古川柳・狂歌 [無断転載禁止]©2ch.net (79レス)
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1: 2016/02/19(金)06:49 ID:F8+dJtua(1) AAS
だいぶ前に同様のスレッドがありました。今は存在していないようなので立てました。
当時、詩文學なる板は存在していませんでした。
詩文學は創作を禁じており、その方針はサラリーマン川柳など、現代の創作とは
異なる、江戸時代の古川柳や狂歌を扱うのにぴったりなので、あえてこちらに立てました。
2: 2016/02/21(日)10:58 ID:YKX8bNjM(1) AAS
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%82%E6%AD%8C
狂歌

狂とはこの場合、
×くるう、キチガイ
○タワムレ=戯

狂歌の初出は「喜撰式」か
病者若雖不去又有…是狂歌也
「喜撰式」は藤原清輔が「奥儀抄」で引用しているらしいので偽書説はとらず
3: 2016/02/24(水)09:08 ID:pxRpBgsW(1) AAS
なにこれ?
4: 2016/02/24(水)10:11 ID:hEIx+NUD(1) AAS
準備中
5: 2016/02/26(金)08:05 ID:kLUV7Sqa(1) AAS
うんこちんちん
6: 2016/02/29(月)09:03 ID:CL+qu4R9(1) AAS
そうかも
7: 2016/03/01(火)14:19 ID:1qrnonmL(1) AAS
ドトール傘下のエクセルシオールカフェ赤羽東口店では店員が自分の事、好きだと言い始めたので
優しくしたら他の店員のやっかみ、最低の接客だ
8: 2016/03/03(木)22:21 ID:hUOxEfgw(1) AAS
http://book.geocities.jp/edosenryukenkyu/kosenryukenkyukaitoha/kosenryukenkyukaitoha.html
古川柳研究会

http://www.edosenryu.com/
川柳雑俳研究会

狂歌についてはちょっとみつからず。
産学共同路線張っている所はあったけど、…。
9: 2016/03/04(金)05:49 ID:Pe0F77+R(1/5) AAS
古川柳という短詩型文学のジャンルがある。これは川柳を作るのではなく、主に
江戸時代に作られた川柳、それを古川柳と称するわけだが、平たく言ってしまえば、
その意味を追求するものだ。訓詁学(くんこがく)と言う言葉があるけれど、古川柳の句
を考えると言うのは、その句の時代背景あたりまで含めて考えるわけで、単に言葉の
意味を考えるだけでは不十分だ。
國分より手触りのよい三会目
まあ、これが即座に了解できるなら、古川柳の海を自在に泳ぎまわり、至福のときを
過ごす事ができるだろう、というのは大げさだけれど、
俳句と同じ五七五の十七文字で書かれた内容を察知するのは、当時でも難しいものが
あったそうだから、どこかの物知りが、それはこういう意味、ってことを教えてくれなきゃ
省3
10: 2016/03/04(金)06:04 ID:Pe0F77+R(2/5) AAS
入門書的なものでは、自分は
「古川柳」山路閑古著(岩波新書)
「古川柳名句撰」山路閑古著(筑摩叢書102)
あたりから入ったと思う。
「江戸古川柳の世界」下山弘著(講談社現代新書)
「岩橋邦江の誹風柳多留」(集英社文庫)
「古川柳-鑑賞から研究へ」丸十府(まるじゅっぷ)著(愛育出版)
など、探してみると文庫、新書も古川柳関連でかなり出版されている。
11: 2016/03/04(金)06:18 ID:Pe0F77+R(3/5) AAS
岩波文庫の「初代川柳選句集」の校訂をしている千葉治氏は岡田甫というペンネーム
を持っている。
山路閑古氏の閑古は文字通り、閑古鳥が鳴くってところから、だろう。
丸十府ってのもそれなりの意味があったと思うけど、思い出したら…。

ちょっと前には科学者とか、畑違いの研究者が何人かいた気がする。

民俗学の知識がたくさんあるといいかなと思う。

吉原関連の柳句も多いので、男は楽しめるとは思うけどねえ…。

「日本史伝川柳狂句」岡田三面子著(古典文庫)
全26冊で総索引つき
これも羅列だけ。
12: 2016/03/04(金)06:24 ID:Pe0F77+R(4/5) AAS
「川柳大事典上下巻」大曲駒村編著(高橋書店)

