[過去ログ] ■■■■愛媛県の中学高校受験Part8■■■■ (1234レス)
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1132: 2022/08/28(日) 16:21:07.05 ID:8nhrqB6F0.net(1)調 AAS
両親が教師で、一人っ子であるお子さんは、現役で東京大学に進み、卒業後は文部科学省に入省した。
東京大学教育学部出身ということもあり、そのファミリーと食事をともにすることがあった。そこで彼女は、
次のように語ってくれた。「最近は先生がおっしゃるような『苦学生』的な教育学部生はほとんどいませんよ。
みんな明るく、余裕をもって入学してきた仲間が多いですよ」と。彼女自身が、まさにそうなのである。
明るく、素直で、賢明で、親思い。どこにも文句のつけようがない人である。私が大学を受験したのは、
40年以上も前のことである。私は運よく現役で合格したが、一浪はおろか二浪、三浪もふつうに存在した。
当時の現役合格率は45%ほどであったと記憶する(現役合格がうれしかった私は、
鮮明にその数値を覚えている)。また、自分自身も含め、地方の「無名校」から合格を果たす者もちらほらいた。
今日では、そうした地方の無名校からの東大進学はレアケースになっている。
今日、東京大学の現役合格率は70%以上に達しているという。また、合格者の大部分は、
名の売れた進学校の出身者である。なぜ現役合格率がこれだけ高くなっているのだろう。
明らかにひとつの要因として、経済的理由から、あるいは心理的理由から、
受験生が浪人という選択肢を避けるようになってきているという事態を挙げることができる。
しかし、真の要因はほかにあるように思われる。それはずばり、「ペアレントクラシーの高まりの帰結」
とでも言えるものである。東大へといたる受験の道のスタートは著しく低年齢化しており、
周到に親が用意した子育て・教育によって順調に成長した若者たちが、
ある意味余裕をもって受験というハードルをクリアできているのではないか、と考えるのである。
逆に言うと、苦労してはいあがった者が逆転できないようなギャップ、
あるいは地方で自分なりの地道な努力を続けているだけでは乗り越えられないようなカベが、
そこには生じているのかもしれない。小中学生の間に、「できる層」と「できない層」
に分極化する傾向が見られはじめたのである。「できる層」は豊かで安定した家庭生活を送っている層と、
「できない層」は家庭生活にさまざまな課題をかかえている層と大きくオーバーラップしていたのである。
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