[過去ログ] ローマ帝国滅亡から暗黒の中世へ14 (1002レス)
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(4): 2021/01/02(土)22:15 ID:0(1/1000) AAS
ローマ帝国滅亡から暗黒の中世へ
文明が終わるということ

識字率そこそこ → 神父以外文盲
上下水道完備 → 糞尿垂れ流し
食器と食事道具 → テーブルのくぼみに盛り付けて鷲掴み
街道は安全 → 野盗・山賊だらけ
貨幣経済 → 物々交換
地中海貿易 → サラセン海賊跋扈
巨大建造物 → アーチすら作れなくなった
各地の特産物からなる豊かな食生活 → 雑穀雑穀雑穀、ちょっと小麦
省4
2: 2021/01/02(土)22:16 ID:0(2/1000) AAS
なぜ中世ヨーロッパは厳格なキリスト教を受け入れたのでしょう?
そこにはもちろん、合理的な理由があったのです。

最大の理由は中世の貧しさです。
禁欲のキリスト教は貧しい中世の荘園世界にジャストフィットしました。
それ以前…古代ギリシアやローマの時代は豊かでした。
なぜなら地中海を支配していたからです。
温暖な気候の中、各地域はそれぞれの特産品の生産に特化し、海上貿易が盛んに行われていました。
人々はその経済力で食と性の享楽にふけりました。

しかし、ゲルマン民族の大移動で西ローマ帝国は崩壊。経済秩序が破壊されます。
またイスラム勢力に地中海の制海権を奪われ、貿易も不可能になりました。
省4
3: 2021/01/02(土)22:16 ID:0(3/1000) AAS
なぜ中世ヨーロッパは厳格なキリスト教を受け入れたのでしょう?
そこにはもちろん、合理的な理由があったのです。

最大の理由は中世の貧しさです。
禁欲のキリスト教は貧しい中世の荘園世界にジャストフィットしました。
それ以前…古代ギリシアやローマの時代は豊かでした。
なぜなら地中海を支配していたからです。
温暖な気候の中、各地域はそれぞれの特産品の生産に特化し、海上貿易が盛んに行われていました。
人々はその経済力で食と性の享楽にふけりました。

しかし、ゲルマン民族の大移動で西ローマ帝国は崩壊。経済秩序が破壊されます。
またイスラム勢力に地中海の制海権を奪われ、貿易も不可能になりました。
省5
4
(1): 2021/01/02(土)22:17 ID:0(4/1000) AAS
なぜローマ崩壊後の欧州における文化生活水準が一気に下がったかというと、通常は古代の農村や都市社会は地産地消で
自分たちの必要分はすべて生産できたが、古代ローマではすでに比較優位にもとづく産業の地域分担制が確立されており
高度に発達した流通路を使って庶民でも遠隔地で作られたそれら生活物資を使うことができた

しかしこうした各都市間が互いに依存するシステムは一度交通が遮断されると一挙に石器時代まで戻ってしまうことすらありえる
5: 2021/01/02(土)22:18 ID:0(5/1000) AAS
ブライアン ウォード=パーキンズ (著)、南雲 泰輔 (翻訳)
『ローマ帝国の崩壊 文明が終わるということ』(白水社、2014年6月20日)

ローマ帝国末期にゲルマン民族が侵入してきたとき、
ローマ社会や経済に何が起き、人々の暮らしはどう変化したのか。
史学・考古学双方の研究を駆使して描く、激動の時代の実態。

ギボン『ローマ帝国衰亡史』以来長らく、ローマ帝国は衰亡し崩壊したというのが常識だった。
ところが一九七〇年代以降、研究者のあいだでは、それまで主流だった政治・経済面を中心とした研究に対し、宗教や社会に着眼することで、
「衰亡」とみなされてきた時代を独自の価値を持つ「古代末期」という新しいポジティヴな時代と捉え直す動きが起こった。
さらに九〇年代になると、考古学的史料を用いて、ローマ帝国はやはりある時点で「崩壊」したのだという事実をつきつける研究者があらわれた。

著者ウォード=パーキンズもそのひとりであり、本書では、何がどう問題なのかというレベルからわかりやすく解説しつつ、
省4
6: 2021/01/02(土)22:18 ID:0(6/1000) AAS
神崎 忠昭『ヨーロッパの中世』

近現代に結実する、豊穣なる中世

―― 中世とは真に暗黒の時代だったのか。
「ローマ」「キリスト教」「世俗権」「都市」「国民」「科学」など、ヨーロッパの基底となるキーワードから読み解く。
▼ヨーロッパ史を学び直したい人のために。

