[過去ログ] 宇宙世紀の小説書いてみてるんだけど (1002レス)
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17: 2019/07/24(水)06:39:00.24 ID:u+qMSsd90(1) AAS
一行も読んでないけどいいと思うよ多分
152: ◆tyrQWQQxgU 2019/08/02(金)00:43:21.24 ID:zzobyS5s0(5/8) AAS
「あの黒いやつはメアリーの考える事に反応して動くのか?」
「そんな感じね」
「そうか…」
 逆手に取ってこちらの作戦を組み立てる事が出来ないかと私は考えていた。いや、彼女に危険が及ぶ可能性があるならばやるべきではない。
「そういえば、メアリーがいう色の話なんだが。あれは何の色なんだ」
「あれはね、その人の欠片みたいなものがあたしに見えるの。その色が人によって違うのよね」
「私が緑なら、例えば中尉は何色なんだ」
「ベイトも青っぽい。でもちょっと緑ね。大体の人は緑よ。サムは特に緑が強かったけど。ロボットも緑だし」
「なるほど。自分の色は見れるのか?鏡とかで」
「あたしは…」
省5
401: ◆tyrQWQQxgU 2019/09/18(水)14:57:35.24 ID:HyF4PF3W0(22/23) AAS
しばらく更新してませんでしたが、文自体は書いていたので一気に投下してます!読みづらいかもです…

pixivも追って更新するでよろしくお願いします!
676: ◆tyrQWQQxgU 2019/12/31(火)16:40:34.24 ID:VILRIuWI0(8/26) AAS
 ブリッジに到着すると、ワーウィック大尉がオペレーターのグレコ軍曹と何やら確認しているところだった。少尉に気付いた大尉が恥ずかしそうに笑った。
「少尉、さっきはすまなかった。元気そうで良かった」
「こちらこそご心配をおかけしました…。そういえば艦長は…?」
「艦長なら自室にいらっしゃるよ。基地に着く前に諸々資料の準備があるらしい」
「そうですか…」
 そう言いながら、2人でブリッジから見える月を眺めた。遠くから見える月はぼんやりと白くて美しいが、こうして近くで見てみると点在するクレーターや観測機器で酷く無機質なものに思えた。
「もうじきアンマンの基地ですか」
「ああ、今日のうちに着くだろう。少尉が喜ぶものがあれば良いが、どうかな」
 鼻筋の通った彼の横顔に何となく見とれた。恋人は居るのだろうか。
「私が喜ぶものでも用意してくれたんですか?」
省14
680: ◆tyrQWQQxgU 2019/12/31(火)17:02:27.24 ID:VILRIuWI0(12/26) AAS
 ゆっくりとブリッジの窓沿いを歩きながら大佐が述べる。窓に写り込んだクルー達の表情は一様に固かった。
「諸君は哨戒任務の任を解かれ、これからはアンマン市を拠点とした戦闘行動に加わってもらう。
 エゥーゴは少数精鋭だ。現状として、ティターンズ程は連邦軍内の他派閥を味方につけているとは言い難い。我々の少ない手札に於いて、まさしく諸君には切り札となってもらうべく召集した次第だ」
 いささか仰々しい言い方だと自分でも感じながら大佐は続けた。
「この艦は勿論、人員だけでなくMSも新たに補充する。
 MS隊は優秀な人材が多いと報告にあったしな。後で私の方から案内させてもらう。こう見えて私もパイロット上がりだからな…未だにMSを見ると昂ぶるものがある」
 報告にあった面々…ワーウィック大尉、フジ中尉、スクワイヤ少尉。彼らの顔をクルーの中に見つけた。大尉は勿論、他の2人も興味深い人材であった。
「今後の詳しい作戦行動に関してはまた艦長を通して伝える。そして、今度はこちらが聞きたかったことなんだがね。ここに到着する前に交戦があったとか?」
 そう問うとワーウィック大尉が進み出た。彼に向かって頷き、説明を促す。

「私からご報告させていただきます。…」
省9
853: ◆tyrQWQQxgU 2020/06/17(水)18:28:04.24 ID:5skNxF910(13/23) AAS
 アイリッシュに帰投すると、メカニック達が直ぐに機体の補修に取り掛かった。各機消耗はいつものことだが、マンドラゴラのダメージはやや大きかった。
「危ないところだった。こうして見るとなかなか傷が深いな…」
 少尉が機体を見上げていると、大尉がやってきた。マンドラゴラは腹部横の装甲が大きく融解し、内部の回路も一部損傷している。
「あの敵…私と同じ動きをしたんです」
「本当か?もしそうなら、かなり優秀な学習コンピュータを内蔵しているのだろうな」
 不思議な感覚だった。同じ戦術を取ったというよりは、癖もそのままにトレースされたという印象だった。自身のシミュレーションのレコードを見ている気分に近い。
「もしそうなのであれば…大尉のデータも取られているでしょうね」
 フジ中尉が合流してきた。
「私のデータに汎用性があるとは思えんがな。薙刀しか遣わんのだし」
「モーション自体をトレースしていれば、他の動作への応用は可能かもしれません。回避運動などはそのまま転用できるでしょうしね」
省7
873: ◆tyrQWQQxgU 2020/07/01(水)14:59:44.24 ID:GwywEkd60(9/11) AAS
「中尉が戻ってくるまで、落とされる訳にはいかないんですよ」
『その通りだな。しかし、このままではまともに近づく事もできん』
 再び突進してきたグロムリンを迎撃する。厄介なことに、突進しながら砲撃も躊躇なく仕掛けてくる。
『ちぃ!』
 その尽くを躱しながら、今度は大尉が仕掛ける。一定の距離まで間が縮まったタイミングで、百式は一気に逆噴射を行った。そのまま敵の勢いを殺すと、数ある爪の1つを切り落とした。
『く…この程度では…!』
 すぐさま離脱を試みた大尉だったが、追いかける様に敵がそのままグルリと回した脚部に蹴飛ばされる。
『ぐぅ…!!しょ、少尉!!』
 僅かに敵の姿勢制御が乱れた一瞬を突き、少尉はライフルを撃ちながら敵へ突っ込んだ。こちらを向いていた砲門をいくつか潰しつつ、更に接近する。
「うッッッ…とおしい!!!」
省18
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