【違法】取調【冤罪捏造】取り調べ (175レス)
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(1): 2022/06/07(火)11:11 AAS
1日8時間以内、基本的に午前5時から午後10時までの日中のみ

警察庁2008年「警察捜査における取調べ適正化指針」禁止
被疑者の身体に接触すること(やむを得ない場合を除く)。
直接又は間接に有形力を行使すること。
殊更不安を覚えさせ、又は困惑させるような言動をすること。
一定の動作又は姿勢をとるよう強く要求すること。
便宜を供与し、又は供与することを申し出、若しくは約束すること。
被疑者の尊厳を著しく害するような言動をすること。
一定の時間帯等に取調べを行おうとするときに、あらかじめ、警視総監若しくは道府県警察本部長(以下「警察本部長」という)又は警察署長の承認を受けないこと。
2: 2022/06/07(火)11:18 AAS
嘘の自白に追い込まれた 足利事件

足利警察署に着いたのは午前八時半頃のことでした。取調室で三〇分くらい待たされてから取り調べが始まりました。 取り調べといっても、最初から「お前がやったんだな」という言い方を何度もされていただけです。
取り調べを担当した二人は、家に来ていた中の二人と同じでした。途中で昼食の時間はありましたが、午前中も午後も、「お前が殺したんだな」 「いえ、やってません」という押し問答が続いていくばかりでした。夕食も取りましたが、その後もすぐに取り調べが再開されました。朝からずっと私を犯人と決めつけてきた刑事は、私がどうしようもない人間だと言って、人間的な部分でも責め続けてきました。 刑事は「お前はもう絶対、逃げられないんだ」「早く白状しろ、そうすればラクになる」と言い続けました。 そして、その責めは、夜になってからいっそう厳しいものになってきました。何度もやられたわけではなく、それぞれ一回でしたが、髪の毛を引っ張られたり、スネを蹴られたりもしました。 こちらを脅すようにテーブルをどんどん叩くようなことも、何度かありました。その乱暴さにはびっくりしましたし、この人たちはヤクザみたいだと思って、ただただ怯えていたのです。 「馬鹿ツラをしているな」と言われたのもショックでした。 しかし、私は何も反論できませんでした。
夜の一〇時過ぎだったと思います。どれだけ自分じゃないと言っても聞き入れてはもらえず、脅迫と変わらない取り調べを
受けているうちに、もうどうでもいいや、という気持ちになってしまいました。ヤケになったといえばそうですが、とにかく早くこんな恐怖からは逃げ出したいという気持ちが強くなったのです。それで私はとうとう、 「自分がやりました」と口にしてしまいました。
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(1): 2022/06/07(火)11:50 AAS
高輪グリーンマンション殺人事件1977

私の裁判を通し、日本の刑事裁判の現状をお話ししてみたいと思います。私の逮捕される 事件が起きて三週間後、突然任意同行を求められ、ポリグラフ検査を受けた後、高輪署において五日間の取調べを受けました。そしてこの任意調べの時から否認する殴られ、蹴とばされ、髪の毛をつかまれふりまわされ、ゴツゴツンと壁に頭を打ちつけられという暴行を受けたといっても、平和な毎日を送っている人には決して信じてもらえないと思います。

それは別の問題として、この任意の五日間、私は帰宅を許されませんでした。最初は、近くの会社の宿泊施設に、十数人の刑事と共に泊まらされました。彼らは一晩中起きていて、見張りました。次の目からは近くのホテルに泊るよう指示され、表に二人の刑事が張りついて監視しました。「外に出るな。 外部に一切電話をするな」と言われ、私はそれを守りました。

いくら殴られてもよいからと思い切って山梨の母に助けを求める電話をしたため、五日目にようやく帰宅を許され、迎えに来た母とともに家に帰りました。 この間、宿泊費用は警察が持ちました。 四日目を除いて。

