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【世界一初恋】小野寺律にハァハァするスレ

27迷惑な隣人 3/6:2011/06/12(日) 13:39:03
「こ、コーヒー淹れてきますっ!インスタントですけどいいですよね!」
唇が触れ合う直前、俺は金縛りが解けたように高野さんを突き放していた。
立ち上がってキッチンへ逃げ込み、電気ポットでお湯を沸かし始める。
…心臓が、痛いほど、激しく、脈打ってる。
俺を見ていた高野さんの目を思い出すだけで、体が震えてくる気がした。
仕事の話が済んだのなら帰ってもらわないと。コーヒーなんか勧めて寛がせてどうすんだ…。
そうだよ。今からでも遅くない。コーヒーを切らしてるとでも言って……。
「小野寺」
「……!」
振り向くと高野さんがキッチンの入口に立って俺を見詰め……いや、睨み付けていた。
「あ、ええと今……」
『コーヒーを切らしてて』
「……お前、やっぱりそうやって逃げるわけか」
高野さんが近付いてくる。思わず後退りしたけどすぐ背中が壁に当たってしまった。
「に、逃げるって…なんですか…」
『話が終わったならもう帰ってください』──そう言えったら!
射竦められたように言葉が出てこない。
高野さんの手が肩を掴み、俺の、もうほんの僅かだった逃げる意志を奪い去った。
「……ん、…っ」
唇が重なる。思わず零した吐息に開かれた唇の隙間から高野さんの舌が侵入してくる。
服の裾がめくり上げられて、背中に直に触れてきた掌は背筋をなぞるようにゆっくりと動く。
「…んっ……、ふ……」
その手の動きが擽ったくて、溺れそうな深いキスに力が抜けて、俺は高野さんに縋り付いてしまった。
「腕、上げろ」
高野さんの服の脱がせ方はいつも性急で強引だ。
それは俺に逃げる隙を与えないようにするためなんだろうか。
脱ぎ捨てた服を敷いた床にへたり込むと、床の冷たさが火照る身体に染みてくる。
覆い被さってくる高野さんの体温を酷く熱く感じて、俺は詰めていた息をそっと逃がした。
「あっ、……や、高野さ……」
高野さんの手が触れてくる。両手で胸の尖りを捏ね回されると、じんわり広がる快感に声が洩れた。
「……色、白いな」
耳に触れた唇が甘く囁く。耳朶を優しく噛まれ、舌を入れられて震えが走った。
キッチンの明るい照明に照らされた、一糸纏わぬ俺と高野さんの体。
舐めるようにじっくりと注がれる視線が恥ずかしい。
下肢の間にそそり立つ高野さんのそれが見えてしまい、俺は固く目を瞑る。
「目開けろよ。俺を見ろ」
「や…や、です…、ん……、あ!」
「お前のだってもうこんなになってる。…なあ小野寺。どうしたら気持ちいい?」
どうしたら、なんて聞きながら、高野さんの指は俺の感じやすいところを的確になぞる。
お前のことは知り尽くしてるんだと、思い知らせるように強引に快感を刻み付けてくる動き。
「……っ、く…んっ、…ぅ…あぁ…」
握られたものをゆっくりと扱かれて、そこが張り詰めていくほど体の力が抜けていく。


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