[過去ログ] アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ2 (594レス)
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450: 2007/09/27(木) 23:10:37 ID:YWcUmsHS(4/4)調 AAS
451: 白ロムさん 2007/09/27(木) 23:14:24 ID:6MkUO2IG(1/2)調 AA×
>>779>>785>>779>>789

ID:AUAkmWMIO ID:fp8UW1WQ0 ID:sTSpqN6c0 ID:zUzSp6M.O ID:sTSpqN6c0 ID:H4E1J9Hw0 ID:zUzSp6M.O ID:9b4.lHxIO ID:3Jbiwt8Q0 ID:3ikSmPgw0 ID:8BOLiitE0
452: 白ロムさん 2007/09/27(木) 23:15:38 ID:6MkUO2IG(2/2)調 AAS
793 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 20:36:19 ID:WX9xlEi20
衝撃の人は今度こそ戴宗と決着つけてもらいたいものだ
794 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 21:37:06 ID:gfWGa/Sw0
しえん!
795 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 21:46:21 ID:wz.MR6gMO
支援
796 : ◆WcYky2B84U:2007/09/27(木) 21:48:22 ID:GuGLfsZo0
投下終了しました。支援ありがとうございます
気が付くと食料品ばっか支給してる罠…
797 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 21:51:44 ID:7TM5MfN60
投下乙でした!
グレンラガンと舞姫を知らなくてもビビッと来るぐらいこれは良いクロスオーバー。
思考と行動、どちらも自然で良かったです。
舞が微妙に爆弾持ちなのも今後に期待が出来るところですね。GJ!
798 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 21:55:18 ID:sd.ZWeSk0
投下乙です!!
舞とシモンの関係がいいなぁ。行動方針にも納得。
しかし、行き先が豪華客船ってテラ激戦区www
にしても、マタタビ=気合いにはワロタww
799 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 22:00:19 ID:kObnpCWU0
GJ
混乱状態の舞カワイソス。
二人の世界の差が良く出てて楽しかったです。
800 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 22:06:11 ID:AfptnpRU0
おつー!
シモンがちょっとやばいかもしれませんね。
でも舞が支えてくれるか?
頑張れシモンと舞!
801 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 22:25:50 ID:gfWGa/Sw0
乙です!
いつ爆発してもおかしくない二人の今後が恐ろしい。
文章からただよう欝な雰囲気も良かったです。
802 : ◆ZJTBOvEGT.:2007/09/27(木) 22:57:29 ID:C5AWfaOk0
>>796
ここまで見事にリレーをしていただけるとは…
綿密な描写に頭が下がります。
及ばずながら、私も投下を開始します。
803 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 22:59:26 ID:FRhej3Lk0
sienn
804 : ◆ZJTBOvEGT.:2007/09/27(木) 23:06:04 ID:C5AWfaOk0
以上であります。
…キャロには生きていて欲しかったよ。
でもこれはロワだ、泣かない…
453: 獣を見る目で俺を見るな ◆ZJTBOvEGT. 2007/09/27(木) 23:19:53 ID:ipRCTNeM(4/4)調 AA×
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454: 2007/09/27(木) 23:23:25 ID:qg5RgGDb(1)調 AAS
>804 : ◆ZJTBOvEGT.:2007/09/27(木) 23:06:04 ID:C5AWfaOk0
>以上であります。
>…キャロには生きていて欲しかったよ。
>でもこれはロワだ、泣かない…
たかが二次のネタ小説でなんのギャグ?
455: 2007/09/27(木) 23:28:35 ID:FXxDk7ju(18/18)調 AAS
お墓つくってやろうぜ
456: これでいいか 2007/09/27(木) 23:33:48 ID:iXFW7bO7(1)調 AA×
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457: 2007/09/27(木) 23:39:00 ID:+zCaUImU(1)調 AAS
www
458(2): 2007/09/27(木) 23:44:12 ID:QZEnEM1c(1)調 AA×

459(1): 2007/09/28(金) 00:20:17 ID:OR174cND(1)調 AA×
>>458

460: 2007/09/28(金) 00:24:37 ID:Y5OUIXx+(1/4)調 AAS
でかっwww
461(2): 2007/09/28(金) 01:41:16 ID:UKa3MekZ(1)調 AAS
2chスレ:saku
暴れるdion軍
462: 2007/09/28(金) 01:44:19 ID:Y5OUIXx+(2/4)調 AAS
そういえば、過去にサブカルで
俺の>>1のやり方と違うとかなんだと叫んでdionが暴れてたなぁ
同じ奴か?
463: 2007/09/28(金) 01:47:28 ID:3wYlpZtG(1/3)調 AAS
>>461
…これなんてファシズム?
464: 2007/09/28(金) 02:47:18 ID:M1DozU7Y(1)調 AAS
こいつらの体制はいつまでたってもまったくかわらねーな
都合が悪いことは全て荒らしにする
同じことやって交流所で全部はじかれただろうに…
匿名掲示板のルールも、意味も全て潰してまで
交流所企画のロワを広めたいのかねこいつら
465: 2007/09/28(金) 03:02:19 ID:k7S4bPWy(1)調 AAS
もはや2chのよさを悉く潰してるよねこのバトロワの運営って
匿名掲示板なのに強制的に名前名乗らないと意見一切聞かないとか
煽りにいちいち削除以来だしたりとか
こいつらのやってる内容は何からなにまで潔癖すぎ
狂ってる。あきらかに。だから交流所でも削除人に無視られるんだよ(藁
キャプテンが荒らしだっていうけど、
キャプテンが削除依頼だされて
2chで規制されたことあったのか?一度もないだろ?
人を荒らしとののしるんだったらそのログを出せよ(笑)
そのキャプテンに荒らされる(というよりもキャプテンの支配が怖いから)
逃亡しただけなのに荒らしだとか
テラワロスwww
466: 2007/09/28(金) 03:04:32 ID:3wYlpZtG(2/3)調 AAS
>>458-459まで削除依頼とはな
参加者の応援も許さないって?
ムスカは立派にこのロワに参加してますしアニメキャラですが何か?
467: 2007/09/28(金) 03:32:24 ID:Y4Ui3mnj(1)調 AAS
>>461
『基本的に、』SSの投下のみ ということは
『応用的には』SSの投下以外もOK
したがってどう考えてもその削除依頼は違法ですが
468: 2007/09/28(金) 07:13:07 ID:4TJrhT8M(1)調 AAS
なるほど
削除依頼頼みの運営体質か
469: 2007/09/28(金) 07:44:26 ID:cadX86JP(1)調 AAS
根本的な問題は
今のバトロワ運営してる管理者とその仲間が
ちょっとしたことですぐに傷付きやすく
そのくせプライドだけは糞高いから
そういう人間としてはゆとり世代のクズが
書き手にまわると自分の書いたSSが世界最高だと常考してしまい
その常に気が張っている状態でまた運営に当たっているから
すぐにちょっとあおられただけで荒らしだってわめいて
削除依頼だしたり削除依頼が通らないからしたらばで
自分たちが我慢せずすぐに削除できる体制にしたり
してるだけじゃないかって気がしてきた
470(1): 2007/09/28(金) 08:14:40 ID:Kky5WdPl(1)調 AAS
お前たち、ここは基本的にSS投稿専用や、
意見は出るべき所に出てやりたまへ
471: 2007/09/28(金) 09:28:03 ID:kfqwap9U(1)調 AAS
ここが出るとこ
472: 2007/09/28(金) 10:03:59 ID:noYFmr8E(1)調 AAS
なんでしたらばは2chを無視するの?
473: 2007/09/28(金) 10:40:14 ID:EO/vpY88(1)調 AAS
>>470
ココではスルーすればいいよ、マジにイカレてる奴にはなに言ってもしょうがない
474: 2007/09/28(金) 10:56:33 ID:TzfNjaE8(1)調 AAS
とイカれた人が申しております
475: 2007/09/28(金) 11:02:48 ID:Uwi4Wn2u(1)調 AAS
2chの企画の運営は2chでやるというのは
イカれた意見でありスルー対象
476: 2007/09/28(金) 11:18:06 ID:Imr9ktYB(1)調 AAS
むしろしたらばの方が
バトルロワイアルしたいが為に
狂ってないか?
477: 魔法少年ラディカルエリオHeaven's feel ◇2kGkudiwr6 2007/09/28(金) 15:06:26 ID:aP2K+aKF(1/6)調 AAS
事態が分からないまま、それでも何とかしようと周りを見渡して。
視界の端に見知った桃色の髪を見つけたような気がした瞬間……
僕はまた違う場所へと転送されていた。夜闇の中、周りには知っている人も知らない人もいない。
正真正銘の独りぼっち、音もしない……いや、何かが走っているような音がする。
ともかく落ち着かないと。こういう時自分がしないといけない事は……
「そうだ! 管理局に連絡を……」
そうして、ストラーダも連絡用の端末も何にも無いことに今更気付いた。
僕はちっとも冷静になれていない、と自覚しないわけにはいかない。
自覚できるだけ、ましなのかもしれないけれど……。
ともかく脇にあったデイパックを取り出して、一通り中身を確認する。
双眼鏡……捻れた剣……紙。説明書を見る限り、双眼鏡は結構高性能の物みたいだ。
一応剣は槍として使……うには短すぎるけど、ないよりはいい。
紙は防水性らしい。でも、どうやったらこれを武器にできるんだろう?
次に、名簿と地図を一通り確認。
「フェイトさんはいない、か……」
安心して呟いたのか、それとも不安になったのか……自分でも分からない。
だけど、どの道僕がすることは変わらない。変えちゃいけない。
今まで受けた訓練を思い出して、落ち着いてしっかり自分の行動を考える。
「まず、六課の皆と合流する。
できるだけ殺し合いを止めて犯人を確保・拘束しながら、外と連絡を付ける……」
……どうやったらそれができるか、は考えないことにした。今の状況じゃ考えるだけ無駄だ。
道端に設置されてる電灯とランタンで手元を照らして、双眼鏡のレンズを暗視用に取り替える。
ちょっと苦戦したけど、説明書が付いていたからなんとかできた。そのまま、周りを見渡して地形を確認する。
ふと聞こえた音に振り向くと、上の方で何か交通機関が走っているのが見えた。
双眼鏡もあの乗り物も、魔力が使われてる様子はないみたいだ……
「……え?」
そこまで考えたところで、僕はとんでもないものを見た。
……なぜか、モノレールから海へダイブする人を。
■
478: 魔法少年ラディカルエリオHeaven's feel ◇2kGkudiwr6 2007/09/28(金) 15:07:36 ID:aP2K+aKF(2/6)調 AAS
とりあえず救助しようと近くの岸に向かうと、その人はとっくに泳ぎ着いていた。
いや、それはいいんだけど。
「何が平和主義者だ!ヴァッシュ・ザ・スタンピードォッ!」
「う、うわあ!」
何かに怒って叫んでいる。なぜか。
「あ、あのー……大丈夫ですか?」
「ん? なんだ、ガキか。
……いやなモン持ってるな、オイ」
「はい?」
「こっちの都合だ、忘れろ」
「???」
起き上がってこっちを見た青い人は、今度は僕を見るなりそんなことを吐き捨てていた。
よく分からないけれど、この人はこのドリルみたいな剣にはいい思い出がないらしい。
ともかく、こういう異世界を巻き込んだ事件は僕たちが解決しないといけないことだ。
落ち着いて自分の名前と役職を説明する。
「僕はエリオ・モンディアルっていいます。えっと……」
そこまで言って気付いた。管理外の時空の人に管理局の存在を喋っていいんだっけ?
いい場合と駄目な場合、一定の基準があるらしいけど……僕にはさっぱりだ。
仕方ないので、誤魔化すことにする。その辺は後ではやて隊長に聞くしかない。
「治安組織と言うか、そんな感じのものに所属してます。説明すると長くなるんですけど……。
ともかくこの事件を解決したいので、同行をお願いできますか?」
「……へぇ。俺はランサーだ。だが」
その瞬間。空気が、変わった。
僕だって、自分に向けられる敵意や戦場の空気ぐらいは知ってるし、感じ取れる。
……けどランサーさんが突然向けたのは、そんなレベルじゃなかった。
「……っ!?」
479: 2007/09/28(金) 15:08:17 ID:S3T4yMcc(1)調 AAS
またイタい文章がきたな
480: 魔法少年ラディカルエリオHeaven's feel ◇2kGkudiwr6 2007/09/28(金) 15:08:42 ID:aP2K+aKF(3/6)調 AAS
影が動く。
とっさに後ろに目を向ける。できたのはそれだけ。腕を動かす余裕なんて無かった。
ほんの一瞬。その間に――ランサーさんは僕の後ろに回りこんで、僕の首に手刀を付きつけていた。
「へえ、ついて来れたか。確かに訓練は受けてるらしいな」
「いったい、何を……!?」
張り詰めた空気の中、それ以上言葉を発する余裕は僕に無かった。
もし下手な動きをすれば、簡単に首をへし折られる。それくらいは分かる。
それでも諦める気はない。こんな所に皆とお別れなんてできない。必死に、僕が打開策を考える中。
「ま、冗談だ」
あっさり、ランサーさんは手を離していた。
「ったく、根本的なことを忘れてるな。
螺旋王って奴に殺されたあの男。ここにはああいったレベルの奴が少なくとも二人はいるんだぜ?
