかりの中隊である。前進命令が出ても動かない。いやもっと暗くならないと 動かないのだ。いらだつ大隊長は私を見て、「中隊長どうした。救護班も来ているぞ」と再度突撃を命令した。 いま動くことは死ぬことだ。でも命令には逆らえない。中隊長は壕の中の兵隊を振り返り、 突撃前進を目で納得させようと試みるが、みな顔をそむけている。生死を賭けての瞬間だ。 私はその場で見ているのが辛く、後ずさりして目を伏せた。 山砲の砲撃が始まった。「ワーッ」という喚声が上り、味方の一斉射撃だ。 見ると中隊長は軍刀を頭上に振りかざし、先頭を駆けて行く。すぐ後の兵隊の銃身にくくりつけた日の丸が、 夜目にも白く鮮やかである。十数名が一段となってそれに続く。 夕暮迫る官道口の城壁から一斉射撃が始まった。天皇が死ねと言ったのだ。兵隊たちがバタバタと倒れるのが 見える。覚悟の突撃前進である。 私は正視できない情景を見た。 http://potato.5ch.net/test/read.cgi/asia/1146187315/770
薄暮となった名誉ある第一陣の突撃中隊が指名されたその中隊はこの作戦のために 他の部隊から配属されたばかりの中隊である前進命令が出ても動かないいやもっと暗くならないと 動かないのだいらだつ大隊長は私を見て中隊長どうした救護班も来ているぞと再度突撃を命令した いま動くことは死ぬことだでも命令には逆らえない中隊長は壕の中の兵隊を振り返り 突撃前進を目で納得させようと試みるがみな顔をそむけている生死を賭けての瞬間だ 私はその場で見ているのが辛く後ずさりして目を伏せた 山砲の砲撃が始まったワーッという喚声が上り味方の一斉射撃だ 見ると中隊長は軍刀を頭上に振りかざし先頭を駆けて行くすぐ後の兵隊の銃身にくくりつけた日の丸が 夜目にも白く鮮やかである十数名が一段となってそれに続く 夕暮迫る官道口の城壁から一斉射撃が始まった天皇が死ねと言ったのだ兵隊たちがバタバタと倒れるのが 見える覚悟の突撃前進である 私は正視できない情景を見た
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 231 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
ぬこの手
ぬこTOP
0.039s