法廷で彼らは、私に書けと強制して書かせた宿泊は警察にお任せしますという答申書を振りかざし、宿泊は任意であると強弁しました。一審裁判所は判決の中でこれを、「多少のゆきすあったが違法とは言えない」としてこの間の自白(この時にも僕は彼らに屈し、自白をしています)に任意性ありとしました。とにかく、自白をしていても、逮捕されることなく私は五日目にようやく家に帰りました。
4: 2022/06/07(火)12:25 AAS
>>3
この自白調書が唯一の証拠となり被告は懲役12年が確定
5: 2022/06/08(水)14:26 AAS
昭和五十六年八月下旬、ある十八歳の少年が集団暴走行為をしたとの嫌疑を受けて警察署に呼ばれ、警察官から調べを受けました。 最初の取調べで、少年はまったく身に覚えがなく、アリバイまであるので、必死になって弁解しましたが、警察官は耳を貸そうとしません。そこで、二度目に警察に呼ばれた際、友人と相談し、身の潔白を晴らす証拠として不当な取調べの様子を録音しておこうと考え、小型のカセットレコーダーを隠し持って行き、午前十時ごろから夕刻まで取調べられた状況のうちの最初の一時間を録音しました。

その反訳の結果が法律雑誌に掲載されていますが、これを読みますと、警察官は、たとえば、「その疑いがあるから呼んでるんだよ、お前」 「お前、自分で走ってて否認すんのか」「お前、留置場に放り込むのは簡単なんだから」「お前らねぇ、 全然法律のこと知らないからねぇ、そんなくだらないこと言ってんだよ。そんなにねぇ、甘くないんだよ」 「待てよ、この野郎」「おい、お前! なんてんだ!」 「柔道場へ行くか? 道場へ行こう、チョット」 「野郎!関係ないんだよ野郎!言うんじゃネェお前も。お前はこっちへこいよ。お前は冗談じゃないよ。お前がいくらがんばったってねぇ、通りゃしないよ。こいっ!あがれ!」「とぼけるんじゃないよ、お前、 伊達粋狂でお前の名前を出すんだよ。だてこの野郎。 ふざけんじゃねえヨ、あんまり・・・・・・」
「この野郎」「馬鹿」という声を実に四十九回聞くことができました。
刑事裁判を見る眼 渡部保夫 元裁判官
6: 2022/06/08(水)19:44 AAS
芸大事件 海野教授 1981

ある有名な芸術大学教授の音楽家に対する収賄被疑事件の第一審判決を読み、かつこの事件の公判を終始傍聴した人の話を総合しますと、捜査段階で検察官は、この教授の取調べにおいて、手に持った定規で机を数十ぺんもたたきつけ、ボールペンの先端を教授の目の瞳孔のすぐ近くに突きつけこれをグルグル回して脅迫し、そのあげく足で教授の椅子を蹴飛ばして教授を転倒させ、はては「嘘を言うな」といって教授をして顔を壁に向けた状体で相当時間直立させ続けるなどの強制を加えた疑いがきわめて強いようです。このような社会的地位のある被疑者に対してすら、このような取調べをしかねないのです。
7: 2022/06/08(水)19:52 AAS
昭和六十年に旭川地方裁判所が無罪を言い渡した、旭川日通営業所長殺し事件では、警察はたいした根拠もないのに、中年の会社員に嫌疑をかけ、二十数日間、 連日長時間にわたって被疑者を取調べました。その時間ですが、一日三時間以上八時間未満が四日、一日八時間以上が五日、十時間以上が五日、十二時間以上が二日、十三時間以上が四日、十四時間以上十六時間未満が二日、十六時間以上が一日です。

しかも、取調室から怒声などが洩れないようにするため、窓やドアの内側に合板を張りつけ、取調官は頭を小突く手で胸をたたくなどの暴行を加えた疑いが強いと見られました。そのため、被疑者は胃腸障害をおこして、からあげ(胃の中味を出さない嘔吐)、下痢、腹痛を訴えていました。

