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大阪桐蔭413 (1002レス)
大阪桐蔭413 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/
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16: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:20:36 ID:i287JzvS0 調べてみて意外に思ったのは、大阪勢の公立校の多さである。 市岡(3回)、北野、泉陽、寝屋川(2回)、都島工と、延べ8校にも及び、東京勢(いずれも私学)に対し3勝5敗と健闘している。 一方の東京の公立勢は雪谷と小山台(21世紀枠)の2校だけで、もちろん大阪勢に2連敗。 そもそも、東京の公立勢は未だに甲子園で1勝も挙げていない。 大阪では府立校の北野がセンバツで優勝を果たしている。 元々、大阪の伝統ある府立校は進学率が高く、しかも文武両道を標榜している高校が多い。 一方の東京は、進学率が高いのも私学、スポーツで活躍するのも私学だ。 そのせいかどうかは知らないが、東京の高校野球のトーナメント表では「都小山台」などと、わざわざ「都」を頭に付ける。 そんなに都立高であることをアピールしたいのだろうか。 逆に東京のコンプレックスが感じられる。 それはともかく、大阪が東京に対してリードしているのは、やはり大阪が野球王国という証明なのかも知れない。 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/16
17: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:20:47 ID:i287JzvS0 大阪桐蔭の決勝不敗伝説継続!甲子園春夏8勝0敗 大阪桐蔭(北大阪)が春夏合わせ8度目の全国制覇を達成した。決勝戦は8度戦い負け知らずの8連勝となった。 大阪桐蔭の決勝スコアは以下の通り。 91夏 13○8沖縄水産 08夏 17○0常葉学園菊川 12春 7○3光星学院 12夏 3○0光星学院 14夏 4○3三重 17春 8○3履正社 18春 5○2智弁和歌山 18夏 13○2金足農 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/17
18: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:20:57 ID:i287JzvS0 強豪・大阪桐蔭の甲子園を制するチーム育成法 最強のチームに最強の監督術あり 高校野球の強さは「監督が8割」 そんな大阪桐蔭の強さの秘密は? と聞けば、優秀な選手をスカウトしているからと思う人が多いだろう。しかし、高校野球は選手を集めるだけで勝てるほど甘くない。 高校野球で強くなれるかどうかは、監督の力が8割以上といわれている。 「高校野球は監督しだい」という声もよく聞く。東海大相模の門馬敬治監督もこう話している 「大阪桐蔭にはいい選手が来ていますが、いい選手が来るだけでは勝てません。本気で日本一を、プロ野球選手をめざす選手たちがいて、西谷が彼らを鍛えています。だから勝てるんです。 (元横浜高校の)小倉(清一郎)さんも、『いい選手が来てもいい練習をしないと勝てないからな。いい選手が来て、それをしっかり鍛えた後に勝利があるんだから』とおっしゃってました」 「凡事徹底」 では、大阪桐蔭の西谷は、いかにしてこれほど強いチームを育てているのだろうか。 西谷自身は「特別なことは何もしてません」というが、じっくり話を聞いてみると、10のポイントが浮かび上がってきた。と同時に、 西谷の指導を貫く骨太の方針が「凡事徹底」と「徹底した個別指導」にあることも見えてきた。 たとえば、「全力疾走」や「大きな声を出す」、「低く、鋭い打球を飛ばす」なんてことは、そのあたりの公立高校でも取り組んでいるテーマだろう。 大阪桐蔭では、全国のトップクラスの選手たちが「日本一の全力疾走」、「日本一の声」を常に意識して実践している。西谷は誰にでもできる凡事だからこそ、徹底してやり切ることが大切だという。 「高校野球は2年半で約1000日です。その約1000日で、その後の人生が決まる。