中世ヨーロッパは確かに暗黒の時代であった。しかし、近代において飛躍するヨーロッパを育んだ豊かな苗床の時代であったともいえる。
「ローマ」「キリスト教」「世俗権(王権・帝権)「都市」「国民」「科学」などのキーワードから中世ヨーロッパ史を読み解き、近代の「人間」の時代へと誘う。

▼中世を読み解くための6つのキーワード
省7
7: 2021/01/02(土)22:19 ID:0(7/1000) AAS
艱難は忍耐を生じ、忍耐は練達を生じ、練達は希望を生ず。

急いで得た富は減る。少しずつたくわえる者はそれを増すことができる。

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。

明日のことを思い煩うなかれ。明日のことは明日思い煩え。一日の労苦は一日にて足れり。

いつも与えなさい。そうすれば、人々はあなた方に与えてくれるでしょう。
省7
8: 2021/01/02(土)22:19 ID:0(8/1000) AAS
東ローマ帝国が東地中海の大帝国として復活した9世紀になると、
宮殿や教会・修道院が多数建設され、孤児院や病院のような慈善施設も建てられた。
古代ギリシア文化の復活とそれを受けたビザンティン文化の振興も進み(マケドニア朝ルネサンス)、
コンスタンティノープルは東地中海の政治・経済・文化・宗教の拠点として、
またロシア・ブルガリア・イスラム帝国・イタリア・エジプトなどの各地から多くの商人が訪れる交易都市として繁栄を遂げ、
10世紀末から11世紀初頭の帝国の全盛期には人口30万〜40万人を擁する大都会となった。
当時の西ヨーロッパにはこの10分の1の人口を抱える都市すら存在せず、
コンスタンティノープルはキリスト教世界最大の都市であった。

※現在のスペイン領のコルドバはコンスタンティノープルに匹敵する大都市であったが、
当時のコルドバはイスラム王朝・後ウマイヤ朝の支配下にあった。
省2
9: 2021/01/02(土)22:20 ID:0(9/1000) AAS
十字軍運動の魅力の秘密

もともと十字軍は一部の騎士に対する呼びかけであったが、
やがて膨大な人数を動員して移民活動のような状況を呈することになった。
十字軍への呼びかけというのは当時のカトリック教徒にとって魅力のある言葉だったのである。
東方のビザンツ帝国やイスラム諸国がもたらす発達した文化や洗練された工芸品や文物、
富は西欧の人々を魅了していたのである。
下級騎士は封建制度の息苦しさと貧困から逃れようとし、農民や職人も貧しく困難な日常から逃れたいという気持ちを持ち、
東方には豊かで文明的ではあるが柔弱な世界が広がっていた。
西ヨーロッパ中世におけるキリスト教徒の2つの生き方、聖なる戦士と巡礼者が一つに結びついたのである。
戦闘に参加した者に免償が与えられる、あるいは戦闘で死んだ者が殉教者となりうるというのは、
省4
10
(1): 2021/01/02(土)23:45 ID:0(10/1000) AAS
>>4
ということは、現代のグローバル化した世界が崩壊したときも文明が後退するのかもな
例えば日本はアフリカから石油、天然ガス、レアメタル、コーヒー、カカオ、
バニラ豆、タコ、イカなどを輸入しているが、それらの商品が入ってこなくなる

また、湾岸産油国も石油が売れなくなれば、昔の砂漠のベドウィンや海岸部の
貧しい漁師の生活に逆戻りか
11: 2021/01/03(日)07:24 ID:0(11/1000) AAS
騎士はカロリング朝〜カペー朝時代のミレス(従士)から発展した

ローマ帝国末期には軍団は消滅し
各地の元老院貴族や将軍の私兵へ

これらとフランク従士団がメロヴィング朝に再編成され、スコラカリウスと呼ばれる従士団になる
同じ頃ランゴバルドでは、ガスタルドと呼ばれる従士団ができ、身分としても確立された

カペー朝時代には、緩やかに解体されミレスと呼ばれる貴族と平民の間に位置する戦士身分となる

>>10
昨年のマスク不足の時なんてまさにそうじゃん
殆ど中国の工場に作らせ、輸入に頼っていたから交流が途切れるとああなる
12: 2021/01/03(日)07:25 ID:0(12/1000) AAS
ローマ帝国では市民も味わうことのできた物質的快適さだが、このような快適さは、
ほかの古代文明にあっては、少数の特権階級の贅沢な占有物だった
例えば、水道について取り上げてみると、ギリシア人の都市では街に公衆のための
大きな泉水があればよかった
しかし、ローマ人の都市では、町中に幾つもの水道の蛇口があり、富裕民の場合は
邸宅の中にも水道が引かれていた
上下水道のみならず、舗装道路、神殿、劇場、円形競技場、浴場、広場などの
公共施設が整備され、市民の誰もがそれらを享受した