このような自白調書のほかに被疑者の犯行を証明するものは皆無でした。それで検察官はこの人を起訴しました。もちろん裁判所は自白調書はすべて任意性がないと判断し、ほかに有罪証拠がないので、昭和六十年三月二十日無罪判決を言い渡しました。
8: 2022/06/08(水)20:07 AAS
十五年ほど前に、日本弁護士連合会のある委員会で、その
ころ無罪が確定した日石・土田邸爆破事件で虚偽自白をさせられ、公判でその人の明確なアリバイが立証された、Nという人から取調べ中の状況や心境などを聞かせていただく機会を得たことがあります。 N氏はその恐ろしい事件で逮捕勾留され連日長時間にわたって取調べを受けたのです。 朝から夜遅くまで調べを受けたので、入浴ができないばかりでなく、肉体的精神的疲労のためでしょう、くたくたになり、房に返ってシャツを払うと、一面に付着した白い皮膚の粉がバサッと落ちてくる、疲労のため目がチカチカする。

はじめは虚偽の自白をしていることの自覚があったが、何度も何度も自白させられているうちに、錯覚が生じて何が真実であり、何が虚偽か分からなくなる。取調官(警察官)は決して暴力などを行使しない。ただ、お前は犯人だと決めつけたうえで三時間も四時間もえんえんと「価値観」とか「人間とは何だ」とか、「人間的に高くなりなさい」とか「罪を認めないのは、低い次元の人間である」など、そんなシャバにいて聞くならば実にくだらないと思われることを、とにかく繰り返し繰り返し告げられて、自白を求められる。 こちらは何が何だか分からない、しかし取調官からこうだろう、ああだろうと聞かれる。あるいは取調官の間でこれはこうなんだ、ほかの被疑者がこう自白しているなどと聞こえよがしに私語する。その私語を何とかして聞き取ろうという気持になる。こうして自白調書を何通も作成されてしまう。続く
9: 2022/06/08(水)20:08 AAS
続き
ついで、お前が爆弾を製造した時の状況をビデオに取るから協力してくれ、ハイ、協力します、そこで渡されたいろいろな物品で時限装置を製造しようとしました。N氏は電気器具についてもともと技術がありますから、自白をさせられた際に取調官から教えこまれ何回も述べさせられた手順に従って製造しました。ところが、アルミの弁当箱に時限装置用のマイクロ・スイッチを事件当時売り出されていたセメダインで接着させようとするが、どうしてもうまく付かない。 ビデオで撮影された際、二回ともポロッと落ちるところをN氏はわざわざ隠そうとする。そういう場面が写っていたそうです(わたくしは、このビデオは見ていません。 ですから、この部分はN氏の弁護をしたⅠ氏から聞いたことです)。そして、法廷では、この失敗の場面を弁護人は重視するのです。 これが虚偽自白の証拠の一つだと。これはN氏にとって有利な場面なわけです。ところが、こういう場面を隠そうとする。こういう心境になってしまうのです。 「今までの自白とくい違ったら大変だ」「一生懸命に爆製造の犯行 を演じよう」とする。

N氏は「くい違うと、また捜査官から責められる。お前、真実を隠していたろう、と責られる。責められるといっても、何も殴られたりするわけでない、ただまたえんえんと言われるだけのようですが、疲労困憊してしまっている被疑者にとっては、それだけでもたまらなく辛いのでしょう。また、この時点では「もう、自分の記憶についてすっかり自信がなくなっていた、大筋のことの記憶すら自信がなくなっていた。ほかの人がこう言っている、ああ言っている、それならそうか、何がなんだか分からなくなった」と、こういう深刻な体験談をうかがいました。なお、N氏には父親が弁護人を付けてくれていましたが、しかし、ほとんど終日捜査官とばかりいていろいろなことを言われているうちに、弁護人などとても信頼できない気持になっていたとも述べていました。
10: 2022/06/08(水)21:01 AAS
暴走族や上級国民は野放しで

痴漢冤罪で姑息な点数稼ぎしかしない警察

そんな警察官共の娘がレイプされて障害者になりますように (-人-)

