[過去ログ] 洒落にならないくらい怖い話教えて (106レス)
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1: 2012/06/07(木)21:15 ID:aLA4ggjrI(1/2) AAS
有名なのは結構読んだんだけど。
87
(2): [safe\\] 2014/03/30(日)02:05 ID:o9DzHYcBp(1/5) AAS
うちの会社には、滅多に鳴らない電話機がある。
今よりも部署が多かった頃の名残で、回線は生きているものの
発信する事もなければ、着信もごくたまに間違い電話がある程度だった。

あるとき、俺は仕事が立て込んで、深夜まで一人で仕事をしていた。
週末で、何も無ければ飲みに出かけようかと思っていた矢先に
急な仕事が入ってしまい、やむなく遅くまで残業する羽目になったのだ。
その仕事も終わり、そろそろ帰ろうかと支度を始めようとした時、
不意にその電話が鳴った。

またか、と思った。深夜まで残業する事はたまにあり、夜の12時に
差し掛かるあたりになると、よくその電話が鳴る事があったからだ。
省15
88
(1): 2014/03/30(日)02:06 ID:o9DzHYcBp(2/5) AAS
Tさんと聞いて、俺は少し慌てた。
別部署にT主任という社員が確かに居たからだ。ただ、当然もう帰っている。

「すみません、私はMと申します。Tは本日既に退社しておりますが」

こんな夜中に居るわけないだろ、と思いながらも丁寧に答えた。

「いや、Tさんですよね!Tさん!お会いしたいんですよ!」

口調は相変わらず明るいが、相手は俺がT主任だと思い込んでいた。
更に、こんな時間に会いたいと言ってくるのもあり得ない。
省17
89
(1): 2014/03/30(日)02:07 ID:o9DzHYcBp(3/5) AAS
二度、三度とインターホンが鳴らされた。出られるわけがない。
俺はただただ震えながら立っていた。早くいなくなってくれと思いながら。
男がひょい、と頭を下げ、ドアモニターのカメラを覗き込んできた。

男は満面の笑みを浮かべていた。歯を剥き出しにして笑っていた。
目は白目が無く、真っ黒で空洞のようだった。

「Tさん!Tさん!いませんかー!会いに来ましたよー!」

電話と同じく明るい男の声がインターホンを通して、静かな社内に響き渡る。
俺はモニターから目をそらせない。
男はカメラに更に近づく。空洞の目がモニターいっぱいに広がる。
男はなおも明るく呼び掛けてくる。
省18
90
(1): 2014/03/30(日)02:07 ID:o9DzHYcBp(4/5) AAS
週末は不気味な出来事を忘れようと、極力普通に過ごした。
そして週明け、会社に出てきた俺は、T主任の訃報を聞かされた。

土曜日の夜、電車に撥ねられたという事だった。
遺体は原型を留めないほどバラバラになっていて、持っていた免許証から
T主任だと判明したという事らしかった。

それを聞いた瞬間、俺は週末の一連の出来事を思い出し、寒気がした。
不気味な電話、T主任を尋ねてきた男、茶封筒の人型の紙。
紙を破った事が、何かT主任の死に影響を与えたのか。

沈んだ気持ちでT主任の葬儀に出席し、花の置かれたT主任のデスクを背に
仕事をした。断言はできないが、責任の一端があるのかもしれないという
省9
91
(1): 2014/03/30(日)02:08 ID:o9DzHYcBp(5/5) AAS
「はい、株式会社○○ Aでございます」

A係長が怪訝な声色で言う。俺はA係長の会話の内容に、恐る恐る聞き耳を立てた。

「私はAと申しまして、Mでは無いのですが・・・」
「Mに何か御用でしたでしょうか?」
「ああ、左様でございますか。ではお伝え致します」
「・・・はぁ?」
「・・・失礼致します」

電話を切ったA係長が、不機嫌な顔で戻ってきた。そして俺にこう言った。

「なんか、やけに明るい声でとんでもない事言いやがった。頭に来たから切ってやった」
「Mさんですよね!っていきなり言われた。俺Aだって言ってんのに。人の話聞けっての」
省6
92: 2014/03/30(日)02:46 ID:CVzNoapsZ(1) AAS
>>87 うえーーーー!!!コワイ!!!
こんな時間に読むんじゃなかった・・・
93: 2014/03/30(日)08:20 ID:ruRjYo96Q(1) AAS
おおおこの話は初めて読んだ
94: 2014/04/03(木)19:48 ID:f1jWZ7bH7(1) AAS
声は快活そうなのに…っていうギャップがますます狂ってる感を煽るね
怖い
95: 2014/04/06(日)19:14 ID:miXZ0QJYc(1) AAS
>>67
1石はおよそ成人1人の1年間の米の消費量
4万石の領内に20万の餓死者が出るために、津軽はどれ程の特産品を持っていたのだろうか
96: 2014/04/10(木)21:32 ID:ixjLRNhD5(1) AAS
>>63
「京都にて聞し百倍」って事は、餓死者はせいぜい千人程度、
ぐらいにしか伝わってなかったのか・・・そら目も当てられんわな
97: 2014/04/23(水)17:47 ID:Ukf0p334k(1) AAS
>>87-91
怖いんですけど!
会社で残業したくなくなるって…
98: 2014/04/30(水)19:43 ID:ztp9fznIL(1) AAS
何気に怖いスレだった
99: 名無し [m12iua6b5b@hi2.enjoy.ne.jp] 2014/05/20(火)23:57 ID:nwMNJIhvL(1) AAS
スレチかもしれないけど個人的に怖かった体験談、私去年ヘルパーの資格取得の講座行ってたんだ。
ある日の講義の前に講師の先生がこんな話をした、「僕はねえ、これまで何百人の利用者さんを看取って
きた、んでねえその利用者さんの命日に僕の枕元に現れて有難うございました、、」って言うんだ
本気で凍りついた、今でも忘れられない
100: 2014/05/21(水)23:02 ID:BO6Uw0Qf3(1) AAS
結構前の話、姉が大学に通ってて女性専用のアパートに一人暮らししてた。
日付が変わろうかという時間くらい、そろそろ寝ようと思ったら隣の部屋から
「きゃああぁぁぁぁ!」
ともの凄い悲鳴がしたそうだ。

