青柳祐美子日記 (27レス)
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: 2003/04/20(日)23:30
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17: [sage] 2003/4/16(水) 塩一トンの読書 さっき、郵便屋さんが本を配達してくれました。 本のタイトルは「塩一トンの読書」。著者は須賀敦子さん。 須賀さんは私の大学の恩師であり、人生のアドバイザー、そしてモノを書く ことの師でもありました。五年前に亡くなってしまったのだけど、その著書の ファンは幅広く根強く、出版社のパーティや、テレビ番組でご一緒した方々、 そして取材に来てくれたライターさんからもよく、「須賀さんはアオヤギさん の先生なんでしょ? 実は須賀さんのファンなんですよ」と声をかけられるこ とがとても多い。 須賀先生はイタリアに長く住み、川端康成などの本を初めてイタリア語に翻 訳したり、また、アントニオ・タブッキの「インド夜想曲」を日本語に翻訳し たりしながら、初めてのエッセイ集「ミラノ霧の風景」で、講談社エッセイ賞 とエッセイで受賞は初という、女流文学賞を受賞した作家です。 先生は日本語、英語、イタリア語、フランス語を話し、宗教活動にも精力的 で、もちろん、本の知識は私なんて恥ずかしくなるほどの埋蔵量で、本当にイ ンテレクチャルな方でした。 同時に、とても情愛の深い人で、その人柄は文章から滲み出ています。 この「塩一トンの読書」は先生の遺した最後のエッセイ集になるということ。 先生の読んだ本についての考察が書かれているのだけれども、それがただの本 の紹介にとどまらず、感動できたり、温かい気持ちになったり、懐かしい気持 ちになったり、「なにか本が読みたいなぁ」と思った時にまず、読んで欲しい 本になっています。装丁もとてもセンスがよく須賀先生らしいなぁと思いなが らページを開きました。 先生の逝去後、いろいろな雑誌等で、先生についてのエッセイを書かせても らったのですが、この本の巻末エッセイも担当させていただきました。 もし、須賀敦子さんの本を読んだことのない人はぜひ一度、手にとってみて ください。私が一番影響を受けた作家であり、女性です。発売は4/18、河出書 房新社からです。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/2195/1049305446/17
水 塩一トンの読書 さっき郵便屋さんが本を配達してくれました 本のタイトルは塩一トンの読書著者は須賀敦子さん 須賀さんは私の大学の恩師であり人生のアドバイザーそしてモノを書く ことの師でもありました五年前に亡くなってしまったのだけどその著書の ファンは幅広く根強く出版社のパーティやテレビ番組でご一緒した方 そして取材に来てくれたライターさんからもよく須賀さんはアオヤギさん の先生なんでしょ? 実は須賀さんのファンなんですよと声をかけられるこ とがとても多い 須賀先生はイタリアに長く住み川端康成などの本を初めてイタリア語に翻 訳したりまたアントニオタブッキのインド夜想曲を日本語に翻訳し たりしながら初めてのエッセイ集ミラノ霧の風景で講談社エッセイ賞 とエッセイで受賞は初という女流文学賞を受賞した作家です 先生は日本語英語イタリア語フランス語を話し宗教活動にも精力的 でもちろん本の知識は私なんて恥ずかしくなるほどの埋蔵量で本当にイ ンテレクチャルな方でした 同時にとても情愛の深い人でその人柄は文章からみ出ています この塩一トンの読書は先生の遺した最後のエッセイ集になるということ 先生の読んだ本についての考察が書かれているのだけれどもそれがただの本 の紹介にとどまらず感動できたり温かい気持ちになったり懐かしい気持 ちになったりなにか本が読みたいなぁと思った時にまず読んで欲しい 本になっています装丁もとてもセンスがよく須賀先生らしいなぁと思いなが らページを開きました 先生の逝去後いろいろな雑誌等で先生についてのエッセイを書かせても らったのですがこの本の巻末エッセイも担当させていただきました もし須賀敦子さんの本を読んだことのない人はぜひ一度手にとってみて ください私が一番影響を受けた作家であり女性です発売は4河出書 房新社からです
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