下級国民の人権侵害に復讐を!反撃を!因果応報を!
11: 2022/06/09(木)06:06 AAS
留置場看守が被疑者を強姦

八八年五月から六月にかけ、静岡県警三島署で発生した看守による強姦事件は、その最たるものと言える。初めに被害に遭ったのはA子、四十歳。五月四日に、三島署に自首し、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された。この日以降、同署の留置場に留置される。女子房にはA子一人だった。看守主任の一人に五十五歳のSという巡査部長がいた。看守は三交替勤務で、夜間は二人だけ。一人は仮眠するので、実際に監視に立つのは一人だけになる。

五月十三日深夜から、SのA子に対するワイセツ行為が始まった。女子房の差し入れ口から手を中に入れ、眠っているA子を揺り起こした。 まず煙草を一本A子に手渡す。左手のライターで火を点けてやりながら、右手をA子のパンティの中に入れてきた。A子は助けを求めることはしなかった。 度の過ぎたいたずらだろうと思ったからだ。だがSの行為はエスカレートしていく。五月中旬から下旬にかけ、三回にわたってA子を睡眠薬で眠らせたうえで、女子房内に入り込んだ。

後にA子はSを強姦・特別公務員暴行陵虐罪で告訴した。 告訴状から、Sがどんな行為に及んだか、抜粋する。「就寝中の同女の下着を脱がせ、同女の股間に自分の頭部を押しつけ、唇をもって同女の陰部を嘗め、さらに覚醒した同女に勃起した自己の陰茎を、右手でおさえた同女の右手をもって前後に擦らせた」「就寝中の同女の下着を脱がせ、馬乗りになり姦淫しようとしたところ、覚醒してこれを押し退けようとした同女の反抗を抑圧し、強いて同女の陰部に勃起した自己の陰茎を挿入し、姦淫行為をなした」。続く
12: 2022/06/09(木)06:06 AAS
続き
六月五日に売春防止法違反容疑で現行犯逮捕されたB子が同じ房内に入ってきた。この晩はB子が被害に遭った。翌朝、B子はSにワイセツ行為をされたとA子に告げた。「あなたも?」二人は話し合って弁護士を呼ぶことにした。警察も慌てて動き出した。 Sの取り調べを始めA子とB子に事情聴取した。二人は警察から詫びの言葉一つ聞かされないまま、朝から夕方まで連日五日間にわたって事情聴取を受けた。 A子は拘置所に身柄を移されていたが、怒りと屈辱のあまりストッキングで首つり自殺を図った。Sは懲戒免職処分となり、六月二十八日に特別公務員陵虐罪で起訴された。

二人の訴えは概ね認められていたが、A子に対する強姦だけがぼやかされていた。告訴状では「同女の陰部に勃起した自己の陰茎を挿入し、姦淫行為をなした」とある。これも、起訴状には「陰部に自己の陰茎を押し当てるなどし」と書かれている。検察庁はA子の訴えより、Sの言い分を信用したことになる。Sの裁判は静岡地裁沼津支部で行われ、十月七日には判決が言い渡された。懲役二年六月の実刑。Sは控訴せず、判決は確定した。
13: 2022/06/09(木)08:59 AAS
深夜長時間取り調べ「違法」 都に22万円賠償命令―東京地裁 2022年03月10日17時46分

 警視庁から違法な捜査を受けたとして、会社社長の男性(56)が東京都を相手取り330万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が10日、東京地裁であった。加本牧子裁判長は任意の取り調べが深夜に長時間行われたのは違法とし、都に22万円の支払いを命じた。

 判決によると、男性は2019年2月の夜間、東京都中野区の路上で乗用車の運転席に座っていた際、警視庁の警察官から職務質問を受けた。車内にガラスを割る器具などを見つけた警察官は事情聴取が必要と判断。男性は中野署に任意同行され、取り調べを受けた。

