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自衛隊がファンタジー世界に召喚されました 44章 (1001レス)
自衛隊がファンタジー世界に召喚されました 44章 http://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/army/1141803533/
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763: 銀輪 ◆2LyZBX0jcM [sage] 2006/04/08(土) 20:28:44 ID:??? 伊上は一瞬呆けた顔をしたが、一瞬睨みつけると我に返り、すぐに行動を始めた。発射器に擲弾を取り付け 、金座を「タ」に設定した。土手のてっぺんに小銃の被筒を据え、狙いを定める。 パン、と軽い音がして弾頭は銃身を離れ、硝煙が飛び散った。 瞬間、命中する筈の擲弾は、その幹に当たる前に炸裂し、その皮を少しだけ吹き飛ばすのみに留まった。 「な、なにぃ!?」 大田は一瞬、目を疑った。擲弾がその幹に到達する刹那。 炸裂で掘り起こされた地面から、一斉に細い蔓が飛び出し、擲弾を阻んだのだ。 蔓の一本が弾頭を起爆させ、HEAT弾のメタルジェットは幹のはるか手前でその威力を殺された。 「め、面妖な・・・」 大田でさえ、目の前の異様な光景にたじろいだ。 無数の蔓が足元をすくったのを、魔法の炸裂と勘違いしていたのだ。 擲弾の爆煙が晴れると、蔓はその幹に絡みつき、動きを止めた。どうやらこれが元の姿のようだ。 「柏、パンツァーファウスト!!」 「はいっ!」 待ってましたとばかりに大声で返答してから、柏はてきぱきとパンツァーファウストの射撃準備にかかった。 「俺たちが注意を引く。合図したら撃て。」 大田は柏と残り、他の二人を土手沿いに大木の側面に回りこませた。 攻撃を阻む蔓をひきつけ、本命のパンツァーファウストをぶつける作戦だった。 手ごろな位置に陣取り、早速伊上と篠崎に射撃を命じる。 伊上はグレネード、篠崎はMINIMIを、照準もそこそこに撃ち始める。 防御にはいった大木の蔓をへし折り、吹き飛ばしていく。蔓は盾のように、篠崎達の正面に集中しつつあっ た。 それを、大田は好機とみた。 http://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/army/1141803533/763
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