それぐらい大事な時間なんだということを考えて、やはり己に勝つ、自分に妥協しないということが大切です。 自分に甘えているうちは成長しないですよ」 打撃練習でもお互いに声をかけ合って低く、鋭い打球を意識する。打ち上げてしまったら、それがどんなフライであっても全力疾走で二塁まで走る。 走攻守すべてにおいて意識が高く、かつ細部にまで意識の行き届いた練習は、見ているだけで「そりゃあ、強いはずや」と感動する。大阪桐蔭は強豪私学でありながら、公立高校にも見事なお手本となっている。 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/18
19: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:21:09 ID:i287JzvS0 「徹底した個別指導」 西谷に連絡を取ろうと、夜の10時半頃に電話をしても応答がないことは珍しくない。しばらくすると「ミーテング中です。申し訳ありません」というメッセージが返ってくる。 この時間帯は寮で個人面談をしていることが多いそうだ。 「いま打撃が低調なら、『どうする? 思い切ってフォーム変えてみるか』、パワー不足が課題なら、もっと走り込んだ方がいいとか、筋トレした方がいいとか。打ち込みが足りないなら『朝早く起きて練習しようか。 付き合うよ』と。選手と直接話し合うことで、今の瞬間から具体的に何をするか明確にしていきます」 毎日、少しでも選手が成長するために、西谷はコーチたちと一人一人の部員にきめ細かく対応している。近年の高校野球界では自主練習が流行しているが、西谷は自主練習といえども全てを選手任せにはしないという。 「高校生に全て任せるのは難しいと思っています。守備の自主練習を30分やらせても、『お前、今、それか?』ということがあります。バッティングでも下手な打ち方100回やったら、100回下手になる。 『あかん、あかん、それでは下手になるぞ』と止めることもあります。 それに比べて『こいつ、いい練習しているな』と思うやつは伸びていきます。だから、練習内容はしっかり話して確認しますし、練習中も見ています。『今日なんであの練習やったん?』て尋ねて、そこで話し合いをして修正していきますね。 練習した分だけ確実に上達しようと思えば、やっぱり正しい努力を継続することです。子どもたちの自主性を求めながらも、大人が誘導することが大切だと思います。練習は常にコーチと手分けして個別にも見ていきます。 部員一人一人にかける手間や時間は、全国のどこの学校よりも多いと思います」 西谷によれば、このようなチーム作りができるようになったのは’07年頃からという。中田翔(北海道日本ハム)がちょうど高校3年生の頃である。野球部員を一学年20人に絞り、全員が寮で一緒に生活するようになった。 それまでは一学年約30人で、一般クラスの子も受け入れていたし、通学の部員もいた。人数を絞って全寮制にしたことで高い目標に向かって思う存分野球に集中できるようになり、凡事徹底と徹底した個別指導が貫けるようになったのである。 そして、練習の成果を試す場として対外試合を繰り返す。平日の夜でも近隣の強豪校と試合を組むこともあれば、週末に部員を3チームに分け、3ヵ所でそれぞれが試合をこなすこともある。 「今の子たちは試合に出ないと、『あいつは監督に好かれているから試合で使ってもらえる』とか、ベクトルを他人に向けるでしょう。それでは伸びません。 『オレ、今日も打てんかった。あかんな』と。『じゃあ、どうすればいいのか』とベクトルを自分に向けてほしいんですね。そういう態度を身に着けて初めて上達できると思います」 実戦での課題を次の練習に結びつけると同時に、全部員にチャンスを与え、競い合わせることで公式戦に出場するメンバーを選んでいく。こうしたチーム作りを始めると、’08年の夏に初めて全国制覇を達成した。 そして、’12年には史上七校目の春夏連覇成し遂げ、’14の夏と’17年の春、そして今年の春にも甲子園で優勝した。 西谷の取組みを聞いていると、教え子との会話から相手を深く理解しようとする姿勢、十分に話し合ったうえで教え子を正しい方向へ導こうとする態度、同類を会わせることで切磋琢磨させようとする発想は、 西郷隆盛や小松帯刀らを育てた薩摩藩主・島津斉彬の人材育成術に通じるところがある。 どうりで西谷の下では「歴史を動かすような選手」が育つわけである。 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/19
