[過去ログ] 官僚によるマインドコントロール()捕鯨問題 (753レス)
前次1-
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) レス栞 あぼーん

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
192: N ◆5UMm.mhSro 2008/10/11(土)18:42 ID:Zpr4K0o/(1/7) AAS
>>175
>それで何頭捕獲して良いんだ?

そう、何頭捕獲していいんでしょうねえ?
「ゴキブリみたいにうじゃうじゃいる鯨はとにかく獲って食っていいんじゃ。
実際何頭捕れるのかなんてのは、ええかげんにしといて、とにかくやってみりゃいいんじゃ」
あたりが「捕鯨マインド・コントロール」のコアの部分じゃあないんでしょうかね。

水産庁、鯨研、捕鯨協会、日本大使館、シドニー日本領事館、セントルシアetc.IWC
コミッショナー等々、南極海のミンククジラは商業捕鯨していいんだと主張してるのですが、
具体的に何頭、となるととたんに曖昧になります。

実はここのところで、系統群管理という、現代の野生動物利用/管理上の重要なコンセプトを
省14
193: N ◆5UMm.mhSro 2008/10/11(土)18:44 ID:Zpr4K0o/(2/7) AAS
上の森下論文当該部分への脚註:
The abundance estimate of Antarctic minke whales was agreed as
761,000 in 1990. This number is currently under review because of new
data accumulated since that time.

=================================
同じ、南極海ミンククジラの捕獲可能数に関して、外務省出先の在豪日本大使館、
領事館だともっと過激に「2,000頭から4,000頭」です。
http://www.sydney.au.emb-japan.go.jp/Whaling2J.html

通常、外務省は他の省庁よりも穏健なものの言い方をするのですが、こと捕鯨に関しては逆ね。
農水省系が少なくとも対外的に英文で主張する事より、この文章、いろいろな点ではるかに過激な
省7
194: N ◆5UMm.mhSro 2008/10/11(土)18:48 ID:Zpr4K0o/(3/7) AAS
<<系統群管理>>というの、水産関係ではもう古くからある考え方で、シャケの例が一番わかりやすいですね。

たとえば5つから6つの水系が海へ流れ込んでいるところでシャケがいっぱいいて、海の沖合で
「持続的利用可能」と思われるだけのシャケを獲っているとします。

シャケは生まれた河に忠実に戻るから、どこか特定の河系統の親ジャケが海で不均等に過剰に獲られると、
その河に遡るシャケが「持続的利用可能」のガードを突破して少なくなります。

上がってくるシャケを獲ってる集落の人たちは困るし、その河の水系でシャケを冬ごもりのための
栄養源にしている熊は、気が立った状態で民家近くへ餌をあさりに来るでしょう。

系統群が複数あるところでは、全体で資源量が79万だ55万というふうだから、その1%ぐらい獲っても
影響は無いんだ、大丈夫なんだという考え方は、ズサンすぎてアウトなのです。
省10
195: N ◆5UMm.mhSro 2008/10/11(土)18:53 ID:Zpr4K0o/(4/7) AAS
シャケの系統群を不均等に獲ると熊が凶暴化するという話、ミンククジラは河上らないし、
冬の間の亜熱帯海域では餌をほとんど食わないと言うから、生態系に関係ないじゃないか
という反論が、日本のディベート風「捕鯨論壇」ではすぐに出てきそうな反応ですねw

もう先取りしちゃいますw

亜熱帯海域で鯨類、特に小さな鯨を襲って舌や顎など柔らかいとこだけ食べてたシャチの
個体群というのが昔から良く知られてます。

こういう個体群は、鯨が減ると他の餌の獲り方を学習するようになります。
北半球ではラッコを襲って激減させてますね。
南半球の場合、セイシェルや南洋諸島付近で延縄や一本釣りの針にかかったマグロを食うように
なったという報告が出ています。
省6
197: N ◆5UMm.mhSro 2008/10/11(土)20:50 ID:Zpr4K0o/(5/7) AAS
>>176
おっしゃっていることは、日本の世論の平均的なところだと思います。
そういう意味で、大変有り難いレスすでね。

1)捕鯨に反対する理由が不明確、諸外国の反対に意味なく屈するのは不当、不公正。
2)日本の調査捕鯨は生息数、および他の水産資源との競合関係を調べている。
3)数が増えている鯨は将来的に商業捕鯨の対象だし、そういう鯨は「調査捕鯨」で獲ってもかまわない。

こういうふうに整理してよいですか?

これらすべてについて、半分か3分の一、4分の一ぐらい真理が含まれていて、あとが「国際的に
公知の事実」と違うから、至る所でフラストレーションがたまっているのではないか、というのが
「官僚による国民のマインド・コントロール」仮説の基本構造です。
省2
199: N ◆5UMm.mhSro 2008/10/11(土)21:38 ID:Zpr4K0o/(6/7) AAS
>>198
そういう裏読みじゃなくってさあ、実際どういう成果があったのか紹介してくれますか?
200: N ◆5UMm.mhSro 2008/10/11(土)21:42 ID:Zpr4K0o/(7/7) AAS
>>176 つづき

まず第1)番目、捕鯨反対の理由ですが、最初にこれが大きな国際的テーマになったのは1972年の
ストックホルム国連人間環境会議ですね。

意外と知られてないようですが、ノルウェー、アイスランドもこの国連会議で、捕鯨の10年間全面禁止、
モラトリアム提言に賛成票を投じています。

それだけ鯨ストックの激減、そのときまでの生物資源管理方法の欠陥が、アルファベット文字を
使う国々では広く一般に知られ、危機意識が高まっていたということなのでしょうね。
これが「捕鯨反対」の理由です。それ以上でも以下でもないです。

1994年に前IWC日本代表、米澤邦夫氏がジャパン・タイムスに書き、それ以後「広く信じられる」
ようになった(@森下in Marine Policy2006)という、「米国の論点ズラし作戦」が説得力を持つ余地は
省7
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.023s