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910
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◆tyrQWQQxgU
2020/07/17(金)11:22
ID:AvQA0wbv0(2/18)
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910: ◆tyrQWQQxgU [] 2020/07/17(金) 11:22:38.58 ID:AvQA0wbv0 スクワイヤ少尉は目を開けた。 「あれ?死んでない」 目の前にワーウィック大尉のマラサイが居た。よく見ると少尉はマニピュレータの上に横たわっている。 『地球…行くんだろ?諦めるのはまだ早い』 「大尉!」 思わず涙が溢れ出す。 『1度アイリッシュに戻るぞ。下手なことはするなとあれほど言ったのに』 「すみません…」 擦った目を遣ると、敵のハイザックは完全に沈黙していた。そのコックピットには薙刀が突き立てられている。 マラサイはそれを引き抜くと、もう片方の手に乗せた少尉をコックピットへと促した。開いたハッチの向こうに大尉が居た。スクワイヤ少尉はそそくさと乗り込む。 「さて…行くか」 ハッチを閉じると、身を翻したマラサイはバーニアに火を入れてアイリッシュへ向かった。 「…何で大尉は私が居るってわかったんです?」 「フジ中尉だ。少尉の声を聞いたと言ってな。気のせいかもしれないと言っていたが、まさかと思って声のした方へ向かったら案の定」 あの時の通信が通じていたのか。通りかかったのが中尉のネモでなければ今頃死んでいただろう。 「それから…通信入れっぱなしだったろ。それで少尉だと確信したよ」 「え…!?全部聞いてたんですか!?」 「まあ…ひと通り」 顔が熱くなるのを感じた。 「えっと…いや…いいんです。これはこれでロマンチックだったかも」 「そうか」 大尉が笑った。 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/x3/1563897040/910
スクワイヤ少尉は目を開けた あれ?死んでない 目の前にワーウィック大尉のマラサイが居たよく見ると少尉はマニピュレータの上に横たわっている 地球行くんだろ?諦めるのはまだ早い 大尉! 思わず涙が溢れ出す 度アイリッシュに戻るぞ下手なことはするなとあれほど言ったのに すみません 擦った目を遣ると敵のハイザックは完全に沈黙していたそのコックピットには薙刀が突き立てられている マラサイはそれを引き抜くともう片方の手に乗せた少尉をコックピットへと促した開いたハッチの向こうに大尉が居たスクワイヤ少尉はそそくさと乗り込む さて行くか ハッチを閉じると身を翻したマラサイはバーニアに火を入れてアイリッシュへ向かった 何で大尉は私が居るってわかったんです? フジ中尉だ少尉の声を聞いたと言ってな気のせいかもしれないと言っていたがまさかと思って声のした方へ向かったら案の定 あの時の通信が通じていたのか通りかかったのが中尉のネモでなければ今頃死んでいただろう それから通信入れっぱなしだったろそれで少尉だと確信したよ え!?全部聞いてたんですか!? まあひと通り 顔が熱くなるのを感じた えっといやいいんですこれはこれでロマンチックだったかも そうか 大尉が笑った
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