【場】『汎用場所スレッド ―ゴールド―』 (211レス)
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186(1): 山水 愛『ライト・ハンド・マン』 2016/05/22(日)22:34 AAS
>>185
「吸血鬼はいる……ここに俺がいるのだから」
バチィ
バチィ
火花を散らして俯き加減に虚空を睨む山水。
話が自己完結しているのは狂人だからか、そもそも他人との会話が不得手であるのか、その両方か。
だがここで懸命なる虹はひょっとしたら思い当たるかもしれない。
この男がそもそも狂人かともかくかは置いておいて、このサイバネ技術……。
ただ仮装しているのでなければ、ここまで精緻に動く義手が存在するのか?
そして存在したとしても……それをただの狂人が身に付けているなんてことがあるのか?
省7
187(1): 白鷺 虹『デンジャラス・マジカル・ノイズ』 [レス遅れ失礼しました。] 2016/05/22(日)23:55 AAS
>>186
ピッ
ガコン
ボタンを押して、1番目の方の炭酸を出す。
「答えになっちゃねーですが……
……その腕。『そのため』にとっかえたんです?」
省16
188(1): 山水 愛『ライト・ハンド・マン』 2016/05/23(月)00:19 AAS
>>187
「いや……だが原因は俺にある。
殺す為に付け替えたのではなく、付け替えたからこそ殺さなくてはならない。
『吸血鬼を殺す』からこそ……それに
関わるあらゆる行為は肯定される。
それが俺の意義で価値だ。この腕を作らせてしまった俺には責任がある。吸血鬼は全て殺す」
思い返しながらだからか、言葉には丁寧な説明が交ざらない。
というか、基本的に説明するつもりはないのだ。自己完結している。
「む」
恐る恐る差し出された缶を、掴みとろうとして止まる。
省8
189(1): 白鷺 虹『デンジャラス・マジカル・ノイズ』 2016/05/23(月)00:30 AAS
>>188
「…………??」
分かりそうな気がする。
が、何となくわからない。
「イーちゃんにゃ難しい話ですねえ~~ッ。」
理解を拒んでいる部分が無いとは言えないけど。
省17
190(1): 山水 愛『ライト・ハンド・マン』 2016/05/23(月)00:39 AAS
>>189
「む」
スカッ
サイバネの指が虚しく空を切った……間一髪だった。
「大丈夫だ。指が吹き飛んだぐらいじゃ人は死なない。両手足がなくても俺は生きてる。
……サイバネジョークだ」
サイバネジョークを言い切るよりも先に逃げてしまった虹を眺めて、若干悲しそうな顔をする。
基本的に表情筋があまり動かないので、冗談なのか本気なのか狂っているのかそうじゃないかの判別が難しい。
省10
191(1): 白鷺 虹『デンジャラス・マジカル・ノイズ』 2016/05/23(月)00:46 AAS
>>190
最初に隠れていた電柱の方へ逃げた虹。
「ジョークになってねえですよ、その顔!
ったく……まあ、せいぜいボカンさせないように――」
「……」
「……って。」
省11
192(1): 山水 愛『ライト・ハンド・マン』 2016/05/23(月)01:05 AAS
>>191
「……博士はよく笑うのだが、そうか」
やや残念そうな顔をした、ところで――
> ズデッ
> 「うげえぇーーっ!」
「む」
省5
193(1): 白鷺 虹『デンジャラス・マジカル・ノイズ』 2016/05/23(月)01:28 AAS
>>192
(わ、悪い事言ったですかね?