知らんふりもできないので、武器になりそうな風呂掃除用の短いモップを持って玄関を開けると、
同じタイミングで悲鳴のした部屋の住人もラクロスのステッキを片手に飛び出してきたと。
隣人はびっくりした顔で「大丈夫ですか!?」と訪ねてきたが、それはこっちのセリフだと思った姉は
「そっちの部屋から悲鳴がしたので飛び出してきたんですが…」とお互いに首をかしげた。

お互い???と思っていたらアパートの住人が続々と出てきて「何かあったんですか!?」と聞いてくる。
二人とも悲鳴を聞いて飛び出してきたことをみんなに伝え、アパートの住人一同無事を確認し合うとさっきの悲鳴はなんだったのかと首をひねった。
省10
101: 2014/05/22(木)13:16 ID:0H4BXftNN(1) AAS
一見オカルトでない真相が明らかになりながら、よくよく考えると不思議な不気味さが残る。面白い話だな。
102: 2014/05/29(木)00:21 ID:FTjHy6niv(1) AAS
家の最寄りの無人駅での体験談。
ある日終電で帰ってきた時、女子高生一人が同じ電車から降りた。
その女子高生はショートヘアで、マスクとヘッドフォンをしていたのを覚えている。
 
彼女の後を追う格好で歩いていると、駅の出口あたりで彼女が何かを落とした。
それは白い犬のキーホルダーだった。「落としましたよ」といってそのキーホルダーを拾い、
掌に載せて彼女に差し出した。「ありがとうございます」とマスクの所為かもごもごした声で返答すると、彼女は俺の手の上に左手を載せた。
その時、その手に激痛を感じた。濡れた硬いもので手の肉を強く挟まれたみたいな感触だった。
驚いて手を引っ込めると、彼女は左の掌を俺に向けた。

 そこには、キーホルダーを咥えている口があった。唇も歯も人間のものだ。
省5
103: 2014/05/31(土)09:10 ID:9ztTRsEK4(1) AAS
オンミツハイハイ
104: 2014/06/22(日)17:51 ID:64BqcCZPq(1/2) AAS
羽州の鬼 (秋田) 橘南谿 「東遊記」より
http://touhoku.sakura.ne.jp/10b-33-usyunooni.htm

出羽の国小佐川という所に至らんとするころは、早申(はやさる)の刻も過ぎつらんと覚えて、山の色もい
とくらく、殊にきのうよりしめやかに雨降りて、日影もさだかにはしれず。先の宿までは又三里もあれば、と
ても日の内にはいたりがたからんや。

されど雨中なれば思の外に時刻移らぬ事もやあらんと疑いて、行逢いける老夫に「先の宿迄ゆくに日は
暮まじや」と問うに、眉をひそめ、「道をさえいそぎ給わば行付きもし給わんなれど、見れば遠国の人々に
こそ、此程は此あたりに鬼出でて人をとり食う。初は夜るばかりなりしが、近き比に成りては、白昼に出で
て、此道行かう者は人馬の差別なくくわれざるはなし。是迄の道も鬼の出でぬる所なるに、くわれ給わざ
りしは運強き人々也。是より先は殊さら鬼多し。旅するも命のありてこそ。何いそぎの用かは知らねども、
省17
105: 2014/06/22(日)17:53 ID:64BqcCZPq(2/2) AAS
「さらば其鬼はいかなる形ぞ。額に角を見て、腰に虎の皮のふんどしせりや」といえば、男かぶりをふり
て、「左様のものにはあらず」と云う。「然らばいかなるものぞ」といえば、「只犬のごとくにして少し大なり」
と云う。「せい高く、口大いなりや」と問えば、「其ごとし」と云う。「さては狼にてはあらずや」というに、「狼と
もいうと聞きし」と答う。養軒顔を見合わせ、「さては大かたならぬ恐れなり」というにぞ、先程よりの詞ども
俄に誠に成りし心地して、おそろしき事いうばかりなし。段々くわしく聞くに、此小佐川の人も六七人も喰
殺され、きのうも此向うのウヤムヤの関の者に飛かかりしに、彼者強勇の男にして、ひしと組付き、一身
の力を出だしてついに狼を組伏せたりしに、身に寸鉄も無ければ、組伏せはふせながら、いかんともしが
たし。ようようにかたわらの石をひろい、其石を以て狼の頭をたたき砕きて殺しぬ。されど其身も数か所
手負いて、家に帰りて死せりなど、此間の事共恐ろしき限り取集めていうにぞ。是は狼に病付きて、白昼
にも数十疋出でて人を害するならん。
省20
106: 2015/01/28(水)20:54 ID:PXL(1) AAS
あげ
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