[過去ﾛｸﾞ] 【ｼｮﾀ】デジモンで８０１ part11＋６【ｹﾓ】 (796ﾚｽ)
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524: 2011/05/02(月) 12:30:46.59 ID:5q3f/qtL0(1/3)調 AAS
及川に陵辱される伊織を想像してしまったではないかｗｗｗ
528: 2011/05/02(月) 16:56:17.69 ID:5q3f/qtL0(2/3)調 AAS
ここで小ネタ、タケルの裏表
岳「一乗寺さん、いつまで大輔君に甘えてるつもり？君のそういう態度が負担になってるって気づかないの？」
賢「甘えてなんか」
岳「楽だよね。誰かに頼って生きていくのって。でも、君の捨てたものは大輔君が背負わなきゃいけないんだよ」
賢「何がいいたいんだよ」
岳「自分は女子を袖にしてるくせに、その後始末は大輔君に任せるの？」
賢「そんなこと、ない」
岳「男子からいびられずにすんでるのは、大輔君が君を庇っているからだけど」
賢「それは……」
岳「そうやって君は知らないふりをする。正直、ずるいよ。甘え以外の何者でもない」
賢「僕だって頑張ってるのに！」
岳「ふうん、じゃあ、新しい『お兄ちゃん』ができて嬉しい？」
賢「！」
岳「でもね、大輔君は君の家族じゃないんだよ」
賢「やめて」
岳「お兄ちゃんが帰ってくれば、自分も許されるとでも思ってる？」
賢「やめてって言ってるだろ！」
パチン
岳「やれやれ、口で敵わなくなったら、手を上げる癖は変わってないんだね」
賢「違う」
岳「何が違うんだい。大輔君が君のために苦労していることは、何も違わない」
賢「違う」
岳「君は逃げてるんだ。反省したふりをして、他人の同情を引いて、自分だけは守ってもらおうとする」
賢「違う！」
岳「君は昔から変わっていないんだ。自分が傷つきたくないばかりに、結局他人を押しつぶす。卑屈にさえなれば、
それを許してもらえると思っている。とんでもない思い違いだ」
賢「違う、違うよ。ううっ」
岳「泣いても僕は遠慮しないよ。君が大輔君に寄りかかるのを止めない限りはね」
賢「君は、君は、本宮のなんなんだ」
岳「そんなこと自分で考えなよ」
529: 2011/05/02(月) 16:56:47.62 ID:5q3f/qtL0(3/3)調 AAS
午後８時、高石邸
大輔「わりぃ、なんか、加減が利かなくて」
岳「構わないよ。僕は君に必要としてもらえれば、それで満足だから」
大輔「いや、でもさ」
岳「それとも、僕以外に罪悪感でも感じてるのかな」
大輔「いや、それは」
岳「隠さなくてもいいよ。一乗寺のことが気に掛かってるんでしょ？」
大輔「……」
岳「彼のことを助けよう、助けようとしてるでしょ。でも、君が彼の業を背負う必要は無いんだ」
大輔「でも、あいつほっといたら、ふっと消えちゃいそうで」
岳「心配だと」
大輔「ああ」
岳「でもね、それは大輔君がしなくても、きっと彼の両親が何とかしてくれるよ」
大輔「だけどさ、俺にできることならやってあげたいだろ」
岳「大輔君は優しいね。けど、その善意がいずれ君を押しつぶすよ」
大輔「大げさだなあ」
岳「そんなことはないさ。人が人を救えると思うのは、多分傲慢なんだ。ああ、いや、大輔君が傲慢だって言いたいわけじゃないけど」
大輔「何か難しいぞ」
岳「つまりさ、助けを求めている人に手を差し伸べたら、引っ張られて一緒に溺れてしまうと言いたいんだ。
君みたいな優しい人間は、沢山の人にすがられると思う。けど、その一人にすら、自分の人生を投げうつ覚悟がないと、
救うことはできないんだ。でも、そんなことを繰り返していたら、君がもたないよ。僕はそんな姿を見たくないんだ」
大輔「うーん」
岳「でもね、僕は君にすがりたいとは思わない。僕は何も望まない。ただ、君の傍にいれればそれでいいんだ」
大輔「おいおい、恥ずかしいこと言うなよ」
岳「けどね、これだけは覚えておいて。僕はいつでも君の味方だから。何をしても守るから」
大輔「そんなこと言われたら、その、また勃ってきちまったじゃねえか」
岳「いいよ、僕は君をいつでも受け入れるから」
修羅場を書こうと思ったら、何かタケルが面倒くさい女みたいになってしまった（´・ω・｀）
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