【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part4 (998レス)
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78: ◆eAA16RTlRw2e [saga] 2024/09/22(日) 23:35:08.75 ID:gjk2PGqR0(13/13)調 AAS
というわけで本日はここまでとなります。次回は貧民街でオーデル家について聞いてみよう編からとなります
再びイスファハーンピラーへ赴き、エミリオくんとの対話を経て協力を取り付けたクロシュ一行でした。相手は一国の軍隊に等しいオーデルシュタイン軍警……果たして最大富豪の力を借りたとて、無事に白銀スライムちゃんを取り戻せるのでしょうか。エミリオくんに友達ができる日は来るのでしょうか
そしてレッサースライムからシュヴィア氏の印象を聞いてみたり、エバンス氏とミスティ氏が防具を新調したりもしました。今まで特にそういう猫写はなかったのですが、実はミスティ氏が装備していた精霊のローブは緑の国で森妖精の子から贈られた品だったという裏設定がありました。今回はそのローブがボロボロになってしまったので買い替える必要があったそうです。奇しくも、港湾都市でミスティに買ってもらった旅人の服を大切にするあまり買い替えるのを渋ったクロシュ氏と重なります。しかし道具は道具。例え大切にされた道具には想いが宿るのだとしても、身を守れなければ意味がありません。クロシュのように物をためこんだり合成したりできるスライムではない場合は、適宜更新するのが良いのでしょう
それでは本日もありがとうございました。明日は祝日なので多分更新できるかと思います。よろしくお願いいたします
156: 2024/09/29(日) 00:59:51.75 ID:HjSwsPdjo(2/4)調 AAS
乙でした
山場を超えてなんとか魔女国への道が見えて良かった!
吸血鬼姉妹に浅からぬ因縁の気配…
ローガンさんクロシュに父性マシマシになってそう
251: 2024/10/06(日) 19:41:00.75 ID:ggDQu8AlO携(1)調 AAS
劇場あたりで歌が聞こえてきたので聞きに行ってみる
370: 2024/10/19(土) 15:17:47.75 ID:elaxCyktO携(1)調 AAS
真実ぅ
522: 2024/11/02(土) 22:37:39.75 ID:Yjm2lubxo(1)調 AAS
あ
579: 2024/11/04(月) 21:57:20.75 ID:4YFfuUu1O携(1/2)調 AAS
無敵んぐ
831: ◆eAA16RTlRw2e [saga] 2024/12/01(日) 21:48:53.75 ID:ACgbJP1G0(10/17)調 AAS
―古城 地下回廊
イリス「それじゃあ気を取り直して……生きているゴーレムさんを探そう!」
エバンス「おう! 気合入れるぞ!」
ミスティ「集中するわ……」
ローガン「私の場合は金属の鳴動を感知――」
ズッズズッ
ローガン「するまでもなく、聞こえるこの音は……」
イリス「て、照らしてみます」スッ
光の玉「」ピカッ
這いずる大盾「」ズッズッ
イリス「で、で……出たぁぁぁぁ!!?!?」ガクガク
這いずる大盾「」ビクッ!
ミスティ「……あっちの盾の方もびっくりしてない……?」
エバンス「お、おお……そう見えるな……」
ローガン「うむ……近付いてみよう。生きたゴーレムかもしれぬ」スタスタ
縮こまる大盾「」ビクビク
ミスティ「亀みたいに縮こまっているわ……」
ローガン「意思を持って動く存在なのは間違いなさそうだ。なんとか対話できないだろうか」
イリス「わ、私……話しかけてみます! 私が驚かせちゃったかもしれませんし……」
エバンス「まあこの中じゃイリスちゃんが適任かもな。頼んだぜ」
*
868(1): ◆eAA16RTlRw2e [saga] 2024/12/07(土) 22:16:55.75 ID:UzFu06IQ0(12/15)調 AAS
―古城 地下空洞
封印結界「」バチバチ…
「……その命令は受理できません」
ロムリン「なぜだ?」
「私の存在意義に反しています」
ロムリン「存在意義か……。しかしラティア・ヘイヴンは事実上既に滅んでいる。君の存在意義が国の維持・発展だとするならば……それはもう、失われている」
「…………」
ロムリン「その上で改めて存在意義を考えるならば……この国を滅ぼした雷霆の魔王を野放しにせず討ち滅ぼし、民の弔いを完遂すること――と再定義することはできないかね?」
「魔王の討滅には賛同します。しかしその為に――」
ロムリン「……」
「この浮島を爆破して魔王を道連れにするという作戦は、決して認められません」
ロムリン「………あくまで最終手段だ。この島には僅かだが生き残った人形やゴーレムたちに、後から移り住んだ空妖精たちがいる。彼らまで巻き込むことになる作戦は私とて本意ではない」
「であれば、尚の事認めるべきではありません」
ロムリン「だが――彼奴を生かしたまま地上に放てば、いずれはこの国のみならずこの星全てが雷雲に呑まれて滅びる。例え5分の1と言えど、星の力を魔王が手にすればどうなるかは君の計算能力があれば容易くわかるだろう」
「そうであれば、私の全能力を用いてこの星を破壊致しましょう。星の力とて、源流を絶てば維持は不可能です」
ロムリン「……君は、自分が何を言っているかわかっているのか? もし本気でそんなことを言っているのなら、君の機能を停止させなければならなくなる」
「冗談ではありません。元より、私は地上の生命などには何の感情も抱いていない。地上などよりも、この島の存続の方が遥かに重要です。私の存在意義は、この浮島国とそこに生きる生命たちに尽くすこと。私が製造された遥か過去より現在に至るまで、それは何一つとして変わらない根幹です」
ロムリン「……」
トコトコ パタパタ
ロムリン「む、誰だ」
クロシュ「こんにちは……」
セイラ「こ、こんにちは……」
妖精「ロムリン王、今誰と話してたの?」
ロムリン「君たちか。今のは――」
幾何学模様の描かれた球体「……」
ロムリン「彼だ。ゼーレシルト・フォルカロスと言う。かつてこの浮島国を管理統括していたセントラルゴーレム……簡単に言えばゴーレムや人形たちのリーダーだ」
ゼーレシルト「あなた方のことは王より伺っております。この度は、雷霆の魔王討伐の為に志願してくれたとのこと。ゴーレムを代表し、御礼を言わせて頂きます」ペコリ
クロシュ「わあ……」
セイラ「まんまる……」
妖精(球体なのに、なんか頭を下げたような感じの雰囲気がする。面白い……)
ロムリン「今はもう管理する必要もないから、専ら私専属の話相手にしかなっていないがね」
ゼーレシルト「今でも疑似星脈の維持・修復等を行っております」
☆まんまるゴーレムのゼーレシルトと出会いました
お話します
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