ポケモンのヒロイン総合スレッド(神作品集) (81レス)
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57: 2011/02/22(火)09:16 AAS
「トウヤくん!」
「…フウロ、さん?」

少年は心底予想外だった、という風にフウロを見てぽつりと呟いた。フウロはスワンナをボールに戻し、歩み寄る

「久しぶりだね。プラズマ団を倒してから行方をくらませてた…って聞いたけど、元気そうで安心した」
「そう…ですね。ご心配をおかけしました」
「…トウヤくん?」

いつもと違う、影のある面持ちにフウロは疑念を抱く。探りを入れてみようと、話題を変えて様子を見る

「チャンピオン…というか、Nを倒したんだよね。おめでとう」
「いえ…チャンピオンの座はアデクさんにお返ししました。僕がチャンピオンでいるより、あの人のほうがみんなのためになるでしょうから」
「え…どういうこと?」
省8
58: 2011/02/22(火)09:17 AAS
フウロは目の前にいる少年が、かつて自分に挑戦しにきた時のことを思い出した。スワンナとエンブオーの一騎打ち。相性も戦況も不利な状況なのに、トウヤは笑ってその困難に立ち向かった。その末にトウヤは勝った
その時のトウヤの顔は、本当に輝いていた。ポケモンといることが楽しくて堪らない、そんな表情

だが今のトウヤの顔にはあの時の光は感じなかった
純粋にポケモンが好きだった少年が、ポケモンの解放だの伝説の竜の英雄だの、そんな大人の都合に巻き込まれて光を失ってしまった。チャンピオンの座を返上したのもきっと、プレッシャーに耐え切れなかったからなんだろう

ズキン、と胸が締め付けられるような痛みに襲われた。自分はこの少年に何かしてあげられないだろうか?フウロは必死に考えて、一つの結論を出した

「…トウヤくん」
「はい?」
「後ろ、向いて?」
「…え」
「いいから。あ、階段に腰掛けてくれると嬉しいかも」
省15
59: 2011/02/22(火)09:19 AAS
「フウロ、さんっ」
「…なぁに?」
「僕も、また、楽しんでいいんですか…?」
「うん。堅苦しいしがらみなんて、全部投げ捨てちゃえ」
「はいっ」
「ごたごたはもう終わったんだから、またみんなで笑ってバトルしようよ」
「はいっ」
「それでもまた辛くなったら…私が傍にいてあげるから、ね?」
「…フウロ、さん」
「…トウヤくんは、あったかいね」
省13
60: 2011/02/22(火)09:19 AAS
「…ぁ、わっ…!ご、めんなさっ…!」

バッ、と勢いよく顔を離してトウヤは慌てた様子で謝る。しかしフウロは、無言のまま自分の唇を指でなぞった

「(キス、しちゃった…?…はわー…ファーストキス、奪われちゃった…)」

なんてことをぽけーっと考える。赤くなったトウヤの謝罪にはまだ気付いていない

「(あれ?なんとなくそんなムードになってキス、しちゃったけど…嫌じゃなかった…。はじめて、だったのに)」
「フ、フウロさん?」
省18
61: 2011/02/22(火)09:20 AAS
静寂が場を支配する。言ってしまった以上、トウヤはフウロの返事を黙って待つ。そのフウロはというと…

「(…どうしよう。嬉しい、かも…)」

自分の胸の躍動に戸惑っていた。しかしどうしてそんな気持ちになっているのか、よくわからなかった
相手は年下だし、運命的な出会いをしたというわけでもない。ジムリーダーと挑戦者、出会うのは逆に必然だ。そうだ、目の前の少年はあくまでも数多いた挑戦者の一人で…

「………あっ」

そこでようやく気がついた。何故、暗くなったトウヤの笑顔がもう一度見たくなったのか。キスをして嫌だと思わなかったのか。告白されて嬉しいと思ったのか
省14
62: 2011/02/22(火)09:21 AAS
想いを打ち明けた二人は、もう一度キスをした。好き合う者同士の口付けは、最初の時よりも甘かった

「えへへ。恋人同士、だね」
「そう、ですね」

恋人同士という響きは年頃の少年にとってはむず痒いものがあり、トウヤは帽子のつばを摘んで目深く被り顔を隠した

「(うわー、わー、可愛いなあトウヤくん)」

対してフウロは、そんなトウヤの反応を見て口元を緩めていた。同じ初恋同士でも、やはりフウロには年上の余裕があった
省12
63: 2011/02/22(火)09:22 AAS
塔を降りる途中、二人はあまり会話をしなかった。というよりできる状態になかった