しかし中世にはそのような快適さなど望むべくもなくなった
13
(1): 2021/01/03(日)07:26 ID:0(13/1000) AAS
67世界@名無史さん2020/11/14(土) 20:49:16.100
キリスト教徒を見てると
異教は改宗させようと頑張てアプローチするスタンスだが
異端は問答無用で叩き潰すって感じがする

68世界@名無史さん2020/11/14(土) 21:48:17.590
悪魔は我らの神に勝つことは不可能だから異教は怖くない。むしろ哀れである。救いを与えたい。
異端は我らを間違った信仰へと巧みに誘い、天国への道を閉ざすので滅ぼさねばならぬ。

よしこ

70世界@名無史さん2020/11/14(土) 22:25:05.490
>>69・上
省8
14: 2021/01/03(日)07:26 ID:0(14/1000) AAS
かんこくがかんじをはいししはんぐるのみにしたのはしっぱいだったな
にほんごにたとえるとすべてかなでひょうきするようなものだしね
はんぐるだけだとよみにくいうえにどうおんいぎごにまったくたいおうできない
こうしてかんじごにゆらいするじこくごをどんどんうしなっていった
ゆえにかんこくじんはにちじょうをはなれたこうどなぎろんや
ちゅうしょうてきなぎろんをするのがむずかしくなった
15: 2021/01/03(日)07:27 ID:0(15/1000) AAS
フーリー(アラビア語: حورية‎)は、イスラームに伝えられている天女達の総称。
その肌は白く、金髪の乙女であるという。フーリーはペルシア語で、古代アラビア語ではフール(Hur)と呼ばれる。
フーリーは天国に来たイスラーム信者の男性のセックスの相手をするとされ、一人につき72人のフーリーが相手をするともいわれる。
彼女たちは永遠の処女であり、セックスを行い処女膜が破れても、すぐさま再生するとされる。
イブン・カスィールによれば、ムハンマド・イブン・アブドゥッラーフは
『天国では男性は一日100人の処女とセックスが出来る』と述べていた。
また、『われわれは天国で処女とセックスが出来るのでしょうか?』と問いかけた信者に対して、
『もちろん出来る。そしてセックスが終わった後には、彼女は清らかな乙女に戻るのだ。』と述べたともしている。
16: 2021/01/03(日)07:28 ID:0(16/1000) AAS
日本で第二位の神社、熱田神宮を有する名古屋

寡兵で大軍を破った戦いだと日本ならやっぱ桶狭間の戦いだな
駿河・遠江・三河を支配し、海道一の弓取りとまで言われた今川義元の軍2万5千を
小国尾張の一領主に過ぎない織田信長が3千で撃破し、義元の首級をあげた
兵力差8倍以上
まさに戦国最大の番狂わせ

出陣前に熱田神宮で戦勝祈願したのも有名な話
三種の神器の一つである草薙の剣が祀られている

今年何か決戦を控えてる人にっては初詣におすすめ
ご利益あるかもよ?
17
(1): 2021/01/03(日)07:29 ID:0(17/1000) AAS
16世紀から17世紀にかけて、アジア各地で「無敵といわれた最強の騎馬隊が、鉄砲隊によって壊滅させられた」という、
時代の分水嶺となる戦闘が起きた。それを順番に並べると、

1514年 チャルディラーンの戦い
オスマン帝国の鉄砲隊により、サファヴィー朝イスマイル1世の無敵騎馬軍団が壊滅

1526年 パーニーパットの戦い
ムガール帝国バーブルの鉄砲隊により、北インドを支配するロディー朝の騎馬軍団が壊滅

1575年 長篠の戦い
織田信長の鉄砲隊により、武田勝頼の騎馬軍団が壊滅

1626年 寧遠城の戦い
明の袁崇煥の鉄砲隊により、後金ヌルハチの騎馬軍団が壊滅
省2
18: 2021/01/03(日)07:29 ID:0(18/1000) AAS
マルクスは資本主義が成熟し、共産主義が生まれると言ったが、
実際に共産革命が起きたのはロシア、中国、カンボジアなど資本主義が未発達の国ばかりだった
貧しい国ほど共産主義というカルト宗教にハマりやすい
19: 2021/01/03(日)07:30 ID:0(19/1000) AAS
アリウス派(異端) 「イエス・キリストは人である」

ネストリウス派(異端) 「神のイエス・キリストと、人のイエス・キリストがいる」

アタナシウス派(正統) 「イエス・キリストは、神であると同時に、人でもある」
20: 2021/01/03(日)10:43 ID:0(20/1000) AAS
ヨーロッパとアジアの境界は一応ウラル山脈にある、とされているが、
カトリック圏の国々は、東方正教圏の国々はヨーロッパではない、と
考えている人たちもいそうだな

ビザンツ帝国もロシアもアジア的・東方的とみなされてきたし
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