少なくとも、坊主がそこまでの実力を持っているようには見えねえ。
生兵法で動いても死ぬだけだぜ。下手に気張るのはよしな」
「あ……」
緩んだ空気の中、そう言われて思い出した。
並み大抵のレベルじゃない砲撃を放った人物、そして螺旋王とかいう人物が言っていた台詞。
あの人は少なくとも、デバイスを持っていない僕が敵うレベルじゃなかった。それと同じタイプの人が二人いる。
この事実を警戒していなかった辺り、結局僕は全然冷静じゃなかったらしい。
「ごめんなさい……」
「謝ることでもねえさ。ほとんど不意を突くようなやり方だしな。
その年でそこまで鍛えてるんなら大したもんだろう。気に入った。
……ところで、地図と名簿持ってねえか?」
「はい?」
■
481: 魔法少年ラディカルエリオHeaven's feel ◇2kGkudiwr6 2007/09/28(金) 15:09:47 ID:aP2K+aKF(4/6)調 AAS
「そういえば、なんで博物館なんですか?」
「原理は知らねえが、この舞台はどうやら俺が聖杯戦争って奴に呼ばれた時代に似てやがる。
となると、戦争で使う槍は過去の遺物になってるはずだ。
そういったものがあるとすれば博物館ってとこが一番ありえるんじゃねえのか?」
「……展示されてる槍って、あんまり武器として役に立たないんじゃ?」
「まぁ、その可能性もあるな。だが俺は銃や名剣より鈍ら槍の方が好みでね」
ランサーさんの提案で、僕たちはモノレールの駅に行って博物館へ向かうことになった。
駅を経由するのは「海に叩き落してくれた野郎が駅にいるかもしれない」らしい。
その人物については手配書を通じて顔を見せてもらった。それによると、
【レヴナント・ヴァスケス伯殺害およびG級器物破損容疑で指名手配中】とある。
……ただ、少し気になる部分もあって。
「気になったんですけど、あの手配書の平和主義者ってどういうことなんですか?」
「知るか。どの道俺を叩き落したのには変わりねえよ」
歩きながらそう質問した僕に、苦々しい声でランサーさんはそう返した。
名簿(僕が貸した)を見ながらだからその表情は僕には見えないけれど、多分渋い顔をしているんだろう。
……どうやら指名手配されてることより落とされたことの方が重要みたいだ。
とはいえ指名手配されるような危険人物なら、僕としても捕まえないわけにはいかない。
「気に喰わねえと言えばギルガメッシュと言峰綺礼、この二人もだな。
ちょうどいい機会だ。できれば俺自身の手でしっかり借りを返さねえとな」
その呟くランサーさんの表情は、さっき僕に見せたものに近いそれを放っている。
非殺傷設定が当たり前の世界じゃ珍しい、本物の殺気。
この人が借りを返す。そういう相手だからには、相手も殺しを躊躇しない相手ってことなんだろう。
考え込んだ僕に気付いているのかいないのか、名簿を返しながらランサーさんは質問を投げかけて来た。
「それより、お前の方は知ってる奴いんのか?」
「え、あ……
知り合いは八神はやて、スバル・ナカジマ、ティアナ・ランスター、キャロ・ル・ルシエ、シャマル……の五人です。
危ないと思うのはクアットロって人で、管理局……
治安組織の名前ですけど、その本部に少人数で襲撃を掛けて壊滅させた一人なんです。
主犯格ですし、反省してる様子も無いって話でした。
出られないような場所に設置された牢獄に囚われてるはずだったんですけど……」
「……よくそんな奴を殺さないで捕まえられたな?
管理局って組織がどんなのかは知らないが、訓練された集団だろう?
それを壊滅させるような奴を殺さず捕まえるなんてかなりの手間が掛かる」
「その……僕たちの世界には非殺傷設定というものがあって。
デバイスにその設定をしておけば、それだけで殺さずに済むんです」
「なるほど……便利な道具だぜ。戦いの経験をどれだけ重ねても殺しの経験をせずに済む、ってわけか」
「…………?」
482: 魔法少年ラディカルエリオHeaven's feel ◇2kGkudiwr6 2007/09/28(金) 15:10:52 ID:aP2K+aKF(5/6)調 AAS
思わず、その表情を見上げていた。
ランサーさんの口調がどこかおかしい。呆れているような、驚いているような、そんな感じ。
僕の視線に気付いたのか、答えるようにランサーさんは口を開いた。
軽い様子なんて欠片も無い――本物の戦士の重みが乗っている口調だった。
「覚えておけ坊主。
こうなったら絶対にあれをしない、とか絶対あれをする、って類の誓いは大抵難しくなる。
絶対殺したくないという覚悟を決めるか、それとも場合に応じて殺すのか。早い所決めた方が身のためだぜ。
例えそのデバイスって奴がすぐに手に入ったとしても、だ」
「え……?」
「普通に戦うだけなのに殺すか殺さないか簡単に決められる……確かに便利な道具だ。
だけどな、殺し合いの場ってのは戦場だ。ましてやここでお前を支援してやる奴がどれだけいるかはまだわからねえ。
冷静に人を殺す覚悟ってのは慣れてなきゃ身に付くもんじゃねえが……
だからって道具頼りの中途半端な考えで敵を気遣ってたら、死ぬぞ」
そう言っている彼の目は、まるで豹のように鋭い。
僕がランサーさんの敵だったとしたら、この人は子供だからなんて理由で手を抜かないんだろう。
視線だけでその事実が予想できるくらい、本当にその目は鋭かった。
もしキャロが敵だったとしても、絶対に僕は殺す気になんてなれない。ルーテシアの時だってそうだ。
なのはさんも同じだ。小さい時、フェイトさんと戦った時のことを僕はよく聞いてる。
――もし二人がこの場にいたとしたら、どうするんだろうか?僕には分からない。
黙り込んだ僕を見かねたのか、ランサーさんはさっぱりした明るい声で話題を切り替えた。
「――ま、その前に身の安全だ。俺たち二人分の槍を探さねえとな。
ちょうどいいのが見つかったら少し手合わせでもしてみるか?」
「あ……は、はい」
ほとんど反射的に声を上げた僕に、にやりと笑みを浮かべてランサーさんは駅の中へ入っていく。
ともかく、今はこの人についていくしかない。悪い人じゃないみたいだから。
……この人の言った事を認めるか、自分達が今までやってきたやり方を信じるかは、まだ決まっていない。
けれど……多分いつか決めなくちゃいけない時が来るっていうのは、分かった。
483: 2007/09/28(金) 15:11:58 ID:CYQIYPp+(1)調 AAS
これはもうしたらばで投稿されたもんだろ?
484: 魔法少年ラディカルエリオHeaven's feel ◇2kGkudiwr6 2007/09/28(金) 15:11:59 ID:aP2K+aKF(6/6)調 AAS
【F-5/駅手前 1日目 黎明】
【エリオ・モンディアル@リリカルなのはStrikerS】
[状態]:健康
[装備]:暗視双眼鏡@現実、偽・螺旋剣@Fate/stay night
[道具]:支給品一式、防水性の紙×10@現実
[思考・状況]基本:このゲームの破壊。
1.ランサーについていく。
2.仲間と合流。
3.いざとなれば敵を殺す覚悟を決めるべきなのかどうか、迷い。
【ランサー@Fate/stay night】
[状態]:疲労(小) 精神的疲労(小)
[装備]:不明
[道具]:支給品一式(地図と名簿を除く)、ヴァッシュの手配書(一枚)、
不明支給品1〜3個(槍・デバイスは無い)
[思考・状況]基本:このゲームを管理している奴らとの戦いを愉しませてもらう。
1.言峰、ギルガメッシュ、ヴァッシュの三人に借りを返す。
言峰とギルガメッシュは殺す予定(ヴァッシュについては不明)。
2.ゲームに乗った強者と全力の戦いを愉しむ。
3.できればまともな槍が欲しい。
4.ゲームに乗っていない相手でも実力を測るくらいはしたい。まずはエリオと手合わせ。
※参加時期は本編での死後。そのため言峰の令呪は無効化しています。
【暗視双眼鏡@現実】
読んで字の如し。接眼レンズを交換することで双眼鏡としても使用可能(正確には逆だが)。
軍事用のため結構丈夫。第三世代と呼ばれるもので光に対しても耐性がある。そしてすごく高値。
【偽・螺旋剣@Fate/stay night】
本来のカラド・ボルグに改造を加えることで生み出された宝具。形状はドリルのような捻れた剣。
矢として使う他、刺突用の剣として使うことも可能。
【防水性の紙×10@現実】
これも読んで字の如し。画用紙程度の大きさの物が10枚ある。
出典は微妙に迷ったが、現実にあるので現実出典。
485: 2007/09/28(金) 15:14:48 ID:b1fbS2f6(1)調 AAS
月厨か
まあ削除依頼だな
486: 2007/09/28(金) 18:58:46 ID:sLKVztzE(1)調 AAS
つまんね
487: 2007/09/28(金) 19:16:19 ID:ZuY5enJs(1)調 AAS
おもしろい
488: 2007/09/28(金) 19:25:40 ID:mpHtS2lU(1)調 AAS
んなこたぁない
489: 2007/09/28(金) 19:26:18 ID:fJ+iq2dK(1)調 AAS
バーチャル2chネラー裕子の正体だよー。
外部リンク[html]:www.id.yamagata-u.ac.jp
490: 2007/09/28(金) 19:51:51 ID:aCed7oIv(1)調 AAS
こやつめわはは
491: 2007/09/28(金) 19:56:23 ID:MRFSxXKw(1)調 AA×

492(2): 2007/09/28(金) 20:50:48 ID:/NdO5e4j(1/2)調 AAS
つうか、これ全部自演で荒らしだと思える時点でどうかしてる
コピペしてる奴は完全に荒らしだとは思うが、それ以外の奴もみんな荒らし扱いだぜ?
削除依頼まで出すし信じられん
493: 2007/09/28(金) 21:06:23 ID:Z4TFezJ1(1)調 AAS
同意
494(2): 2007/09/28(金) 21:21:51 ID:KSfU/IUq(1/6)調 AAS
削除議論でフルボッコにされた人がいるスレはここですかwwwww
>>492
だったら削除議論スレに行って正しい日本語使って議論したらどうですかwwwwww
495: 響け!フォルゴレの歌! ◇hsja2sb1KY(代理) 2007/09/28(金) 21:28:40 ID:NQpu1/Gj(1/5)調 AAS
水族館玄関内。
うっすらと朝の日差しが目に眩しい。
「さーてと」
ねねねは大きく伸びをした。
「やることも決めたことだし、ぼちぼち出発しますかね、と」
『ひとつ、聞いておくことが』
マッハキャリバーが声をかける。
「ん、なあに?」
『これから先、あなたのことをなんとお呼びしたほうがよいでしょうか』
「ん、何急に。好きで呼んでいいって」
『じゃあ、仮マスターでよろしいのですか?』
「ちょっとまて」
『じゃあなんとお呼びすればいいですか?』
「脅しか。普通に名前でいいじゃん」
『いえ、私はあなたの戦いをサポートするパートナーになるわけですから、しっかりと呼び方を決めておかないと』
(仮マスターはアリなんかい)と心の中でツッコミつつ、
「え――と、ん――、あ――、と――」
思いつかずに、ねねねは頭を抱える。
「しょーがない、――じゃ、先生、で」
『わかりました、Teacher』
「よし!じゃあ決まったところで行こう」
『申し訳ありませんが、Teacher、もうひとつ報告を』
「今度はなに?」
『同エリア内、少し離れた場所から、こちらにゆっくりと接近する魔力的存在がいます』
「それを早く言わんかい」
ポリポリと頭をかきながら、歩き出す。
「じゃあ、出向くよ」
『大丈夫ですか?』
「いい。様子見て、ダメそうだったら即座に逃げる。魔力感知できるあんたもついてるなら、大丈夫だろ」
『了解しました』
* * * * * * * * *
「ぜーったい、イヤ!!」
先頭をで早足で歩くのはイリヤ。
「ゴ、ゴメンゴメン!!悪かったから!!アハ、アハハ」
泣き顔であとをおいかけるのはフォルゴレ。
「さっきは練習に一緒に歌ってくれたじゃないか!!面白ーいって!!だからお願いだ!!もう一度あの歌を歌おうよー!!」
手をあわせてイリヤを拝むフォルゴレと、
「ゼッタイ、許さない!!」
後ろを振り向かずに歩くイリヤ。
「だって、だって、……」
「ゴ、ゴメンナサイ、ゴメンナサイ、ゴメンナサイ!謝ってるじゃないか!!アハ、アハハハハ」
パッとイリヤが振り向く。
「だって水族館に行くのに反対するんだもん!!」
「だ、だって!こっっちは行き止まりじゃあないか!!引き返さなくちゃならなくなるよ!!ヘタに動くのは危険さ!!待ってればモノレールがきたのにー!!」
「でも行くのー!わたしは水族館に行くって決めたんだから!!モノレール待つのあきたー!!」
「ほ、ほら、そんなことより歌おう!心が晴れるさ!!踊ろうよ!さあ一緒に!!」どっちかというと、怯えてガタガタ震えているのはフォルゴレの方なのだが。
フォルゴレはガシッとイリヤの肩を掴む。フォルゴレの震えが振動して、イリヤまでガクガク震えてしまう。
「やー、はーなーしてー!!」
イリヤは目を回しながら思わず大声をあげる。
496(2): 2007/09/28(金) 21:29:40 ID:86ArhXfY(1)調 AAS
>494
日本語ておk
497: 響け!フォルゴレの歌! ◇hsja2sb1KY(代理) 2007/09/28(金) 21:29:54 ID:NQpu1/Gj(2/5)調 AAS
「ちょっ、ちょっと!!あんた?!なにしてんだ!?」
タッタッタッタっと駆け寄ってくる足音がして、
「この痴漢魔ぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
突然の闖入者、ねねねの両足がギュルッとさりげなく回転をいれつつ、フォルゴレの胴体横を直撃した。
「ぐぉばぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
「こ、こ、こ、こんなちいさな少女に、なにやってんだコラァァァッッッ!!!」
仁王立ちになるねねねと、地面にもろくも倒れるフォルゴレ。
ねねねはたった今、この場に来たばかり。どう見てもアゴの割れた金髪の怪しげな男が小さな少女に襲いかかっているようにしか見えなかった。
「あ……いや……私は彼女に歌ってもらおうと」
よろよろと顔を上げて弁解するフォルゴレの顔面に、
「んなわけあるかァ――!!!」
ねねねの拳が直撃する。
「げぼぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
そのままラッシュ。ラッシュ。
「がはふぅぅぅぅぅぅ!!!」
ねねねによる猛打の嵐が冴え渡る。
一方的に攻撃されるフォルゴレ。
(くっ、こっ、このままではっ、この私が死んでしまうぅ!!!)
