銘柄診断してみましょう (269レス)
1-

183
(1): 2015/07/05(日)11:11 ID:Q2e(2/2) AAS
乖離率は、別に上級者向けの指標でもなんでもないです。
そもそもテクニカルに頼っているような段階では上級者と言えないかもだからです。

テクニカルは相場をやる上では無視できないんですが、それだけではどうしようもない。
相場を自動車運転に例えるとテクニカルは自動車運転の交通法規みたいなもの。
道交法に精通してても運転がうまくなるわけではないのと同様に、テクニカルに精通しても相場がうまくなるわけではない。
車の運転で大事なのが周囲の車の流れを読むこと。同様に、相場では需給関係の変遷の流れを把握することが重要になります。
もちろん信号が赤なのに走ると事故る。それと同様に例えばボリバンの+3σは目先手仕舞いのシグナル、みたいな心得は
持っておくべきではありますが。

テクニカルについて言うならば、まずひとつの手法について理解をする。(=じゃんけんのグーの状態)

次に、他の手法へと理解を広げる。
ある程度広げたら次にそれぞれを深める。
深めてから広げるか広げてから深めるかはどっちでもいいです。(=じゃんけんのパーの状態)

とにかく広げて深めたら、今度は捨てる。少なくとも軽重や優先順位をつける。
そうやってシンプルな道具にカスタムする。(=じゃんけんのチョキの段階)

ここまでやらないと、テクニカルというのは使いものにならないかもしれません。
なお、人によってはあまり広げず手持ちを深めてそれでうまくいく人もいます。
上の例で言うと、グーからパーを省略してそのままチョキに行っちゃう人です。
その人は広げて捨てる部分を省略しているわけで効率的です。
ただしそういう人は環境が激変した後には生き残れなくなるリスクを大きく背負うことになります。

始めて(=グー)、広げて深めて(=パー)、忘れる(=チョキ)。
忘れる段階まで持ってくれば、上級者でしょう。
忘れると言っても、当該知識と無関係になるという意味ではなく、無意識に関係するようになるという感じです。

グーを意識できれば初級者、パーの状態を実感できれば中級者、チョキまで実践できれば上級者。
ということは、移動平均乖離率の理解と活用ができることは、グー状態の人がパーの一部の充実に向かって
進み始めるということであり、ということは「中級をめざす初級者」向けの指標と言っていいだろうと思います。
1-
あと 86 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.004s