[過去ログ] モララーのビデオ棚in801板57 (502レス)
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(4): 2010/03/26(金) 06:09:47 ID:uW729sCA0(1/9)調 AA×
>>2-9

2chスレ:801
外部リンク:morara.kazeki.net
2
(1): 2010/03/26(金) 06:10:52 ID:uW729sCA0(2/9)調 AA×
>>4-7

外部リンク:s.z-z.jp
3: 2010/03/26(金) 06:11:55 ID:uW729sCA0(3/9)調 AA×

4
(1): 2010/03/26(金) 06:12:47 ID:uW729sCA0(4/9)調 AA×

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(1): 2010/03/26(金) 06:13:39 ID:uW729sCA0(5/9)調 AA×

6
(1): 2010/03/26(金) 06:18:18 ID:uW729sCA0(6/9)調 AA×

7
(1): 2010/03/26(金) 06:24:09 ID:uW729sCA0(7/9)調 AAS
テンプレ4

携帯用区切りAA

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

中略

[][] PAUSE ピッ ◇⊂(・∀・;)チョット チュウダーン!

中略

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
8: 2010/03/26(金) 06:26:45 ID:uW729sCA0(8/9)調 AA×

9: 2010/03/26(金) 06:28:27 ID:uW729sCA0(9/9)調 AA×

10: 2010/03/26(金) 15:47:49 ID:hi2Kbs900(1)調 AAS
1乙
11: 2010/03/26(金) 17:03:00 ID:8orOKGsx0(1)調 AA×
>>1

12
(1): サソダー口ー卜゛1/6 2010/03/27(土) 00:21:37 ID:3K0Tf5yE0(1/6)調 AAS
>>1乙です。さっそく投下させてもらいます。
現 原始人バンド 唄×六弦
前作では反応ありがとうございました。前作の設定を引きずりつつ、高低ズ解散直前の話。

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

お前が笑ってくれなくなって、もうどのくらい経つのかな。
さっき俺の前で取り繕って見せてた、あの、嘘の笑顔じゃない、本物のやつだ。
もうどのくらいの間、俺たちは心の底から笑い合ってないのかな?
俺たちの心にできたおかしな距離は、いったいいつからあったのだろう?
いつでもすぐ側にお前がいるのが当然だと思ってた、それは俺の傲慢なのか?
お前の心が見えなくなったのは、きちんと見ようとしてなかった、俺の怠慢なんだろうか?
もう俺は、どうやってたらお前が笑ってくれるのか、それすら分からなくなってるんだ。

ただ俺は、お前に笑っていて欲しいだけなのに―――
そうして、側にいて欲しいだけなのに―――
13: サソダー口ー卜゛2/6 2010/03/27(土) 00:22:28 ID:3K0Tf5yE0(2/6)調 AAS
ヒロトは途方にくれていた。

プライベートスタジオの休憩室に1人、ソファに四肢を投げ出すように座り込み、空を睨んだまま動けない状態で、いったいどのくらい経つのだろう。
窓の外はもちろん深い闇に塗りつぶされて、人通りの気配もない。時折、長距離トラックであろう大きな車の通り過ぎる音がする他は、物音一つない。
真夜中過ぎの、自分の職場とも言えるこの場所で、匕口卜はひたすら途方にくれていた。

『俺…このバンド……、もう辞めたい…』

とうとう言われてしまった。
怖れていたことが現実になってしまった。

その現実は思った以上に匕口卜を打ちのめし、その場を動けなくさせた。あらゆる力が座っているソファに吸い取られていくような、そんな心地すらして。
それでも、気力を振り絞り、なんとか匕口卜は立ち上がった。

「あーー、もう!!」

けれど、こんなときは音楽でもかけて気分を落ち着かせよう、そんな余計なことを考えたのがまずかった。
CDトレイの中身を確かめもせずにプレイヤーの再生ボタンを押すと、スピーカーから流れてきたのは、物悲しい口笛の音。