フォルゴレは必死で叫んだ。
「い、今こそ、今こそ、イリヤ、あの歌をうたうんだぁぁぁ!!」
展開においていかれたイリヤがうろたえた声をあげる。
「え?ええ?え?」
げしげしと、ねねねの蹴りが容赦なくフォルゴレの体を襲う。
「早く、早くあの歌を歌ってくれえええ!!!」
「な、なんだっけ!!」
「だ、だから教えた歌をー!ピンチだからー!私ピンチだからー!!」
「わ、わかった!」イリヤはすうっと息を吸い込んだ。
左手を振り上げながら、かわいらしい声で歌い出す。
鉄のーふぉるごーれ♪
無っ敵ーふぉるごーれ♪
鉄のーふぉるごーれ♪
無っ敵ーふぉるごーれ♪
フォルゴレは左腕を振り上げながら立ち上がる。
「うお、立った」
「はっはっはっ、見たか、鉄のファルゴレは無敵さ!!!」
「すごーい……ファルゴレって強かったんだ……!!」
イリヤがパチパチと手を叩く。
「えい」
ボカン
「げはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
鉄のーふぉるごーれ♪
無っ敵ーふぉるごーれ♪
鉄のーふぉるごーれ♪
無っ敵ーふぉるごーれ♪
498: 響け!フォルゴレの歌! ◇hsja2sb1KY(代理) 2007/09/28(金) 21:31:15 ID:NQpu1/Gj(3/5)調 AAS
フォルゴレは左腕を振り上げながらまた立ち上がる。
「うお、立った」
「はっはっはっ無敵の戦士の力を見たかー!」
「きゃーすごーい!」
イリヤがパチパチと手を叩く。
イリヤとフォルゴレは左腕を振り上げながら、一緒に歌い始める。
鉄のーふぉるごーれ♪
無っ敵ーふぉるごーれ♪
鉄のーふぉるごーれ♪
無っ敵ーふぉるごーれ♪
鉄のーふぉるごーれ♪
無っ敵ーふぉるごーれ♪
鉄のーふぉるごーれ♪
無っ敵ーふぉるごーれ♪
二人は延々と歌い続ける。
「えーと。まったく状況がわからないんだけど。芸人かあんたら」
がっくりと脱力しきり、地面に崩れ落ちたねねねは言った。
* * * * * * * * *
ねねねが落ち着いたあと、それと、フォルゴレとイリヤがようやく歌い終わったあと、
「あー。一応悪かったね、あんた。誤解だったみたい」
「はっはっはっ鉄のフォルゥゴォレは無敵だぜ!!!」
「泣いてるじゃん、あんた」
ぽん、ぽん、とねねねはフォルゴレの肩を叩いた。「ま、どっかで手当してやるから」
(まー悪い奴らじゃなさそうだ)
ねねねは彼らと同行することにした。
「よ――し!!しゅっぱ――つ!!」
完全にご機嫌にもどったイリヤが音頭をとる。
「おー!!」「おー」『了解しました』
「それじゃあ、」
しゅびっと指を突きつける。
「まずはシロウを探しに水族館を探検――ん!!」
……
……一瞬の硬直ののち、ねねねは爆発しかける。
「……こーのークーソーガーキー何で戻らなきゃならねーんだ……」
『待ってください、Teacher』
「あ゛……!?」
イリヤの背後をみると、フォルゴレが必死の表情でなんらかのブロックサインを送っている。
(えーと、なに?小さい……胸……心臓……えーとつまり……。まだ小さい子供で、心細がっているってか?)ねねねはため息をつく。
ねねねが落ち着きを取り戻したのをみて、フォルゴレが大きく安堵した様子が見てとれた。
あれだけ震えて涙を流しているにもかかわらず、なぜか急にねねねは頼もしさを感じた。
ねねねは理解する。フォルゴレという男は、
(つまり、ものすごいお人好しなんだ、コイツ)
499: 響け!フォルゴレの歌! ◇hsja2sb1KY(代理) 2007/09/28(金) 21:32:41 ID:NQpu1/Gj(4/5)調 AAS
自分はどんなに怯えていても、周りの人間を気遣える人間だ。
(わたしがタコ殴りにしても全く武器も手もを出そうとしなかったし)
ねねねはよく知っている。どんなに馬鹿みたいに騙されても、困った笑顔で人を信じて気遣ってしまう、そういう人間がいることを。
(しょうがない、か)
極限状況下では、そういう人間のほうが得難く、なにより代え難い。
ねねねは仕方なくイリヤに笑いかける。
「わかった、わかったから」
「わーい!!ほら!!行こーフォルゴレー!!」
「はっはっはっよーし、もう一曲とっておきのを教えてあげよう!!」
仲良く水族館に向かう二人を見て、なんとなく、ねねねはこの二人をフォローしてやらねば、と思っていた。
ふたたび、ねねねはでっかくため息をつく。
「ふりだしに戻って、1回休み、と」
『私がついています、Teacher』
【E-1 /水族館近く/1日目/早朝】
【ねねね先生と愉快な仲間たちチーム】
【菫川ねねね@R.O.D(シリーズ)】
[状態]:健康。
[装備]:マッハキャリバー(待機状態)@魔法少女リリカルなのはStrikerS、
[道具]:支給品一式、詳細名簿+@アニロワオリジナル、ボン太君のぬいぐるみ@らき☆すた
[思考]
第一行動方針: イリヤとフォルゴレを連れて、図書館に行く。
第二行動方針:誰も見つけられなければ本がある場所へ。
第三行動方針:アニタ、読子、スバル、ティアナ、キャロ、エリオ、はやて、シャマル、清麿、ガッシュ、士郎を探す。
第四行動方針:とりあえず、クアットロや詳細名簿に載っていた危険人物と思しき面子には気をつける。
最終行動方針:打倒タコハゲ、そしてハッピーエンド。
[備考]:詳細名簿+はアニタと読子のページだけ破り取られています。
※イリヤ、フォルゴレの探し人の情報を交換しました。
※詳細名簿+について
『詳細名簿+は、男女別男先あいうえお順に各参加者のプロフィールと顔写真が乗っています。
プロフィールの詳細はもう一つの詳細名簿と違い、各参加者との関係、これまで実行してきた行動、
技能や異能等を中心に事実関係を重視した情報が載っています。
ですが、なぜそういう関係となったのか。なぜその行動をしたのかなどの心理は書かれていません』
【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/stay night】
[状態]:健康
[装備]:ヴァルセーレの剣@金色のガッシュベル
[道具]:支給品一式、未確認支給品×1、魔鏡の欠片@金色のガッシュベル
[思考]:シロウ何処かな?
行動方針:シロウに会うまで絶対生き残る
[備考]:魔鏡の欠片は3つ揃わないと意味がありません。残りも支給品として配布されている可能性があります。
※ねねね、フォルゴレの探し人の情報を交換しました。
※フォルゴレの歌を教えてもらいました。
500: 響け!フォルゴレの歌! ◇hsja2sb1KY(代理) 2007/09/28(金) 21:33:44 ID:NQpu1/Gj(5/5)調 AAS
* * * * * * * * *
(そうだ、私は殺し合いになんか乗るもんか!)
フォルゴレは思う。
(私はスーパーヒーローだから。ファンが悲しむマネは絶対にできない!)
彼に支給された品物、それは、
(だから見ていてくれ!)
キャンチョメの魔本。
(――一緒に行こう、キャンチョメ!)
彼にとって、なによりも重たすぎるモノ。
【パルコ・フォルゴレ@金色のガッシュベル】
[状態]:全身ズタボロ
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、キャンチョメの魔本、未確認支給品×2(本人確認済)
[思考]:殺し合いは恐いがイリヤスフィールを守る
行動方針:清麿とガッシュを探す
[備考]:ねねね、イリヤの探し人の情報を交換しました。
※ねねねは戦闘向きの人間ではないため、本人の耐久力とあいまって、タコ殴りにされたダメージは意外と軽いです。
【キャンチョメの魔本@金色のガッシュベル!!】
フォルゴレのパートナー、キャンチョメの魔本。色は黄色。
記載されている呪文を読めば、持ち主であるキャンチョメは呪文が使えるが、このロワにはキャンチョメは出ていないので無意味?
ガッシュやビクトリームのものとは違い、普通に燃える。燃えたらキャンチョメは魔界に送還されるものと思われる。
【もう1曲のとっておき】
「チチをもげ!」 フォルゴレはまだイリヤに教えていません。ただし、フォルゴレが教えた瞬間、ねねねから断罪が下されます。
※水族館内は人の気配がないため、ねねねはさほど確認していません。イリヤが楽しめるようなものがあるかどうか、不明。
※3人は、とくにお互いの支給品の確認は行っていません。
※イリヤとフォルゴレはマッハキャリバーの存在について、あまり気に止めていません。
※なお、魔本に関する記述は、LXe12sNRSs氏の記載を参考にさせていただきました。申し訳ありません。
501(2): 2007/09/28(金) 21:56:20 ID:/NdO5e4j(2/2)調 AAS
>>494
まあ、一生削除されないだろうが頑張ってねw
502: 2007/09/28(金) 21:58:37 ID:KSfU/IUq(2/6)調 AAS
>>496
日本語『て』おk?日本語『で』おkってことねwwwwwおkwwwwww
とりあえずこの板の削除議論スレ今すぐ見てきてwwwwwwマジ笑えるからオススメwwwwww
フルボッコにもほどがあるwwwwwww
503: 2007/09/28(金) 22:05:03 ID:KSfU/IUq(3/6)調 AAS
>>501
m9(^Д^)wwwwww
504: 夜に起きてれば偉いのか? ◆XzvibY6nJE 2007/09/28(金) 22:09:10 ID:6nrjXjTv(1/4)調 AAS
――私はお前の体を『人間に近い状態』に改造しようと思う。
いったいなぜですか!?
――『人間に近い状態』に改造……
獣人であるこの私が、なぜ劣った存在である人間の身体などに!
「……っ!? ガボッ!」
辛い!
……海? そうか、海に落ちたのだったな。
いつの間にか気を失ったようだが、溺れる前に気づいてよかった。
こんなところで溺れ死んでは戦士の恥だ。
どのくらい前かは分からないが……俺は自分で起こした爆発に巻き込まれて海に落ちた。
無様なことだ。大きな事を言っておいて、たった二人の人間を始末できないとはな。
これでは螺旋王に合わせる顔がない。
『クルクル』と『ケンモチ』とか言ったか……必ず決着をつけてやる。
「……それにしてもまずいな、体力の消耗が激しい。早く陸に上がらなくては」
今、どの辺りにいるのかは分からないが、左手に大きな船が見える。
あの船は目立つので危険だが、近くには隠れる場所もあるだろう。
俺は残り少ない力を振り絞って、大きな船へ向かって泳ぐ。
しかし、やけに大きくて派手な船だ。武装している様子はないし、あの派手さは戦艦には見えない。
移動用の船にしてはあの大きさは妙だ。大きすぎる。
「いや、そんなことはどうでもいいな。とにかく今は身体を休めなくては何もできん」
この世界は螺旋王が作り上げた、殺し合いのための舞台だろう。
ならば見慣れないものがあっても驚く必要はない。
今はただ、ひとりでも多くの人間を始末することだけ考えればいい。
※
505: 2007/09/28(金) 22:10:13 ID:Y26WsBjc(1/3)調 AAS
506: 2007/09/28(金) 22:10:13 ID:amzKwBdT(1)調 AAS
507: 夜に起きてれば偉いのか? ◆XzvibY6nJE 2007/09/28(金) 22:10:24 ID:6nrjXjTv(2/4)調 AAS
陸に上がった俺は、倉庫のような建物を見つけて中に潜り込んだ。
俺は服を脱いで適当に水気を切ると、再びそれを身につけて腰を下ろす。
まだかなり濡れているが、まさか裸でいるわけにもいかないからな。
しかし荷物がほとんど無くなったのは痛手だった……あるのはこの元ハサミだけだ。
地図や名簿などをどうにかして手に入れなくては。
それにしても、このゲームが始まってから一睡もしていないが、特に体調が悪いということはない。
螺旋王は時間と場所を問わず好きな時に眠れると言っておられた。
つまり、夜に寝なくても構わないということ。さらに、入らなければならない生命維持ユニットにも、
入る必要がないと言っておられたな。それが証明されたことになるのか?