20: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:23:56 ID:i287JzvS0 大阪桐蔭が競り勝つ秘密は「選手の声」にある 夏の甲子園のベスト8に4校を加えた12校で優勝が争われたが、いちばん声が大きかったのは大阪桐蔭(大阪)だった。 試合前のシートノックが始まるとき、整列するとき、チャンスやピンチ場面で相手を威圧するほどの大声が出ていた。 大阪桐蔭の誰もが認める実力、それを支えるのは声 野球の試合中の声にはいろいろな種類がある。キャプテンの号令に合わせた返事(シートノック開始や試合前後のあいさつ)のほか、 ピッチャーに対する激励、ピンチのときの注意喚起、相手にプレッシャーをかける声などだ。昭和の高校野球では相手チームをなじり挑発するためのやじもあったが、 フェアプレーが定着した今ではほとんど消滅している。 2017年センバツ王者の大阪桐蔭は夏の甲子園で3回戦負けを喫したが、選手の能力の高さとチームの実力は誰もが認めている。国体の初戦は開催県代表の済美(愛媛)にサヨナラ勝ち、 2回戦で夏の王者・花咲徳栄(埼玉)を押し切り、準決勝では津田学園(三重)に5回コールド勝ちをおさめた。決勝で広陵に4−7で敗れたものの、投手も野手も別格の動きを見せ、 目の肥えた愛媛の野球ファンをうならせた。 中学時代に野球の才能を認められた優秀な選手が多く集まり切磋琢磨することで強さを磨いているが、彼らの声をよく聞くと、技術やセンスだけで勝ち上がっているわけではないことがわかる。 たとえば、ワンアウト3塁のピンチの場面。 「ローボール、ローボール」(低めに投げろ)。 「ゴロゴー、ゴロゴー」(ゴロを打ったら三塁ランナーがホームに突っ込むぞ)。 「ボールいらん、ボールいらん」(バッターのタイミングが合ってないから勝負しろ)。 サインを出すキャッチャー、守備位置にいる内野手だけでなく、ベンチにいる控え選手からもそんな声が飛んでくる。 その合間に「ナイスボール」「勝負、勝負!」という激励も飛び交う。 チャンスでバッテリーのミス(ワイルドピッチやパスボール)が出たら、「また(ミスが)あるよ」「次も(ワンバウンドが)くるぞ」と選手は口々に言う。 そうすることによって、ランナーは次にミスが起こったときにすぐ反応ができるし、相手は「またミスをしたらどうしよう」と考えてしまう。 選手の自主性に任せた、監督が何人もいる集団 選手たちがてんでばらばらに勝手なことを言えば当事者(守備のときは守っている選手、攻撃時ならバッターとランナー)は混乱するおそれがあるが、その指示は見事なまでに統一されていて、ブレがない。 彼らの声を聞けば、状況判断に優れた野球頭のいい集団だということがよくわかる。大げさに言えば、監督が何人もいるような状態だ。 大阪桐蔭の西谷浩一監督は言う。「別に私は指示していません。選手が自主的にその場その場で判断して、声出ししています。元気のいいチームでした」。 もちろん、フェアグラウンドにいる選手だけでなく、ベンチにいる者全員が1球ごとに集中していなければならない。この場面で相手がどんな仕掛けをするのか、注意すべきことは何なのかを考えなければならない。 そのうえで、相手が嫌がる(プレッシャーを感じる)言葉を選ぶ。そんなチームは一朝一夕には出来上がらない。 3年生が引退したあとの新チームでキャプテンを任されているのが、夏の甲子園で3番ファーストだった中川卓也だ。3回戦の仙台育英戦、最後の最後で一塁ベースを踏み忘れた選手といえばすぐに思い出すだろう。 あの一戦でのミスが教訓になっていると中川は言う。 「夏の甲子園は最後に自分のミスが出て負けてしまいました。それから100パーセントの確認をすることを心掛けています。99.9パーセントでも十分ではありません。夏の甲子園でそのことを学びました。 大事なのは、その場面で重要なことの確認の声、相手にプレッシャーをかける声です。自分は声を出せるほうなので、その長所を生かしたい」(中川) 目まぐるしく変わる局面で重要なのはやはり「声」 「自分たちの目標は、春のセンバツに出て41人の部員全員で優勝旗を返すこと。それをまた持って帰ることです。絶対に春夏連覇をしたいと考えています。まだ技術が不足していますし、メンバーとメンバー以外、 レギュラーとレギュラー以外、1年生と2年生に温度差があるように感じています。チーム全員が同じ方向を向くこと、本気の本気で取り組むことが大切だと思います」(中川) どれだけ優秀な選手が集まっても、野球にはミスがつきもの。1球ごとに局面が変わるだけに、しつこいくらいの確認が必要になる。そのために重要なのが声なのだ。才能豊かな選手の派手なプレーばかりに目が行きがちだが、 彼らの声に耳をすませば、大阪桐蔭の強さの秘密がわかるだろう。 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/20
