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亜細亜大学 Part19 (1002レス)
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: 2018/12/19(水)20:07 ID:???
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2: [sage] 2018/12/19(水) 20:07:52 ID:??? ヤクルトの二軍監督を務める高津臣吾がプロとして成功するために必要な素養を考察する。 プロとして成功する、あるいは生き残るために必要なものは何なのか? 現役、そして指導者になってからの結論は「とんでもない『特徴』を1個持っているヤツ」というものだ。 例えば投手としてすべてが合格点、スピードも140キロ出せて、コントロールもまずまずという バランス型の選手が居場所を見つけるのは難しい。 それよりも、めちゃくちゃ球が速い選手や、とんでもなくコントロールがいいとか、 えげつない変化球を持っている選手の方が将来性がある。 目に見えない要素としては、どんな場面になっても動じない選手にもチャンスがある。 突出した特徴を持つ選手を目にした時は、本当にワクワクする。 僕がヤクルトに入った時、本当にびっくりしたのは「ギャオス」こと内藤尚行のコントロールだった。 内藤は僕と同い年だが彼は高校からプロに入っていたのでヤクルトでは入団が4年先輩になる。 (ただし日本のプロ野球界の場合、何年度生まれかが「先輩・後輩」の関係性を決める。 メジャーリーグだと何年プレーしているかの経験年数によって決まる) 僕の入団当時、ギャオス内藤はすでに5年目を迎えてチームの中心的な存在になっていたが、 キャンプのブルペンで見ていたら、キャッチャーが構えたところにボールがビュンビュン行く。それこそ百発百中だ。 「プロって、こんなにコントロールがいいのか」と舌を巻いた。これは大変なところに来てしまったと思った。 その横では西村龍次が投げていた。西村も同級生で、高校から社会人のヤマハを経てプロ入りしていたので、 ヤクルトで3年目を迎えていた。 その西村のカーブがえげつなかった。昔でいうドロップのような感じで、今でいえばパワーカーブ。 「えっ何だよ、このカーブは?」と思った。こんなんじゃ絶対に勝てないと青くなってしまった。 後輩では1992年に入団してきた石井一久がヤクルトに入ってきた時もぶったまげた。 粗削りで直すところはたくさんあったけれど、とにかく球が滅法速かった。 たしか巨人戦で駒田徳広さんの後頭部を通過する150キロの球を投げてしまった。 駒田さんは「身体はしょうがないけど頭はやめろ」と怒り、石井は「すみません!」と頭を下げていた。 石井は先輩には腰が低い。とにかく石井はコントロールに問題はあったけれど、誰が見ても超一流の球を持っていた。 石井はメジャーリーグでも制球で苦しんでいたかもしれないが、そのことでかえって打者からは狙い球が絞りづらくなることもある。 明らかな長所があれば、そうした弱点を武器に変えることさえ可能だ。 つまりプロの世界は、ひとつの部分でとんでもなく秀でた人たちが集まっている場所なのである。 (超一流になると、それがいくつも備わっていることになる) 入団当時の僕のように、これじゃ生き残れないと思うのは当たり前だが、そこで自分の特徴を発見してほしいのだ。 面白いもので、石井のように高卒で150キロ近い球を投げられる選手というのは十中八九コントロールが悪い。 プロの世界でコントロールが良いというのは捕手が構えたところに100パーセント、コントロールできることを指す。 ところが豪速球投手は、いわゆる「逆球(捕手が構えたところとは逆方向にボールが行ってしまうこと)」が行ったり、 もう手がつけられなかったりする。 反対に球が遅い選手でも、とてつもないコントロールを持っていたとしたらプロで生き残れるだろう。 フォーシーム(いわゆるストレート=直球)が135キロでカーブ、スライダーも大した威力がないとしても、 すべての球種を狙ったところに投げられれば大丈夫だ。ただし百発百中でなければならない。 巨人の上原浩治などは、ストレートとフォークの2種類の球しかないけれど、抜群のコントロールだけでなく 投球フォームで球種の見分けが全くつかないので、スペシャルな投手になっている。 プロとして活躍するために、どんな特徴を持つべきなのか。僕は分かりやすいという意味で 「思い切り投げろ」「思い切り打て」と声をかける。 頭を使っていない、調子のいい言葉に聞こえるかもしれないが、それがとんでもない特徴を発見する一番の近道だからだ。 160キロのストレートを投げられるなら、それは全世界でも数えるほどしかない才能だ。打球を遠くまで運ぶことも同じ。 それに、そうした選手には「華」があるから、ゼニが取れる選手になれるのだ。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/student/1545215613/2
