[過去ログ] 【JOSF】東海ラジオの番組について語ろう16【1332】【FM929】  (705レス)
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(1): 2022/01/01(土) 12:50:53.38 ID:NQP7eQ85(3/10)調 AAS
 
 >>406 続き
 
  敬愛すべき天皇  奏上を終わって  杉山虎之助 代表取締役 手記  (続き)

話が前後するが、私の言上が終わると陛下は非常に優しいお声で
『社は焼けなかつたの!』とお訊ねになった。
編集室が焼けたが、今は修復して仕事に差支えない旨申し上げると
『それはよかつたねぇ、それで怪我人はなかつたか?』と再度お訊ねになつた。
写真部員が一人大怪我をしたが奇蹟的に助つて今は元気で働いている旨をお答えすると
『それはよかつたねぇ』と心から安心したように深く頷かれ、
最後に『今後とも元気で、公正な言論を以て社会を指導して下さい』と
これはソウトウ大きな声でハツキリ申されたのである。
去年の八月前ならば かかる際にはいわゆる恐懼し感泣するという以外に使うべき語句はなかつたが、
私は『ハイ元気でやります』と答え、
そして陛下を『敬愛すべき天皇』として胸に刻み、いささか目頭を熱く感じながら
『いい人だ、好きになれる人だ』と思いながらお別れしたのである。
  
 
468: 【かん吉】 【304円】 2022/01/01(土) 16:10:58.68 ID:NQP7eQ85(8/10)調 AAS
 
>>460-461   (>>461>>406は、>460に訂正)

わが 中部日本新聞社 は 昭和17年9月1日、
大島一郎氏を社長とする 新愛知新聞社(明治21年7月5日)と、
小山松壽翁を社長とする 名古屋新聞社 (明治39年11月3日)とが合併して誕生し、
本日ここに創立十年の日を迎える。
わが社は二ッの相異なる新聞を一ッにしたものであるが、
常にその社是とするところの “ 真実、公正、進歩的 ” を旗印とし、
何ものにもこびず、屈せず、不羈独立常に大衆の味方として一貫した社論を掲げ、
斬新な紙面を読者に提供しつつ今日に至った。

特に私の欣快とすることは、社員の風格の中に、
ありありと中日社員としての独特の持ち味が培われ、それがすくすくと成長しつつあることである。
大部の人々が誰れいうとなく、 “ あれは中日の社員だ ” とほめてくれるような、
何ものかが自ずとそのタイプに備って来ていることは微笑ましい。
 
これはいうまでもなく、わが社の社是と人の和を以て尊しとする大方針の実践の現れであって、
我々が今後如何なる嵐にゆすぶられようともこの力強い社員と社風をもつことは、
何ものにも替えがたき強靭性を誇示出来るものと信ずる。
 
昭和26年9月1日
中部日本新聞社長 杉山虎之助
 
 
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