グランバニア図書館@SSスレ (85レス)
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1: ビアンカ萌えの名無しさん 2005/08/12(金)12:43 AAS
SSすれ
66: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/09/30(水)21:29 AAS
今日はビアンカの出産に立ち会うことになった。
ビアンカが苦しんでいる姿を見ても、どうすることも出来ないのがもどかしい。
長い格闘の末、生まれてきたのがなんと男女の双子だった。
一度で2人の父親になるとは思いもしなかった。でも、これからが大変だな。
村の人たちもビアンカの出産を祝ってくれて、ビアンカと結婚して良かったと思った。
せめて、子供達には温かい家庭の中で育って欲しいと願う。
67: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/01(木)21:51 AAS
今日は子供達の10歳の誕生日だ。ここまで何事もなく成長してくれたことを感謝したい。
それと同時に、しばらく封印していた自分の旅を再開したいという気持ちが出始めてきた。
10年以上も経てば、グランバニアも王家の証を取っている途中で死んだものだと思って、
俺を捜しまわることもないだろうから、ここが潮時だと思ったのもある。
ビアンカにそのことを相談すると、子供達のことは心配しなくていいと賛成してくれた。
明日は旅を再開することを子供達に話すつもりだ。泣かれなきゃいいけどな。
68: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/02(金)20:02 AAS
今日は子供達に旅を再開することを話した。
ビアンカも子供達を説得してくれたのもあって、幸い子供達に泣かれることはなかった。
俺が旅に出ている間はいい子にしておくように言うと、子供達もいい子にすると約束してくれた。
これで旅を再開する準備はできた。実は次の行き先はエルベブンに決めている。
村には温泉もあって旅人が少なくなく、旅人から母の出身地と思われる場所の情報を手に入れていた。
明日から生活が一変するが、父の遺志を果たすためにもやらなければならない。
69: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/03(土)21:22 AAS
今日は10年以上ぶりの旅立ちの日だ。
前回と比べて見送る人が増えている分、絶対帰ってくるという気持ちが強くなってくる。
エルベブンは山に囲まれた場所にあって、そこに行くには海から洞窟を抜けていくらしい。
まずは、入口と思われる洞窟を海路で探すことから始まりそうだ。
70: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/04(日)21:41 AAS
今日はエルベブンに続くと思われる洞窟を発見した。
洞窟を抜けて急な斜面に造られた街に入ると、そこがエルベブンだった。
エルベブンは母の出身地で、かつては魔界の門の開閉をしていた民族がいたそうだ。
母にはその力が残っていて、それが原因で連れ去られたのではないかと言われた。
あと、魔法の鍵と絨緞を頂いた。これで、これまでに行けなかったところにも行けそうだ。
71: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/05(月)21:46 AAS
今日は天空城に続いていると思われる塔に挑戦した。
しかし、塔は途中で途切れており、偶然近くにいた人に尋ねてみると、
天空城はどこかに沈んでしまったらしく、行きたいなら杖を持って行くように言われた。
天空城には行けなかったが、次に続くヒントが得られただけでも良しとするか。
72: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/06(火)21:36 AAS
今日は沈んだと言われる天空城に向かった。
以前もらった杖で洞窟の道を開けるとトロッコだらけで、以前は人がいたのかもしれない。
さらに奥に進むと、人が乗っているトロッコがぐるぐる回っているのを見かけたので、
少し強引ではあるが、ポイントを切り替えてトロッコを停止させた。
その人はプサンと名乗り、天空城に向かう途中で事故に巻き込まれたらしい。
俺も天空城に向かっていることを話すと、プサンさんと天空城まで同行することになった。
天空城に到着すると、プサンさんが城を見回り天空城が沈んだ原因を突き止めていた。
その原因はゴールドオーブが天空城から落下したために浮上できなくなったためだとか。
しかも、ゴールドオーブはすでに壊されてしまったこともプサンさんはわかったらしい。
つまり、天空城が再浮上するためにはゴールドオーブを妖精に再び作ってもらう必要があり、
省1
73: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/07(水)21:28 AAS
今日もゴールドオーブを探しているが、行き詰まりを感じている。
妖精がいそうな場所は突き止めたのだが、肝心の妖精が全く見当たらない。
一度、気休めにビアンカのところに帰って出直してみようかと思う。