「っ…」
「〜♪」

腕組み。カップルがするように腕を絡ませてトウヤとフウロは歩いていた。勿論、ご機嫌なのはフウロのほうでトウヤは押し黙っていた。
塔の住人(?)達はそんな二人を驚きながら眺めていたが、電卓片手にヒトモシを倒し続けるアブナイ人が沢山いたおかげか野性のポケモンに出会うことはなかった

塔を出た二人は目の前の光景に愕然とする

「……あらー…」
「…嵐。いや…この雷雨…これは…」
省10
64: 2011/02/22(火)09:22 AAS
「ふう、濡れた濡れた!」
「元気、ですね、フウロさん…ていうかなんか嬉しそうですね」

ハアハアと呼吸を整えながらトウヤは帽子を取る。「はいっ」と渡されたタオルを受け取る

「ありがとう、ございます…ってあれ?ここどこですか?ポケモンセンターじゃ…ないですけど…」

豪雨の中、無我夢中でフウロを追い掛けていたから気がつかなかったが、ここはどうやら民家のようだ

「あ、ここ私の家だよ」
「あ、なるほっ……ええぇぇッ!?」
省14
65: 2011/02/22(火)09:23 AAS
「どうしたの?トウヤくん。私、なにか怒らせちゃった?」
「…違う…違うんですっ…悪いのは、意地汚いのは、僕なんですっ…フウロさんは何も…」
「え?…………あっ」

ふと、視線を落とす。そうしてようやく気がついた。今の自分の格好と、トウヤの股間で存在を主張するモノに

「…っ!!」

ボフン、とさすがのフウロも沸騰した。顔を真っ赤にして口をぱくぱくとする。それはトウヤも似たような状態だった
ドキドキと心臓が激しく鼓動するのを抑えて、フウロはトウヤのソレをズボン越しに触ってみた

「…うぁっ…!」
省11
66: 2011/02/22(火)09:23 AAS
『もっと楽しいこと』
それがどんなことか、この状況でわからないほどトウヤは朴念仁ではなかった。
むしろ、それは、行き場のない欲望を鎮めるためにトウヤ自身が望んでいたことだった

「で、でもっ」
「うん?」
「僕なんかで、ホントにいいんですか?」
「…ふふっ」

心配性というか生真面目というか、この期に及んで相手を気遣うトウヤに思わず笑みが零れた。というよりむしろちょっと安心した
女の人を気遣うということはつまり、その行為がどんなことか最低限の知識を持っているということだから。やっぱり楽しむなら二人で、幸せはお互い共有していきたいものだ

「ありがとね、トウヤくん。いいんだよ。というより、トウヤくんじゃないと嫌なの」
省14
67: 2011/02/22(火)09:24 AAS
「いい、ですか?」
「!!」

それは確認というよりも、合図だった。こくんと頷き、フウロは瞳を閉じる。望み通りトウヤはまずキスをした

「っふ、ぁ…」

舌を絡ませるキス。不器用ながらもお互いに積極的に絡ませていき、ぴちゃぴちゃと音を鳴らす

「ん、ちゅ…ふぅ、ぁっ」
省16
68: 2011/02/22(火)09:25 AAS
拘束が解かれた胸はぷるんと揺れてトウヤを誘う。大きな胸ではあるが、しかし形は崩れていない。むしろ整った綺麗な形をしていた。芸術…という言葉が、この感動を表すのに最も相応しかった

「あ、あんまり、ジッと見ないでほしいな」
「…!」

恥ずかしそうにもじもじと脚を動かしてフウロは呟いた。胸を隠そうと腕を動かしたが、即座にトウヤはそれを捕まえた

「隠さないで、見せてください」
「うぅ…やっぱりトウヤくんも男の人なんだね…」
「うん?」
「…い、一応聞きたいんだけど…例えばカミツレちゃんの胸と私の胸、どっちが好きかな?」
「………」

さりげなく酷いことを言う人だ、とトウヤは呆れ果てた。理不尽な比較をされたカミツレは今頃くしゃみでもしてるんじゃないかと勘繰る
省17
69: 2011/02/22(火)09:26 AAS
「触って、いいですか?」
「…いいよ」

もう一度、ごくりと喉を鳴らしてトウヤはゆっくりと、その胸を手で包み込む

-ふにっ

「…ふぁっ」
「…わっ…柔らかい」

初めて触れた女性の胸はトウヤの思っていた以上に柔らかい感触だった
省19
70: 2011/02/22(火)09:27 AAS
「ふゃっ、だめぇ…乳首、弱いのぉ……ひぅっ!」
「うん、じゃあもっと触ってあげますね」
「んあっ!」