「……………!!!」

匕口卜はくずれ落ちるように、再びソファに収まった。
口笛で奏でられるイントロのメロディ、そして続く、骨太のギターリフ。
匕口卜は頭を抱え、小さく呻いた。
それは去年、自分たちのバンドがリリースしたシングルのタイトル曲。
真縞が――、匕口卜の相棒が――、そして今匕口卜を死ぬ程悩ませている張本人が、作った曲だ。
『孤独を抱いていくんだ』なんて、今のシチュエーションにぴったりの歌詞が、匕口卜を更に苦しめる。
14: サソダー口ー卜゛3/6 2010/03/27(土) 00:25:36 ID:3K0Tf5yE0(3/6)調 AAS
なんて自分は鈍い愚か者だったんだろう、と匕口卜は思った。
PVはマカロニウェスタン風にしようぜ、とはしゃいでみたり、イントロに使う口笛がどうしても吹けない真縞のことを笑っていたりした、のん気なあの当時の自分を蹴っ飛ばしてやりたい。

もしかしたら、あのとき既に、真縞の心は匕口卜から離れていたのかもしれないのに。

いつだって隣にいるのがあたり前だった男は、気が付いたときには少し離れたところで、困ったような顔をして佇んでいた。
匕口卜が近づいていっていつものように軽口を叩いてみせても、いっそう困ったように、そして悲しそうに笑うばかりで。
そうして、2人の間に開いた心の距離は、じわじわと広がっていくようで。
どうしたらいいんだろう?
どうしたらこの距離を縮めることができるんだろう、と気持ちばかり焦る中、とうとう真縞が切り出してきたのだ。

『俺…このバンド……、もう辞めたい…』

このバンドを続ける意味が分からなくなったと、俯いて、頑なに匕口卜を見ようとせずに、ボソボソ話す真縞は、まるで自分のしでかしたいたずらを告白する子供のようだった。
けれど、付き合いの長い匕口卜には分かっていた。
この申し出が、彼がいろいろと考え抜いたあげくに出した結論だということを。
真縞の決意が、決して揺らがないであろうということを。
だから匕口卜は、とりあえず笑って見せたのだった。
真縞の気持ちが少しでも軽くなるよう、こんなことは大したことじゃないのだと知らせるように。
真縞の脱退を許すのではなくバンド自体を活動停止という形にしたのは、真縞をどこへも行かせたくなかったから。
寝耳に水の事態になるだろう残りのメンバーへの罪悪感よりも、真縞を逃がしたくないという気持ちが勝った。
『でもさ、もうちょっとは続けようよ、ね?』
いきなり止めるんじゃみんなに悪いし、と諭すように真縞の顔をのぞきこんでも、合うことのない視線。焦燥感で、匕口卜の口の中はザラつく。
結局、いま決まっているステージを消化することと、あと1枚シングルを出そうということで、一応の話はまとまった。
15: サソダー口ー卜゛4/6 2010/03/27(土) 00:26:59 ID:3K0Tf5yE0(4/6)調 AAS
『じゃあ、そういうことで……』

ごめんな、と去り際に真縞がかすかに浮かべた微笑。
それを見た匕口卜は、胃袋をぎゅっと掴まれるような感覚に、身体を強張らせたのだった。

―――そうして、いまに至るのだ。

真縞から話があったのが夕方のこと。それから深夜になる今まで、匕口卜はろくに動くこともできず、もんもんと考え続けているのだった。
どうしよう、と。
どうしたら真縞を失わずに済むのかな、と。
考えるたびに、匕口卜の脳裏には、夕方、真縞が見せた微笑が浮かんだ。
それは、最近よく見せるようになった、困ったような笑顔。
内心を押し隠して取り繕ったように浮かべてみせるその笑顔を見るたびに、匕口卜はひどい寂しさに襲われるのだった。