 男性は仕事に必要な工具だと説明したが、同署での調べは午後10時半ごろから翌日の午前3時半ごろまで続いた。同署は同年4月、軽犯罪法違反容疑で男性を書類送検したが、東京区検は嫌疑不十分で不起訴処分とした。
 加本裁判長は深夜の継続的な取り調べについて、「容疑者とされた者の心身に多大な苦痛や疲労を与え、容易に是認できない」と指摘。「社会通念上、任意捜査として許容される限度を超えた」と判断した。
 警視庁の占部貴之訟務課長は「主張が認められなかったことは残念。判決内容を検討した上で対応を決める」とコメントした。(2022/03/10-17:46)
14: 2022/06/09(木)09:03 AAS
取り調べ中にトイレ行かせてもらえず失禁、尊厳損ない「違法」…自白調書の証拠能力否定 2022/03/15 07:13

 覚醒剤取締法違反などに問われた男性被告の事件で、福岡地裁は14日、取り調べ中の被告をトイレに行かせず失禁させて尊厳を損なったとして、福岡県警の対応を違法とする判決を出した。事件については懲役2年10月(求刑・懲役3年6月)の有罪とした。

判決によると、被告(30)は昨年8月、覚醒剤を使用し、福岡市東区で住民を暴行するなどした。

 公判で弁護側は、逮捕後の警察署での取り調べで、被告が取調官に訴えたもののトイレに行かせてもらえず失禁したとして、違法性を主張。これに対し取調官は「訴えは取り調べを拒む口実と考え、失禁の事実もなかった」と証言していた。

 判決は、着替えの状況などから、取り調べ開始から約30分の間に取調官が訴えを聞き入れず被告が失禁したと認定。伊藤寛樹裁判官は「尊厳を損なうことがないよう取り計らう義務に違反する」と判断し、自白調書の証拠能力を否定した。一方、他の証拠から有罪を認定できると結論付けた。
省1
15: 2022/06/09(木)09:05 AAS
「泥棒に黙秘権があるか」 三重県警の取り調べ、違法と認定 津地裁 2022年3月11日16時14分

三重県志摩市の土産物店から売上金を盗んだ疑いで任意の取り調べを受けた伊勢市の女性(64)が、違法な取り調べで精神的な苦痛を受けたとして、三重県に損害賠償を求めた裁判の判決が10日、津地裁であった。竹内浩史裁判長は、黙秘権の侵害など違法性があったと認め、県に70万円の支払いを命じた。

 判決などによると、女性は当時パート従業員として働いていた土産物店から売上金を盗んだとして、2017年12月に鳥羽警察署の男性巡査部長から任意で取り調べを受けた。津地検は19年12月、女性を不起訴処分に。女性は違法な取り調べで精神的な苦痛を受けたとして、県に約120万円の賠償を求めていた。

 判決では、取り調べを担当した巡査部長は「泥棒に黙秘権があるか」などと発言し、憲法で保障されている黙秘権を侵害したと認定された。さらに「逮捕する」「刑務所に入れる」といった恫喝(どうかつ)的な発言や人格を否定するような発言を繰り返し、自白の強要にもなり得る方法で取り調べたと指摘。「限度を超えた態様で違法である」と断じた。女性は取り調べをひそかに録音していた。

 判決について、三重県警は「今後の対応については判決内容を検討した上で判断したい」とコメントした。(岡田真実)
16: 2022/06/09(木)09:15 AAS
違法捜査証明した被疑者ノート 克明に連日記録…高裁「信用できる」 2021/10/12 6:00 (2021/10/12 9:41 更新)

 勝訴の鍵は一冊のノートだった。2016年に熊本県警に逮捕され、家裁で刑事裁判の無罪に当たる不処分となった当時19歳の男性=熊本県=が、違法な取り調べで苦痛を受けたとして県に損害賠償を求めた訴訟。黙秘権などの侵害を認め、県に賠償を命じた9月の福岡高裁判決=確定=が重視したのは、「被疑者ノート」だった。男性が取り調べ状況を克明に記していた。18年前に誕生した容疑者の“盾”が、密室の違法捜査を証明した。

 都合が悪くなると黙ってばかり
 弁護士さんと相談しているんだろ
 ノートには取調官の生々しい言動が並んでいた。

 男性は16年5月、熊本地震の避難所で女児にわいせつな動画を見せたとして逮捕された。「取り調べに問題がある」。2日後にノートを差し入れた弁護人の松本卓也弁護士は、数々の記述を見て、そう感じた。12日間拘束された男性は、取り調べの様子を書き続けた。

