更新型ウォール級潜水艦 (328レス)
1-

245: ◆ECOismENDg 2014/11/19(水)11:59 AAS
「ああ。あれか、才能を食う女ってのは」
「人様の食事を凝視するの、マナー違反じゃないですか」
「すし詰めの学食で視線なんか気にして食べられるかい。ほらあそこ、定食食べてるのが」
「左利きですね」
「利き手は関係ないじゃなかろうか」
「ごはん、食べるんですね。才能は?」
「別腹なんでしょ。才能だけで食っていけるかって話だし、才能だけ食われても困る。日本に眠れる才能がなんぼあるのか知らんけど」
「大食漢って感じですね」
「痩せの大食いだよね。そこそこおっぱいもお尻も大きいけどさ」
「どこ見てるんですか」
省7
246: ◆ECOismENDg 2014/11/20(木)00:55 AAS
停まったら再度巻き込み確認する
247: 壁に耳あり、障子にメアリーさん 2014/11/26(水)19:23 AAS
ハゲてやる
248: ◆ECOismENDg 2014/11/26(水)22:55 AAS
あびゃー
249: ◆ECOismENDg 2014/12/03(水)00:38 AAS
.       _ _
      ァ^Y´,    Y^ゞ
    'fw}ミl_jハ_ハ_リv゙
       `(l ゚ ヮ゚ノ'
.        と」茆iつ
       く/_i_ゝ
          し'ノ
250: ◆ECOismENDg 2014/12/14(日)00:35 AAS
したらばスレ:otaku_15956
251: ◆ECOismENDg 2014/12/25(木)16:14 AAS
 カスタードの入っていないアップルパイが好きで、作りたくなって、料理同好会に入会した。
 家庭科室にはオーブンがあって、お菓子ならなんでも作れる環境だった。
 料理に才能は要らない。愛情も必要ない。息子の選択を際し、母はこのような助言を授けた。
 計量と計画、レシピ通りに調理し、作り続けることで、おいしいものは出来上がる。その言葉は僕の心に動揺こそ与えたものの、晩ごはんの筑前煮の味はおいしく、噛み締めながら食べた。
 そうして、僕はお菓子作りの才能を開花させることも、誰かを思って料理することもなく、ただシンプルに、自分が食べて満足するためのお菓子を焼いた。
 その中でもアップルパイは何度となく作り、最近では自分でもちょっとしたものだと思う。
252: ◆ECOismENDg 2014/12/25(木)16:41 AAS
もう絶対書かないので削除するけど昔こんなこと考えてたんだなって思い出すチャンスだけ残すやつの1

【デコレーションドラゴン】
あるファンタジー世界があって、大型空輸の手段として人と契約したドラゴンがある
それらの鞍や鐙はいろいろの宝石や芸術的な装飾で彩られている
権威ある者がしばしば財宝でそれを示すように、彼らもまたデコレーションによって経歴を保証する
危険な空路を経由せねば入手できないものは雄弁に「そこへたどり着いた」と語るのだ
けれど最大の目的はやはり趣味である ドラゴン乗りは伊達者が多いのだ

顔なじみのドラゴンが見ぐるみはがされている、何故?
→全財産を貸し与えた、素っ裸(街の紋章一つきり)が何よりの勲章
何も飾っていないドラゴンが一番かっこいい
省5
253: ◆ECOismENDg 2014/12/25(木)16:47 AAS
その2

猫、敵討ちの為呪い返しでハムスターを殺すつもりで街へやってくる
非電源ゲーム同好会的には効果がない気がするという判断
狼を連れてきて5人で開始、3人で狐に投票→狼の餌に猫がなって狼に投票
→そもそも狐は負けるゲームに乗ってこないのでは?
ダイオー先輩はどうする気なのだ→高名な占い師の所に三顧の礼だよ(大嘘、端からハムスターを殺すつもりがなかった)
ハムスター、猫、主人公との話し合いの上「引き分け」ということで。ハムスターは別に悪人ではないし、殺された女の子も必ずしも善人ではなかった

