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アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ2 (594レス)
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413
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失ったもの/失いたくないもの
◆WcYky2B84U
2007/09/27(木) 21:40:46
ID:PdAeN/pC(8/14)
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413: 失ったもの/失いたくないもの ◆WcYky2B84U [sage] 2007/09/27(木) 21:40:46 ID:PdAeN/pC ――――今の言葉は、シモンが自分のした事を知らないから言えた事だ。結局は、ただ死ぬのが怖いだけ。 心の中のどこかで、そんな声が聞こえる。 ああ、それも恐らくは真なのだろう。そして、舞衣はその事実を話す気にはなれない。 けど………もう、それでいいじゃないか。もう……それで。 投げやりのまま、乱暴にそう決め付ける。どうせ、今の自分には物事をまともに考える事など出来ないのだから。 だから、舞衣はシモンにこう言った。 「…わかったわ。私も、もう自分の命は捨てないようにする」 それでも………もし、誰かの命と自分の命のどちらかを選ぶならば、その時は……誰かの命を救う。 心の中で、そう一言だけ付け加えて。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- それから、舞衣は自分のHIMEの能力……すなわち、エレメントとチャイルドについてをシモンに説明した。 あまりにも突飛な内容に、流石のシモンも最初は不審そうな顔をしていたが、 実際に目の前でエレメントの生成を行い、軽い火炎放射や飛行をして見せたところ、驚きながらも納得してくれた。 シモンに話した内容は、以下の通り。 ・自分のエレメントが出来る攻撃は、火炎放射による物のみ。 ・また、腕を交差する事によりバリアーを作り出し、大抵の攻撃は防げる。ただし、守れるのは自分ひとりだけ。 ・エレメントの効果で空を飛ぶことは出来るが、誰かを抱えたまま長時間飛行するのは難しい。よって移動には適さない。 チャイルドについては流石にこの場で呼び出す事はしなかったが、 とりあえず、『巨大な怪物を呼び出して攻撃させる』とだけ説明しておいた。 それを聞いたときシモンは『舞衣もガンメンを持ってるのか?』と言っていたが、 『ガンメン』なる物の意味を掴みかねた舞衣が逆に尋ねると、『じゃあ、別の物なのか…?』と言ったきり、黙り込んでしまった。 そして説明を終え、エレメントを消滅させた舞衣は、自分のディパックをテーブルの上に置きある物を探していた。 「仲間を集める、って言ってたわよね」 そういいながら、舞衣が自分のディパックから目的の物をを取り出す。 「あ、ああ……その…それ、何?俺のにも入ってたけど……」 舞衣が取り出したものを指差しながら、シモンが問う。 「見てのとおり、参加者名簿じゃない。もしかしたら、私の知り合いとかもいるかも知れないから…」 頭の中に、最初の犠牲者となった奇妙な鎧の男が浮かぶ。 あの男は、あの場にいた誰かと顔見知りのようだった。 ならば、自分の友人達も誰かがこの場にいるのでは……という簡単な推理である。 手早く、名簿の中に目を通す。 見知った名前は三つ。 すなわち……玖我なつき、結城奈緒、そして藤乃静留の三人である。 最後の人物の名前を見た瞬間、舞衣の表情に疑問が浮かんだ。 (どうして、会長さんが……?玖我さんに結城さんや私はHIMEだから呼ばれたとしても、会長さんには何も…?) まさか、彼女もHIMEだと言う事か?…よく考えてみれば、その可能性は十分か。 「ま、舞衣…その……」 シモンが遠慮がちに舞衣に声を掛ける。 それを催促だと解釈した舞衣は考察を止め、名簿の中の名前を読み上げた。 「とりあえず、私の知り合いは三人いたわ。玖我なつきさんと、藤乃静留さんと、結城奈緒さん。 最初の二人は仲間になってくれそうだけど、最後の一人は……あまり期待しない方がいいかもね」 言いながら、最後に見た結城奈緒の姿を思い浮かべる。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/anichara/1190647837/413
今の言葉はシモンが自分のした事を知らないから言えた事だ結局はただ死ぬのが怖いだけ 心の中のどこかでそんな声が聞こえる ああそれも恐らくは真なのだろうそして舞衣はその事実を話す気にはなれない けどもうそれでいいじゃないかもうそれで 投げやりのまま乱暴にそう決め付けるどうせ今の自分には物事をまともに考える事など出来ないのだから だから舞衣はシモンにこう言った わかったわ私ももう自分の命は捨てないようにする それでももし誰かの命と自分の命のどちらかを選ぶならばその時は誰かの命を救う 心の中でそう一言だけ付け加えて それから舞衣は自分のの能力すなわちエレメントとチャイルドについてをシモンに説明した あまりにも突飛な内容に流石のシモンも最初は不審そうな顔をしていたが 実際に目の前でエレメントの生成を行い軽い火炎放射や飛行をして見せたところ驚きながらも納得してくれた シモンに話した内容は以下の通り 自分のエレメントが出来る攻撃は火炎放射による物のみ また腕を交差する事によりバリアーを作り出し大抵の攻撃は防げるただし守れるのは自分ひとりだけ エレメントの効果で空を飛ぶことは出来るが誰かを抱えたまま長時間飛行するのは難しいよって移動には適さない チャイルドについては流石にこの場で呼び出す事はしなかったが とりあえず巨大な怪物を呼び出して攻撃させるとだけ説明しておいた それを聞いたときシモンは舞衣もガンメンを持ってるのか?と言っていたが ガンメンなる物の意味を掴みかねた舞衣が逆に尋ねるとじゃあ別の物なのか?と言ったきり黙り込んでしまった そして説明を終えエレメントを消滅させた舞衣は自分のディパックをテーブルの上に置きある物を探していた 仲間を集めるって言ってたわよね そういいながら舞衣が自分のディパックから目的の物をを取り出す あああそのそれ何?俺のにも入ってたけど 舞衣が取り出したものを指差しながらシモンが問う 見てのとおり参加者名簿じゃないもしかしたら私の知り合いとかもいるかも知れないから 頭の中に最初の犠牲者となった奇妙な鎧の男が浮かぶ あの男はあの場にいた誰かと顔見知りのようだった ならば自分の友人達も誰かがこの場にいるのではという簡単な推理である 手早く名簿の中に目を通す 見知った名前は三つ すなわち玖我なつき結城奈緒そして藤乃静留の三人である 最後の人物の名前を見た瞬間舞衣の表情に疑問が浮かんだ どうして会長さんが?玖我さんに結城さんや私はだから呼ばれたとしても会長さんには何も? まさか彼女もだと言う事か?よく考えてみればその可能性は十分か ま舞衣その シモンが遠慮がちに舞衣に声を掛ける それを催促だと解釈した舞衣は考察を止め名簿の中の名前を読み上げた とりあえず私の知り合いは三人いたわ玖我なつきさんと藤乃静留さんと結城奈緒さん 最初の二人は仲間になってくれそうだけど最後の一人はあまり期待しない方がいいかもね 言いながら最後に見た結城奈緒の姿を思い浮かべる
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