ミカサ「温泉…ですか」 (357レス)
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350: 名無しに代わり進撃の巨人ちゃんねるがお送りします 2013/10/31(木)13:03 ID:95QNiF7k0(266/270) AAS
それからエレンは時が経つにつれ、ミカサとの距離をとるようになるが、その度にミカサはエレンを追いかけるようになる。

ミカサの誘惑に何度、下半身が反応したか分からないが、その度にエレンは耐えた。耐えに耐え抜いたのだ。

父親との約束を、守る為に。

後日、グリシャはエレンに言った。

グリシャ『エレン、ミカサはまだ幼いから、ミカサが精神的に大人になるまでは、エレン、お前が我慢するんだぞ』

エレン『ミカサが大人になるまで…? あいつが大人になったら、また触ってもいいのか?』

グリシャ『ああ、その時が来たらきっと自然に分かる日がくるからね。それまでは、ダメだよ』

エレン『ミカサの体が、大人にならないうちは触っても大丈夫なんじゃないのか? 俺、そう思って、触っちまった…』

グリシャ『そうだね。でも、それはしてはいけない事だから、今は我慢するんだよ。我慢しなくちゃいけない意味は、自然といつか分かるようになるからね』

エレン『そうなのか? 分かった! 父さん! 俺は大人だから、我慢するよ!』

グリシャ『よしよし』

グリシャはそう言って、エレンを大人扱いしたのだった。

その後、エレンはその時の記憶が薄れ、遠い記憶になったけれど……。

エレンは、自分からミカサには触れないという約束を、酒の失態で破ってしまうことになる。

エレンは、ミカサと触れ合うようになってから、父親の会話を思い出し、あの時の言葉を理解する。

そしてその意味を噛み締め、今更ながら、本当、あの頃からミカサのことが好きだったんだなあと思い出してしまった。

エレン(だってしょうがねえだろ……こいつ、俺のこと、相当好きなんだから)
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