もしかしたら、何か手掛かりが出てくるかもしれないことを期待して。
74: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/09(金)21:25 AAS
今日は久しぶりにビアンカのところに帰った。
ビアンカや子供達が嬉しそうに迎えてくれると、こっちまで嬉しくなってくる。
少しばかり子供達の相手をすると、子供の成長の速さを感じた。
それから、ビアンカにゴールドオーブ探しが行き詰っている悩みを相談した。
だけど、良さそうな解決法は出てこなかった。そう簡単には出るわけないか。
そう思って早めに休んだら、ヘンリーの夢を見てまた目が覚めた。
そういえば、しばらくあいつに会ってないな。久しぶりに顔を出してみようか。
75: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/10(土)23:19 AAS
今日はヘンリーに会いにラインハットに寄ってみた。
久しぶりにヘンリーに会ってみると、なんとコリンズという息子ができていた。
コリンズは昔のヘンリーそっくりなやんちゃ坊主だ。やはり、蛙の子は蛙だな。
ヘンリーにゴールドオーブ探しの件を話すと、コリンズが連れて行けとせがんできた。
ヘンリーは呆れながらも俺に少しでいいから同行させてもらえないかとお願いしてきた。
立場上問題があるのではないかと言ったが、俺なら大丈夫だと任されてしまった。
仕方がない、少しだけ付き合ってもらうとするか。
76: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/11(日)21:58 AAS
今日はコリンズと一緒に妖精がいると言われた森を探索した。
コリンズはやんちゃ坊主だから、うっかり目を離すといなくなる可能性があるので気を使う。
その予想通り、森をしばらく歩いているといきなりコリンズが走り出し始めた。
慌ててコリンズの後を追ってみると、なんと俺が全然見つけられなかった妖精の国があった。
コリンズはこれを自慢し始めたが、今回ばかりは褒めてやりたい。コリンズ、グッジョブ!
その後、コリンズが帰りたいような発言をしたので、ラインハットに帰すことにした。
ヘンリーも息子の活躍に喜んでいたな。おかげで突破口が見つかったよサンキュー!
77: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/12(月)21:28 AAS
今日はコリンズが見つけてくれた妖精の国に行った。
かつて、俺が子供の頃に来たことがあるのを覚えてくれていたおかげで、
ゴールドオーブの件を話すと妖精の城に行くためのホルンをもらうことができた。
次にそのホルンを使って妖精の城に行き、ゴールドオーブを作ってもらえるようお願いしたが、
作ろうとしたが作れなかったと失敗作の光るオーブを渡され、それを持って過去に行き、
本物のゴールドオーブとすり替えるように言われた。なるほど、そういう方法があったのか。
過去に行くと父の姿が見えたので、気付いたら未来に起こる悲劇を伝えようとしていた。
無駄だとわかっていても何も言わずにはいられなかった。結局は信じてもらえなかったけど。
それから、光るオーブをすり替えて本物のゴールドオーブを手に入れ、現在へ戻った。
今日は色々とありすぎて疲れる1日だった。ゴールドオーブを渡すのは明日にしよう。
78: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/13(火)21:45 AAS
今日はゴールドオーブを天空城に持ち帰った。プサンさんには遅いのではないかと言われたが、
俺らだって一生懸命やっているんだから、そういうことはあまり言わないでもらいたい。
プサンさんにゴールドオーブを渡して元通りの場所に置くと、天空城は水中から再浮上した。
プサンさんによると低空飛行で不満らしいが、好きな場所に動かせるようになったらしい。
すると、今度は山に囲まれた島のボブルの塔にあるドラゴンオーブを取りに行ってほしいと頼まれた。
うまくプサンさんに利用されている気もするが、ここまで進んだらやるしかない。
79: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/14(水)21:31 AAS
今日はドラゴンオーブを取りにボブルの塔に挑戦した。
上から侵入するという慣れない構造に戸惑ったが、地上までは順調に進むことができた。
しかし、地下に入るとなんと奴らが待ち伏せしていたんだ。父を殺したゴンズとゲマがな。
でも、ここで因縁の対決ができて良かったぜ。おかげで、奴らを地獄に送り届けられたからな。
そして、やっと手に入れたドラゴンオーブをプサンさんに渡すと、マスタードラゴンに大変身。
おいおい、変わりすぎだろ。つきあいがある周辺の天空人ですら腰を抜かしていたからな。
それからマスタードラゴンは上空を移動するためのベルを渡してくれた。
次は敵の総本山に突入だ。でも、今日は疲れたので休むことにする。
80: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/15(木)22:20 AAS
今日は敵の総本山である大神殿に突入した。
中に入ると、母らしき人物が俺を言葉巧みに教団に勧誘しようとするが、