21: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:24:18 ID:i287JzvS0 【≪最近10年の甲子園勝利数≫:内訳】 01【大_阪】 64勝 (桐蔭41・履正21・柏原1・偕星1) 02【神奈川】 29勝 (相模18・横浜7・桐光3・慶応1) 03【青_森】 27勝 (光星23・聖愛2・山田1・八一1) 04【群_馬】 26勝 (健大13・前育10・桐一2・前商1) 04【埼_玉】 26勝 (浦学14・徳栄11・共栄1) 04【西東京】 26勝 (三高14・早実8・菅生3・久我1) 07【栃_木】 25勝 (作新19・佐日3・国栃2・白足1) 07【兵_庫】 25勝 (報徳9・明商8・加北2・東洋2・滝二2・西工1・国際1) 09【福_井】 23勝 (気比17・福商3・福井2・啓新1) 10【千_葉】 21勝 (木総9・習高8・成田4) 10【奈_良】 21勝 (智辯12・天理8・奈大1) 10【高_知】 21勝 (明徳16・高知3・市商2) 13【宮_城】 20勝 (育英19・利府1) 13【熊_本】 20勝 (秀岳10・九学5・済々2・熊工2・城北1) 15【京_都】 19勝 (平安13・鳥羽2・成美2・乙訓1・宇治1) 16【岩_手】 18勝 (盛附10・花東7・釜石1) 16【東東京】 18勝 (関一13・二松3・帝京1・修徳1) 16【愛_知】 18勝 (東邦9・中京3・名電3・豊川3) 16【石_川】 18勝 (星稜11・航石3・遊学2・金沢2) 20【沖_縄】 17勝 (興南9・沖尚5・浦商2・嘉手1) 21【福_島】 16勝 (聖光16) 21【滋_賀】 16勝 (近江7・滋学3・北大2・八商2・彦東2) 21【和歌山】 16勝 (和智13・市和3) 21【福_岡】 16勝 (九国7・大濠2・東福2・筑陽2・西短1・飯塚1・沖学1) 25【南北海】 15勝 (北海6・東札5・北照2・駒苫1・札大1) 26【三_重】 14勝 (三重9・い総2・津学2・津商1) 26【広_島】 14勝 (広陵6・新庄4・如水3・市呉1) 26【鹿児島】 14勝 (鹿実5・神村5・樟南2・尚志1・鹿屋央1) 29【徳_島】 13勝 (鳴門10・城南1・池田1・徳商1) 29【愛_媛】 13勝 (済美11・松東1・今西1) 31【岐_阜】 12勝 (岐商4・中京4・大日3・土商1) 32【秋_田】 11勝 (金農5・秋商3・松陽2・大工1) 32【茨_城】 11勝 (常総9・明秀2) 34【静_岡】 10勝 (常菊5・静岡4・静清1) 34【富_山】 10勝 (高商4・富一3・富商2・新湊1) 36【山_形】 09勝 (山中3・日大3・鶴東3) 36【山_梨】 09勝 (東甲6・山学2・日川1) 36【新_潟】 09勝 (文理6・明訓3) 36【山_口】 09勝 (宇鴻3・下国3・岩商1・南工1・下商1) 36【長_崎】 09勝 (海星3・創成3・波佐1・日大1・佐実1) 36【宮_崎】 09勝 (延学5・日学3・聖ウ1) 42【岡_山】 08勝 (関西3・創志2・倉商2・学芸1) 42【香_川】 08勝 (高商5・三松2・英明1) 44【大_分】 07勝 (明豊6・大分1) 45【長_野】 04勝 (長聖2・上西1・松商1) 45【佐_賀】 04勝 (佐学2・唐商1・有工1) 47【北北海】 02勝 (遠軽1・白樺1) 47【鳥_取】 02勝 (城北1・八頭1) 47【島_根】 02勝 (開星1・淞南1) http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/21
