タグチメソッドからどんな結果が生まれるか (345レス)
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142
(1): 2010/11/28(日)10:58 AAS
(続き)
ここで、タグチ賛成派の方々からの御反論を「私」の覚え書きから書いておきます。

1.タグチ損失関数は、本来、複雑で求めにくいものを近似的に求めやすくしている。
それを苦情率関数で解釈してみても、また、複雑になるだけで、利益はない。

2.近似の妥当性はさまざまの実施例で確認されている。そういう具体的な裏づけも
せず、まったく抽象的に、新らしい苦情率関数を提案してみても、意味がない。

3.タグチ損失関数に基づいて JIS K7109 で規定されている許容差決定の
手順は、孤立して独自に与えられているのではなく、タグチ品質工学の体系の中で
組み立てられているパラメータ設計、許容差設計、などのタグチ手順の全体の大きな
体系の中で明確に位置づけられている。それをまったく無視して、まったく勝手に、
省6
143: 2010/11/28(日)20:27 AAS
(続き)
>>142 の御反論のそれぞれの背景にある 「思い違い」 も整理しておきましょう。

1b 苦情率関数 uu(y) と苦情処理単価 A との積だけでは、極端に、単純です。
それぞれの役割がわからず、損失関数 A(y) の内容を具体的に吟味できません。

2b 損失関数 A(y) を苦情処理単価 A と苦情率関数 uu(y) との積に分解し
ますから、それぞれの妥当性が、さまざまの実施例について、明確にわかります。

3b 損失関数 A(y) が明確に定義され、体系の中での位置づけも明確になります。
体系の中での位置づけから損失関数 A(y) の定義を導びき出すことは不可能です。

4b 苦情率関数 uu(y) と苦情処理単価 A との積として損失関数 A(y) を
明確に定義すれば、新らしい出荷品を設計する吟味の手順も明確になります。
省2
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