素直になってくれたところでカリッ、と軽く爪を立ててやる。思った通りに体をビクッとのけ反らせてフウロは喘ぐ

「あっ…やっ…!ダメっ、ダメぇ…っ」
「胸はこんなに柔らかいのに、乳首はこんなに固くなってますよ…」
「ひゃうぅっ」

はむ、と口にくわえてやるとフウロは情けない声をあげてシーツを握りしめた。気をよくしたトウヤはそのまま歯を立てたり、ちゅっと吸い上げる

「はうっ…うぁああぁんっ!」
「ん、ちゅ…可愛いですよ…フウロさん」
省14
71: 2011/02/22(火)09:28 AAS
「ふっ…ふふ…油断したねトウヤくん」
「フウロ、さっ…」

快感で脱力したフウロだったが、馬乗りになってしまえばこっちのものだった。トウヤも身じろぎするが、無駄な抵抗だった

「いいようにやってくれたね〜…反撃、なんだから♪」
「っ!う、あっ」

すりっ、と股間を撫でるとトウヤの体がビク!と震え上がる。どこまでも立場逆転だ

「…我慢、しなくていいんだよ…?トウヤくんは、ずっと、ずっと我慢してたんだもの…」
「…っ!」
省22
72: 2011/02/22(火)09:28 AAS
無理矢理射精を止められて、トウヤは苦痛のあまりにがくがく震えて涙ぐむ。肉棒の脈動がわずかながら落ち着いたところでフウロは、ようやく手を離して解放してあげた

「はぁ、はぁっ…!」
「苦しかった?…ごめんね」
「…んっ!」

チュ、と肉棒に優しくキスをすると、また破裂寸前の風船のような臨界状態に戻る。フウロは微笑して、ビクビクと脈打つソレを豊満な胸で包み込んだ

「ぅ、わっ、フウロさっ…!?」
「えへへ〜、さすがにこんなのは知らなかったでしょ?」
「っあ!」

むにゅ、という至福の感触に包まれる。その胸の柔らかさはあれだけ手で堪能したはずなのに、段違いに柔らかくて温かくて、トウヤは今にも射精しそうになる
省11
73: 2011/02/22(火)09:29 AAS
「はぁ、はぁっ…!」
「けほっ、こほっ…ん、はっ…トウヤくん…ごめんね…全部、飲み切れなかった…」
「フウロ、さんっ…」

どうして彼女が謝らなきゃいけないんだ、とトウヤは下唇を噛み締めた。不味い白濁液を必死に受け止めて、顔をドロドロに汚してまで自分を愛してくれた彼女が、どうして!

「…フウロさんっ!」
「えっ……ふぅっ!?」

いきなりキスをされて、フウロは驚き目を見開いた。トウヤは舌を捩込んでフウロの口内をはい回る。まるで掃除をするかのように

「んっ…ふみゅっ…」
省20
74: 2011/02/22(火)09:30 AAS
「ひゃ…あっ」
「濡れてるのが下着越しでもわかりますよ」

フウロの女性器をショーツの上から押しやると、クチュ…と水音が聞こえてきた

「そんなっ、こと…」
「あるでしょ?ほら」
「あぅんっ!」
「僕のしゃぶって感じちゃったんですか?それとも、おっぱいいじめられてた時からかな?」

わざと卑猥な、羞恥心を煽るような言い方をすると効果はテキメンというやつで、フウロは下唇を噛んでふるふると震えていた

「そんなえっちなフウロさんが、僕は大好きですよ」
「ふぁああっ!?」
省13
75: 2011/02/22(火)09:33 AAS
「フウロさんが、感じてくれたアカシですよ」
「…あぅっ…」
「うん、おいしい」

そのまま目の前でぺろりと舐め取るとフウロの顔が真っ赤に染まる。完全にさっきの意趣返しだった

「お、おいしいって、そんなっ…」
「フウロさんだって、言ったじゃないですか」
「うぅっ…」
「これでおあいこです」

チュ…と触れるだけのキスを落とす。それだけでもう文句一つも言えなくなる辺り、フウロは自分もトウヤにベタ惚れなんだなぁと思ってしまう

「……フウロさん」
省16
76: 2011/02/22(火)09:34 AAS
「…ンっ…」
「痛かったら、言ってくださいね…」

ゆっくりと、慎重に挿入していく。途中、何かにぶつかるような感触に阻まれる。膣をいじくり回した時にもあった、女の人の最後の砦

「…いきます」
「……ん…」
「…っ!」
「ッ!あ、ぁあああッ!!」

ブチッ とした裂けるような感触を突き抜けてトウヤの男根が奥まで突き刺さった。悲痛な叫びをあげたフウロは我慢できずにトウヤの背中に爪を立てた

「ッ、」
「っん…ふぅっ…!」
省13
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