心を閉ざしてしまった真縞。

その原因がまるで分からない匕口卜は、彼を失いたくないと、それだけをくり返し思うことしかできずに。
そして思考はだんだんと、真縞を責めるような方向へ傾いていった。

ひどい男だ、と匕口卜は思った。
最初のバンドも、今のバンドも、真縞が言い出して結成したものなのに。
真縞に導かれ、励まされ、支えてもらって、自分はここまでやってこれたのに。
それなのに、いまになってこの手を離すと言うのか。
16: サソダー口ー卜゛5/6 2010/03/27(土) 00:28:18 ID:3K0Tf5yE0(5/6)調 AAS
「…………」

あいつは分かってるんだろうか、と匕口卜は思った。
20年前のあの時、世捨て人のような気分で移り住んだ廃工場。
『来たよ』とギターを抱えてやって来て、そのまま住み着いてしまった真縞が、どんなに自分の心を支え、強くしてくれたのか。
2人で最初に作ったバンドが解散して、やるせなさや虚無感や、持って行き場のない怒りに押しつぶされそうになっていたあのとき。
『新しいバンドやるんだけど、おまえ、ボーカルやらない?』
あっけらかんと誘ってくれた真縞に、自分がどんなに心救われたのか。

匕口卜は分かっていた。
ほんの気まぐれのような真縞の行動の裏に、彼の強い決意があったことを。
人と接することが得意ではないあの男が、そんな決意を行動に移すのに必要だった、勇気の程を。
何気なさを装ってかけられたその声がはらんでいた、緊張の響き。かすかな唇の震え。
匕口卜は今でも鮮明に思い浮かべることができる。

真縞は、果たして分かっているのだろうか?
匕口卜がその記憶を辿るたびに、どんなに暖かな、幸せな気持ちになるのか。
匕口卜が、そんな真縞のことを、どんなに大切な、かけがえのない存在だと思っているのか―――。

「………分かってないんなら、分からせればいいんだよな」

匕口卜はひとりごち、勢いよく立ち上がった。
CDコンポのスイッチを切ると、くり返し流れていた例の曲が止む。そのことに満足のため息を吐いて、匕口卜はおもむろに辺りをキョロキョロと見回した。
紙とペンが必要だったのだ。
17: サソダー口ー卜゛6/6 2010/03/27(土) 00:29:51 ID:3K0Tf5yE0(6/6)調 AAS
分からせてやるのだ、彼に。

匕口卜は思った。
孤独など選ぶことはできない、ということを。
どんな荒野でも、灼熱の溶岩が流れる道でも、はたまた凍てついた氷の大地でも。
どんなにつらい、険しい道のりも、往くのなら2人で、だ。2人並んで進んで行くべきなのだ。

―――自分たちの運命はもう、離れがたく結びついてしまっているのだから。

それをおまえに分からせてやるんだ。
俺ができるただ1つの方法で。

これから俺が作るのは、おまえに捧げるロックンロール。
今度出す新曲は、俺の気持ちをストレートに歌うことにするよ。
もしかしたらちょっと分かり易すぎるんじゃないかって、他のみんなが聞いたらどう思うのかなって、かなり気恥ずかしいところもあるんだけれど……。
それでもいいんだ。皆に笑われたって、呆れられたって。
分かりやすいくらいじゃないと、ほら、おまえって案外、鈍いところがあるからさ。

――ちゃんと伝わるだろうか? 俺の気持ちを、おまえは分かってくれるだろうか……?

