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自衛隊がファンタジー世界に召喚されました 44章 (1001レス)
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元1だおー
2006/04/08(土) 16:11:57 ID:???
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735: 元1だおー [sage] 2006/04/08(土) 16:11:57 ID:??? 僕たち数の半減した第二中隊の隊員達は、静かに期末点検を終え、無気力に卒業を待った。 班長達も新隊員の心の喪失感を分かっているのか、元気のない僕らを怒鳴りはしなかった。 たった三ヶ月の間に、心と身体の一部のようになっていたバディが出征してしまった。 自分達は、どうだ。 安全な日本の駐屯地内で、三食を食堂で食えて、温かいベッドで眠れる。 やりきれないのだ。僕を含めた第二中隊の新隊員達は。 新しい情報が飛び込んできたのは、卒業間近の最後の休養日の風呂上がりだった。 卒業を間近に、今までの訓練課程に比べれば、荷物の整理や床のワックスがけなど、 自由で穏やかな時が流れていたが、第二中隊の隊員にとっては苦痛でしかなかった。 卒業前ということで、他中隊の新隊員らは同期との最後の思い出作りに、 この時期だけ例外となる禁酒規則を破った宴会を密かに行ったりしていたが、 僕らはただ、一日中駐屯地内の居室で寝ころんでいた。人数が半分になってしまった各居室は、不気味なほど静かだった。 分刻みの生活を三ヶ月続けてきた中でも、珍しく何もすることがなかった僕は、娯楽室にテレビを見に行った。 その時、同期の一人が娯楽室から血相を変えて飛び出してきた。 どうしたんだ、と聞くより早く、彼は僕を見て叫んだ。 「ロスーキ都市国家群が宣戦布告したぞっ!」 その瞬間僕は全身から血の気が引く音を聞いた。 ロスーキ都市国家群は、危険な兆候が見られるとしてレプ達外人志願者部隊が向かった国だ。 僕は娯楽室に駆け込んだ。 http://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/army/1141803533/735
僕たち数の半減した第二中隊の隊員達は静かに期末点検を終え無気力に卒業を待った 班長達も新隊員の心の喪失感を分かっているのか元気のない僕らを怒鳴りはしなかった たった三ヶ月の間に心と身体の一部のようになっていたバディが出征してしまった 自分達はどうだ 安全な日本の駐屯地内で三食を食堂で食えて温かいベッドで眠れる やりきれないのだ僕を含めた第二中隊の新隊員達は 新しい情報が飛び込んできたのは卒業間近の最後の休養日の風呂上がりだった 卒業を間近に今までの訓練課程に比べれば荷物の整理や床のワックスがけなど 自由で穏やかな時が流れていたが第二中隊の隊員にとっては苦痛でしかなかった 卒業前ということで他中隊の新隊員らは同期との最後の思い出作りに この時期だけ例外となる禁酒規則を破った宴会を密かに行ったりしていたが 僕らはただ一日中駐屯地内の居室で寝ころんでいた人数が半分になってしまった各居室は不気味なほど静かだった 分刻みの生活を三ヶ月続けてきた中でも珍しく何もすることがなかった僕は娯楽室にテレビを見に行った その時同期の一人が娯楽室から血相を変えて飛び出してきた どうしたんだと聞くより早く彼は僕を見て叫んだ ロスーキ都市国家群が宣戦布告したぞっ! その瞬間僕は全身から血の気が引く音を聞いた ロスーキ都市国家群は危険な兆候が見られるとしてレプ達外人志願者部隊が向かった国だ 僕は娯楽室に駆け込んだ
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