いや、螺旋王のお言葉を疑っていたわけではない。ただ、ようやく実感できたということだ。
「確かに便利な身体ではあるが、よりにもよって『人間に近い身体』などと言われるとは……
いや、螺旋王のされることだ。俺のような一介の部隊長が口を挟むことではないな」
それは分かっている。分かっているのだが……どうにもやりきれない。
「人間、か」
俺は倉庫内の壁に背中を預けたまま、人間について考える。
そんなことは考えたくもなかったが、今や自分は『人間に近い身体』になった身だ。
自分のことを良く知るためにも、人間について考えるのは無意味なことではないだろう。
人間。
我ら獣人より劣った存在。
地下で惨めな暮らしをしている存在。
地上に出た人間は獣人に殺される運命にある。
貧弱な武器しか持っていない。
「……欠点だけ挙げても仕方ないな。気に食わんが、良いところも挙げてみるか」
地下での暮らしに耐えられる。
叩いても叩いても地上に出てくるそのしぶとさ。
そのしぶとさ故に、なかなか滅ぼせない「村」を築いた人間もいる。
そうだ。驚くべきことに、ある「村」ではガンメンを奪ったヤツがいるらしい。
奪われた方が情けないだけかもしれないが、奪った方は人間にしてはなかなかやるといったところか……
俺は螺旋王に呼ばれてこの『ゲーム』に参加する前は、そのガンメンを奪った人間のいる「村」に向かう予定だった。
一体どんな人間だったのか、興味がないと言えば嘘になる。
人間にガンメンが操縦できるとは思えんし、俺の敵ではないだろうが……いや、油断は禁物か。
『クルクル』の例もある。ヤツに、人間などに剣で負けたあの屈辱は二度と忘れん。
「おっと、人間の良いところを考えていたのだったな」
人間ごときの良いところを考えるのは骨が折れる。つい脱線してしまった。
……そうだ! 人間は夜になっても必ずしも寝る必要はないらしいと聞いたことがあるぞ。
夜行性の獣人から聞いた話だが、信憑性はありそうだったな。
さすがに睡眠が全く不要というわけではないだろうが、獣人よりも活動可能な時間が長いのは確かだ。
「人間の方が獣人より優れている点、ひとつだけだが見つかったか」
508: 2007/09/28(金) 22:11:27 ID:JUeA/P4W(1/2)調 AAS
509: 2007/09/28(金) 22:11:45 ID:Y26WsBjc(2/3)調 AAS
510: 夜に起きてれば偉いのか? ◆XzvibY6nJE 2007/09/28(金) 22:11:51 ID:6nrjXjTv(3/4)調 AAS
我ら獣人は、基本的に夜は眠らなければならない(少数だが夜行性の獣人もいる)。
そうしなければ細胞が壊死してしまう。
もし俺が元の身体のままこの『ゲーム』に参加していたら。
夜は動けず、それどころか生命維持ユニットもない状況で、どうやって生き延びるか。
……まず、無理だろう。
「そうか、螺旋王が言われた『人間に近い身体』とはそういう意味なのかもしれないぞ。
螺旋王はこれを実験だと言われた。だが多くの人間が夜でも不自由なく活動できる中で、
俺だけ動けないのではさすがに俺の方が不利すぎて実験にならない。
だから、俺を人間と同じように夜でも動けるよう改造してくださったということなのかもしれん」
螺旋王の実験のためと思えば、この屈辱も我慢できる。
それに考えようによっては、獣人の欠点を克服できたのだから、今までより優れた存在になれたわけだ。
そう考えれば何も問題はないし、むしろ喜ばしいことだ。
劣っている人間に近づいたと考えるなど……間違ってはいないが、気持ちのいいものではない。
ここまで考えて、ふと恐ろしいことが頭に浮かんだ。
『本当は人間の方が優れているのではないか?』
人間は夜でも活動できる。
獣人は夜は動けないどころか、完全に眠らなければならない。
制約のない人間の方が、種として優れていることにならないか?
「…………バカな。夜に起きてれば偉いのか? そんなことで獣人と人間の優劣が決まるわけがない。
大体、人間の方が優れているとしたら、なぜ我ら獣人が世界を支配できているのだ?」
我ながら馬鹿な考えが思い浮かんだものだ。
頭を振って下らない考えを振り払う。
少しすると、睡魔が襲ってきた。
ここへ来たのは身体を休めるためだから、眠るのは別に構わない。
しかし朝になれば放送がある。眠ると言ってもせいぜい2〜3時間だな。
熟睡してしまって放送を聞き逃すような失態を晒すのはゴメンだ。
俺はいつでも起きられるように、倉庫の床に座ったまま目を閉じる。
放送の後は食料を調達しなくてはな……あとは、燃えてしまった地図などの代わりだ。
やはり人間を殺して奪うのが手っ取り早い。
その後はあの二人を探して決着を……あぁ、眠る時間さえ惜しい。
どうせ改造してくださるなら、『眠らなくてもいい身体』が良かったのだが。
まぁ、それでは俺が有利すぎて逆に実験にならんか。
そう言えば、この実験はどんな目的があってのことだろうか?
螺旋王は『優秀な螺旋遺伝子を集める』と言っておられた。
……螺旋遺伝子とは人間が持つものだ。
ということは、螺旋王は人間を求めている?
なぜだ……なぜ人間など…………にんげん……zzz
511: 2007/09/28(金) 22:12:48 ID:JUeA/P4W(2/2)調 AAS
512: 2007/09/28(金) 22:12:50 ID:Y26WsBjc(3/3)調 AAS
513: 夜に起きてれば偉いのか? ◆XzvibY6nJE 2007/09/28(金) 22:13:04 ID:6nrjXjTv(4/4)調 AAS
【E-3/船着場近くの小さな倉庫/一日目 黎明】
【ヴィラル@天元突破グレンラガン】
[状態]:体力消耗、睡眠 衣服が濡れている
[装備]:巨大ハサミを分解した片方の刃@王ドロボウJING
[道具]:なし
[思考]
基本:ゲームに乗る。人間は全員殺す。
1:zzz……(何かあったら目を覚ますつもり)。
2:放送後になったら地図や食料などの基本支給品を手に入れる。
3:『クルクル』と『ケンモチ』との決着をつける。
4:螺旋王の目的とは?
[備考]
螺旋王による改造を受けています。
@睡眠による細胞の蘇生システムは、場所と時間を問わない。
A身体能力はそのままだが、文字が読めるようにしてもらったので、名簿や地図の確認は可能。
…人間と同じように活動できるようになったのに、それが『人間に近づくこと』とは気づいていない。
単純に『実験のために、獣人の欠点を克服させてくれた』としか認識してない。
514: 2007/09/28(金) 22:27:50 ID:Y5OUIXx+(3/4)調 AAS
494 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/09/28(金) 21:21:51 ID:KSfU/IUq
削除議論でフルボッコにされた人がいるスレはここですかwwwww
>>492
だったら削除議論スレに行って正しい日本語使って議論したらどうですかwwwwww
502 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/09/28(金) 21:58:37 ID:KSfU/IUq
>>496
日本語『て』おk?日本語『で』おkってことねwwwwwおkwwwwww
とりあえずこの板の削除議論スレ今すぐ見てきてwwwwwwマジ笑えるからオススメwwwwww
フルボッコにもほどがあるwwwwwww
503 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/09/28(金) 22:05:03 ID:KSfU/IUq
>>501
m9(^Д^)wwwwww
515: 2007/09/28(金) 22:36:42 ID:KSfU/IUq(4/6)調 AAS
46 :名無しの良心:2007/09/28(金) 18:30:20
2chスレ:saku
この削除依頼ですが、ちゃんと>>1に
このスレはアニメキャラ・バトルロワイアル2ndの作品投下スレです。
『基本的に』SSの投下のみ
とかかれてます。まずこの文面だけ見てもこのルールはあくまで「基本」でしかなく
「応用」はいくらでも利くということになります。
言い換えると、テンプレだけ見てもこのスレの内部でネタを披露したりAAを使って応援したり
ほかのSSを参考にしたオマージュ的な行為をするのを禁止するものではありません。
また、このテンプレ自体もここで話をした方が仰っていた通り、彼らが保有する掲示板でのみ話し合った、
2ch側の意見をまったく無視したようなテンプレであるのも考慮すれば、まったく強引な要求であるといえます。
彼らとしては、「俺たちが作ったスレには俺たちが認めたSSしか載せるな!」とでもいいたいのでしょうが、
その要求は、無茶かつ傲慢です。
そもそも彼らはここ以外に2ch上で意見を書き込める場を彼らは作ろうとしてないです。
やることをやってないのにどうしてそのような批判ができるのでしょうか。
また、2ch側の運営、つまり★つきの削除人が2chの運営上どうしても必要なために
報告用に作成したのなら話は別ですが、しょせんは一般スレであり、話の流れでスレの方向性は変わっていきます。
つまり、>>1を盾に禁止をする権利はこの削除依頼をした両名にも、誰にもないと思われます。
516: 2007/09/28(金) 22:41:04 ID:KSfU/IUq(5/6)調 AAS
47 :A:2007/09/28(金) 18:58:02
スレの趣旨が気に入らないのであれば、ご自身で別な趣旨のスレをお立てになれば良いのではないでしょうか?
趣旨が異なるのであれば、乱立とは見なされませんから。
48 :名無しの良心:2007/09/28(金) 19:59:44
あの、非常に指摘するのが恐縮ですが、日本語の使い方が間違っています
そのため、勘違いして判断してしまったもので、わざと曲解したわけではないと思いますが……
根幹として遊んではいけないという原則があり、冬は「例外的」にかまわない、というものであり、
このような条件節的な使用で表現した場合、 基本的⇔例外的 であり、
基本 的⇔ 応用 的 ではないのですが……この2つは、モノに関して使用する対立で、
基本⇔応用の対立関係に、状態の在り方を付与する「的」を加えたものです
「基本的に」とは、「原則的に」であり、基幹となる部分をきめ、それ以外は「例外的に」認めるというものですよ?
基本的にここで遊んではいけないが、冬ならいいと言われた場合、それにより浮き彫りになる同意の言い回しは、
根幹として遊んではいけないという原則があり、冬は「例外的」にかまわない となるのはご理解いただけますね?
対して、あなたの主張した応用と基本は、
この問題はいくつかの証明を応用している⇔基本は簡単な料理だ
と、名詞にかかることにより、状態を付与するものと理解いただけますよね?
つまり、あなたの主張は根本の日本語という概念から間違っています
応用とかも何もないんですよね
うちの生徒の多くも勘違いしていた対義語ですし、別に恥ずかしいことじゃないいと思いますが……
ただ、そのような日本語解釈をどうどうとこういった場でお言いになるのはちょっと……
ここからさらに言われていただきますと、
そのAA張りなどは、例外として許可されているんですか?
ローカルルールの気に入るいらないは別として、削除依頼である以上許可されていない、
つまり「例外」とされておらずローカルルールに触れる書き込みなら削除されるのは致し方ないかと
49 :名無しの良心:2007/09/28(金) 20:08:38
>彼らとしては、「俺たちが作ったスレには俺たちが認めたSSしか載せるな!」とでもいいたいのでしょうが、
>その要求は、無茶かつ傲慢です。
>そもそも彼らはここ以外に2ch上で意見を書き込める場を彼らは作ろうとしてないです。
>やることをやってないのにどうしてそのような批判ができるのでしょうか。
追記ですが、そもそも荒らし(上記参考)が存在しており、ほとほと手を焼いているのでしたらばにいるので、
まず前提条件で虚偽が見られますね
さらに言うのなら、その複数者によって作られたルールが飲めないなら、別の自分がよいと思うところに行けばいいじゃないのですか?
なんと言おうと、ローカルルールに違反していることに変わりはありません
また、変えようと思うならまず相手の用意した土俵(議論する場所、つまり今回はしたらばですね)に赴いて
変更しようと持ちかければいいではありませんか
自分が変革を望む少数なら、まず相手側のルールを決める場所にいって訴えなければ現実でも変えることは不可能でしょう?
どちらにせよ、あなたの書き込みは荒らしでしかありません
荒らしではない、意見だ!変革を望むのだ!というのならふさわしい場所へ
もっと居心地のいい場所を望むのなら新しい場を探すなり作るなりしてください
それともなにか、したらばに行けない事情でもあるのですか?
上記者のような荒らし行為を行ったとか
>46
m9(^Д^)wwwwww
517: 2007/09/28(金) 23:23:10 ID:40jCocpd(1)調 AAS
おいwwwwwwwwwwwwwwww
そんなこと削除議論板で話してたのかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
基本 的⇔ 応用 的 でも
基本 的⇔ 例外 的 でも
基本が1でも例外がたくさんありました、で終わりだろうがwwwwwwwwwwww
基本が1でも例外が100にも1000にもなるケースだってあるんだからよwwwwwww
論破にも何にもなってねーよwwwwww
本当に日本語理解してるんか?wwwww
てかそんなくだらねー事削除人に話したのかよwwwwwwwww
518: 2007/09/28(金) 23:34:04 ID:KSfU/IUq(6/6)調 AAS
そうそう話しちゃったんだよ>46はwwwww
バカだよなwwwww
ちなみにこの他こういう指摘もされてんだぜwwwwwww
51 :名無しの良心:2007/09/28(金) 21:43:43
>>46
仰る意図がわかりかねますが、言葉遊びをされたいのであれば
削除議論の妨げになりますのでご遠慮ください。
また「基本的」という語句の定義論はここでするものではありません。
当該スレのテンプレに従ってしかるべき場所でご確認ください。
52 :名無しさん:2007/09/28(金) 23:02:19
>とかかれてます。まずこの文面だけ見てもこのルールはあくまで「基本」でしかなく
>「応用」はいくらでも利くということになります。
単なる屁理屈じゃあないですか……スレタイは飽く迄『作品投下スレ』。
スレッドの支援どころか必要性の無いAAや他板からコピペ、第三者に対する悪態などローカルルールにもふれる妨害行為を『応用』だなんていやはや
519: 2007/09/28(金) 23:34:30 ID:3wYlpZtG(3/3)調 AAS
いや、なんというか・・・信じられん…
ここまでアホな子がしたらばを運営してたとは…しかも削除議論板で?