ヤクルトの二軍監督を務める高津臣吾がプロとして成功するために必要な素養を考察する プロとして成功するあるいは生き残るために必要なものは何なのか? 現役そして指導者になってからの結論はとんでもない特徴を個持っているヤツというものだ 例えば投手としてすべてが合格点スピードもキロ出せてコントロールもまずまずという バランス型の選手が居場所を見つけるのは難しい それよりもめちゃくちゃ球が速い選手やとんでもなくコントロールがいいとか えげつない変化球を持っている選手の方が将来性がある 目に見えない要素としてはどんな場面になっても動じない選手にもチャンスがある 突出した特徴を持つ選手を目にした時は本当にワクワクする 僕がヤクルトに入った時本当にびっくりしたのはギャオスこと内藤尚行のコントロールだった 内藤は僕と同い年だが彼は高校からプロに入っていたのでヤクルトでは入団が年先輩になる ただし日本のプロ野球界の場合何年度生まれかが先輩後輩の関係性を決める メジャーリーグだと何年プレーしているかの経験年数によって決まる 僕の入団当時ギャオス内藤はすでに年目を迎えてチームの中心的な存在になっていたが キャンプのブルペンで見ていたらキャッチャーが構えたところにボールがビュンビュン行くそれこそ百発百中だ プロってこんなにコントロールがいいのかと舌を巻いたこれは大変なところに来てしまったと思った その横では西村龍次が投げていた西村も同級生で高校から社会人のヤマハを経てプロ入りしていたので ヤクルトで年目を迎えていた その西村のカーブがえげつなかった昔でいうドロップのような感じで今でいえばパワーカーブ えっ何だよこのカーブは?と思ったこんなんじゃ絶対に勝てないと青くなってしまった 後輩では年に入団してきた石井一久がヤクルトに入ってきた時もぶったまげた 粗削りで直すところはたくさんあったけれどとにかく球が滅法速かった たしか巨人戦で駒田徳広さんの後頭部を通過するキロの球を投げてしまった 駒田さんは身体はしょうがないけど頭はやめろと怒り石井はすみません!と頭を下げていた 石井は先輩には腰が低いとにかく石井はコントロールに問題はあったけれど誰が見ても超一流の球を持っていた 石井はメジャーリーグでも制球で苦しんでいたかもしれないがそのことでかえって打者からは狙い球が絞りづらくなることもある 明らかな長所があればそうした弱点を武器に変えることさえ可能だ つまりプロの世界はひとつの部分でとんでもなく秀でた人たちが集まっている場所なのである 超一流になるとそれがいくつも備わっていることになる 入団当時の僕のようにこれじゃ生き残れないと思うのは当たり前だがそこで自分の特徴を発見してほしいのだ 面白いもので石井のように高卒でキロ近い球を投げられる選手というのは十中八九コントロールが悪い プロの世界でコントロールが良いというのは捕手が構えたところにパーセントコントロールできることを指す ところが豪速球投手はいわゆる逆球捕手が構えたところとは逆方向にボールが行ってしまうことが行ったり もう手がつけられなかったりする 反対に球が遅い選手でもとてつもないコントロールを持っていたとしたらプロで生き残れるだろう フォーシームいわゆるストレート直球がキロでカーブスライダーも大した威力がないとしても すべての球種を狙ったところに投げられれば大丈夫だただし百発百中でなければならない 巨人の上原浩治などはストレートとフォークの種類の球しかないけれど抜群のコントロールだけでなく 投球フォームで球種の見分けが全くつかないのでスペシャルな投手になっている プロとして活躍するためにどんな特徴を持つべきなのか僕は分かりやすいという意味で 思い切り投げろ思い切り打てと声をかける 頭を使っていない調子のいい言葉に聞こえるかもしれないがそれがとんでもない特徴を発見する一番の近道だからだ キロのストレートを投げられるならそれは全世界でも数えるほどしかない才能だ打球を遠くまで運ぶことも同じ それにそうした選手には華があるからゼニが取れる選手になれるのだ
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