タグチメソッドからどんな結果が生まれるか (345レス)
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(2): 2010/11/25(木)21:13 AAS
>>129 支離滅裂な頭を少し冷やしましょう。ここで 「タグチ損失関数」 を定義します。
>>117-118 の続き) −−− ≪ 考古学 >>104 です ・・・ 無用でしたらスルーおねがい ≫

とにかく、さまざまの 「単分散出荷」 のうちで、任意の一つの現物特性差 DZ に対応する
特定の一つの 「単分散出荷」 を考えます。その 「単分散出荷」 の出荷(総)数 NT の
出荷現物を、広い範囲のいろいろな客先に出荷して使ってもらったときに発生する苦情数 NB を
集計して、その 「単分散出荷」 の苦情率 uu = NB/NT >>115 を求めます。 

ここで、単位化特性差 y (= 現物特性差 DZ / 全数特性差 DL ) を変化させてみて、
単位化特性差 y の異なるいろいろな 「単分散出荷」 を考えてみると、それぞれについて
求められる苦情率 uu は単位化特性差 y に伴なって変化します。そこで、苦情率 uu を
単位化特性差 y の関数と見なして、苦情率関数 uu(y) >>115 を定義します。
省4
131
(2): 2010/11/25(木)21:15 AAS
(続き) −−− ≪ 考古学 >>104 です ・・・ 無用でしたらスルーおねがい ≫
 
いろいろな 「単分散出荷」 から定められる 「苦情率関数」 が基本です。完全に理想的な
模型ですが、手順 >>92-94 >>101-102 >>115-118 >>130-131 を踏んでおけば、その概念は
明確です。これに苦情1件あたり平均処理経費を掛けたものが 「タグチ損失関数」 です。

任意の 「複分散出荷」 は、出荷現物の単位化特性差 y の分布密度関数 ff(y) を与えて、
それぞれの単位化特性差 y ごとに定まる 「単分散出荷」 を分布密度関数 ff(y) の上で
積分して定義でき、その場合の出荷数1個あたり平均苦情損失 NB/NT も求められます。
.     .     .     .     .     .     .     (続く)
141: 2010/11/27(土)15:12 AAS
>>130-132 の続き) −−− ≪ 考古学 >>104 です ・・・ 無用でしたらスルーおねがい ≫
タグチ損失関数 A(y) を苦情率関数 uu(y) と苦情1件あたり処理経費 A との積として定義すると、

出荷品の客先での機能が苦情率関数 uu(y) で表わされ、苦情から発生する経済損失が苦情損失単価 A で
表わされます。両方を分離して考えることができ、明晰で判明な模型が得られます。

本文を読んでも解説を読んでもすっきりせずはっきりわからない JIS K7109 の内容は、
こういう説明があれば、規格などと大騒ぎしなくても、誰にもわかるのです。

この明晰で判明な模型から、出荷側経費と購入側損失とを支配する採算方程式が得られます。
これを組み立ててみると、タグチの言う社会損失がどういうものかもわかってきます。

しかし、模型や数式が明晰・判明に組み立てられても、現実の経費・損失がどんな値をとるか?は、
決して、単純には定量できず、実は、経験的な情報を収集して判断するほかありません。
省2
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