エピローグ 田舎に帰る猫と入れ違いのダイオー先輩、主人公、実はハムスターだけを殺す方法を思いついていたというオチ
254: ◆ECOismENDg 2014/12/25(木)16:49 AAS
「対等の勝負に立つ」という条件を満たした時点で勝つハムスター(ex:人狼のハムスター人間)

「出さなきゃ負けよジャンケンポン」
反射的にグーを出す。大王センパイはイモチョキ。反則だ、と文句をつけようと思い、だが、勝ち負けは関係ないことに気付く。
「今、高宮君は死んだね?」
ぞっとした。
「いい?ハムスターに勝つ、って気持ちを抱いた時点で命はないの。勝ち負けの感覚を切りなさい」
255: ◆ECOismENDg 2014/12/26(金)19:29 AAS
 敵は一抱えほどの大きさの白い球体だ。どこかお餅を連想させる図体と黄緑色の大きな一つ目がユーモラスな印象さえ与えるが、これでもかなり厄介な<怪>だ。……まあ、とりあえずコードネームは<おもち>で。
 <おもち>は目を見張るほどの跳躍力で結界の中を四方八方跳ね回り、隙あれば一つ目から目の色と同じビームを撃ってくる。
避けるのはさほど難しくないが、流れ弾が結界の壁に当たると結界自体にダメージが加わってしまう。
ちょっとやそっとの損傷で壊れるような空間ではないのだけれど、先ほど避けた弾の当たった箇所には自己修復する結界でも治しきれない傷が残っていた。光弾が桁違いの破壊力を持っているということだ。
「先輩、わたしがあいつ止めます! 先輩が決めてください!」
 青を基調としたエプロンドレスのような衣装を身にまとった、ヨーロッパのおとぎ話から飛び出たような女の子が叫んだ。門松里多。
彼女は純然たるインファイターだ。大きな赤いリボンをうさぎの耳のように揺らし、飛んでくる緑の矢を最小限の動きでかわしながら低い姿勢で突っ込んでいく。その瞬発力は尋常のものではない。
走っているのか転んでいるのか分からないくらい前のめりになって前進していく。右へ左へ、前へ、前へ。わたしは彼女を誤射しないように注意を払いつつ敵の動きを少しでもコントロールするため威嚇射撃を行った。
256: ◆ECOismENDg 2014/12/26(金)19:30 AAS
 当たらなくていいと思って撃ったのだけれど、たまたま一発が空中にいた<おもち>に命中し、地面に落ちて悶えた。
その隙に白い球体に飛びつき、左手で地面に向けてあお向けに押し付けるようなポジションをとった里多は、真上を向いていた一つ目にむかって右手を振り下ろした。
反則技の目潰し。最近なれてきたけれど、この子の戦い方は無自覚にえぐい。
 やはりというかなんというか急所だったらしく、<おもち>は口の見当たらない体から振り絞るような悲鳴を上げた。<おもち>に手がついていたらきっと必死になって覆うだろう。
相手が怪物でも痛みは想像できるからいくばくかの同情もする。しかし、チャンスだ。
「<バインド>!」
 わたしは特撮の小道具のような見かけの銃を口元まで持っていった。この銃は音声入力方式で発射弾が切り替わる。<バインド>は拘束弾の合図だ。
切り替えの間に照準を定め、装填の音と同時に引鉄を引いた。<おもち>に命中した弾は光の輪で幾重にも縛るような形を作り、行動の自由を奪った。
「<マキシマム>」
わたしは再び銃につぶやく。一発限り、最大威力の一撃。外さないよう両手でしっかと構え、わたしは拘束から逃れられない<怪>に対し、引き鉄を引いた。
省1
257: ◆ECOismENDg 2015/01/11(日)16:30 AAS
書き込み
258: ◆ECOismENDg 2015/01/14(水)01:07 AAS
アンドレ・ジット「理由なき行為」

