マルティン・ハイデガー6 (688レス)
1-

10: 2019/09/18(水)21:52 ID:0(10/685) AAS
>>8
ハイデガーの解体(Destruktion) → ルターの解体(destructio)

ルター「ハイデルベルク討論」の「十字架の神学」部分

> (19)神の「見えない本質が」「造られたものによって理解されると認める」者は、神学者と呼ばれるにふさわしくない[ローマ 1:20]。
> (20)だが神の見える本質と神のうしろ(Posteriora Dei)[出エジプト 33:23]とが、受難と十字架によって認められると理解する者は、神学者と呼ばれるにふさわしい。

ハイデガーが掘り起こした古代ギリシャの「真理(アレーテイア)」概念(『ハイデッガー全集 75』)

> “既にこの太古の神性Ἀφαία(アパイア)
>  - 現われざるもの、現われることから身を引くもの、逃れつつ現われ出でるもの -
>  それがアレーテイアの謂うところを名指している。”

このどちらもが、「現れるもの」と「現れざるもの」を問題にしている。

・『ルター著作集 第1集 第1巻』「ハイデルベルクにおける討論」 ルター著作集委員会 編、聖文舎 (1964)p109-110
・D. Martin Luthers Werke : kritische Gesamtausgabe (Weimarer Ausgabe) Bd1, Weimar, H. Bohlaus Nachfolger, 1964-1997, p354
 Disputatio Heidelbergae habita. 1518
 "19. Non ille digne Theologus dicitur, qui invisibilia Dei per ea, quae facta sunt, intellecta conspicit,
 20. Sed qui visibilia et posteriora Dei per passiones et crucem conspecta intelligit."
・『ハイデッガー全集 75 ヘルダーリンに寄せて』 p279
1-
あと 678 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 1.409s*