素敵杉wwwwwwwwww
日本語以前に常識がねーじゃんそいつwww
520: 2007/09/28(金) 23:36:50 ID:/5tAnimL(1)調 AAS
第三者に対する悪態ってwwwwwwwwwwwwwwwww
2chで規制しますかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
帰れよwwwしたらばによwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
521(1): 2007/09/28(金) 23:40:32 ID:Y5OUIXx+(4/4)調 AAS
えーと
ローカルルールには
実況厳禁! 実況は実況板で!レスの量に関係なく、見聞きした事柄をリアルタイムに書き込む事は実況にあたります
アニメキャラの話題のうち、作品別キャラスレ/属性萌え/キャラに関する議論など
特定のキャラに限定しない話題を扱います
●作品別キャラスレは作品ごとに1つだけ立てられます
○スレのタイトルには検索しやすい作品名を入れましょう
●単体キャラ/カップリング/グループ/キャラ対決などキャラ限定のスレはアニメキャラ(個別)板へ
●キャラなりきりはキャラネタ&なりきり板へ
●アニメ作品自体のスレはアニメ板/アニメ2板/アニメ新作情報板/懐かしアニメ板へ
●その他、アニメに関する話題で有用なスレはアニメサロンへ
●アニメ関連板
新シャア専用/旧シャア専用/エヴァ/CCさくら
アニメ漫画速報/アニメ漫画業界/声優/アニソン
●エロ・下品な話題はPINKちゃんねるへ(21歳未満禁止)
●質問や自治議論は 自治スレ へ
第三者に対する悪態が削除対象だなんて何も書いて無いが?
522(1): 2007/09/28(金) 23:43:01 ID:A0cTTDRh(1)調 AAS
このしたらばの厨房さんは
テンプレを板のローカルルールと同じ価値があると勘違いしてるだけだお
523(1): 2007/09/28(金) 23:46:18 ID:yKKmVkk0(1)調 AAS
>>521-522
ひょっとして……掲示板トップの奴を2chのローカルルールと勘違いなさってるのかな君は?
外部リンク[html]:info.2ch.net
↑ほい、削除ガイドライン
524: 2007/09/29(土) 00:09:28 ID:kOAI0VuM(1/7)調 AAS
日本語読もうぜ。
おめーの頭でもわかるように翻訳してやるよ
(したらば用語) 2chの正式名
2chのローカルルール = 削除ガイドライン
掲示板のローカルルール=ローカルルール
スレのローカルルール? =テンプレ
ローカルルールなんていったら普通ア二キャラ総合板のローカルルール
って思いっきり「削除ガイドライン」って書いてあるだろうに
日本語嫁よ
525: 2007/09/29(土) 00:11:38 ID:u3I1Hc3w(1/3)調 AAS
>>523
つかさ……この程度で削除人が動くと思ってるのか?
動くわけないだろ。学校の板などでイニシャルつきの悪口書いても消されないんだぞ2chって
こんな意味ないことしても時間の無駄になるだけだろ……
526(1): 風のイ・タ・ズ・ラ ◇tu4bghlMIw 2007/09/29(土) 00:14:06 ID:3iq+DZzL(1/12)調 AAS
俺――衛宮士郎は悩んでいた。
思案を巡らせる度に、自然と溜息がこぼれる。
だがその原因を己に与えられた境遇やこの危機的な状況を嘆いている、という解釈でもって解するのでは不適当だ。
「はぁ……」
その気苦労の正体。それは支給品について、だった。
俺はゲームが開始してまず一番初めに名簿を初めとしたデイパックの中身の調査に着手した。
確かに目覚めてすぐ、目の前に正体不明の鞄があれば開けたくなる。
それは紛れも無く道理であり、人として、そして戦士として当然の行動だ。
しかし鞄を開けて一番初めに自分の視界へと飛び込んで来たものを見た瞬間、俺は戦士と言うよりも男として自らの眼を疑わざるを得なかった。
そりゃあさ。
支給品にだって当たり外れくらいあると思うよ。
いや、でもいくらなんでも"アレ"は無いだろ、"アレ"は。
確かに"当たり"に分類される道具も存在はした。
例えば拳銃とその予備弾。説明書にはデリンジャーと書かれていた。
確かに名前ぐらいは聞いた事がある。映画で女性の捜査官などが好んで使う小型ピストル。
マジシャンが行うカードマジックのように、掌の中に銃の全身を隠す事ができる。
こんなものを使う状況には出来るだけ遭遇したくないが、使わなければならない展開もきっと近い内に訪れる気がした。
そして次に暗視ゴーグル。
頭部に付ける事で両手をフリーにしたまま暗闇の中で行動する事が可能だ。
灯りとして支給されたのが、安定性の無いランタンだった事も相成って中々重宝するはず。
しかも光で他人に自分の接近を悟られる事も無いのは大きい。
だけど思った。いくら何でもコレは無い。
彼は考える。主催者は何を考えているのか、と。
デイパックの中にコレを詰め込む、あの髭面のオッサンの姿を思い浮かべると微妙な気持ちになる。
あまり想像していて気持ちの良い光景ではなかった。
月は頭上で爛々と輝いている。
考え事をしながら歩いていると、俺はいつの間にか小さな川(おそらく海に繋がっている)を越え、入り組んだ路地に足を踏み入れていた。
いつの間にこんな所まで。俺は焦った。
これは不味い。脳内を無駄な思索で一杯にしていて利点など一つも無いのだ。
呆けたままの自分でいるくらいならば、悩みの原因を断ち切ってしまった方が良い。
先ほど現れた覆面の男の事も気になるし、油断は出来ない。
緊張の糸を張り巡らせておかなければならないのだ。
だがあの支給品が俺の中にノイズを走らせる。
確かにそこら中に溢れているものだ。店を回ればいくつだって買う事が出来る。
とはいえこの極限状態とも言える状況でアレが支給された意味、そしてソレが自分のデイパックの中に入っているという現実は中々直視し難い。
知らず知らずの内に気になってしまうのだ。
――そう、ならば。
527: 2007/09/29(土) 00:14:17 ID:/5naAjDY(1/9)調 AAS
528: 2007/09/29(土) 00:15:04 ID:kOAI0VuM(2/7)調 AAS
あと運営板ではちゃんと
削除ガイドライン
ローカルルール
テンプレ
を言い換えないと誰もわからねえぞ
あと普通、削除の基本法となるのは削除ガイドラインだけな
外部リンク[html]:info.2ch.net
あんたの紹介したガイドラインの5.
------------------------------------------------------------
5. 掲示板・スレッドの趣旨とは違う投稿
スレッド
それぞれの掲示板の趣旨は、カテゴリと掲示板の名称によって判断します。
ローカルルールは、補助的ながら板違いの判断には重要です。
------------------------------------------------------------
逆説的に言えば、自治スレで決めた板のローカルルールですら補助なんだよ
わかった?
529: 2007/09/29(土) 00:16:43 ID:kOAI0VuM(3/7)調 AAS
>>526
すっこんでろハゲ
てめーの糞SSなんて見てる暇ねーんだ今
530: 風のイ・タ・ズ・ラ ◇tu4bghlMIw 2007/09/29(土) 00:16:48 ID:3iq+DZzL(2/12)調 AAS
捨てて、しまえばいいのだ。
その発想はまさに天元突破。頭上に電球を浮かべるだけの価値がある選択肢だった。
確かに仮にもアレは支給品。仮にもあの螺旋王ロージェノムが選定した道具の一つではある。
だが、これが役に立つ機会が訪れる可能性は限りなくゼロに近い。
いやまず文頭に"If"を十個ぐらい付ける。そして空想、次に仮定だ。
例えば様々な事情でアレを無くした相手に遭遇したとする。
そして颯爽と無言でアレを手渡す自分。
…………無いな。天変地異が起こっても在り得ないシチュエーションであると自信を持って断言出来る。
よし、捨てよう。早く捨てよう。
俺はようやく決まった方針に心を震わせ、デイパックを地面に降ろす。
周囲を軽く見渡し、襲撃者がいない事を確認。
ひとまずは大丈夫だと思うが、万が一の事態に備えて干将莫耶を投影しておく。
そしてデイパックを開く。
飛び込んで来る色彩。そして形も様々なソレ。
ごくり、と息を呑む。……駄目だ、これでは違う意味で興奮しているみたいだ。
雑念を振り払う。
ひとまず他の支給品を取り出しておくべきか。
デリンジャーの安全装置を確かめポケットに、次に暗視ゴーグルを――
「そ、そこのお前ッ!! いい加減にしろ!!」
■
時間は少々遡る。
それは衛宮士郎が路地裏で支給品の確認をする数十分前の出来事。
「ドモン、待たせたな」
「ん……大丈夫だよ」
邂逅から数分。支給されたソレに袖を通す。
馴染みのライダースーツ……。
黒字に赤のラインが入った特注の物だ。
どうやらコレも私の支給品らしい。その証拠にデイパックの中には、あと二つだけしか特別なものは支給されていなかった。
参加者に縁のある品物が渡される場合もあるのか、と納得しておく事にする。
「よし行くぞ、ドモン。安心しろ、私についてくれば何の問題も無いからな」
「う、うん。分かったよ、なつきお姉ちゃん」
薬局で出くわした私とドモンは軽い問答の後、しばらく行動を共にする事にした。
確かに疑惑は晴れない。
このゲームに参加している人間は誰もが何かしらの特殊な能力を持っている――という仮説はおそらく正しい。
故にこのドモンも常人とは違った特殊性を持っているはずなのだが……未だその糸口さえ掴めていないのだ。
本人は否定する。自分は何の力も無い普通の子供であると。
だが炎凪や風華真白、アリッサ・シアーズのように見た目とその中身が比例しない事は多々ある。
とはいえ――。
531: 2007/09/29(土) 00:17:48 ID:/5naAjDY(2/9)調 AAS
532: 風のイ・タ・ズ・ラ ◇tu4bghlMIw 2007/09/29(土) 00:22:04 ID:3iq+DZzL(3/12)調 AAS
さすがに……こんな子供を置いていく訳にもいかないか。
私達は互いの情報を交換しながら路地の奥の方へと進んだ。
頭上に見える高速道路、周囲の建物の配列から察するにここはA-6。
道なりに進もうかとも考えたのだが、止めた。
この空間に飛ばされてからまだ幾時間も経っていない。出来るだけ重要な事は周囲の状況を確認する事だ。
人通りの多そうな通りを移動して、誰かに襲撃されでもしたら元も子もない。
しかも今の私は一人ではない。ドモンを連れたまま、危険な行動を取るのは吝かではない訳だ。
少年、ドモン・カッシュが言うに名簿の中に知り合いは一人もいないらしい。
こんな小さな子供がたった一人で殺し合いに参加させられている、不信に思う部分もあったがどちらかと言えばやはり同情が勝る。
建物の角を曲がり、気配のする方向に向けて壁を盾にしながら少しだけ顔を出す。
視界に入って来たのは信じられない光景だった。
「な……ッ!?」
T字路の先には男がいた。
男と言っても若干赤みの掛かった髪色をした同年代くらいの少年だ。
彼は地面に自らのデイパックを置いて、中に手を突っ込んで支給品の確認をしているようだった。
だが、それはいい。特別な問題ではない。
彼は顔付きも大人しそうで、少なくともゲームに乗った狂人には見えなかった。話し合う余地は十分にあると思われる。
一つ、ある一点を除いた話ではあるが。
「どう、して……あれが……」
「……どうかしたの、お姉ちゃん? 誰かいたの?」
ドモンが不思議そうな顔をしながら、こちらの様子を伺う。
しかし、私にはそんな視線に応えるだけの余裕は無かった。
見間違うはずが無い。
男のデイパックの中に詰め込まれている"アレ"は私の所有物なのだから。
正確には『私のものだった』ではあるが。
それは蝕の祭が開始される大分前、まだ私達が特別な理由も無くオーファンと戦っていた頃まで遡る。
533: 2007/09/29(土) 00:23:09 ID:/5naAjDY(3/9)調 AAS
534: 風のイ・タ・ズ・ラ ◇tu4bghlMIw 2007/09/29(土) 00:23:53 ID:3iq+DZzL(4/12)調 AAS
――下着泥棒。
乙女の純情を踏み躙るまさに醜悪、下劣の一言でしか言い表せない行為。
この風華学園始まって以来の事件に女子生徒達は頭を悩ませ、恐怖に打ち震えた。
私もそんな被害に遭った人間の一人だ。
しかも一枚や二枚の騒ぎではない。ゴッソリとコレクションしていた数百枚近い下着全てを盗まれたのだ。
常日頃から下着類を収集する趣味があった私にとってそれはまさに晴天の霹靂。
それ故とんでもない格好で登校する羽目になり、あまつさえ武田の奴に……。
……思い出すのも憎々しい、屈辱の一日だった。
しかも最後にはデュランの砲撃によって(これは半ば私のせいなのだが)全てが灰になってしまった。
そう、今目の前にあるのはその時焼失したはずのパンティーの数々。
あのフリル付きの奴だとか少し露出度の高めの奴だとか。
アレもソレもコレも、ああどう見ても私のものだ。
顔が熱い。唇が勝手にワナワナと震える。
何故全て焼失したはずのアレがここにあるのか。そんな事をじっくりと考えるより先に身体は動いていた。
「ド、ドモン……少し、ここで隠れていろ? いいな? 動くんじゃないぞ?」
「なつきお姉ちゃん? ……どうしたの、顔真っ赤だよ?」
「いや、な、何でもない。いいか、分かったな!」
ドモンがあどけない瞳を丸くしながら、疑問の色を更に濃くする。
だが私の数回に及ぶ念押しの末、ようやくしぶしぶと首を縦に振った。
そして私は通りの向こうの男に向けて大声で怒鳴りつける。
「そ、そこのお前ッ!! そこまでだ!!」
■
「お、お、お、お前っ!! 何を……何を、持っている!?」
「……何をって、見りゃあ分かるだろ」
腰まで届きそうなくらいの長髪を震わせながら不躾な一言。
とんでもない大声と共にいきなり現れたのは、黒のライダースーツを着込んだ黒髪の女だった。
女は今にも蒸気を噴出しそうなくらい顔を真っ赤に染め、こちらを一喝。今にも殴りかかって来そうだ。
挨拶も無しにいきなりソレかよ、と俺は少し不快感を覚えた。
もしかしてゲームに乗っているのか? そんな疑問も浮かぶが、おそらくそれは無い。
なぜなら彼女の目的は俺の命と言うよりも俺の持ち物にあるらしいからだ。
535: 2007/09/29(土) 00:24:02 ID:tC7KWhNE(1/2)調 AAS
536: 2007/09/29(土) 00:24:18 ID:/5naAjDY(4/9)調 AAS
537: 風のイ・タ・ズ・ラ ◇tu4bghlMIw 2007/09/29(土) 00:25:11 ID:3iq+DZzL(5/12)調 AAS
何を持っている、という事はつまりこの右手で掴んでいる"暗視ゴーグル"の事を言っているのだろう。
他に怪しいものと言えば……まぁ、一応あのデイパックの中を埋め尽くしていたパンツの山も怪しさ爆発ではあるが。
とはいえこれら女物の下着は所詮既製品。遠目から見て区別が付くとは思えない。
余程特徴的な形をしているか、強い思い入れが無ければ在り得ないだろう。
この暗視ゴーグルが、あれほどの大声を出す原因になる理由も良く分からないとはいえ。
「よこせッ!!」
「はぁ?」
「いいから早くそれをこっちに渡せ!!」
女は一歩前へと足を踏み出し、強く要求する。
こちらの事情など何も考えていないと思われる直情的な行動。
俺はそんな事よりもこのパンツの山を処分したいのだ。
身勝手な相手の態度には、こちらもそれ相応の対応で構わないと判断した。
「……やだね、少なくともコレは俺に支給されたものだ。元はアンタの持ち物だとしても所有権は俺にある」
「な、何だとっ!! いや……まぁ、確かにその通りだとは思うが……とはいえ、お前には不要なものだろう?」
正論。確かにコレは元々女の持ち物かもしれない。
だが、このゲームの中では俺に支給された道具だ。ソレをタダで渡す理由は無い。
女は俺の台詞に大層衝撃を受けたようで、ウッと嗚咽を漏らし一歩後退。
しかし妙な事を言う。
この道具は別に使用者を選ぶものでは無い筈なのだが。
だから俺は言った。ごく普通に。
息をするように、食事をするように、睡眠を取るようにその一言を発した。
「使えるだろ? 普通に」
「へ?」
「不要も何も、そのまま身に着ければいいじゃないか」
「――ッ!!!!!」
女が息を呑んだ。
……俺、そんなに変な事言ったか?
