[過去ログ] スレタイ 箱入り無数目を語る部屋4 (1002レス)
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(2): 2022/10/29(土)23:32 ID:TJ1yzMer(16/16) AAS
>>236 補足の続き

1)非正則分布とは?
 >>13の通り 確率の和(積分)が1ではない
 つまり、全事象が無限大に発散して、全事象を1とすることができない
(コルモゴロフの確率公理を満たすことができない分布のこと)
2)要するに、非正則分布は、例えば、一様分布の範囲を無限に広げた分布である(一様事前分布)>>28
 範囲が無限であっても、正規分布のように、指数関数的に減衰する場合は、積分は発散せず、正当に扱える
 類似で、裾の重い分布がある
 分布の裾が、xの-1乗より早く減衰すれば、積分は発散しない
(積分 ∫x=1~∞ x^-1 dx が発散して∞になることは、よく知られている)>>13
3)では、時枝の決定番号はどうか?
 決定番号は、多項式環の多項式の次数+1と解せられる>>161
 いま、箱にサイコロの目1~6を入れる
 1次式 a0+a1x で6^2通り
 2次式 a0+a1xa2x^2 で6^3通り
 n次式 a0+a1xa2x^2・・ で6^(n+1)通り

4)つまり、決定番号は減衰するどころか、
 増大するという とんでもない分布になっている
5)さらに、1~mの数字を入れれば、n次式でm^(n+1)通り
 mが全ての自然数Nを渡るならば、n次式でN^(n+1)通り
 全ての実数Rを渡るならば、n次式でR^(n+1)通り
6)そして、多項式環は無限次元線形空間を成すから>>32-33
 結局、多項式の次数の分布は、無限次元線形空間R^N内のベクトルの分布
 (増加も破天荒で、非可算無限倍で増加)

7)無限次元線形空間R^N内から、無作為にベクトルを取れば、それは無限次元であって
 従って、それは無限次の式を意味するってこと
8)だから、時枝氏の決定番号は非正則分布で、多項式環=無限次元線形空間R^N だから>>32-34
 有限次の多項式100個を選んだら、それは無作為だとは、言えないってこと
 よって、無作為性が否定され、その確率計算は、正当化されないのです>>261
 (強いて言えば、条件付き確率計算になる>>105
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