22: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:26:40 ID:i287JzvS0 【大阪桐蔭】 海老根JUNIORALLJAPAN/U-15侍JAPAN/U-12ボーイズ日本代表/千葉ロッテJr 別所 JUNIORALLJAPAN 近藤 JUNIORALLJAPAN 川井 ボーイズ日本代表/ボーイズ東日本選抜/西武ライオンズJr 星子 ボーイズ日本代表/U-12ボーイズ日本代表/U-12侍JAPAN/ボーイズ九州選抜/ソフトバンクホークスJr 伊藤 ボーイズ日本代表 松尾 ボーイズ日本代表/ボーイズ京都選抜 谷口 ボーイズ関西選抜/ボーイズ京都選抜 田井 ボーイズ関西選抜/ボーイズ滋賀選抜 小林 ボーイズ中日本選抜 青柳 シニア日本代表 鈴木 シニア東海選抜/中日ドラゴンズJr 工藤 シニア東海選抜/中日ドラゴンズJr 河田 シニア東海選抜 川原 シニア関西選抜 丸山 ボーイズ大阪北選抜 大前 藤田 砂川 吉澤 【履正社】 羽田 JUNIORALLJAPAN 小西 U-12侍JAPAN 高倉 ボーイズ関西選抜 光弘 ボーイズ関西選抜 山本 ヤング兵庫東選抜/阪神タイガースJr 田中 ヤング大阪選抜 北上 ボーイズ大阪北選抜 伊藤 ボーイズ大阪北選抜 佐々木ボーイズ大阪北選抜 橘高 三木 近藤 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/22
23: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:29:43 ID:i287JzvS0 星稜・山下総監督&西谷監督対談【1】 2016年、高校野球は次の100年が始まる。デイリースポーツでは評論家の山下智茂氏(70)=星稜総監督=が全国を旅し、次世代の高校球界を考える新企画をスタート。 第一弾は春夏連覇など監督として自身4度の甲子園優勝を成し遂げた大阪桐蔭・西谷浩一監督(46)を直撃した。生駒山地の自然に囲まれた大阪府大東市の同校では、山での走り込みや神社の階段登りなど昔から変わらない冬場のトレーニングが繰り広げられていた。 練習を初視察した山下氏が強さの秘密に迫った。 山下監督(以下、山)「本当にいい練習をしているね。うち(星稜)は雪国だし、私はずっと、野球は冬にうまくなると思ってきた。 最近は器具を使ったトレーニングが多いけど、ここは素朴な練習で体幹や下半身を鍛えている。強さの秘密は原点にありだね」 西谷監督(以下、西)「ウエートトレーニングもするんですが、あくまで人工的なもののようで、それだけだったら“芯”ができない気がします。あれ(山でのメニュー)は3日に1回くらいあるんです」 −おんぶして走るとか、短い距離ながらウサギ跳びも。 西「ウサギ跳びイコール古い練習みたいに思われる。でも、今の子はこういうことをやらせてたらものすごい弱いんです。ウエートのスクワットとかならグッと上げられるのに。 ウサギ跳びでもグラウンド1周とかじゃなく、短い距離で5本10本だったらできる。その力はすごい生きると思います。温故知新というような練習メニューはあります。馬跳びなどにも大事なことはたくさん含まれている」 山「山での厳しいトレーニングでも選手が生き生きしていたのには驚いた。監督がユーモアのあるゲキを飛ばして明るい。1時間45分くらいやっていたけど、私には20分くらいに感じたよ」 西「グラウンドのメニューとは雰囲気が全然違います。ノックは全然違う。もっと張り詰めてます。(山登りは)帽子をかぶってなかったでしょ?グラウンドの中で走る時は帽子をかぶっています。山では帽子を脱ぐ。決めてるわけではないけど、 帽子を脱ぐメニューは、少しばかにならないとできない部分があるのかも。藤浪(阪神)なんかは足が長かったんで、階段登りとか苦手で全然できなかったんです。でも、2年目になったらガッガッとできるようになりました」 山「今の若い監督さんは、数字に出るメニューは喜んでやるけど、あれは数字に出ない。僕たちもそういう練習しかやらなかっただけに、間違ってなかったんだと思ったね」 西「足の裏の力が大事なんですね。土をつかむ感覚。うちは学校からグラウンドまでバスなんですが、1年生はアップを兼ねて4月から6月までの約3カ月、山道を約20〜30分登って来させます。土のけもの道できついですが、これで中学生から高校生の体になります」 山「あの(傾斜の)角度でそれだけのトレーニングをやったら、それは下半身つくでしょう」 西「打者はバットを振りこむことで下半身ができる。