國府の項には、煙草の名称。薩摩産の上等煙草である。
…とあって、数句が掲載されている。
13: 2016/03/04(金)22:13 ID:Pe0F77+R(5/5) AAS
「川柳雜俳集」西原柳雨解説(日本名著全集刊行会)
ほとんど羅列
日本名著全集第一期江戸文芸部第二十六巻川柳雜俳集、とある。

「新選川柳狂歌集」(有朋堂書店刊)
あるていど解説つき

二冊とも以前に神田の古書店で購入したもの。
古川柳関連書籍は昔のものも多く、再版もあまりされていないので、
どうしても古書店に足を運ぶことになる。
14: 2016/03/05(土)06:04 ID:mP/nFauH(1/2) AAS
岩波講座日本文学史第九巻近世「狂歌・川柳」浜田義一郎著

40ページくらいのパンフレット様の分量で、実際の歌句にはほとんど触れることなく、
狂歌と川柳そのものを論じている論文。
15: 2016/03/05(土)09:15 ID:mP/nFauH(2/2) AAS
「川柳から觀たユウモアの日本」近藤飴ン坊閲・松村範三著(磯部甲陽堂版)

著者の意図は修養でもなければ、学術でもなく、笑いを提供するにあるとする。
出典は明示されていないが、古川柳の範疇で有ることは間違いない。
神世、上古、中古、平安朝、平家、源氏、北条氏、南北朝、足利氏、戦国、織田氏、
豊臣氏、大阪の陣、徳川氏、というくくりで、歴史に題材を取った柳句を提示し、
軽妙な解説を加えている。

発行は昭和4年なので、人名などなじみのものが出てくることもあり、
肩のこらない読み物になっている。
16: 2016/03/06(日)08:51 ID:vmgfKqKu(1) AAS
「古川柳風俗事典」田辺貞之助著(青蛙房せいあぼう刊)

若人、夫婦、男女、吉原などの巻から成る読み物事典。ハードカバーの箱入り。
筆者はフランス語に堪能な田辺先生なので、エスプリから古川柳を見た雰囲気が
語られていることが期待できる、かな?(笑 体裁は読み物風で、文字が多く絵はない(笑
17: 2016/03/07(月)07:27 ID:l3kQSKwj(1) AAS
…猥褻を基礎として人生と社会を達観したるは川柳『末摘花《すえつむはな》』なり。…
永井荷風

古川柳に破礼句というものがある。まあエッチな句ですな。
誹風末摘花と言うのは破礼句集なんである。ごくり、となった方はお若い。
ほう、と客観的な態度を崩さない普通の大人の方のみ、閲覧を許可します(笑

「川柳末摘花上下巻」岡田甫著(有光書房刊)
「川柳末摘花拾遺篇」岡田甫著(有光書房刊)

おすすめ、というかしっかり解説されているのがこれ。
「川柳末摘花註解」岡田甫著(第一出版社刊)が上記三巻の先行書。

末摘花を書名に冠したものはいくつも出版されている。
省4
18: 2016/03/08(火)00:36 ID:YnwBVJ8g(1/2) AAS
残念ながら今はもう廃刊になってしまった雑誌「国文学 解釈と鑑賞」(至文堂刊)には、
川柳、川柳・日本史、鑑賞・柳多留拾遺、川柳・年中行事、川柳大鑑、揺籠から墓場まで、
江戸文学地理、川柳合戦史、など古川柳についていくつもの特集が組まれていた。
さらに一冊まるごと古川柳というオイタな企画「川柳吉原風俗絵図」なる分厚い一冊
も刊行された。

「國文學 解釈と教材の研究」(學燈社刊)にも、川柳日本文学史の特集がある。

現存の文芸誌も古川柳の特集をたまにはやってほしいものだ、と思う今日このごろ。
19: 2016/03/08(火)19:05 ID:YnwBVJ8g(2/2) AAS
「日本古典鑑賞講座第23巻川柳・狂歌」麻生磯次・小池藤五郎編(角川書店刊)

目次や本の構成がとてもよく考えられている印象がある。
目次はジャンル分けした上に、句歌を掲載しているので引きやすい。
署名入りの何人かによる解説記事が巻末に掲載されている。

コンパクトサイズだけれど、好感の持てる本。
20: 2016/03/14(月)21:49 ID:vqy1GW84(1) AAS
「川柳東海道上下巻」岡田甫著(読売新聞社刊)

岡田甫のものなので中も見ないで購入したんだけれど、
現代の旅行案内に古川柳を混ぜたような内容で、ちょっとあてがはずれた。

東京から京都への修学旅行のときにでも読みたかった感じ。
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