疑問に思いつつも続ける。
この"暗視ゴーグル"の用途を。
「これは……頭に巻きつけたりすればいいのかな」
「こ、こ、こ、」
「ん?」
「この……ド変態がああああッッ!!」
瞬間、俺は信じられない光景に遭遇した。
『女の両手に銃』が出現したのだ。
背筋に電撃が走る。だが戦いに慣れた身体は自然とその状況における最善の行動を取る。
右手で投影しておいた干将莫耶を構え、デイパックを背負う。そして対峙。
だが頭の中は混乱したままだ。
在り得ない。なぜなら今、彼女は俺が行うソレと同じように――銃を投影したのだから。
538: 2007/09/29(土) 00:25:22 ID:/5naAjDY(5/9)調 AAS
539: 2007/09/29(土) 00:25:39 ID:KZpC5T0H(1/3)調 AAS
540: 風のイ・タ・ズ・ラ ◇tu4bghlMIw 2007/09/29(土) 00:26:21 ID:3iq+DZzL(6/12)調 AAS
「そこになおれッ!!」
そして発砲。挨拶とばかりに数発の弾丸が飛来する。
干将莫耶でソレを――いや、牽制か。
この軌道、おそらくまともには一発も当たらない。弾速も見切れないほどではない。
下した判断は正しく、軽く身を捩っただけで弾は一発も当たらず通りの向こうへと消えた。
「ちッ!! その腐った性根、叩き直してやる!!」
「おい待て!! お前、今投影したのかッ!?」
わざと外しているのか、女の放つ銃弾は俺とは微妙にずれた射線軸を描く。
だがさすがに突っ立っている訳にもいかず、後退せざるを得ない。
確かに獲物のリーチを考えれば接近するのが最善の策なのだろう。
相手の武器は銃。必ず弾が切れる瞬間が到来するからだ。
しかし、その銃が投影によって創られた武器であるならば話は別だ。
確信こそ持てないが、限りなくソレに近い予感はある。現に女は両手の銃からその体積以上の弾丸を発射しているのだから。
しかもその連射は明らかに『リロード』という概念を取捨した攻撃。
弾が永遠に切れない、加えてあの連射速度だ。驚異的としか表現出来ない。
今はコチラをからかうように全ての銃撃を外しているから良いものの、おそらくそれは自信の表れ。
本気になればいつでも俺を蜂の巣に出来ると暗に言いたいのだろう。
舐められたものだ、と唇を噛む。
「投影? 何を訳の分からない事を言っている!? クソッ、デュランさえいれば……」
俺は弾丸の嵐を掻い潜りながら考える。
彼女はおそらく魔術師ではない、と思う。まず、一切の魔術回路を確認出来ない事。
俺は遠坂ほど索敵系の能力は強くないが、彼女の体内に全く魔力の流れを感じ取れない事は確か。
巧みな技術で隠蔽している可能性もあるが、さすがにそこまで行かれると俺の能力外だ。
だがそれと同時に投影で無ければ何なのだ、という疑問が浮かび上がる。
投影<<グラデーション・エア>>は一般的には非常に効率の悪い魔術で、この魔術を得意としている魔術師はほとんどいないと遠坂からは聞いている。
まず一から十まで全て魔力で再現する上に、人間のイメージは穴だらけであるためオリジナル通りの性能など望めないため。
加えて投影した物は結局幻想であるが故に世界にリペントされ、次第にただの魔力塊に戻ってしまうという欠点を持っているためだ。
つまり俺やアーチャーのように、宝具を再現出来たりするのは例外中の例外で普通では無いと言う事になる。
だが彼女の手にある拳銃から感じる印象は明らかに本物のソレ。
どう見ても"完全"に投影されている。
――だが。
魔力を感じないと言う事は、あの銃の構成を魔力以外の力を使って行っているという訳。
しかしソレは一体どんな原理なのか?
……分からない。どうなっているんだ?
俺は数々の疑問を抱えながら、逃亡を開始した。
541: 風のイ・タ・ズ・ラ ◇tu4bghlMIw 2007/09/29(土) 00:27:42 ID:3iq+DZzL(7/12)調 AA×

542: 2007/09/29(土) 00:28:11 ID:KZpC5T0H(2/3)調 AAS
543: 風のイ・タ・ズ・ラ ◇tu4bghlMIw 2007/09/29(土) 00:28:59 ID:3iq+DZzL(8/12)調 AAS
[備考]
※なつきにはドモン・カッシュと名乗っています
※不死者に対する制限(致命傷を負ったら絶命する)には気付いていません
※参戦時期は食堂車に黒服集団(レムレース)と白服の男(ラッド一味)が現れた直後です
よって、ラッドの事やレイルトレーサー(クレア)の事を知りません
■
――ドモン、だと?
私は走り去る少年の後ろ姿を見詰めながら思索に耽っていた。
"なつき"という少女と"ドモン"と名乗る少年が接近していた事に、当然私は気付いていた。
茶色の髪の少年は無用心にも道のど真ん中でデイパックを広げていたため、ギリギリまでソレに気付かなかったようだが。
直接二人の声を聞いた訳では無い。
だが唇の動き――読唇術で二人が何を喋っているかは十分に知る事が出来た。
そして確かに少女は呼んだのだ、連れの少年を"ドモン"と。
このゲームに参加している人間に二人も"ドモン"という名前の者は存在しない。
精々被るのは『エドワード』という名前ぐらい。
つまり、あの少年は何らかの理由で偽名を名乗っているという事になる。
確かに相手を警戒する、という心がけは重要だ。
だが偽名を使う、となると話は別。明らかに信頼関係を構築する意志がない事を暗に意味している。
しかしあんな幼い少年がゲームに乗っている、と問い掛けられれば疑問符を浮かべざるを得ない。
さて、どうする。
当初の目的通り、少年を追いかけるべきか。
それとも何故か"ドモン"という名前を名乗っている少年にターゲットを変更するか。
両者とも大して離れてはいない。
今からならば、どちらにも追いつく事が出来るだろう。
この状況下で私が取るべき選択肢は――
【A-6中心部/ 一日目 黎明】
【シュバルツ・ブルーダー@機動武闘伝Gガンダム】
[状態]:健康
[装備]:いつも通りの覆面スーツ(ブーメラン付き)
[道具]:赤絵の具@王ドロボウJING、自殺用ロープ@さよなら絶望先生
[思考]
0:衛宮士郎、またはチェスワフ・メイエルを尾行する(どちらを追い掛けるかは次の書き手さんに任せます)
1:このファイトの破壊、犠牲者を最低限に食い止める(悪人には容赦しない)。
2:士郎を隠れて見張る。命に関わる時は助け、必要に応じて叱咤し教育する。
3:ドモンと合流。ただ、それほど焦る必要はないと感じている。
※制限には薄々感づいているようです。
※電流爆破金網時限デスマッチでドモンと戦った後、もしくはデビルガンダムと共に吹き飛んだ後から参戦。
後続の書き手の方が書きやすいほうを選んでください。
※完全に気配を遮断しているため、よほどの達人でない限り感づかれることはありません。
544: 2007/09/29(土) 00:29:22 ID:/5naAjDY(6/9)調 AAS
545: 2007/09/29(土) 00:30:04 ID:KZpC5T0H(3/3)調 AAS
546: 風のイ・タ・ズ・ラ ◇tu4bghlMIw 2007/09/29(土) 00:30:14 ID:3iq+DZzL(9/12)調 AAS
■
「はぁ、はぁ、はぁ……いい加減、観念したら……どうだ。変態め――」
「アンタ……こそ……何、意味の分からない事を……」
私の下着を持った男を追い回して数十分。
ようやく私は奴を追い詰めた。
背後は川、つまり背水の陣という奴だ。
風は凪、水は時化。
月は空を照らし、紺碧の空は雲一つない純粋な暗闇。
私も男も汗だくだ。フルマラソンでも走った後のような強烈な動悸が止まらない。
ここは一体何処だ。すぐ側に水が流れている事からどこかの川沿いだという事は分かる。
とはいえ、今現在優先すべきはこの変態男から下着を奪い返す事だ。
しかし油断は禁物。
相手は一度も反撃して来なかったものの、同時にこちらの弾丸も未だ一発も命中していない。
余程の使い手なのだろうか、まさかこれだけ撃って全てかわされるとは思わなかった。
「しかし……女の下着を履く所か……く……あ、頭に巻く趣味を持った男がこのゲームに参加しているとはな……」
言葉にするだけで恥ずかしくなる。
そういう趣向を持った人間が存在する事はニュースや噂などで聞いた事はあったが、さすがに本物に出くわした経験は無かった。
だが男はさも当たり前のように言ったのだ。
547: 2007/09/29(土) 00:31:21 ID:/5naAjDY(7/9)調 AAS
548: 風のイ・タ・ズ・ラ ◇tu4bghlMIw 2007/09/29(土) 00:31:19 ID:3iq+DZzL(10/12)調 AAS
『そのまま身に着ければいいじゃないか』
『頭に巻きつけたりすればいいのかな』
その話しぶりは明らかに常習犯のソレ。
見たり盗んだりするだけではなく、身に付ける――常軌を逸している。
しかし、次に男から返って来た台詞はあまりにも予想外の一言だった。
「下着……って何言ってんだ? アンタが欲しいのはこの暗視ゴーグルじゃないのかよ?」
「え?」
頭がグルグルする。冷や水をぶっ掛けられた感じだ。
あ……んしゴーグル?
コイツは何を言っているんだ?
この男は女物の下着を頭に被って喜ぶ変態で――
「もしかしてアンタが欲しかったのってあのパンツの山か? なら好きなだけくれてやるよ、どうせ捨てる所だったし」
男の言葉を聞いた瞬間、私は崩れ落ちた。
■
「……おい」
「スマン、本当に悪い事をした!! この通りだ」
最後は呆気なかった。つまりこの追い駆けっこは完全に彼女の勘違いが原因だったと言うのだ。
女(玖我なつきと名乗った)は頭を下げて、謝りまくっている。
一発も銃弾が命中しなかったため、この程度で済んだのだ。
あの銃(いつの間にか消えている)から発射されていたのは明らかに実弾。
当たれば皮が裂け、肉が弾ける。立派な凶器だ。
「いいよ、結局当たらなかったんだし。ええと……玖我だっけ、それよりアンタの銃について教えて欲しいんだけど」
「銃? エレメントの事か?」
玖我は右手を上げる。
瞬き一つ、次の瞬間その手には先程の拳銃が握られていた。
近くで見ると驚くほど小さい。俺に支給されたデリンジャーと同じくらいなのでは無いだろうか。
だがあの連射、射程、そして給弾を必要としない独特の機構。
銃を模した宝具なんて聞いた事も無いが、優れた能力を持っているのに変わりは無い。
「……やっぱり、魔力の流れは感じないか。"投影"って言葉にも聞き覚えはないだろう?」
「無いな。それに私の力は高次物質化能力――魔法などという小説のような能力とは関係ない」
高次物質化能力か……また妙な単語が出て来たな。
確かに魔術とは別系統の能力者が存在する可能性も高かったが、いきなりそんな人間と出くわす事になるなんて。
遠坂辺りがゲームに参加していたら、どんな顔をしただろうか。
549: 2007/09/29(土) 00:32:24 ID:/5naAjDY(8/9)調 AAS
550: 風のイ・タ・ズ・ラ ◇tu4bghlMIw 2007/09/29(土) 00:32:33 ID:3iq+DZzL(11/12)調 AAS
「それより……その、私の"アレ"はお前のデイパックの中か?」
「……ああ、早く引き取ってくれ」
川岸の岩の上に置いておいた俺のデイパックを一瞥しながら玖我が問い掛ける。
俺も若干言葉を濁しながら答える。
他人に自分のデイパックを漁られるのはあまり好ましい事では無いが状況が状況だ、仕方ない。
「いいか、見るんじゃないぞ!!」
「……分かったよ。というかもう散々――」
「うるさい! それ以上言うんじゃない!」
軽く溜息。俺は右手の指で頬を軽く掻いた。
これじゃあどっちの持ち物だが分かったものじゃない。
とはいえ呆れながらも玖我の要求通り、後ろを向く。厄介事は早めに何とかして貰いたい。
「どれ…………う……これは確かに」
デイパックを開ける音、そしてドサドサと何か布が地面に落ちてくる音が続く。
特にやる事もないので何となく、空を見上げた。
少し周りが明るくなってきたような気がする。同時に時計を確認、そろそろ四時になる。
それに頭上の雲の様子を見るに風も吹いて来たようだ。
ん……風?