そんなもので海千山千の俺を騙せるとでも思っているのだろうか。
俺が騙されないと見るや、俺に対決を挑んできたが大した奴じゃなかった。
さらに下に続く階段を見つけたので、先に進むと今度は教祖を名乗る奴と対決。
奴には多少苦戦させられたが、優秀な仲魔達のおかげで無事撃破。
奴は死に際にリングを残して、これで魔界へ行ってみろと挑発したつもりだけど、
俺には負け惜しみにしか聞こえなかったな。むしろ、魔界に行けるようになってラッキーだ。
81: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/16(金)21:39 AAS
今日は魔界に行くために必要な残りのリングを借りにサラボナに寄った。
すると、いきなりルドマンさんに封印の祠にある壷の色を確認してほしいと頼まれた。
今まで世話になった方なので断るわけにもいかず、封印の祠の壷を確認すると赤くなっていた。
急いでルドマンさんに報告すると、街の隣にある監視塔の屋上に連れて行かれ、
ルドマンさんが武器を取りに行く途中、状況がよくわからないまま魔物と戦うはめになった。
しかも、俺らが魔物を倒した後にルドマンさんが戻ってきたのである。
俺らが魔物を倒したことを知ると安堵した表情になったので、改めてリングの件の話をした。
そこにアンディとフローラさんが来て、炎のリングと水のリングを借りることができた。
それ以外にも、どんな鍵も開けられる最後の鍵も頂くことができた。
いよいよ魔界に突入だな。でも、その前にビアンカに最後の報告をしに帰ろうと思う。
82: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/17(土)22:27 AAS
今日はビアンカに魔界に行くので、今回で旅の途中の帰宅が最後になることを告げた。
次に帰宅するときは旅が終わっているので、その時は家族全員で一緒に過ごそうと約束した。
すると、ビアンカがリングで魔界に行けるのなら、勇者って何だったの?と尋ねてきた。
言われてみれば、父も魔界に行くために勇者を探し求めていたはずなのに、
その勇者が必要ないのだから、今までやっていたことの意味を考えさせられた。
もしかしたら、勇者なんてものは最初からいなかったのかもしれない。
これは勇者なんてものに頼ろうとする弱い心を戒めるための言い伝えだったのかもしれない。
真実はわからないが、俺は勇者に頼らないで自分達の力でここまでやってきた。
この点においては、俺は父の壁を乗り越えたと言ってもいいのではないだろうか。
83: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/18(日)11:49 AAS
今日はついに魔界に行くことになった。
エルベブンから洞窟の中にある女神像に3つのリングをささげると、魔界への扉が開いた。
勇者なんて最初からいなかったんだ。勇者に頼らなかった俺の勝利の瞬間だ。
そして、魔界を少し進むと母の声が聞こえてきた。今から行くから待ってろよ。
さらに魔界を進めていくと、ジャハンナという街に到着した。まさか、こんなところに街があるとは。
街の人達の話を聞くと、母の影響で毒の抜けた魔物達で作られた街であることが分かった。
魔物とはいえ彼らに害はなさそうなので、今日はここで休もうと思う。
84: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/19(月)21:04 AAS
今日は母を助け出すために魔界の奥にある山に突入した。
おそらく、ここに母と魔物の親分であるミルドラースがいるのだろう。
慎重に中を進めていくと、母が何か祈りをささげているのを見つけた。
俺の姿に気づくと、俺にミルドラースを倒すのは無理だからとさらに祈り始めた。
すると、馬車の中からビアンカが飛び出して、母に体当たりして突き飛ばしてしまった。
俺は突然の出来事に驚いたが、そのおかげで母を狙った火の玉を寸前でかわすことができた。
その直後に母とビアンカに今すぐ村へ戻るように指示し、俺と仲魔達はさらに先へ進んだ。
ビアンカよ、勝手に俺をつけてきたのは感心しないが、母を助けてくれたのには感謝している。
それから、ついに魔物の親分であるミルドラースを倒すことに成功した。
魔界の王として魔界の中だけで大人しくしていればいいものを、
省3
85: リュカの日記◆V3fp00A5T. 2009/10/20(火)20:53 AAS
今日は目が覚めるとビアンカの家の中にいた。
ミルドラースを倒した後、俺はどうしていたのか殆ど記憶が残っていない。
俺が起きあがると、母も含めた家族全員が拍手で俺を称えてくれた。
これでようやく旅が終わるんだなと実感した瞬間だ。
でも、俺の旅が本当に終わるのは母をグランバニアに送り届けてからだ。
本当ならグランバニアに近づきたくないのだが、今回ばかりは仕方がない。
グランバニアの手前で俺は母に別れを告げて、俺は誰にも見つからないよう静かに村へと帰った。
村に帰ると、ビアンカから結果的にグランバニアを継ぐのを邪魔してしまったと謝られた。
でも、俺は王冠よりもビアンカや家族が大事だって言ってやったよ。
すると、ビアンカはこれからは村で一緒にずっと過ごそうねと嬉しそうに言ってくれた。
省2
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