投手は投げることでできる」 山「松井(秀喜)なんかは、バッティングは素振りだっていうね。ティーバッティングじゃない、素振りだって。ティーだと肩が開いてしまうからと」 西「根気がいりますからね。うちは夕飯後に毎日1時間バットを振っているんです。今の子は根気がないんで、1時間きっちり振るってなかなかできない。 本気で没頭してやることができる子は少ない。1時間ずっと見ていてもなかなかできない。根気的なものは年々弱くなってきている部分だと思います。 松井さんも長嶋監督と素振りをやったとか。本当に(体を)つくるのはスイングだと聞きました。研ぎ澄まして(スイングの)音を聞くほど集中してできるかどうか。 自分の世界に入って、かつ投手のボールに合わせてどうできるか。毎日それをやっているんですが、僕が見張ったらできるんです。でも、 外からの刺激じゃなく(自分の)中からできないかと思います。でも、今の子は素直なんで『今日は途中から集中できませんでした』と言うんです。でも、これができるようにならないといかん。 フォームだけじゃなく精神力も鍛えようということです」 山「昔の選手は映画を見に行っても、映画館で(バットを)振っていたというよね」=続く http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/23
24: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:30:05 ID:i287JzvS0 星稜・山下総監督&西谷監督対談【2】 −練習試合も多くこなすとか。 西谷監督(以下、西)「近くに太成学院、生駒の山には大産大付、近大付、興国さんもグラウンドがあります。 ですから11月の平日はお願いして週5回くらい練習試合しました。今回は特に神宮大会に行っていたので、全員に50打席渡すから結果出せと言って。 学校のナイター照明なんでちょっと暗いですけど、12月になったら規定でできないので夜までやっていました。 (部員数が)今は(1、2年生で)43人くらいなんで、みっちり練習できます。春から60人ちょっとになります」 山下監督(以下、山)「神宮では優勝しない(昨秋の明治神宮大会では準決勝敗退)のに、なんで甲子園で優勝するの?鍛えているチームは夏に強い。大阪桐蔭は夏4度、春1度優勝。やはり夏強いと本物だよね」 西「実は僕が初めて監督になって自分で練習試合を組む時に、まったく面識のない山下先生に突然電話したんです。中村剛也(西武)が1年生の時(1999年)。怖いもの知らずで、学校の電話番号調べて。 それで、行かせてもらったら試合の前日にホテルの部屋の電話が鳴って、一緒に食事しようと誘っていただいて。びっくりしました」 山「僕も初めて監督になって、中京とか東邦とかに本当に震えながら電話したものです。どこの学校や?聞いたことねえな、なんて言われてね。 甲子園でベスト8になった学校と生徒たちがやりたいと言うから申し込んだらダメ、全部決まってますからと。カチンときて、それからどんなチームでも練習試合はOKしろと部長に言ったんですよ」 西「今でも覚えていますが、桟原(元阪神)が調子が悪くて、別の制球のいい投手で秋の大会にいこうかと試合前に山下先生にもお話していたんです。そして、 練習試合の六回無死満塁のピンチで桟原を出したら3者三振。試合後には山下先生から、お前だましただろうって(笑)。でも、この投手でいかないとダメだと言われて僕も踏ん切りがつき、桟原はそこから復活したんです。 1年の中村もその時に本塁打を打って、2試合目は岩田(阪神)が高校初先発でした」 山「甲子園で勝つためには、抑える投手じゃないとダメだね。かわす投手じゃダメ。日本一になるためには。僕にとってはプロ野球第1号が小松辰雄。1年の時に『お前、何しにうちに来た?』と聞いたら『僕はジャイアンツの背番号18番がほしくて星稜に来た』と。 わかった、じゃあプロ野球に入れようと1年間全部ストレートで勝負させた。ボールのキレで勝負する投手にすると、1年間真っすぐだけ。2年生になって初めて変化球。でも、1人対してカーブ1球と約束した。そうしたら投球術を覚えるよね。 3年生になって何投げてもいいと言ったけど、真っすぐとカーブしか投げなかった。一流にするためには細胞を変えていかないと。ああせいこうせいとしたらダメ。僕は型にはめるのは嫌い。そういう意味では、大阪桐蔭は個性派が多いよね」 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/24