「うおッ!?」
「何だ、風――ッ!?」
まさにそれは風の悪戯。
在り得ない状況における在り得ない現象。
これだけ空は晴れているのに。雨雲も何も無いはずなのに。
何だこの何もかもを吹き飛ばすような"突風"は?
「おいッ!! 玖我、あ……」
「あ、あ、あ、あ…………」
振り返った俺の視界に飛び込んで来たのはカラフルでヴァリエーションに富んだ下着が風に飛ばされ、川に落下し流されていく光景、そして――。
地面に膝を付き、がっくりと項垂れる玖我の姿だった。
551: 2007/09/29(土) 00:33:40 ID:tC7KWhNE(2/2)調 AAS
552: 風のイ・タ・ズ・ラ ◇tu4bghlMIw 2007/09/29(土) 00:33:42 ID:3iq+DZzL(12/12)調 AAS
【A-4 川岸 一日目 黎明】
【玖我なつき@舞-HiME】
[状態]:疲労(中)、チェスに軽度の不信感、下着を流されたショック
[装備]:ライダースーツ@舞-HiME
[道具]:支給品一式、風華学園高等部制服@舞-HiME、不明支給品2(本人確認済み)
[思考]
1:私の下着が……
2:士郎と情報を交換後、チェスの元へ向かう
3:舞衣、静留、奈緒と合流する
4:この殺し合いから脱出する
[備考]
※チェスの名前をドモン・カッシュだと思っています
※なつきは以下の仮説をたてました
・今回の殺し合いは蝕の祭をモデルにした物
・テッカマンとHiMEは似たような存在
・螺旋力=高次物質化能力に近い特殊な力
・螺旋遺伝子を持った者=特殊能力者
・この殺し合いの参加者は皆、何かしらの特殊能力を持っている
※参戦時期は蝕の祭が終了した後です
【衛宮士郎@Fate/stay night】
[状態]:疲労(中)
[装備]:デリンジャー(2/2)@トライガン
[道具]:支給品一式、暗視ゴーグル、デリンジャーの予備弾20
[思考]
1:殺し合いを止める。
2:イリヤの保護。
3:できる限り悪人でも救いたい(改心させたい)が、やむを得ない場合は――
※投影した剣は放っておいても30分ほどで消えます。
真名解放などをした場合は、その瞬間に消えます。
※本編終了後から参戦。
※なつきのパンティーコレクション@舞-HiMEは全て川に流されました。どこに流れ着くのかは不明。
※士郎はなつきが凄まじい銃の腕を持っていると思い込んでいます。
[補足]
【なつきのパンティーコレクション@舞-HIME】
数百枚にも及ぶ女性物の下着。
持ち主である玖我なつきの最大の趣味、それは下着を集める事。
特にパンティー収集は彼女の最大の関心事である。
原作ではこのコレクションを全て盗まれ、ノーパンで過ごしている所を舞衣達に見つかった辺りからなつきのヘタレ街道が始まった訳で……。
ちなみにその話のラストで全部焼失している。
【デリンジャー@トライガン】
メリル・ストライフが愛用する小型拳銃。
掌の中にすっぽりと収まるため、暗殺には重用する。
射程が短く、装弾数も少ないため使い方には注意が必要。
553: 2007/09/29(土) 00:48:13 ID:KUomEtCd(1/3)調 AAS
554: 今 そこにいる私 ◆AaR9queMcU 2007/09/29(土) 00:50:28 ID:BMggfe2Q(1/4)調 AAS
あの銃声は他の参加者に聞こええたかもしれない。
それがこの、殺人ゲームに乗っている者だったとしたら、それがもしも複数だったなら。
アルフォンスは、最悪の状況を想定し、こなたに話しかける。
「ねぇ、君!あの銃声を誰かが聞いたかもしれない、このゲームに乗っている奴だったなら最悪だ。
とりあえず安全な場所に身を隠そう!いいね!」
応答はない。
こなたは、カタカタと震えていた。
震えが止まらない。
たった一発撃っただけなのに。
震えが止まらない。
弾が顔を掠めただけなのに。
震えが止まらない。
無意味にリアルなエアガンだと思っていた物が本物と解った時からこのゲームはサバイバルゲームなどではなく、
他者の命を奪い合う、本当の殺人ゲームだということなのだ。
そして先ほどの銃を撃ったという行為は、一般人であるこなたをここまで恐怖させるに至った。
人を撃った、というよりも本物だったというショックの方が大きいのだろう。
こなたはアルフォンスの提案にも答えず、ただ震えるのみだった。
「仕方がない…ごめんね!」
そういうとアルフォンスはこなたをその鎧の腕で抱き上げると、ロビーを駆け出した。
小さな悲鳴を上げた気がするが気にしている暇はない。
銃声が響いてからそんなに時間はたっていない、他の参加者が残響を聞きつけてここに来るまでにはまだ余裕があるはず。
ならば考える時間も惜しい、急いで出口を探そう。
ガシャガシャと慌しく足音を響かせアルフォンスは出口を目指す。
555: 2007/09/29(土) 00:51:26 ID:/5naAjDY(9/9)調 AAS
556: 2007/09/29(土) 00:51:36 ID:JDbfrFEL(1/5)調 AAS
557: 2007/09/29(土) 00:51:36 ID:hJ9iKQJ4(1/2)調 AAS
558: 2007/09/29(土) 00:53:02 ID:KUomEtCd(2/3)調 AAS
559: 2007/09/29(土) 00:53:10 ID:JDbfrFEL(2/5)調 AAS
560: 2007/09/29(土) 00:53:21 ID:JtRpEUfn(1/3)調 AAS
561: 今 そこにいる私 ◆AaR9queMcU 2007/09/29(土) 00:53:28 ID:BMggfe2Q(2/4)調 AAS
十数分探し続け、ようやく出口らしきものをを見つけると、外に誰も居ないかを確認し、扉を開けた。
どうやらその扉は業務用入り口だったらしく、その視界に飛び込んできたのは、滑走路だった。
もちろん飛行機などはなく、アスファルトで舗装され記号のように白線の引かれた数キロ程度の短めのものだった。
ふと見渡すとその滑走路の脇に、コンテナが升目のように配置されていた。
コンテナには鍵が掛かって中には入れなさそうだが、ここならひとまず隠れられそうだ。
見つかりにくそうな陰に隠れるとアルフォンスは自分とコンテナの死角にこなたを降ろす。
ここに隠れていればこの子も落ち着くだろう。
……そういえばこのこの名前聞いてなかったな。
今この状況で自己紹介など変だと思ったが、この子を落ち着かせるきっかけにでもと、アルフォンスは話を切り出してみた
「……ボク、アルフォンス・エルリックっていうんだ。君、名前は?」
相変わらず応答は無い。
アルフォンスはつけない溜め息をつくと、空を見上げる。
時は黎明、夜天は白み始めていた。
泉こなたは思考の海に沈んでいた。
そういえば漫画やアニメにも、こんなシチュエーションあったっけ……
人が、撃って、斬って、裂いて、嬲って。
殺しあって、死んで、死んで、死んで。
それで私は、私みたいな一般人は、すぐに殺されて……。
殺され……て。
そしてこなたは思い出す。
私が持ってたあの銃は、今、この鎧の男が持っていて。
私は今、何も持ってない丸腰で。
そこまで考えたところで思考の海から抜け出した。
逃げなきゃ、殺されちゃう、逃げなきゃ、逃げなきゃ!殺される!
562: 2007/09/29(土) 00:54:01 ID:CnG7DaGd(1)調 AAS
563: 2007/09/29(土) 00:54:52 ID:KUomEtCd(3/3)調 AAS
564: 2007/09/29(土) 00:55:10 ID:JDbfrFEL(3/5)調 AAS
565: 2007/09/29(土) 00:56:10 ID:hJ9iKQJ4(2/2)調 AAS
566: 2007/09/29(土) 00:56:29 ID:JtRpEUfn(2/3)調 AAS
567: 2007/09/29(土) 00:56:32 ID:JDbfrFEL(4/5)調 AAS
568: 今 そこにいる私 ◆AaR9queMcU 2007/09/29(土) 00:57:06 ID:BMggfe2Q(3/4)調 AAS
今のこなたの精神は異常だった。
普通の状態ならここまで支離滅裂な考え方などしないだろう。
だが、今の状況は『普通』ではない、本来ならありえない異常事態。
ましてや今は殺人ゲームの真っ最中、隣には得体の知れぬ鎧の男。
正常でいられる精神などこなたは持ち合わせていなかったのである。
「ぃ、あ」
声にならない悲鳴が漏れる。
「どうしたの?」
アルフォンスは手を差し出しながら訊ねた。
ただそれだけだった。
その鉄の手が、私のことを、殺そうとしているようにみえて。
ただ、それだけなのに、その手が、明らかに私を狙っているように見えて。
「ひぃあああああああああああああああっ!!こないでぇ!!!!こないでよぉっ!!!!!」
泉こなたの精神はここで、壊れた。
自分ひとりの妄想の中だけで、ありもしない虚構の中で。
このバトルロワイアルという状況は、そこまでに人を疑わせ、惑わし、狂気させるものであった。
狂ったようにデイパックを振り回し、アルフォンスから遠ざかろうとする。
「ちょっ、ど、どうしたの?」
いきなり暴れだすこなたをもちろんアルフォンスは止めようとする。
だが、それは今のこなたにとっては逆効果にしかならなかった。
「ぁぁあああああああああっ!!ひぃあああああああああ!!!!」
来ないで、来ないで、来ないで!!!!
デイパックを振り回し、転びかけながら立ち上がる。
その時、バチィッという音と共にこなたのデイパックのストラップがちぎれた。
鎧の突起に引っかけ、引き抜いたためである。
袋部分は変則的に飛んで行き、兜に直撃した。
ガラン、ガラガラガラと音が響き、兜が転がる。
そして信じられない物を見た。
569: 今 そこにいる私 ◆AaR9queMcU 2007/09/29(土) 00:58:36 ID:BMggfe2Q(4/4)調 AAS
首がなかった。
中身も空っぽだった。
え?どういうこと?なんで中身が『無』いのにうごいてんの?
それは、その姿は、理解ができるものではなかった。
先ほどの状態が嘘のように冷静なのに、理解が出来ない。
ロボット、というならまだ辛うじて理解できるのだろう。
だが中身が『無』い。
ならば亡霊だとでもいうのだろうか。
そこまで来た所で考えるのを止めた。
もう何も考えず、ここから遠ざかりたいその一心で滑走路へと駆け出した。
きっと助からないんだ。
きっと逃げても無駄なんだ。
あんな奴がいるんだ、みんな殺されるんだ。
ここに選ばれた時点で私に生き残れる可能性は無いんだ。
なのに、どうして?
今、そこにいる私は、何故逃げているんだろう……
【G-3/空港-滑走路付近/一日目-黎明】
【泉こなた@らき☆すた】
[状態]:右頬に銃創、恐慌、錯乱
[装備]:デイパックのストラップ
[道具]:なし
[思考]
1:死にたくない
2:とりあえずここから逃げたい
【アルフォンス・エルリック@鋼の錬金術師】
[状態]:こなたの行動に混乱
[装備]:なし
[道具]:デイバッグと支給品一式、エンフィールドNO.2(弾数5/6)、不明支給品1〜3個 こなたのデイパック 不明支給品0〜2個
[思考]
1:とりあえず少女の対処
2:しかし追いかけてよいものか迷っている
570: 2007/09/29(土) 00:58:44 ID:JtRpEUfn(3/3)調 AAS
571: 2007/09/29(土) 01:04:41 ID:KI1AYMD2(1)調 AAS
>え?どういうこと?なんで中身が『無』いのにうごいてんの?
臭い文章だな
572: 2007/09/29(土) 01:07:52 ID:Z1Itts8q(1/6)調 AAS
:名無しセカンド:2007/09/25(火) 19:46:52 ID:YkAp7X6M0
>>759
すまん、ほぼ同じような内容を回りくどく書いてしまった。
リロードすりゃ良かったぜ。
762 :名無しセカンド:2007/09/25(火) 19:59:22 ID:C.Y3n0MA0
ツチダマにGO!