万引きと窃盗の境界線
犯罪・病気・広義
政治的行動
窃盗

盗人が盗人を捕まえる
→警察が正式に捕まえる

盗んだ梨をブタにやった

盗賊の神 ヘルメス
ルソー 盗みと罰は切り離せないものだと分かった
省5
259: ◆ECOismENDg 2015/01/14(水)01:08 AAS
聖書が万引きされる
コンドームは万引きできるようにしておくべき
万引きは映画的犯罪だからだ
自分が主役のスリリングなメロドラマ
恋愛の駆け引きと万引きの類似性

"この本を盗め"
革命的行為 戦術的介入主義者、道徳的万引き犯、ロビンフッド2.0

昼に戦い、夜に愛す

投票という形の政治参加では得られない何かが万引きで得られる気がした

万引きが発生するのは行動主義の理論的砲台の不足部分に起因するのではないか
省5
260: ◆ECOismENDg 2015/01/14(水)01:09 AAS
同じスーパーの売り物でも、パンを盗まれたら食うに事欠いてと同情の余地もあるが一グラム云百円のステーキ肉では怒りは大きい。金銭の多寡ではなく
→ぜいたく品の境界の見えない時代になにを錯誤したことを

充足と過剰、節制と無節制、快楽と自暴自棄の境界線はどこにあるのか
女性は性革命で獲得したはずの自由を使いこなせず消費欲とアイデンティティの確立に悩まされている

救済までの子供は「どこまでなら許されるか」その限界を試すために万引きすることがある
それ以上のティーンエイジャーは一種の通過儀礼、スリルを求める冒険的行為に
261: ◆ECOismENDg 2015/01/14(水)01:10 AAS
 吉見さんが万引きをした。僕はこの目で確かに見たのだ。
 ブレザーの左ポケットにキャラメルの黄色い紙箱がしまわれたことに気付いたのは僕とカメラだけだろう。カメラといっても店内の防犯カメラではなく携帯電話の映像撮影機能だ。
盗撮防止の思想に基づいた疑似シャッター音は確かにその音量が抑止力として働いていたが、どういうわけか映像撮影モードでは「ピピッ」と控えめな電子音が起動時に鳴るだけで、
スピーカー部分を指で押さえてしまえばちょっと騒がしい空間なら気付かれる恐れはなかった。
堂々とモニターで棚から商品が失われる瞬間を捉えていた僕は、傍目には買い物しながら携帯に目を落とす迷惑な客にしか見えなかったはずだ。
 僕の言葉は往々にして信じられず軽んじられる。明日、僕が「吉見千羽が○月○日午後五時十七分、ストア××店でキャラメルを万引きした!」と吹聴して回ったところで、鼻で笑われるどころかそもそも耳から耳へ通り抜けるだけ。
よしんば僕の声に気付いた誰かがいたとしても、事実としては認めず、ただ僕が吉見さんを尾行していたことを糾弾するに違いない。
 けれど彼女の気づかないところで回っているカメラで撮影された映像は決定的な証拠になりうる。
人は目で見たものを信じてしまう。映像の信憑性を疑うとすれば、僕に映像改ざん能力が備わっていることになる。吉見さんの万引き、僕の技術。どちらもありうべからずことで、さぞ苦悩することだろう。
 それに彼女は左利きで、左手が商品棚に伸びたのは無意識のことだとしても映像の信頼性の担保となっていた。右手で掴んでいれば、目ざとい誰かは利き手の違いを指摘してでっちあげだと強弁することがったかも知れない。
省1
262: ◆ECOismENDg 2015/01/14(水)01:11 AAS
 吉見さんの眉は少し太く、しかし顔立ちによく似合っていた。その凛々しい眉は少しも不自然な動きを見せない。お菓子コーナーの前で吟味する女子高生。自然な姿だ。
吉見さんはタイムセールで混雑するスーパーマーケットの売場を味噌と醤油のコーナー、中央通路、コーヒーとお茶のコーナーをじぐざぐに進みながら、
買い物かごの商品をレジに通して精算を済ませて自動ドアをくぐっていった。ポケットのキャラメルはそのままでだ。