どうか、分かってくれ。そしてまた、俺に笑いかけてくれ。
俺が願うのは、ただそれだけ。

やっと見つけたサインペンをくるりと器用に廻し、壁から剥がしたカレンダーの裏側に、匕口卜は頭の中浮かんでくる言葉を、猛然と書き付けていった。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

彼らのラストシングルが、あまりにも唄から六弦へのラブソングなので、辛抱たまらなくなって書いた。
いまはちょっとだけ反省している。
18: 2010/03/27(土) 13:43:07 ID:E11/yrDF0(1)調 AAS
>>12
うああ、待ってました!!
唄のこのストレートさに六弦はヤられっぱなしのような気がするw
聴いてるこっちが恥ずかしいわ
(でも高低ズの唄の曲って六弦に捧げたっぽいの多いよね)
19
(1): ピンポン 再見 1/5 2010/03/27(土) 22:59:34 ID:U1LhbNz50(1/5)調 AAS
>>1乙です
ピンポン ドラチャイ
56-429 56-448 56-456 の続き
56-456の半年後 じわじわとしか進まない二人だよ

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

「コンちゃんさー、つうかさー、普通見えねーでしょ」
「見える」
「おっかしーだろー。なんでホームにいる孔ちゃんが、ロマンスカーに乗ってる人間ハアクできるのよ」

あるうららかな土曜日の午後、孔は木村に誘われて、町田まで遊びに出た。
木村は時々、思い出したように孔を遊びに誘ってくる。
江の島からは小田急線で一本。程々に遠く、程々に近い。
初めて行く街は、賑やかでおもしろかった。
駅ビルを冷やかし、木村のナンパに呆れながら付き合い、109の前でたむろする女の子の化粧に圧倒され、ラーメンを食べ、そろそろ帰るべぇかと言う木村と二人、駅のホームで急行を待っていたところだった。

向いの新宿行きのホームに、藤沢から町田を通過して終点へ向うロマンスカーが入ってくる。
停車しないロマンスカーは、駅の構内に入るとスピードを落とす。
見るともなく乗客を眺めていた孔は、その中に見覚えのある顔を見つけて声をあげた。
「風間!」
ほんの一瞬だったが、確かに風間だった。
向こうもこちらのホームを眺めていたらしい。
風間は一瞬驚きの表情を見せ、手を上げ、笑った。
風間の姿はあっという間に視界から消えた。
20: ピンポン 再見 1/5 2010/03/27(土) 23:00:31 ID:U1LhbNz50(2/5)調 AAS
孔は少し興奮気味に、よそを向いていた木村に「風間、いたよ今! ロマンスカー!」と言った。
「あ? 風間って誰?」
「誰て…海王の、風間。私、試合した」
「あーあーあー、あの『海王の風間』」
「そう」
「ロマンスカー? 乗ってたの見えたの?」
「うん」
「うっそでしょー。通過列車よ。走ってたじゃん」
「私うそ言わないよ」
と続き、先の会話になったのだった。