……いや! 油断して良い相手には見えねーですよ。)
悪いやつではないにせよ。
危険なやつなのは、間違いない。
パワーの規格とか、違いそうだし。
ゴロ
「のわぁッ!」
迫りくる機械音に何とか立ち上がろうとして転がる。
省10
194(1): 山水 愛『ライト・ハンド・マン』 2016/05/23(月)22:55 AAS
>>193
「む」
ムンズ
無事距離を詰めたサイバネの指が、猫にそうするように襟元を掴んで引き上げた。
服が引っ張られるから首元が絞まるかもしれない。
「……倒れたときに怪我はないか? 大丈夫か? 頭を打っていないか? 何本に見える?」
虹の目の前にピースサインを出して振ってみる。
省5
195(1): 白鷺 虹『デンジャラス・マジカル・ノイズ』 2016/05/23(月)23:06 AAS
>>194
「グェェ!」
カエルみたいな声が出た。
首が締まってるってこと。
「い、今まさに……ぐえっ。
怪我しやがりそうな勢いですがァ~……!?」
「二本ですよ二本……
い、いいから離しやがれですゥ……」
省13
196(1): 山水 愛『ライト・ハンド・マン』 2016/05/23(月)23:23 AAS
>>195
「……む。すまない」
ウィィィィイ
言われるがまま、指を離した。
丁度多分……地面に落とされた虹の目と鼻の先に『ブツ』があるように……落ちるんじゃないだろうか。
「急ぐ用事があったなら……すまない。本当にすまない。
助けてくれた君にも何か『お礼』をしようかと思ったのだが…………余計だったみたいだな、この場合は」
197(2): 白鷺 虹『デンジャラス・マジカル・ノイズ』 2016/05/23(月)23:30 AAS
>>196
ドサッ
「ぐえっ」
別種のカエルのような声が出た。
ゴロ
ゴロ
省15
198: 白鷺 虹『デンジャラス・マジカル・ノイズ』 [訂正] 2016/05/23(月)23:32 AAS
>>197(訂正)
> 「むしろ喜んで受け取るくらいですよ!
> それで?」
>
> ニコ
> ニコ
>
>笑みをがんばって浮かべてみる。やせ我慢であり、ケチ根性だこれは・
>訂正後
「むしろ喜んで受け取るくらいですよ!
省6
199(1): 山水 愛『ライト・ハンド・マン』 2016/05/23(月)23:35 AAS
>>197
「いや、君も何かジュースを――」
ジュース一本。
なるほどこれはケチ臭い――というかはともかくとして。
懐から野口さんが取り出され、
ピシ
ピシ
ピシ
省2
200(1): 白鷺 虹『デンジャラス・マジカル・ノイズ』 2016/05/23(月)23:44 AAS
>>199
「えぇ? ジュースですゥ?
まあそりゃ、悪かねえですけどねェ~~」
「ぇぅおおおっ!?」
ドバシャァ!
もちろん虹もその被害をおっ被るのは必然だ。
ちょっとは離れてたので、山水よりはマシな被害だけど。
省13
201(1): 山水 愛『ライト・ハンド・マン』 2016/05/23(月)23:53 AAS
>>200
「……すまない。本当にすまない」
バチィィィィ
バチィィ バチッ
バチッ
サイエンスフィクションやサイバーパンクの『電磁シールド』のように……。
腕から発せられた白い電撃に触れた炭酸水は、『見えない手に引っ張られる』かの如く……『反らされて』いた。
正確に言うなら、炭酸水が自ら避けた風であるが……。
省5
202(1): 白鷺 虹『デンジャラス・マジカル・ノイズ』 [レス遅れ失礼しました。] 2016/05/24(火)01:19 AAS
>>201
虹も、特にダメージがあるとかではない。
転がるのを止めて、視線を山水に戻す。
「なっ」
「なぁぁーんだ……
心配して損しやがっ――」
グッショオ~
省9
203(2): 山水 愛『ライト・ハンド・マン』 2016/05/24(火)23:16 AAS
>>202
「…………」
チラリと、手元にあるグシャグシャになって千切れた札を見る。
それから、道路に溢れた炭酸の汁を見る。
「……………………むぅ」
明らかに瞬きの回数が増え、頬を汗が伝う。
顔は機械化されてないらしい。
「の、能力を使えば………………異物の除去は可能だ」
204: 白鷺 虹『デンジャラス・マジカル・ノイズ』 [レス遅れ失礼しました。] 2016/05/25(水)00:13 AAS
>>203
「………………」
チラ
視線は動く。
動く。
お金から山水に、炭酸の水たまり、またお金に。
汗の有無で生気を判断する知性はなく。
省11
205(1): 山水 愛『ライト・ハンド・マン』 [次で〆でお願いします] 2016/05/25(水)00:31 AAS
>>203
「爆発させる能力じゃあないぞ(正論)」
その証拠だとでも言わんばかりに右手から放電させた白い電撃が、
炭酸に『通電』して電気スライムめいた不定形風のなんかを作り出す。
そこはかとなく蠢いて気持ち悪い。
バッ ヂ パッ
ブッ パ
ブッ ・ ・ ・ ヂ ッ パ ッ
省7
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