子供の頃の幼馴染との思い出 (338レス)
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(3): 03/09/05 18:22 AAS
書いてぇ〜
2: 俺だよ俺! 03/09/05 18:29 AAS
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(1): ◆Kj9sipcFSA 03/09/05 19:47 AAS
とりあえず家が隣同士で、自分の部屋から幼なじみの部屋の窓までの
距離が近いから色々話せるんだ。(お互い一戸建ての家で、部屋は
2階同士ってわけね)
幼なじみがそっから俺の部屋にくることはたまにあったけど、
俺が幼なじみの部屋に行くことはあんま許してくれなかったなぁ。
あいつは男勝りなとこあるけど俺とかなり気が合うから
一緒に学校いったり帰ったりで、よく一緒にいたから、たまに
「お前ら仲いいよなー、付き合ってるの?」とかいわれたことあったけど
「ばーか、違うよ、な?」って幼なじみに同意を求めた時に
「う、うん・・・」っていってくれたけど、なんか顔がなぜか
省2
4: ◆Kj9sipcFSA 03/09/05 20:00 AAS
そういえばバレンタインの時、学校でいろんな人からチョコもらえた。
俺頭悪いけどスポーツ結構できたからそのせいかな?
幼なじみからももらえるかもって期待してたけど、
夜まで待ってもこなかったなぁ。んでしゃあないから寝ようと思ったら
俺の部屋の窓が、石みたいなものがぶつかる音がしたんだ。
たいていこういう場合は幼なじみが呼びかけてるから、窓開けると
幼なじみがなぜかモジモジしてて俺を見てたんだ。
「何だよ?」って俺もちょっと動揺して聞くと
「んー・・・まぁ、日ごろ世話になってるから・・・
でもいっとくけど義理だからね義理!」
省13
5: 03/09/06 11:42 AAS
続きを切望。
6: 1 03/09/06 12:15 AAS
俺の住んでいるところは超ど田舎で近所の同級生は1人しかいなかった。
その子は女の子で保育園から高校まで一緒のとこに通ってた。
子供のころはよく遊んだけど中学に入るくらいからはほとんど話すことが
なくなってしまった。
そんな中でも一番の思い出は4,5年生夏休みに毎日学校で花火をしたことだ。
なんでもないことだったが、今となっては忘れられない出来事である。
7: ◆Kj9sipcFSA 03/09/08 00:19 AAS
夏の出来事。
もうすぐ近所で花火大会がある。
ちなみに俺は基本的にその花火大会には子供の時以来いっていない。
幼なじみもそれを知っている。
だが今年は思い切って幼なじみを誘うことを決意した。

しかしある日街で彼女が俺の友人の隼人と歩いているのを見てしまった。
俺はどうしようもない悔しさに襲われた。2人はとても楽しそうに話している。
あいつにも好きな人がいたんだな・・・そうだ、当たり前のことじゃないか。
あいつも年頃の女だから俺以外の男と遊んでもちっとも不自然なんかじゃない。
俺とあいつはただの幼なじみなんだ、それだけなんだ。
省2
8: ◆Kj9sipcFSA 03/09/08 00:23 AAS
花火大会当日。
俺は毎年のように部屋でベッドの上に横たわっていた。
誘うつもりだった人が街で隼人と楽しそうに話していたことを思い出す。
きっとあいつ、今年の花火大会は隼人と行くのかな・・。
あいつは隼人のことをどう思ってるんだろう。
なんで街で隼人と二人でいるのを見ただけでこんなにも
切ない気持ちになるんだろう・・・。
俺は電気のついていない自分の部屋で答えの出ない疑問を延々と感じていた。
時計を見る、そろそろ花火が始まる時間だ。
俺の住む街は田舎だが、花火大会だけは規模がとても大きかった。
省5
9: ◆Kj9sipcFSA 03/09/08 00:25 AAS
「・・・いち。・・・ういち。」
ん・・・。
「ゆういちーー!!起きろーー!!!」
うわわわっ!な、なんだぁ?