「木村、卓球の玉と、今のロマンスカー、どちら早い?」
「そりゃー、ロマンスカーに決まってるでしょー」
孔は額に手を当てた。
「木村が卓球へたな理由、今わかた」
「なんだよそれー」
停車した片瀬江ノ島行きの急行に乗り込みながら、孔は今見た風間の姿に思いをはせた。
髪が伸びてた。
髪が伸びた風間を見てみたい、と言ったのは自分だ。だが、
…なんだか知らない人みたいだ。
知らない人間もなにも、実際何も知らないのではあるが。
孔は風間と親しく付き合ったことはない。
繋がりは卓球だけ。
星野が渡欧するというので空港に見送りに行った時に顔を合わせて以来、接点はまったくなかった。
あれから半年の間に髪が伸びたのだろう。空港で会った時は眉はあったが、髪の毛はまだ剃っていると言っていた。
私服で、髪が伸びて、普通の様子をしている風間に少しどぎまぎした。
21: ピンポン 再見 3/5 2010/03/27(土) 23:01:58 ID:U1LhbNz50(3/5)調 AAS
木村が吊り革につかまりながら孔に言った。
「ねーねーねー、やっぱりつるっぱげだった? 海王の風間」
「つ…つる?」
「あー、髪の毛なかった?」
「あたよぉ。まゆげもある」
「へぇー、やっぱ伸ばすんかー。あたりまえかぁ」
「かこよくなてたよ」
「想像出来ねー」
孔は笑った。確かに想像出来ないかもしれない。
「木村、『卓球通信』見てないか?」
「えー? 読まないし見ないよー。俺卒業したじゃん卓球。ゲンエキの時も見たことねー」
「風間、載てるよ」
「なになに、孔ちゃんたら、わざわざチェックしてんの?」
図星を指されて、孔は一瞬言葉に詰まった。
卓球通信を手にしたら、風間を探してしまうのは事実だが、それは星野の記事を探すのと一緒だ。
木村の言い方はまるで、違う意味に聞こえる。
「そんなこと言てない。本見てたら目に入る」
「あー、何赤くなってんのよー」
「赤くなてない」
本気で孔が怒りそうだと見たのか、木村は口を閉じた。
22: ピンポン 再見 4/5 2010/03/27(土) 23:03:06 ID:U1LhbNz50(4/5)調 AAS
孔は突然暑くなって、Tシャツの首をつかんでパタパタと空気を送り込んだ。
しばらく無言が続いたが、木村はどうにも落ち着かないらしく、口の端をもぞもぞと指で掻いている。
孔は木村のそぶりに気がついたが、無視して吊り広告を見るふりをしていた。
我慢出来なくなったらしい木村が孔をつついてくる。
「孔ちゃーん」
「なに」
「怒ったのー?」
「怒てない、別に」
「怒ってるじゃーん」
「怒てない」
「拗ねないでー」
「拗ねてない」
「んもー、そんなかわいい態度取っちゃったらさー」
「なに」
「恋する乙女みたいって言われちゃうよー、俺に」
孔は黙って木村の足を踏んだ。
「ぐわー! いでででで! 言わない言わない!」
「よし」
「孔ちゃん乱暴」
「人からかう、木村悪い」
「だってさー、孔ちゃんなんか嬉しそうだしさー」
「嬉しそう? …そう?」
孔は慌てて顔をこすった。
嬉しそう? そりゃ、まあ、久しぶりに旧友に会ったようで嬉しい。
旧友と言えるかどうかは別として、風間に会えたのは嬉しい。
風間もこちらを認めて、笑ったのが嬉しい。
あんなところで偶然、お互いを認識できたなんて、ちょっと奇跡みたいじゃないか。
23: ピンポン 再見 5/5 2010/03/27(土) 23:04:55 ID:U1LhbNz50(5/5)調 AAS
藤沢に着いたところで電車を降りると、孔は知らずに息をついた。
風間もここからロマンスカーに乗ったのだ。今までも気がつかないだけでどこかで交差して、どこかですれ違っていたのかもしれない。

「孔ちゃんこれからどうするー?」
「ん…帰ろかな」
「そかー、じゃまたなー。俺、飯食ってくわー」
「バイバイ」
孔は少し迷ったが、一駅分、歩くことにした。たいした距離ではない。夕焼けがきれいだ。
一人になって、自分の思いに沈み込めるのがありがたかった。
孔の頭の中はいま、風間のことでいっぱいだ。
会えてよかった。一瞬だったけど、顔が見れて嬉しい。
風間はもうとっくにロマンスカーを降りただろう。どこへ行くのだろう。
…誰と、会うのだろう。
先程の風間の顔が浮かぶ。
驚き、そして笑顔になった風間。
いったい俺は何だって好きな女の子のことを考えるみたいに風間のことばかり考えているのだ、と思いながら、なんとなく温かい気持ちを抱えて、孔はゆっくりと歩き出した。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

ナンバリングミス失礼しましたorz 1/5が2つあるよ
24: 2010/03/28(日) 00:18:51 ID:9Z86MWb8O携(1)調 AAS
>>19
貴方様のドラチャイを読みに…と思ったらなんと新作がー!!

丁寧に優しい時間が過ぎていくのが、そしてチャイナのカタコトの日本語が可愛くてたまらないですw
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