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ローマ帝国滅亡から暗黒の中世へ5 (1002レス)
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: 2019/04/15(月)22:41
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4: [] 2019/04/15(月) 22:41:57 ID:0 ブライアン ウォード=パーキンズ (著)、南雲 泰輔 (翻訳) 『ローマ帝国の崩壊 文明が終わるということ』(白水社、2014年6月20日) ローマ帝国末期にゲルマン民族が侵入してきたとき、 ローマ社会や経済に何が起き、人々の暮らしはどう変化したのか。 史学・考古学双方の研究を駆使して描く、激動の時代の実態。 ギボン『ローマ帝国衰亡史』以来長らく、ローマ帝国は衰亡し崩壊したというのが常識だった。 ところが一九七〇年代以降、研究者のあいだでは、それまで主流だった政治・経済面を中心とした研究に対し、宗教や社会に着眼することで、 「衰亡」とみなされてきた時代を独自の価値を持つ「古代末期」という新しいポジティヴな時代と捉え直す動きが起こった。 さらに九〇年代になると、考古学的史料を用いて、ローマ帝国はやはりある時点で「崩壊」したのだという事実をつきつける研究者があらわれた。 著者ウォード=パーキンズもそのひとりであり、本書では、何がどう問題なのかというレベルからわかりやすく解説しつつ、 「ゲルマン民族が侵入してきたとき、経済や社会に何が起き、人びとの暮らしはどう変化したのか」を、文献史料や陶器・家畜の骨・建築物(の跡)などを使い、 史学・考古学双方の研究を駆使して描き出している。ローマ帝国の洗練された生産・流通システムがひとたび崩壊してしまうと、 地域によっては先史時代の水準にまで後退し、回復には数世紀を要したという事実は、かなり衝撃的である。 英国ペンクラブのヘッセル=ティルトマン歴史賞受賞。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/whis/1555335499/4
ブライアン ウォードパーキンズ 著南雲 泰輔 翻訳 ローマ帝国の崩壊 文明が終わるということ白水社年月日 ローマ帝国末期にゲルマン民族が侵入してきたとき ローマ社会や経済に何が起き人の暮らしはどう変化したのか 史学考古学双方の研究を駆使して描く激動の時代の実態 ギボンローマ帝国衰亡史以来長らくローマ帝国は衰亡し崩壊したというのが常識だった ところが一九七年代以降研究者のあいだではそれまで主流だった政治経済面を中心とした研究に対し宗教や社会に着眼することで 衰亡とみなされてきた時代を独自の価値を持つ古代末期という新しいポジティヴな時代と捉え直す動きが起こった さらに九年代になると考古学的史料を用いてローマ帝国はやはりある時点で崩壊したのだという事実をつきつける研究者があらわれた 著者ウォードパーキンズもそのひとりであり本書では何がどう問題なのかというレベルからわかりやすく解説しつつ ゲルマン民族が侵入してきたとき経済や社会に何が起き人びとの暮らしはどう変化したのかを文献史料や陶器家畜の骨建築物の跡などを使い 史学考古学双方の研究を駆使して描き出しているローマ帝国の洗練された生産流通システムがひとたび崩壊してしまうと 地域によっては先史時代の水準にまで後退し回復には数世紀を要したという事実はかなり衝撃的である 英国ペンクラブのヘッセルティルトマン歴史賞受賞
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