 僕は浮き足立って、携帯電話を右手に掴んだまま何も買わず足早に店を出た。自然な態度で平然とキャラメル分を除いた代金を支払い公然と店を後にする吉見さんより、僕の方がよほど不審に映るだろう。
この時点で吉見さんの窃盗は成立した。店の中から大人が追いかけてきて「お会計がお済でないようですが」と声をかけたら一貫の終わりだ。
 店を出て迷わず右に。吉見さんの自宅はこのスーパーから駅方面に引き返して、旧国道を左に曲がって道なりに歩き、右側四軒目にある。
色味の薄いグリーンの屋根と褐色のタイル地の壁の、比較的新しめの一軒家で間違いない。果たして、十数メートル先の交差点で信号待ちをしている吉見さんを見つけた。
赤く点った歩行者信号を見上げている。こんな距離でもたもたして、どういうつもりなんだ。なぜ逃げ出そうとしないんだ。僕がやきもきするじゃないか。
263: ◆ECOismENDg 2015/01/14(水)01:12 AAS
「吉見さんっ」
 こらえきれず僕は吉見さんに声をかけた。彼女は振り返って驚いた顔を作った。当然の表情だ。学校とは離れた彼女の地元で偶然クラスメイトの男子と遭えば、こういう顔をするだろう。
けれど、事情を知っている僕からすればこれが作られた仮面と分かる。ついさっき、目と鼻の先にあるスーパーで窃盗の罪を犯したばかり、いきなり声をかけられて動揺しないなんてことがあるのか?
しかし吉見さんはいつも通りの吉見さんにしか見えない。こんな態度をとれるとしたら、自分が犯罪を犯したという自覚がないのか、自分を強く律しているか、どちらかだ。
「加賀くん。えっ、こんなところで。びっくりしちゃったよ」
 僕の名前を口にしてから、少し早口で慌てた素振りを見せる吉見さんに目眩を覚える。2年F組、誰とでも分け隔てなく接する人当たりのいい女子生徒。数学と世界史が得意科目で、
古典は少し苦手だが、それでも平均よりは上の成績で、この間の中間テストでは学年23位。休み時間は主に梶谷さん、藤田さん、渡辺さんの四人で固まっていて、大体の人がグループの中心人物は吉見さんだと認めている。
ノートはシャープペンシルではなく、ノック式の三色ボールペンを切り替えながら取る。かわいいや綺麗よりもかっこいいが似合う容姿だったが、最近髪を伸ばして急に女性らしくなった。
吹奏楽部に入っていたけれど最初の定期演奏会が終わった後すぐにやめて、今は帰宅部。四月の身体測定の時点での身長は一五七.二センチメートル。体重四六.○キロ。
それぞれ前年よりプラス○.四センチ、プラス○.六キロ。体型は……これ以上はやめておく。数字を開陳したところでなんだっていうんだ。彼女を理解することに数値は意味を為さない。むしろ、埋没してしまう。
省5
264: ◆ECOismENDg 2015/01/14(水)01:14 AAS
 公園のベンチに二人して腰かける。女の子は座る前にハンカチを敷くなんて妄想だ、幻想だ。
黒いタイツを履いている。スラックスをはいている脚が寒いのだけれど、タイツというのは比較してどれくらいの防寒能力があるんだろうか。
「キャラメル食べる?」
「共犯になれと」
「君が盗めって言った、って言いたいんだよね」
「僕が君に盗めと命じると仮定するならキャラメルは安直すぎる。一箱百円のお菓子ならかわいげがあると同情の余地もあるけれど、一本数千円のウイスキーなんか、うん、怒りが大きいだろうね」
「そんなものを盗んだところであなたは処分に困るだけでしょう? 小悪党が悪党を気取るには限度があるのよ」
「僕の限度がみみっちいキャラメル一つきりってこと?」
「あなたの良心の隙間をすり抜けるのはそのくらいでせいいっぱいでしょうね」
「ひどく腹立たしい」
省9
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