[過去ログ] 【旧制松山中】愛媛県立松山東高等学校【其の肆】 (671レス)
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657: 2023/03/31(金)01:21 ID:yK1ZL9EB0(1) AAS
米軍は日本の国土をどこでも基地にしたいと要求することができます。そして日本はその要求を事実上、
断れない。そうした現状をもたらす根拠となったのが、旧安保条約時代のこの第1条なのです。
さらにはこの「軍を配備できる」という言葉には、「どこにでも基地を置くことができる」
という以上の意味があって、その基地を拠点に自由に軍事行動(戦争や軍事演習)
を行うことができるという意味も含んでいるのです。この旧安保条約・第1条を根拠として、
米軍が日本の国土のなかで、日本の憲法も国内法も無視して、「自由にどこにでも基地を置き」
「自由に軍事行動をおこなう」ことを可能にする法的なしくみが、つくられることになりました。
それが、「旧安保条約」⇨「行政協定」⇨「日米合同委員会」という三重構造をもつ、「安保法体系」
だったのです(「行政協定」とは「旧安保条約」の下で米軍が、日本国内で持つ特権について定めた協定。
一九五二年四月の占領終結とともに発効し、一九六〇年の安保改定で「地位協定」に変更された)。
さらに「旧安保条約・第1条」に書かれたもうひとつの重要なポイントは、そうしてアメリカが米軍を
「配備する」ことを許された場所が、「日本国内およびその周辺(in and about Japan)」
だったということです。最初にこの条文を読んだときは、「その周辺っていっても、
国外のことまで日本が決める権利はないはずだけどな」と不思議に思っていたのですが、
「横田空域」について調べていくうちに、その本当の意味がわかりました。
たとえば日本の首都圏には、横田、座間、厚木、横須賀と、沖縄なみの巨大な米軍基地が、
首都東京を取り囲むように四つも存在しています。そしてそれらの基地の上空は、
太平洋の洋上から「横田空域」によってすべて覆われています。
ですから米軍とその関係者は、日本政府からいっさいチェックを受けることなく、
いつでも首都圏の米軍基地に降り立つことができるのです。しかも到着後、
米軍基地からフェンスの外に出て日本に「入国」するときも、日本側のチェックは一切ありません。
なので、たとえば横田基地に到着した米軍関係者が軍用ヘリを使えば、
東京のど真ん中にある六本木の軍事ヘリポートまで、わずか二十数分で飛んでいくことができるのです。
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