【愛媛】[新居浜市]新居浜太鼓祭り[2019/10/15-18] (319レス)
上下前次1-新
318: 2024/10/22(火)23:26 ID:5QVnKhHN(1) AAS
進行はゆっくりですが、最後には、立つことも歩くこともできず、日常生活に全介助が必要な寝たきりとなってしまいます。しかし日々動作能力が低下していくこの疾患は、決してたやすいものではないのです。
この治療薬として処方されるのが、脳内で不足するドーパミンを補う薬物で、代表的なものが、レボドパです。しかしこれは、「運転注意薬」とされています。「運転注意薬」とは、
文字通り服用後の運転に注意が必要な薬のことです。他に、プラミペキソールという薬もあります。こちらの場合は、運転中に突発的な睡眠が起こることがあるため、「運転禁止薬」に指定されています。
このように、パーキンソン病の治療薬には、運転注意薬と運転禁止薬があるのです。運転注意薬とされる血圧降下薬やコレステロール降下剤などなど、飲んでいる薬は4〜5種類、という人はそう少なくないと思います。
そんな人がある日急に、頭がぼんやりして、意識がおかしくなってしまう。これが意識障害の怖さです。もし家にいる時に起きたら、周囲は慌ててしまうことでしょう。「あそこに誰かがいる」とか
「虫がいっぱい這っている」といった幻視や、「誰かの声が聞こえる」といった幻聴で騒ぎますから。とうとう、ボケてしまったと思うかもしれません。しかしこれは数時間のうちに収まります。というのも、それは、
「せん妄」という意識障害が引き起こしたものだからです。あぁ、よかった、認知症ではなくて。薬の副作用だったのね。と安心することでしょう。しかし、この意識障害が運転中に起きたら、どうなるでしょうか。
目の前に見えている信号や横断中の人々などのリアルな景色、それがリアルに見えずに、見えているのは幻視。幻の視界が広がります。幻覚が起きます。たとえば、後ろから誰かに襲われているような感覚になり、
「あー怖い逃げなくては」とハンドルを必死に回して、アクセルを踏み続ける。つまり暴走運転です。方向感覚を失えば、逆走運転にもなります。赤信号も見えません(認識できません)から、そのまま通り過ぎる。
事故を起こして目が覚めたら(気づいたら)、人を撥ね殺していた、ということも当然あり得るのです。麻薬などの薬物を飲んで運転している状態を、想像してみてください。
普通に病院で処方され、飲んでいる薬の副作用でそんな状態が起きてしまう。これは、非常に大きな問題です。パーキンソン病患者は、全国に16万人強いるとされています。事故から、学ぶべきこと。
それは「高齢になったら運転はやめないとね」ではなく、「運転をする前に、飲んでいる薬の副作用を知っておかないとね」です。それにしても、どうして今日本では、高齢者が逆走や暴走事故を起こしたら、
すべて年のせいだと捉えられてしまうのでしょうか。普通の感覚を持っている医者だったら「薬のせいだ」と考えるというもの。「これってせん妄とか、意識障害を起こしていたんじゃないの」そう導かれない社会、
医療機関や報道機関も含めて、非常に残念に思います。ちなみに、欧米では車の暴走事故がほぼ問題にならない。起きていないのです。ドイツのような車大国でも「高齢者の暴走事故」というのは、
ほとんど報道されていないそうです。これは思うに、高齢者には無駄に薬剤処方がなされず、「薬づけ高齢者」が少ないからでしょう。アメリカだってそうです。日本のような皆保険制度がありませんから、
病気になったら大変です。高い医療費を払わないで済むようにと、おのずと国民に高い予防意識が根付いています。医者にかかるのも最低限。よって処方薬も少ないので、薬の副作用の問題も日本のように多くないのでしょう。ここで、日本の医療の問題点を述べたいと思います。超高齢社会であるのにもかかわらず、
高齢者に起こりうる「せん妄」という意識障害についての医師や社会の認識が低すぎます。高齢の肉親が入院して、しばらくぶりに退院した時に、どうも様子がおかしい。ぼーっとしていて、いつもと違う反応速度。
「あれボケちゃったの」と思ったことはきっとあるはずです。しばらくすると元に戻る。これは一時的な意識障害、つまり「せん妄」です。多くの方が体験したことがあると思うのです。医療の現場では、
非常にありふれた症状です。それなのに、なぜ考えが及ばないのか。社会が触れないのか。医者がわからないのか。本当にわからないのであれば、本当に情けないほどに、日本の医者のレベルが低すぎると言わざるを得ません。
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 1 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 2.328s*