ATM療法中の人 - 1184675325 - したらば掲示板

87：yayezi：2008/07/03(木) 22:16:46: 大変長い書き込みになり申し訳ありません。86さん、詳しくご報告させていただきます。

私は、広島漢方を結果的に３回試し、いずれも断念せざるおえなくなりました。

天野先生が東京出張の際にお話しを伺えるとのことで、私も参加させていただき、その場でまず100錠をいただきました。
こちらの掲示板で素晴らしい結果ばかり目にしていたので、その日の夜から小躍りしたい気持ちで早速飲みはじめました。

２日目あたりからすぐに胸焼けと吐き気、そして胃が激しくもたれ、次第に食事ができないほど強く痛みはじめ食欲がどんどんなくなりました。
３～４日経過したあたりから、今度は便が出にくくなりました。

上も下も苦しさは増すばかりだったのですが、
初めの好転反応かな？と、毎日３錠を飲み続けていました。

しかし、上記の症状は一向におさまらないので体重もみるみる落ちていき47kg→37kgになりました（身長165㎝）

それでも、みんなの喜びの声ばかりの掲示板を見返しては、そんなはずないと飲み続けてたのですが、
３週目に入ったあたりのある夜、さらに腸がねじれるような激痛に長時間襲われ、家族が救急車を呼ぼうとしたほどのたうちまわりました。
その直後しぼりだすように出したものをトイレで見ると、漢方の固まりがべっとりと出てきて、やっと体が楽になりました。

でも私にだって効くはずだ、効くはずだ、みんな良くなってるんだもの…と、
信じて飲み続けようとする私を、家族が止めさせる形で一端中止となりました。

天野先生に報告すると、胃の不調を訴えるケースが他にもあるとのことだったのと、
私の場合は直腸～Ｓ状、横行結腸の少しあたりまでだったので、注腸に切り替えることになりました。

しかし、注入して５分～も経たない内に激しい便意に襲われ、まるで拒絶反応かのうように出し切るまでトイレに駆け込む状態になりました。
何度試しても顕著にその状態になるので、漢方自体が私には合わないんだと泣く泣く断念しました。

それから間もなく、医師をしている従兄弟の忠告もあり、ずっと拒んでいたステロイドと免疫抑制剤の投与を始めざる負えなくなりました。
ステロイドは確かに初めはとてもよく効きましたが、２～３週間経った頃から効かなくなりはじめ、
主作用の恩恵はないのに副作用ばかり強くなる様子をみて、主治医と相談の上こちらも中止となりました。

私は白血球除去療法が使えないため、このまま行けばオペしかない…となり、

天野先生に相談したところ、現況の深刻さを聞いて広島まで来て診療させて欲しいと仰っていただきましたが、
車に横たわって30分乗っているのも辛い状態だったので、それは見合わせ、
では６錠に増やしましょうと言われましたが、これまでの経過からそれは不安だったので３錠のままで
「では、カプセルを外して中身だけを水などに溶かして飲んでみてください」という指示に従いました。

あらかじめ水に溶かして飲むと確かに胃の負担は軽減されたようで初めはすいすい飲めました。
しかし症状は特別軽快に向かう実感は得られず、やはり前回同様、便が出にくくなり腸がねじれるような激しい痛みが始まりました。

やっとのことで出すと、やはり漢方の固まりがべっとりと出て体が楽になるの繰り返しでした。

これによって体力そのものが落ちていくのに、それでも飲み続けようとする私を、また家族が止めて３度目の挑戦も終わりました。
それと同時に、やはり私には合わない薬だったんだと確認することになりました。

「どうしてみんなには効いて、私には効いてくれないの」と泣いたことを覚えています。

そして最後の賭けと言えば大袈裟ですが、ダメもとで試したATMの直後から目に見えて症状が軽快していき、
３ヶ月後には週５日フルタイムの仕事に就くまでになりました。

ただ、それでもこれだけは強く言っておきたいのですが、
広島漢方は残念ながらたまたま私には合わなかっただけで、効く方には本当に素晴らしい薬なのだと今でも思います。
私のＵＣ友人も、広島漢方で良くなり２年近く飲み続けています。
天野先生も、患者一人一人にとても親身になって回復を心から願って診察してくださっている方だと心から思いました。

ATMも効く方、効かなかった方いらっしゃると聞きます。

例えば、私の逆のようにATMが効かず広島漢方が効いた方も少なくないのかもしれません。
また他の治療法が一番の特効薬だった方もきっとたくさんいらっしゃるでしょう。

どの投薬、治療法であろうとも、最良の方法にみんながそれぞれ出逢えて、
一人でも多くの仲間が早くＵＣの痛みや苦しみから解放されることを毎日願ってます。