アラド官能スレ (328レス)
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243: test3 2011/09/03(土) 18:36:37 ID:gn6DoNxw0(3/3) AAS
お腹の上でくるっと回転されると、あれよあれよといううちに彼の両腕はグラの膝の裏にそれぞれ挟みこまれた。彼の目には形の良い桃の果実と、
すぅっと滑らかに伸びた背中が映るだけ。路地裏のイカサマ師のように鮮やかな手順で、彼の柱はグラの眼前に無防備のままさらされる。
「あっけないねぇ」
上になったグラップラーが首を左右にふると、髪留めを外して左右にバラけた黒髪がランチャの口元を軽いタッチでくすぐった。
後ろからでもわずかに先端が見えるほど巨大な果実。彼はライフルがますますチャージしていく様を止められなかった。
「クイックスタンディングしてんじゃん」グラの上体がゆったりと沈む込む。
「ま、無敵時間は無いようだけどね……ちゅるっ」
「ぬぁっ!」
彼の血柱は、輝かしいバラのように美しく肉付きのよい唇にパワーホールドされていた。オイルフラスコでヌルヌルに染め上げられてゆく。
『しつこいバロスベルト』ならぬ、しつこいバロス、ベロ。
歯が当たらぬように注力された滑らかでダイナミックなストロークが彼の柱と心を籠絡していく。
「ふぁっ、ふぁぁぁあああ!」(そんな、口で舐めるなんて!)
天界人らしいお上品なクロスファイヤーの経験しか持たない彼にとって、この新手のスキルスタイルはいささか刺激が強すぎた。
「ふっ、ふぅぅっぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
間もなく暁のロッドの先端からゴブリンニカワがほとばしり、ランチャのスタミナごと吸い取られてゆく。
「ぷはぁ、まずは一回ね」
下敷きの彼はふぅ、ふぅ、と稼働中の加熱炉のように大仰な吐息をもらすばかりであるが、
(いくらなんでもこのまま朝まで寝たりはしないさ。すぐに逆襲してやる)と考えていた。
(連発すれば眠るって言ったっけ? 充電無しで連発できるほどレーザーライフルは便利じゃない)
(どんなスキルにもクールタイムってものがある!)
リベンジのこもった目つきで、自らの腹上に鎮座する美しき柔肉をにらみつける。
だが、グラはそれに振り返りざまの片眼の軽い見下しで応えると、
「――っ!?」
スヤ木の小枝のようなか細い指で男の鼻をつまみあげ、
「飲みなよ」
手の影から取り出した小瓶、肉の「精神刺激のポーション」を男の口に流し込む。
「あっ」
嚥下して数十秒と経たぬうち、ライフルのクールタイムは消えていた。
「熱い……熱いっ!!」
おまけに火属性まで付与されていた。次々とバーニングボルケーノが充填されてゆく。
この人知れぬ密林での夜間襲撃戦バーニングタイムは、哀れな犠牲者の意識がクラ落ちするまで終わらなかった。
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