( ・`ω・´) 私がアナーキーの王だ (8レス)
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1: 2015/01/20(火)20:01 AAS
( ・`ω・´) 私がアナーキーの王だ
2: 2017/09/05(火)13:12 AAS
 大理石の洗い場があり、打たせ湯機能があり、体を伸ばせるだけの浴槽がある。

そして漂うラヴェンダー石鹸の芳香、これが戦艦ミンドラにおける士官用シャワー室だ。

そんな空間には似合わぬ素朴な少女が、彫刻入りの白い引戸から恐る恐る入ってきた。
左右をキョロキョロと見まわし、ある人物を見つけてグッと唾を飲む。

少女は湿気で肌に貼りついたバスローブを身にまとい、慣れぬ手つきでそれが落ちないかと身に手繰り寄せる。

シャワールームには既に先客がいた。
悠然とバスタブに身を横たえて、少女の肢体を眺めている。
グレミー・トト、この部屋を宛がわれたその人だ。
3: 2017/09/05(火)13:25 AAS
「来てくれたね、リィナ」

湯船でくつろいでいるグレミーに対し
リィナは羞恥に身を縮こまらせ、バスローブから伸びた肢体を仄かに紅潮させる。

2人は暫く、一言も発さず互いを視野に留める。
一方は小さく微笑み、他方は困惑の漏れる視線で。
そこに相互理解の雰囲気を感じることは難しい。

切り出したのは、リィナの方からだった。

「・・・どういうつもりなの?」
省2
4: 2017/09/05(火)13:34 AAS
 「離してよ、放してったら!
 あたしお兄ちゃんのところに戻るの、お兄ちゃーん!!」

ノーマルスーツをワイヤーで繋がれたまま
リィナはグレミーに、あるいは虚無の宇宙へと慟哭した。

「いけませんリィナ、貴女にはルー・ルカと換わる役割がありますし
 レディーの教育も続ける必要があります!」

「やだったら、放してよ。どうせ何かやらしいことするつもりでしょ!」

グレミーは驚いた。
省4
5: 2017/09/05(火)13:53 AAS
 「リィナ、待ちなさい。
 とにかく今はアーガマと距離が出来てしまいましたから、すぐに貴女を返すことは出来ない。
 貴女の現状は私にも責任がありますから、必ずアーガマへお返しします(、沈んでなければ)。
 
 それよりどうでしょう、私とお風呂に入りませんか?
 汗もかいたでしょうし、親睦を深めたい」

 リィナはギョッとなって、グレミーから離れようとした。が、阻止された。

お風呂に入る、一緒に?

彼は先ほどのリィナの言い草を聞いてなかったのだろうか?

 「安心してください、私から貴女へ酷いことをしたりはしません。
省13
6: 2017/09/05(火)14:03 AAS
そしてシャワー室に巻き戻る。

 「さぁ、」
グレミーは浴槽から
一糸まとわぬ、若く、そして服の上からは見えない筋肉質の体を起こした。

リィナの視線は自ずとその股間へ向かう。
彼は勃起してるようにも見えたし、最初から少し硬く出来上がってるようにも見えた。
その半勃ちはギリシャ彫刻を思わせ、それを知らない少女を畏怖させるものだった。

「まずは身体を流しましょうか」
7: 2017/09/05(火)14:14 AAS
 その洗い場は、貧しい育ちのリィナにもそれとなく用途の分かるものだ。

湯加減の調節などをグレミーから聞きながら、見えないように前を洗った。

背中はバスローブをちょっぴり開けて、さーっと湯を流した。
(本格的に洗うのは明日以降、一人でやろう・・・)

そこへグレミーがやってきた。
「お背中を流しますよ、リィナ」
石鹸だけで、タオルは持ってなかった。

リィナは卑猥なタッチを恐れたが、実際彼の腕前は下心のない
本当に労りのこもった手つきに思えた。
乳白色の肌を、小さな肩甲骨を泡で擦り、背筋を優しく撫でた。
省5
8: 2017/09/20(水)13:38 AAS
 リィナもグレミーの大きな背中を、なるべく丁寧に洗った。

10歳の少女の掌には、成人前の細くも頑強な背筋は広大で
自分の力加減で足りるのか、この作業に終わりがあるのか、不安を思わせた。

「出来れば、前も洗ってくれますか。
 貴女の繊細な手つきは本当に心地がいい」

 そう褒められると悪い気のしないリィナは、
グレミーの逞しい胸筋と男性にしては滑らかな肌に優しく手を這わせた。
労りを思わせる少女の手つきに対して、彼の肉棒は紛れもなく勃起していた。
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