トクヴィルを語る (162レス)
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1: 2011/07/31(日)02:45 AAS
アレクシス・ド・トクヴィルを語るスレ

日本語に訳された著作
『アメリカの民主政治(アメリカのデモクラシー)』 
井伊玄太郎訳と松本礼二訳の2種
『アンシャン・レジームと革命(旧体制と大革命)』 
井伊玄太郎訳と小山勉訳の2種
『フランス二月革命の日々 トクヴィル回想録』 喜安朗訳(絶版)
2: 2011/07/31(日)03:06 AAS
どこにもスレが無いのはもったいなすぎる偉人なのでスレ立ててみた。
著作のポテンシャルのわりに、読まれてない気がする。
3: 2011/08/01(月)23:31 AAS
旧体制と革命の松本訳はいつになったら出るのかね
4: 2011/08/02(火)13:40 AAS
このスレッドを立てるなら
哲学板のほうがよくないか?
5: 2011/08/02(火)16:24 AAS
松本訳は読んだこと無いけどいろんな訳が出て読者が増えてくれればいいな
旧体制と革命は小山訳で読んだ。
フランスでの投票率の低さについて述べられた部分を探してるんだけど
見つからねぇ。探すときに限って全く見つからん。電子書籍化してくれると探すの楽なんだけど
6: 2011/08/05(金)23:03 AAS
アンドレ・ジャルダン トクヴィル伝 購入
「今日の問題のすべての源泉が、ここにある」
オビが気合入ってる
7: 2011/08/09(火)23:23 AAS
しかし、なんだ。読まれなさすぎ。
日本の大学では片手で数えるくらいしか研究されてないんじゃねぇのか。
しかも言い切るがロクな本が出てない
原因はもうトクヴィルの著作が説明しているようなもんだな
・平等意識によるデカルト流の還元分析主義
・行政的中央集権による公共心の衰退
・社会状態による短期的な実利追求への傾斜

現代社会のカルテと言ってもいい古典ではないか。
8: 2011/08/10(水)01:36 AAS
10年前俺の先生は研究してたけど
9: 2011/08/10(水)23:44 AAS
>>10
けど・・・?
10
(2): 2011/09/08(木)21:32 AAS
現代アメリカでコミュニタリアンって言葉が出来てるっていうことは、
結局、団体精神が衰退してしまったってことかな。
トクヴィルの時代はコミュニタリアンなんて言葉はわざわざ使うまでもなく
大多数の人が共同体に積極的に参加してたんじゃないかなぁ
11
(1): 2011/09/21(水)11:47 AAS
そうだね。極端な個人主義を補うためにコミュニタリアンしている要素はある。
12
(1): 2011/09/21(水)13:58 AAS
R.N.ベラー「心の習慣」
がそれ(>>11)にぴったりな本かもしれない(もっといい本あれば教えて)
トクヴィルの言葉に沿いつつトクヴィル以後のアメリカを描写してる
ちょっとインタビューの部分が自分には長すぎる気がしたが。
13: 12 2011/09/21(水)13:58 AAS
11じゃないや、>>10
14: 2011/10/30(日)02:07 AAS
アメリカのデモクラシーでは自治の重要性を述べているけど
自治なんてほとんどない日本人にはあまり伝わらないのではなかろうか。
町内会も廃れてるし、完全に行政的中央集権の罠にかかってる。
俺も学生寮での自治を体験してなければ自治の大切さがよくわかんなかったかも。
たった数年、しかも学生寮でだけど、自治はいいもんだった
15: 2011/11/18(金)01:12 AAS
自治と言っても基本的に、ある意見と対立する意見の両方が尊重される。
あるいは法的に人道的に問題のある事は自治でも認められない、
という事が出来ないと自治は機能しないっていうのはある。
日本だと村社会的に自治が機能しない場合も多い。
かと言って中央の行政も十分じゃ無いが。

日本は一度ちゃんとした中央集権を経て、
あるいは同時の方が良いかもしれないけど、
その上で自治を確立した方が良いかもしれない。
今まで一度も十分に中央集権化した事は無いと言えるし、
自治が上手く行かない原因でもある。
16: 2011/12/04(日)22:21 AAS
トクヴィルが読まれない理由
・大学が分化しすぎてトクヴィルのような総合的著作は読まれにくい
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(1): 2012/01/19(木)12:57 AAS
新聞の広告に出てた本

トクヴィルの憂鬱 ─ フランス・ロマン主義と〈世代〉の誕生
高山 裕二
18: 名無しさん 2012/01/24(火)12:53 ID:??? AAS
大学の授業でアメリカのデモクラシー読んでるけど、これすごく面白い

単位は取れるかわからないけど、受けて良かった
19: 2012/01/25(水)21:02 AAS
読んでて面白いんだよな。まだ学ぶべきことの多い生きた古典だよ
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(1): 2012/02/09(木)22:51 AAS
トクヴィルは当時のアメリカの自治を自然発生的だと解釈したけど、
トクヴィルが見た1830年くらいのアメリカのコミュニティって
実のところ独立戦争でイギリスに勝った故の民族高揚感が生み出した
一時的なバブルでしかないのではないか。
トクヴィルの見た時代のアメリカはすぐその肥大した自意識と拡張志向をとめられず
米墨戦争を起こし、終いにはその凶暴性を同胞国民に向けるようになり
1861年に南北戦争を起こす
南北戦争が終わったら、今度は西部開拓時代、西のフロンティアが尽きたら
アメリカの欲望は太平洋へ…

歴史の経過を見る限り、トクヴィルの言うような自治も連邦のコミュニティも
省13
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