763 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 00:04:55 ID:zn7.mTGU0
ちょいとアンケートを取ってみたいと思いました。スレ汚し失礼します。
「したらばの設定、スレ別にID変えた方が良いか? 悪いか?」
回答次第でツチダマの議論に移行するつもりです。
764 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 00:57:56 ID:m4Pk642s0
スレ毎に変更希望。
予約宣言すると感想書きにくいので。同じ理由で投下宣言スレなんかも欲しかったり。
765 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 01:00:31 ID:vProOHfo0
>>763
変えたほうがいいと思う。
理由は>>764と同じ。
いやあ、マジで予約でID割れてると感想書きにくいし。
766 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 01:12:47 ID:zn7.mTGU0
ほいじゃあ、投下宣言も予約スレでする文化にしてみるとか?
767 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 01:20:03 ID:/dc45CJc0
スレ毎にID変えて予約スレを宣言も兼ねる、でおkだな
予約、投下宣言はageで
んで、質疑応答はどうする? 感想スレで質問→予約スレで返答、ってのもなんか隔離されてるみたいで寂しい気がするんだけど……w
768 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 01:23:30 ID:/dc45CJc0
あ、感想スレは感想のみで疑問質問ツッコミはまとめてツチダマ
んで書き手はツチダマ確認必須、にすればいいかな?
769 :管理人★:2007/09/26(水) 01:34:08 ID:???0
とりあえず、反対意見が皆無なようなので、試験的にスレ別にID変わるようにしてみます。
また不具合があれば報告してください。
770 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 13:47:00 ID:4HPv1NpU0
なんだか被りが増えてきたしもうそろそろボツスレ建てたらどうだろう?
後は支給品説明スレや魔法などの仕組み説明などの資料スレ
どうですか?
771 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 17:01:38 ID:ZBwt1OiUO
なのはの魔法とかについて確認なんだが、
幻術はティアナ自身が習得しているもので、クロスミラージュはサポートしていただけ。
ウィングロードはスバルの先天性の魔法で、他のキャラでは使えない。
ナックルのカートリッジロードはキャリバーが制御していた。
でいいのかな?
772 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 17:56:47 ID:J6Keh0Jo0
>ウィングロードはスバルの先天性の魔法で、他のキャラでは使えない。
まじかorz
ちゃんと調べておけばよかった……
573: 2007/09/29(土) 01:09:19 ID:Z1Itts8q(2/6)調 AAS
3 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 19:53:17 ID:OxM9mBbo0
デバイスが勝手に発動させたこともあるから、マッハキャリバーが
細いウィングロードを発動させるぐらいよさそうなんだけどなぁ。
774 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 20:22:42 ID:ZBwt1OiUO
キャリバーが自動詠唱できるようにプログラムはされてるけど、
結局スバル本人から引き出してるってことみたい。
スバル自身はキャリバーなしでもウィングロード発動出来るのか、そこが問題。
775 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 20:43:02 ID:/CxAxEZE0
最初期のオリジナルデバイスの時もウイングロードは使ってたから、デバイスがあればいいでおkじゃね?
776 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 21:01:51 ID:0/It4ocgO
最初のローラーはデバイスじゃないぞ
あれは単なる魔力駆動式のローラーブーツだ
……ここまで書いて気づいたが、つまりリボルバーナックルだけでもBJの装着できるよな?
777 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 21:04:05 ID:ZBwt1OiUO
そういえばそうだった。
778 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 21:20:17 ID:ZMaHBN8Q0
そもそも、
・魔法を織り上げるのはデバイスか術者か
実は、これの明確な公式設定が出てないんだよ。
779 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 21:33:24 ID:OxM9mBbo0
なのはさんとフェイトがAMF掛けられた状態で、手にバリヤーつけたり(エレベーター落下)
アルフやザフィーラやユーノが素手で頑張ったり、レイジングハートを停止させたなのはさんが
素手でティアの攻撃を受け止めたり、撃破したりするからなぁ。
ある程度は無手でも戦えそう。
780 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 21:37:29 ID:XPzyNSU20
ところで既出キャラの予約は結局いつになったんだ?
781 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 21:38:46 ID:fhk/BclI0
ウイングロードはスバルとギンガの固有技能らしい。
782 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 21:39:50 ID:0NyxWtWw0
>魔法を織り上げるのはデバイスか術者か
基本的には術者単体でも発動可能なはず(威力は落ちるだろうけど)
でもベルカ式の奴らは武器=デバイスだから徒手空拳では殆ど使えんだろうけど
今のところ本編でデバイス無しで魔法使ってるのはティアナだけか?(一話のクロスファイアー)
783 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 22:05:19 ID:R/UuAX0Q0
>>780
今夜0:00でいいと思うよ。
『予約通り』であれば、今夜中には大体のキャラが出揃う予定だから
784 :名無しセカンド:2007/09/26(水) 22:35:23 ID:9NK2cn4U0
今更ながらふと思ったんだけど、はやてって西回りでどう行くつもりなんだろう…?G4から西って海しかないよなぁ
飛行魔法くらいならデバイスなしでも使えたっけ?
785 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 00:26:10 ID:.jSYye7k0
1.モノレール経由
2.水泳
3.西に行くと見せかけて東へ
4.あかん、行き止まりやったー
……どお?
786 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 00:32:21 ID:b5Fc57RA0
>>785
>2.水泳
ぶ、部隊長の水にぬれた制服!?あわよくばそのまんま上着脱いで透け透けYシャツとな!
……ごめんなさい出来心だったんですだからそんな目でミナイデ
574(1): 2007/09/29(土) 01:11:03 ID:Z1Itts8q(3/6)調 AAS
787 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 00:35:34 ID:kwE/5ZFM0
>>786
少し……頭冷やそうか……
788 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 00:38:40 ID:Qfh7vcTM0
普通に飛んじゃっていいのでは?
クワットロとかも飛べるらしいし。
789 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 00:40:00 ID:.jSYye7k0
>>786
最高だぜ……アンタ……
790 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 02:26:09 ID:v6bpphV20
>>786
つ明智健吾
さあ拝むがいい
791 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 03:06:00 ID:SKAZjPew0
明智「私がロスにいた頃は良くあった話ですよ」
792 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 15:15:28 ID:c6ug9Opo0
水も滴るウホッいい男
793 : ◆10fcvoEbko:2007/09/27(木) 17:45:23 ID:PwBr7qGU0
「熱血ハートのサイボーグ」の改行を修正しました。
「『英霊と台風』」のタイトルの『』を外し表記を修正しました。
…そしたら「英霊と台風」の本文が消え去ってしまいました。
これ以上手を付けるのはやばいと思い一旦報告にきました。
え〜と、ど、どうしたら修正できますでしょうか…?
794 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 17:53:20 ID:v0bUl8WA0
wikiではタイトル変えるのが一番面倒な修正だったりします
なぜなら別ページを作らないといけないため
つまり『英霊と台風』と英霊と台風ではまるで別物なんですね
リンクも全て張り替えないといけないから結構面倒
今回は自分がやっときます
795 : ◆10fcvoEbko:2007/09/27(木) 18:02:24 ID:PwBr7qGU0
勉強不足でした。以後気をつけます。
余計な手間をおかけして誠に申し訳ありませんでした。
796 :名無しセカンド:2007/09/28(金) 08:56:24 ID:Qzne6pCQ0
某所にて面白そうな支給品をあげてみてくれとあったので、思いついたネタ支給品を書き上げてみる
ベーブルースのユニフォーム&バット@バッカーノ!
アダイ村の聖典@グレンラガン
恵のCD@ガッシュベル!
こなたのパソコン@らき☆すた
ヒューズ家の写真@鋼の錬金術師
中華鍋@Gガンダム
ラピュタの財宝@ラピュタ
マタタビの編笠@クロちゃん
ウォークマン@トライガン
銅銭@Gロボ
ダニー・ボーイのテープ@テッカマンブレード
意外にネタ系となると困るなやっぱ
797 :名無しセカンド:2007/09/28(金) 10:38:44 ID:LY.DRAcQ0
便乗。
なつきの下着コレクション@舞‐Hime
B・D・ネオンのコスチューム@トライガン
ニアの手料理@グレンラガン
梅サワー@Gロボ
575: 2007/09/29(土) 01:12:59 ID:Z1Itts8q(4/6)調 AAS
798 :名無しセカンド:2007/09/28(金) 11:37:19 ID:Jv7Yz5u.0
【バッカーノ!】
「キースのトランプ」 53枚全部がジョーカーのトランプ
「チックの鋏」 ガンドールの拷問魔チックが使用する鋏
「ボウイナイフ」 フィーロを襲った乞食が持っていた幅広のナイフ
「トンプソンM1機関銃」 マフィアの銃と言えばこれ。通称シカゴ・タイプライター
「火薬玉」 爆弾魔ニースが眼窩に隠し持っている最後の切り札
「火炎放射器」 黒服のリーダー、グースが使用する武器。モデルは35型火炎放射器?
【R.O.D】
「紙の詰まったトランクケース」 紙使いの武器である紙が目一杯詰まったトランク
【さよなら絶望先生】
「心中簿(ですのうと)」 絶望先生の私物。88の自殺スポットと心中相手の候補が書き綴られている
「きっちりスコップ」 木津千里が人を殺したり、その死体を処理するために使うスコップ
「色んな尻尾」 小節あびるが収集した色んな動物の尻尾
「携帯電話」 音無芽留がコミュニケーションに使用する携帯電話
「暴れチンチン電車」 暴走するチンチン電車?
【ジャイアントロボ】
「オープンカー」 北京支部にあったオープンカー。ミサイル装備
「戴宗の瓢箪」 戴宗が愛用する瓢箪。飲んでも飲んでも酒がなくならない
「鉄扇子」 呉先生が愛用する扇子。鉄製なので重くて頑丈
「メッサーシュミットKR200」 最終話で大作が乗っていた車。実在します
「七節棍」 怒鬼や血風連が使用している七節棍
「鉄仮面変装セット」 銀鈴が変装に使ったもの。ボイスチェンジャー機能付き
「黒ビキニ」 幻夜がはいていた男性用ビキニ。今川監督のお気に入りだとか……
【Gガンダム】
「自由の女神砲」 ネオアメリカの最終兵器
※元々、今川監督がGロボで出す予定だったが(3話)、カットされたのでGガンに流用された
※Gロボの設定の方では、国際警察機構マンハッタン支部の所有物
【カウボーイビバップ】
「ぴったりの壷」 劇場版でスパイクが貰った壷。ぴったりな物(ヒントアイテム)が入ってる?
【天空の城ラピュタ】
「グレネードランチャー」 パズーがドーラから貰って使用していたグレネードランチャー
799 :名無しセカンド:2007/09/28(金) 13:59:18 ID:tI9/d9g60
【王ドロボウJING】
「日出処の剣士の鎧と剣」真っ赤な色で小柄な女性でも装着が可能。相手に顔も見られないし、強度もそこそこ。
「もじばち」情報を食べて太る虫。本や新聞等、活字が大好物。可愛い蜂です。食べた情報は持ち主に教えてくれる。
「ダンダー様の夜刀神(やとのかみ)」早い話が手裏剣。
「アイス・ビュレット」永久凍土の氷で作られたという不思議な弾丸。当たった相手を凍らせる。人間一人を丸ごと凍らせるのは無理っぽい。どんな銃でも使用可能?
「オドラデクエンジン」永久機関で作られているエンジン。機械に組み込めばすごいことになりそう?
【サイボーグクロちゃん】
「クロちゃんスーツ」クロの姿になれるスーツ。防水・絶縁加工。
800 :名無しセカンド:2007/09/28(金) 14:11:53 ID:wAZ3RfA20
>>799
>「もじばち」
このアイテムについてなんだが…アニメ版の「爆弾生物ポルヴォーラ」には登場してないんだよねこいつ
ただし、オープニングの映像の中には数秒だが登場しているという…
こういうアイテムも出していいんかな?
576: 2007/09/29(土) 01:14:26 ID:Z1Itts8q(5/6)調 AAS
801 :名無しセカンド:2007/09/28(金) 14:15:56 ID:tI9/d9g60
>>800
アッ−!すっかり忘れてたorz
じゃあ駄目かな。せっかく読子さまに支給しようと考えてたのに……。
802 :名無しセカンド:2007/09/28(金) 14:36:04 ID:Ftb9nINsO
既出紹介分も含めて【トライガン】から支給品に使えそうかもしれないアイテム紹介
「ヴァッシュの義腕(仕込みサブマシンガン内蔵)の替え」
ヴァッシュの義腕が使用不可能になった時に取り替えてもらった時の物
何かしらのアクシデントで片腕喪失した時なんかにどうぞ
「B・D・ネオンの衣装」
電飾で揃え固めた小林幸子ばりのド派手に光り輝く服、夜中でも確実に目立つ
結構重く身動き取りづらいらしい。
小型の発電機が付いてる為に衣装としての用途より、発電機としての用途の方が重要そう
「ミリィのスタンガン」
スタンガンといっても電気ショック型でなく、大型金属棒を射出する銃
射出されてすぐに金属棒は十字型に展開、非殺傷用らしい
「雷泥のローラースケート」
雷泥の脚力が凄いのかローラースケートの性能が良いのか、
数メートル程度の距離なら瞬時に相手の背後に回れるスピードを誇る。
ゴツゴツした荒野でも大丈夫
「ミッドバレイのサクソフォン(サックス)」
見た目は普通の楽器、普通に音楽を演奏するもよし
指向性の衝撃波を飛ばし攻撃出来たり、超音量で相手の鼓膜や脳に深いダメージも与えられる
アニメ版ではヴァッシュの銃弾も衝撃波で空中で止め防いでいた
「ケインの超長銃身ライフル」
数メートル(約5メートル?)という銃身を持つ狙撃ライフル。
超遠距離狙撃が撃てる(かもしれない)
ぶっちゃけ凄く場所を取る上に扱い辛そう
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