25: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:30:22 ID:i287JzvS0 西「藤浪もそうですね。あれだけの背なんで」 山「頭のいい子じゃないとダメだね。野手も投手も」 西「森も機転は利きます。学業はありませんけど(笑)」 山「今は、プロで活躍する選手は大阪桐蔭、横浜が多い。オフには皆が学校に帰ってくると聞くけど」 西「ほとんど全員ですね。後輩のためにありがたいです。大阪桐蔭はまだ30数年で、一番足りないのは伝統なんです。伝統校に追いつくことはできないけど、 OBが何かを持って帰ってきてくれたら、伝統ある学校と勝負できる。卒業の時に言うんです。1回でも多く帰ってきてくれと」 山「監督の人柄だよ。普通はそう帰って来ない」 西「(昨夏の大阪大会初戦)履正社の時は西武の3人(中村、浅村、森)と藤浪が来ました。セーフティースクイズで得点したら、あいつらから消極的な采配だと言われて(笑)」 山「私もそうだったけど、若い時は苦労したでしょう」 西「(監督)1回目は中村のいた3年間で、甲子園には行けませんでした。当時はPL学園ばかりです。九回2死までいきながらPLに勝てなかったことが何回もあります。 技術だけでなく精神的にも本当にしぶといチームでした。PLのことばかり考えていました。どうやったら勝てるやろうって」 −スカウティングも難しかった。 西「もちろんです。当時はPLに一番いい選手が行っていました。今江君(楽天)がスーパースターで何度も通ったんですけどダメ。それで獲ったのが中村です。 朝井君(元巨人など)にずっと通ってダメで岩田を獲った。桜井君(元阪神)とかたくさんいた時代で、その1つ下が西岡(阪神)。彼が来て少し変わった」 山「というと」 西「あいつはとにかくPLに行きたかった。僕が行ったら『僕はPLしかいかない』とはっきり言ったんです。でも、僕は絶対に西岡がほしかった。生意気に見えるけど、 あれくらい勝ち気じゃないとPLには勝てないと思った。結果、西岡はPLに行けず、私が飛んで行ったら顔を上げずに涙をボロボロ。しゃべってもくれない。 PLを倒したいけど一緒にやらへんかと言って、ようやく『お願いします』と。彼がいた3年間はPLに一度も負けませんでした。ただ、西岡自身はPL戦でノーヒット。 カリカリしてばかりで。そこからチームはちょっとずつPLにも勝てるようになりました。そこでうちの潮目が変わったみたいな感じ。その後も勝ったり負けたりだけど、 ちょっとずつ勝てるようになりました。西岡は生意気に見えますけど、そういうふうにして自分を鼓舞するタイプ。本当は優しいんですよ」=続く http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/25
26: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:35:02 ID:i287JzvS0 −監督自身は報徳学園時代に甲子園に出ていない。 西谷監督(以下、西)「捕手でしたが、3年間で2度不祥事が起こったので、きちんと大会に出たのは2年秋の近畿大会だけ。散々な3年間でした。3年間で監督が4人変わりましたから。1カ月でやめられた方もいらっしゃいました」 −大学へも浪人で。 西「スポーツ推薦がなくて浪人しました。練習会に参加して、結構いけたかなと思っていたらマネジャーから赤本を渡された。僕はセレクションだと思っていたら、うちはスポーツ推薦はないよと、桑田と清原が来ても通らないと言われたんです(笑)。 受けたら全部落ちました。教員になりたいと思っていたので、入学後は夜間で教職をとりました」 −大学では故障? 西「ケガもしましたけど、力及ばすです」 −1年間猛勉強した。 西「予備校に通ってですが、勉強をしたことがそれまでなかったですからね」 山下監督(以下、山)「今年はU−18日本代表の監督をしてもらったけど、秋の大会が(出遅れないかと)心配でね」 西「今回は大阪だったんでコーチが来て話したりしてました。2008年に親善試合でブラジル行かせてもらった時には、電話代が14万円にもなって嫁さんにえらい怒られました。 