朝6時放送←誰が観るの!? 内容は面白いのに「放送枠」に泣かされたアニメ3選 [ひかり★] (85レス)
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(2): ひかり ★ [] 04/29(火)15:42 ID:110EC6wT(1) AAS
 アニメにとって放送時間は、作品の評価や印象を左右しかねない重要な要素です。どれだけ内容が魅力的であっても、不遇な時間帯に追いやられたり、放送枠の急な変更に振り回されたりすると、本来の魅力が十分に伝わらないことがあります。

 そうした時間の不遇に見舞われた作品のひとつが、1996年に放送されたアニメ『機動新世紀ガンダムX』です。本作は『機動武闘伝Gガンダム』『新機動戦記ガンダムW』に続く「ガンダム平成三部作」として、当初は1年間(4クール)の放送が予定されていました。

 ところが視聴率不振などを受けて3クールに短縮されたうえ、関東では金曜日夕方17時から土曜日の早朝6時へと放送時間が変更される事態に陥ります。おまけに事前告知もほとんどなかったために、最終的に平均視聴率は2.75%まで低迷しました。

 もっとも『ガンダムX』が特別不評だったというわけではなく、当時の「ガンダム」シリーズは視聴率が低迷傾向にありました。その流れのなかで、より大きな割を食ってしまったのが『ガンダムX』だったという印象です。

 赤松健先生の人気マンガを原作としたアニメ『ラブひな』も、放送時間に泣かされた作品として知られています。本作は東京大学を目指す主人公「浦島景太郎」が男子禁制の女子寮「ひなた荘」の管理人となり、住人の美少女たちに翻弄されていくというドタバタラブコメです。

 原作マンガは累計発行部数2000万部を超える大ヒットを記録し、2000年にはTVアニメ化も果たしました。ところがアニメ『ラブひな』は、子供向けの時間帯でもなければ、深夜アニメとも違う、22時台という中途半端な時間が割り当てられたのです。

 当時その時間帯は、明石家さんまさんやビートたけしさんによるバラエティ番組がそれぞれ裏番組としてぶつかり合っていました。またドラマの放送枠でもあり、同クールでは堂本光一さん主演の『天使が消えた街』なども放送されています。

 さらに他の番組が22時スタートの1時間番組であるのに対し、『ラブひな』は22時28分スタートでした。視聴者がチャンネルを変えにくいタイミングでもあり、これらの逆風から激しい視聴率争いに埋没していったのです。

 そのほか放送時間に恵まれなかった作品として、『ワールドトリガー』が挙げられます。本作は「週刊少年ジャンプ」(集英社/以下同)での連載を経て、現在は月刊誌「ジャンプSQ.」で連載が続いているSFアクションマンガです。累計発行部数は1500万部をゆうに超え、2014年にはTVアニメ化も果たしました。

 そもそも『ワールドトリガー』は、異世界から地球へと侵略に来た「近界民(ネイバー)」と、防衛組織「ボーダー」による命がけの戦いを描いた作品です。激しい戦闘シーンもあることから、破損描写など過激な表現も随所に見られます。

 ところが2014年に放送された1stシーズンは、日曜日の朝6時30分からの放送でした。いわゆるニチアサキッズタイムの放送枠とあって、いくつもの表現規制を余儀なくされます。切断面にはエフェクトを使用するなど、登場人物たちが「トリオン体(戦闘用の仮の肉体)」であることをうまく生かした規制でしたが、原作ファンのなかには物足りなさを感じた人も多かったのではないでしょうか。

 なお2ndシーズンからは深夜枠に移行し、手厚い表現規制もなくなりました。作品の持ち味を最大限に発揮するため、放送時間帯が改めて吟味されたのかもしれません。

外部リンク:news.yahoo.co.jp
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