[過去ログ] 自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第53章 (1001レス)
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(1): 雑兵 ◆0SmEaqLCkA 2007/02/14(水) 09:17:18 ID:??? AAS
20XX年 5月22日 某県の山中。
 山の獣道を、三人の兵士たちが歩いていた。
百キログラムはありそうな膨れ上がった荷物を背負い、腕に銃を構えつつ、ゆっくりとした速度で茂みをかき分けてゆく。
 戦闘の兵士が立ち止まった。その兵士が腕を上げ、後ろを振り返る。
 その兵士は顔に暗緑色のペイントを施していた。小顔だが、大して特筆するところも無い平凡な容姿である。
ただ、その頬は異様にこけており、ペイントが塗られた顔の中で、目だけが鋭い光を放っている。
腕に持つ銃は、M4カービンにM203グレネードランチャーを組み合わせたものだった。さらにカービンの銃口にはサプレッサーが装着されている
「どうしたんだ、日下?」
 背後の大柄な兵士が日下と呼んだ男に近づく。百九十センチはあろうかという体躯の若い男である。
顔は角ばっており、非常にごつい。だが、その小さな目は愛嬌たっぷりな表情を浮かべている。日下と同様に顔にはフェイスペイント。
体は筋肉で盛り上がっており、背中の背嚢を軽々と担いでいた。この男の持つ銃は、MINIMI軽機関銃である。
「荒川、少し黙っててくれ」
 日下が、先ほどの大柄な兵士をそう呼ぶ。
「早くしないと、目標のRVにたどり着けませんよ?」
 すると、もう一人の兵士がそう言った。こちらの兵士は、細面の優男だった。
色白の肌に、整った形の目と鼻。体は細身だが、先ほどの二人に負けぬ量の荷物を背負っている。この男の装備は日下と同様にM4カービンとM203である。
「……小西、荒川、何か聞こえないか?」
 小西と呼ばれた細面の男が耳をそばだてる。荒川も同じように押し黙った。
 がさがさと、前方の茂みで小さな音が鳴る。草の葉っぱも心なしか小刻みに揺れていた。
「イノシシか?」
「熊の可能性もありますね、どうします?」
 荒川と小西が口々にそう言う。
「避けられるに越したことは無いんだが――」
 だが日下の言葉とは裏腹に、その音は段々三人に近づいていた。
731: 翡翠(星砂) ◆F1KoBsy57M 2007/02/14(水) 19:32:50 ID:??? AAS
以後、嵐に加担する者も、
愚者氏を吊るし上げする事に加担する者も等しく同罪とす。

では、当方から。

( ・∀・ )っノシ凵 ⌒☆チンチン

>>597 雑兵 ◆0SmEaqLCkA
>百キログラムはありそうな膨れ上がった荷物を背負い

本文流し読みでレスレス。ごめんなさいね。^^
状況( 作品 )投下お疲れ様です。

某国の某特殊部隊の某作戦時の荷物が1人それくらいっぽ。
自衛隊の某地区某レンジャーの荷物が60kgくらいっぽ。
つまり、
補給のアテの無い大作戦中なのか、気合の入った訓練中っぽね。
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