タグチメソッドからどんな結果が生まれるか (345レス)
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抽出解除 レス栞

102
(3): 2010/11/19(金)22:53 AAS
(続き)

最初は DrT. が言ったのだから、と手当たりしだいに文献を探がし、発行年次順に遡ぼって読み、
日本合成樹脂技術協会 「合成樹脂」 誌、日本規格協会 「標準化と品質管理」 誌、および、
継続前誌 「標準化」 誌、 また、 同じく日本規格協会の 「標準化ジャーナル」 誌、
日本科学技術連盟 「品質管理」 誌、 計量管理協会 「計量管理」 誌、
精機学会 「精密機械」 誌、継続後誌の精密工学会 「精密工学」 誌、などを読みましたが、
どの説明でも、突然、損失または損失関数が現われてきて、意味がはっきりしません。
苦しんだあげく、 「単分散出荷」 と 「複分散出荷」 とを区別する必要を知りました。

製品現物の特性値が目標値 (=設計中心値) からはずれるのは当然。そのはずれの大きさを
現物特性値と目標値との差 (=現物特性値−設計中心値=現物特性差) で表わします。
省3
115
(2): 2010/11/22(月)22:58 AAS
このへんで、以前、中途で終わっていた議論を、マターリ、片付けましょうね。なお、中断歓迎です。
>>102 (の続き) −−− ≪ 考古学 >>104 です ・・・ 無用でしたらスルーおねがい ≫

理想的な 「単分散出荷」 の実現が可能かは疑問ですが、その理想的な出荷状態を想像してみると、
タグチの損失関数を理解することが著じるしく容易になります。そういう理想状態の製品現物が、
いろいろの客先で、したがって、いろいろの環境で、しかも、いろいろの使い方をされると、
ある現物、そして、ある客先では、十分に満足に動作して良品となっても、別の現物、そして、別の
客先では、うまく動作せず、不具合品、苦情品、などとなるかもしれません。

現在、どれだけの範囲のどんな客先に出荷され、それぞれ、どんな環境で、どんな使われ方をするか、
その全体を完全に観察・記録し、理想的な 「単分散出荷」 の製品現物のそれぞれの動作結果を
集計することが可能とします (想定1)。また、客先の範囲、環境、そして、それぞれの出荷品の
省4
131
(2): 2010/11/25(木)21:15 AAS
(続き) −−− ≪ 考古学 >>104 です ・・・ 無用でしたらスルーおねがい ≫
 
いろいろな 「単分散出荷」 から定められる 「苦情率関数」 が基本です。完全に理想的な
模型ですが、手順 >>92-94 >>101-102 >>115-118 >>130-131 を踏んでおけば、その概念は
明確です。これに苦情1件あたり平均処理経費を掛けたものが 「タグチ損失関数」 です。

任意の 「複分散出荷」 は、出荷現物の単位化特性差 y の分布密度関数 ff(y) を与えて、
それぞれの単位化特性差 y ごとに定まる 「単分散出荷」 を分布密度関数 ff(y) の上で
積分して定義でき、その場合の出荷数1個あたり平均苦情損失 NB/NT も求められます。
.     .     .     .     .     .     .     (続く)
132
(1): 2010/11/25(木)21:20 AAS
(続き) −−− ≪ 考古学 >>104 です ・・・ 無用でしたらスルーおねがい ≫
ここで、肉体労働 >>101 と漢字で埋め尽くされた説教 ((!)) >>102 とに戻ります。

説教 >>102 が漢字で埋め尽くされているのは当然です。本文13行、うち、余白2行を除くと
正味の本文11行、そのうち、最初の6行は参考文献を説明、ほとんど漢字。 orz
その参考文献をあらためて追跡し、「私」 の見つけた 「タグチ損失関数」 の定義を
尊師による説明の1つ1つにあてはめて、問題を生じないことを確認しました。

その結果、尊師がどう説かれようともw、 「タグチ損失関数」 の本質は 「苦情率関数」 で
あり、それに苦情1件あたり処理単価を掛けたものが 「タグチ損失関数」 である、と考える
ほかないことを知りました。そう考えなければ 「タグチ損失関数」 はどういうものか何もわ
からず、そう考えれば 「タグチ損失関数」 のすべてがわかる、尊師による説明の1つ1つに
省2
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