テイルズ・オブ・ユベル その2 (674レス)
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362(1): ノベルドーパント [saga] 2024/10/07(月) 22:15:16.10 ID:hns2tsXo0(9/12)調 AAS
>>361 すみません、ちょっと考えてる設定と矛盾するんで前半だけ採用します。
『一瞬の油断が命取り』──父さんがいつも口を酸っぱくして言っていた言葉を、俺は思い出す。……ああ、そうだった。『守らなくちゃいけない大切な人がいる場合、そっちにも気を配れ』とも言ってたっけ
シアン「──あ」
名付けるなら「とつげき」と「かみくだく」のコンボ。テイシロウの『シフト・チェンジ』をとつげきで強引にはね除け、シアンにかみくだくをお見舞いする──その一瞬前。
テイシロウ「シアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!」ドンッ!!
俺は無事にシアンを突き飛ばして、その凄惨な身代わりになる事に成功した。グッチャグッチャと、内臓と骨を食らう音が自分の体の中から聞こえてくるのが分かる。痛みなど、最初の一撃で限界の先まで吹き飛んだ。
仲間が何かを叫んでいるが、それももう聞こえない。みんな、早く──今の内に、逃げ────
シアン「……………………」
ローエン「テイシロウ! クソッ! 口の中にいるってのが最悪だ……! これじゃあレイズもリレイズも意味が無い!!」
伊右衛門「…………テイシロウ。お主の心意気と最期、しかとこの目に焼き付けたぞ。──撤退を……「ギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!???」!? な、なんだ!?」
フリージア「…………ジャバオックが、苦しんでる!?」
突如、ジャバウォックの体内から行く千、幾万もの嚇(かく)が身体の内からその身を貫き現われ出でる。その大口を無理矢理こじ開けて出て来たのは──
ローエン「────テイシロウ、なのか……?」
テイシロウ?「…………」
その身体と持っている武器と盾にテイシロウの面影は確かにあるが、どう見てもいつもの彼では無い。剛殻かつ鋭い棘を持った鎧を着込み、持っていた剣と盾は数倍は大きくなっている。背中には羽が生え、頭部には角が二本あり、どちらかと言えばこれは人型のモンスターのようだった。そう、シアンとローエンとフリージアはこれを一度見たことがある。……デューン王国の王・レオパルド三世が謎のフードの男によって凶暴化させられたのと、よく似ている現象だ。
テイシロウは、もがき苦しむジャバウォックに剣を一発だけ──『魔神剣』を振るう。ジャバウォックの身体はそれだけで立て真っ二つに両断され、遺跡の地面にも地割れにも似た大きな亀裂が入った。
シロウ「…………↓1」
コンマ81以上で、喜びを隠しきれずに笑う。
364: ノベルドーパント [saga] 2024/10/07(月) 22:41:17.22 ID:hns2tsXo0(10/12)調 AAS
>>362 すみません、ここ最後の行「シロウ」になってますが「シアン」の間違いです。 そしてここで82を引けたのは(テイシロウ的に)凄く美味しい展開。
シアン「…………ふふっ──」
フリージア「……シアン?」
シアン「あはっ! アハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!! アッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」
突如狂った様に高笑いをするシアンに、色々と意味が分からなくて頭が狂ったかと思ったローエンと伊右衛門だが、フリージアだけは違う。その高笑いが、狂った様な笑い方が、喜びに満ちているのを感じ取っていた。
シアン「アーッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!」
テイシロウ?「……………………」
シアンの狂った様な笑い声と、ようやく元の姿に戻ったテイシロウが地面に倒れる様だけが、そこにあった『試練を乗り越えし者よ。新たな力を受け取るが良い』という声すら、三人の耳には入らなかった。
テイシロウは『???』が出来る様になった! テイシロウは秘奥義『爆裂哦王剣』を使えるようになった!!
↓1(安価)次のシーンはどれが良いですか?
@只管眠り続けるテイシロウ。三人がシアンに先ほどのあれは何事かを問いただす。
Aあのあとテイシロウと共に気絶したシアン。二人を寝かせて、三人で考察&遺跡探索。
B↑1それが終わっても起きないので、仕方が無いから超古代遺跡の入り口まで戻って来た。
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