[過去ログ]
宇宙世紀の小説書いてみてるんだけど (1002レス)
宇宙世紀の小説書いてみてるんだけど http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/x3/1563897040/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
785: ◆tyrQWQQxgU [sage] 2020/02/28(金) 15:55:54.36 ID:98Jcq17H0 「ここにいたのか」 ワーウィック大尉がフジ中尉に声をかける。格納庫に立つEWACネモの前に彼はいた。 「…申し訳ありません」 「いや、気にするな」 スクワイヤ少尉は、彼らと一緒にしばらく黙っていた。 「…この機体、本当にに良く出来ています」 中尉がネモを見上げる。完全に修復作業を終えた機体は、傷が癒えたフジ中尉が再び乗り込むのを待っている。 「私もこの機体と一緒で、情報収集が得意ですから。…大尉のことも色々と拝見しています。そもそも最初に見たエゥーゴの資料に違和感がありましたしね」 大尉が着任してくる時に見ていたあの資料のことか。少尉は結局見ないままだった。大尉はただじっと話を聴いている。 「いくつかの資料に目を通して、あなたがジオン出身だと気付きました。嘘と正直が混ざった様な経歴でしたが、エゥーゴにそういう人間が居るのはごく自然です。それでも、実際にそれが判ると…私個人には引っ掛かるものがあるのも事実で」 「流石は中尉だ。私も隠すつもりは無かったが…」 ワーウィック大尉が腕を組んで壁に寄りかかった。中尉はMSの前の柵を両手で掴んでいる。少尉はただその間で立ち尽くしていた。 「今は共に戦います。しかし、全てに納得出来ている訳ではありません」 「ああ。中尉の言うことはもっともだと思う…。今は私を…信じてくれ。何としてもティターンズを止めなければならない」 ワーウィック大尉とフジ中尉が向き合った。 「…その気持ちは私も一緒です」 2人の目には、確かな意思が感じられた。 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/x3/1563897040/785
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 217 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.145s*