 男性のスマートフォンからわいせつ動画の閲覧履歴は確認されず、熊本家裁は「非行事実なし」と結論付けた。男性は黙秘権や接見交通権の侵害を訴えて熊本県を提訴。県警側はノートの記載の大半を否定したが、高裁判決は「記憶が鮮明なうちに記載され、具体的かつ詳細で信用できる」と評価。一審熊本地裁判決に続き違法捜査を認定した。
省2
17: 2022/06/09(木)09:18 AAS
【ワードBOX】被疑者ノート 

違法な取り調べやうその供述調書の作成を防ぐため、弁護士が逮捕された容疑者らに差し入れて取り調べ状況を記録してもらうノート。日弁連の冊子はA4判71ページあり、容疑者自身が毎日記入するために、日付や時間、取調官の氏名や態度、暴行や脅迫があったかなどの項目がある。裁判でノートが捜査の違法性を認める根拠になった例もあり、元厚生労働省局長が無罪になった文書偽造事件でも大阪地検特捜部の違法捜査を明らかにして注目された。英語や中国語など12カ国語版もある。

ノートの生みの親は秋田真志弁護士(大阪)だ。きっかけは、過去に担当した刑事裁判。警察が取り調べの模様を日誌にまとめていることを知った。02年秋。別の事件で聴取内容を記録してもらおうと大学ノートを差し入れて試したものの、「何を書いたらいいか分かりません」(容疑者)。

 居酒屋で弁護士仲間とアイデアを練った。「アンケート式にしよう」「(最大23日間の)勾留日数に合わせて23ページにしようか」-。
 試行錯誤を重ね、03年に取り調べの日付や時間、取調官の名前などを容疑者が記入する被疑者ノートが完成。04年には日弁連も発行し、これまでに少なくとも16万部を配布。現在は第6版で改良を重ねている。熊本では、否認事件で原則として差し入れているという。

 熊本大の岡田行雄教授(刑事法)は「違法な取り調べを類型化してチェック項目にまとめるなど、取調室の状況を再現できるよう工夫されている」と語る。
省1
18: 2022/06/09(木)09:22 AAS
弁護士が実際に体験した「違法な取調べ」 5つの実例 河野 晃
https://lmedia.jp/2015/02/01/60897/
●実例:1「1年目の新人に弁護されて、可哀想やな!」と言われた。
こういうことを言われると、被疑者としては「弁護士を信頼するより刑事の言うとおりにしておいた方がいいのか。」と動揺してしまいます。違法な取調べといえます。

●実例:2「認めたら不起訴にしてやるから調書にサインしろ。」と言われた。
そもそも刑事さんに起訴不起訴を決める権限は有りませんけどね。典型的な利益供与の例です。

●実例:3「サインしたら懲役○年、しなかったら○○年になるぞ。」と言われた。
いやいや、あなたは裁判官ですか?!アウトです。

●実例:4「弁護士なんか金目当てでやってるだけ。信用したら馬鹿をみるぞ。」と言われた。
実例1と同様、弁護士との信頼関係を崩して取調官の意に沿う言動をさせようとしたのでしょう。金目当て?いえいえ、一生懸命仕事していただけですなんですけどね……。
省2
19: 2022/06/09(木)09:36 AAS
元裁判官木谷明
捜査官! その行為は違法です 全40話
https://www.web-nippyo.jp/tag/%e6%8d%9c%e6%9f%bb%e5%ae%98%ef%bc%81/
20: 2022/06/09(木)09:45 AAS
警官にとって違法捜査はメリットしかない

仕事が早く終わる
上司に叱責されない
成績が上がり評価が上がり昇進できる
密室の行為はとてもバレにくい

デメリットは運が悪いとたまーにバレること、でも退職後だったら関係ない
と考えると違法捜査はむしろ警官にとって自然なことだと理解できる
よほどの克己心がなければ違法捜査をしないことはできないだろう
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