頭をあげるとそこには彼女が立っていた。
それも着物姿で。
「えへへぇ・・・いてよかった♪」
な、なんだ夢かこれは・・
「なーによー。人を珍獣見るみたいな目で見て。」
「え・・・いや・・だって・・・。」
省21
10: ◆Kj9sipcFSA 03/09/08 00:27 AAS
「あーでもよかった、誘おうと思ってもなかなかできなくてさ、ついに当日にまで
ひきずっちゃって。さっきあんたの部屋見たら電気消えてたからもしかしたらいない
んじゃないかなぁって思ってすっごくあせってさぁ・・・でもよかった。」
彼女はそこでクスッっと笑った。
こいつ俺がいなかったどうするつもりだったんだ・・・。
「そ、その・・・だからさぁ。できれば一緒に花火大会いけないかなぁって・・。」
少しもじもじした感じで彼女は言う。
目頭が熱くなる。こいつが俺のためにここまで・・・なのに俺は勝手にこいつを
疑ったりして・・・。俺は自分自身が恥ずかしくなった。
「あ、何よその顔。別に嫌ならいいのよ。着物つけちゃったから1人ででもいくもん!」
省17
11: ◆Kj9sipcFSA 03/09/08 00:29 AAS
「わー、きれーい。」
自転車の後ろから声がする。
俺たちが自転車で急いで花火が見える場所に移動していた。
花火が見えてきた。交差点を左に曲がる。
「あ、あれ?優一どこいくの?そっちは会場じゃないよ?」
「とっておきの場所があるんだよ、小さい頃見つけたんだ。そこでゆっくり見ようぜ。」
「・・・そんなこといって人気のいないところにいって変なことするつもりじゃ
ないでしょうね。」
「ばか、お前みたいな貧乳女襲うくらいなら牛を襲うっつーの。」
やべ、いつもの憎まれ口をたたいてしまった。
省7
12
(1): ◆Kj9sipcFSA 03/09/08 00:30 AAS
長くなってスマソ。
文章ヘタッピでスマソ。
省略されて見づらくてスマソ。
13: 03/09/08 04:03 AAS
当たりに響き渡った=辺りに響き渡った
14: 03/09/08 10:18 AAS
>>12
とても面白かったです。
うらやましいなぁー。
15: 03/09/08 10:28 AAS
どんなに年をとっても子供のころの思い出は忘れない
16: ◆Kj9sipcFSA 03/09/10 09:11 AAS
時期的に寒かった頃、俺は風邪をひいてしまい部屋で寝込んでいた。
その日は平日だったので学校があった。(密かに皆勤を狙っていたので悔しかった)
しかし風邪とはいえ睡眠できなくなるとかなり暇だ。だがなにもすることがないので
ただ寝転びながらボーっとしていた。そん時である。
「おーっす優一!風邪ひいちゃったんだって?」
・・・こいつまた窓から勝手に入ってきやがったな。
鍵かけるの忘れてた・・。
気がつけば幼なじみのあいつが制服姿でたっていた。
17: ◆Kj9sipcFSA 03/09/10 09:12 AAS
「・・・お前せめてノックしてから入ってこいよ」
「えー?固いこといわないの♪。私たちの仲じゃん☆」
・・・・俺が部屋に勝手に入ったらひっぱたくくせに。
「それにしてもあんたが風邪ねぇー、なんとかは風邪ひかないっていうのにね♪」
「うっさいうっさい、冷やかしにきたなら帰れー俺今苦しいんだよ。」
「冗談だって、ちゃんとお見舞いにきたんだから。あっそうだ、
りんごでもむいてやるよ。さっきスーパーで買ってきたんだ。台所借りるね〜。」
よくみると手には買い物袋をぶらさげていた。
そしていうだけいってあいつは台所へむかっていった。
しかしあいつがお見舞いにきてくれるなんてちょっと感動だな。
省1
18: ◆Kj9sipcFSA 03/09/10 09:12 AAS
「どう?おいしいでしょ〜?」
俺は幼なじみがもってきたりんごを食っていた。
「・・んなこといっても皮むいて切っただけじゃねえか。
形すっげーいびつだし。」
「しっつれいね〜せっかく切ってあげたんだからお礼くらい言いなさいよ。」
「・・・ああ、感謝してるよ。ありがとう。」
「やっだー、そんなお礼なんて言わなくていいのに〜えへ。」
・・・・・。
俺がりんごを食ったあと、なぜかあいつは俺の部屋でのんびりしはじめた。
「おめー、もういいなら帰れよ。俺寝たいんだけど。」
省2
19: ◆Kj9sipcFSA 03/09/10 09:13 AAS
・・・うっ。
「えっあれ??優一どうしたの?なんか苦しそうだよ?」
マンガをみていた幼なじみが俺の顔を覗き込んでくる。
「ああ大丈夫だ・・・ちょっと苦しいだけだ。すぐよくなる。」
「でもあんた熱すっごいよ??待ってて氷取ってくるから!」
「そこまでしなくてもい・・」
「いーーから寝てなさい!」
こいつには勝てないな・・・。
20: ◆Kj9sipcFSA 03/09/10 09:15 AAS
・・・いつのまにか落ち着いて眠ってたらしい。
すでに外は暗くなり始めていた。
その時左手になにか感触があることに気づいた。
見ればあいつが俺の手を握ったままベッドにうつぶせになって寝ている。
氷も何度か交代されているのを見て、つきっきりで看てくれてたこと
がわかる。
俺は嬉しさと申し訳なさがこみあげてきた。あいつ俺のために・・・。
それよりこいつ早く起こさなきゃな・・・。もう時間遅いし。
でも気持ちよさそうな顔をみたら起こすと悪い感じがした。
きっと看病に疲れたんだろう・・・仕方ない、もうちょっとだけ寝かせてやるか。
省1
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