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アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ7 (321レス)
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212
:
出会いと別れ
◆5VEHREaaO2
2007/11/05(月) 21:25:37
ID:6knpSgqL(10/11)
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212: 出会いと別れ ◆5VEHREaaO2 [sage] 2007/11/05(月) 21:25:37 ID:6knpSgqL スバルが民家から去った後、三人はロイの体を手当てするためにそれぞれ動きだそうとしていた。 「さて、と。俺は救急箱でも見つけるかね」 「じゃあ、私も手伝います」 「それじゃあ、僕が大佐を見ておきますね」 とそれぞれのやるべきことを決め、三人は腰を上げた。 そして、こなたとヒューズが別の部屋に探索しに行こうとしたとき、 二人の背中にソファーの上で眠るロイの側に寄っていたアルの声が掛けられる。 「二人とも、ちょっと待って」 アルの制止の声に二人は部屋の外から中へと視線を振り向かせる。 「大佐の腕が変なんだ」 そう言って、アルは二人に見えるようにロイの腕を挙げた。 その右腕は異常としか形容されない状態となっていた。 何時の間にか、銀色の鱗が手の甲から爪先を覆っていたのだ。 アルが袖を捲くるとその鱗はぎっしりと右腕を覆っているのが見えた。 見えない範囲の服の下は本当にどうなっているのか分からないほどに。 「……うっ」 その最中だった。唸り声を上げ、寝転んだままのロイが身じろぎをしたのは。 そして、ゆっくりと眉を挙げる。 意識が戻ったと考えたアルはロイの右腕を下ろし、彼の顔を覗きこみながら名を呼ぶ。 「マスタング大佐、僕のことが分かりますか?」 アルがそう言った刹那、彼の体である鎧の首筋から鈍い音共に銀色の蛇が生えた。 いや、それは蛇ではなかった。先ほど全員が眺めていたロイの右腕であった。 それがアルの首筋を貫いていた。 避けることは出来なかった。まさか知り合いに、仲間と思っている人物に襲われるとはアルは夢にも思えない。 「…………アル君?」 こなたは無意識にアルの名を呟いた。 だが、彼が返事をすることはなかった。ロイ・マスタングの貫手により、魂と鎧とを結ぶ血印を一撃で破壊されていたのだから。 F-5の民家には、生者と言っていい人間は状況の変化についていけないマース・ヒューズと泉こなた以外に残されていなかった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/anichara/1193746998/212
スバルが民家から去った後三人はロイの体を手当てするためにそれぞれ動きだそうとしていた さてと俺は救急箱でも見つけるかね じゃあ私も手伝います それじゃあ僕が大佐を見ておきますね とそれぞれのやるべきことを決め三人は腰を上げた そしてこなたとヒューズが別の部屋に探索しに行こうとしたとき 二人の背中にソファーの上で眠るロイの側に寄っていたアルの声が掛けられる 二人ともちょっと待って アルの制止の声に二人は部屋の外から中へと視線を振り向かせる 大佐の腕が変なんだ そう言ってアルは二人に見えるようにロイの腕を挙げた その右腕は異常としか形容されない状態となっていた 何時の間にか銀色の鱗が手の甲から爪先を覆っていたのだ アルが袖を捲くるとその鱗はぎっしりと右腕を覆っているのが見えた 見えない範囲の服の下は本当にどうなっているのか分からないほどに うっ その最中だったり声を上げ寝転んだままのロイが身じろぎをしたのは そしてゆっくりと眉を挙げる 意識が戻ったと考えたアルはロイの右腕を下ろし彼の顔を覗きこみながら名を呼ぶ マスタング大佐僕のことが分かりますか? アルがそう言った那彼の体である鎧の首筋から鈍い音共に銀色の蛇が生えた いやそれは蛇ではなかった先ほど全員が眺めていたロイの右腕であった それがアルの首筋を貫いていた 避けることは出来なかったまさか知り合いに仲間と思っている人物に襲われるとはアルは夢にも思えない アル君? こなたは無意識にアルの名をいた だが彼が返事をすることはなかったロイマスタングの貫手により魂と鎧とを結ぶ血印を一撃で破壊されていたのだから の民家には生者と言っていい人間は状況の変化についていけないマースヒューズと泉こなた以外に残されていなかった
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