地球の裏側からグラウンドに電話して、投手に今から真っすぐとカーブと10球放って何球ストライクか言えとか、1時間半くらいしゃべってた。 夜中3、4時に起きて。高くても4、5万くらいだと思ったら…」 山「監督ってみんなそう。僕も生徒6人を16年間自宅に預かったけど、お金とか飯のことなんて考えない。毎週土、日曜日はカレーパーティー、焼き肉パーティーして食え食えって。 引退してからお金のことがわかった。現役の時はいかに選手をうまくするかしか頭にないもの」 西「僕も結婚するまで寮にいたので、とにかく何か食わさないとあかんと全部給料を野球部に使っていました。それが惜しいとか考えないんですね」 −1学年20人がちょうどいい? 西「今は、みんなを練習させてやりたいというのがあります。大学にも入れてやりたいとかいろいろ考えます。以前は全寮じゃなかったんですが、この数年で全寮にして1学年20人を目標にやってます。 計60人だったら1年生から練習できますし。高校野球はたった2年半しかない。僕らの頃は、最初の1年間は野球をやってなかったんで。それはそれで違う練習はできたけど、野球だけのことを考えたらもったいなかったと考えたことはあります」 −上下関係があまり厳しくなさそう。 西「フレンドリーな雰囲気をつくろうとは考えたことはないんです。森が藤浪にため口みたいになるんでそう伝わっているけど、むしろ僕はそれがすごい嫌で、きっちり礼儀はしたいんです」 −寮の部屋割りは同級生同士とか。 「もともとはPLに勝つためにそうしたんです。うちもPLと同じように3、2、1年と(縦割りの)部屋割りをやっていたけど、同じ事をやっていても勝てない。 とにかく1年生に雑用をやめさせて練習する時間を与えてほしいとコーチの時に監督に言ったんです。うわさではPLは先輩の用事ばかりで1年間練習をしていない。その間にうちが少しでも力を上げられたら、 勝てるかもしれない。同じことをしていたら差はずっと一緒なので」 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/26
27: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:35:15 ID:i287JzvS0 −自分が洗濯をしてやると言ったとか。 西「3年生は、自分らは(雑用を)やってきたと言っていて、あいつらの気持ちもわかる。でも、例えば洗濯がそんなに負担なら、オレが洗濯したる。部屋に全部たたんで届けたると言ったことがあります。 オレは勝ちたいのと洗濯とやったら勝ちたい。だから洗濯したると。その代わり僕は1年生について練習しました。今PLは先輩の洗濯してるぞ、練習してないぞとPLのことを言いまくっていました」 山「僕も甲子園塾では『甲子園行くぞ、甲子園行くぞ』ばかり言ってるよ(笑)。そういう目標設定って大事ですね」 西「僕が星稜さんに行かせてもらった時に、山下先生が花を植えておられました。花を育てるのと選手を育てるのは一緒だと言われて。恥ずかしいんですが、帰ってすぐ(ホームセンターの) コーナンに行っていろんな花の種を買ったんです。 花壇(プランター)と一番いい土と肥料も買って、バンバン水も肥料もやったんです。でも、全然咲かない。花も咲かせられないのかと自分でも情けなくなりました。落ち込みましたね。 僕は29歳くらいでとにかくガンガンやったらいいと思っていた。 3年後くらい、僕も忘れた頃に、花壇は投手が氷を入れてアイシングをする容器になっていました。あっ、これ花咲かそうとしたやつやって」 (一同爆笑) 西「選手を育てるのと同じくらい根気がいると言われて、でも全然ダメだった」 山「きっかけは、四国の新野高校(徳島)に農業科があって招待されて行った時にランを育てていたことです。ランは難しいから普通の花でやってみたけどなかなか咲かない。 これは土が大事だと思ったんです。それで僕は(座右の銘を)『花よりも花を咲かせる土になれ』と」 西「写真を撮って『おかげさまで花を咲かせました』と送りたかったんですが、芽も出ず、ずっと腐っとったんです(笑)」 山「それでも、素晴らしいチームカラーをつくっていますよ。私は『一球同心』という言葉の解釈を間違えてました。厳しい練習でも誰も我が出ない。 試合での1球に対してみんなで一つになる『一球同心』でじゃなく、学校生活とか寮生活とか全部含めての絆が『一球同心』と感じました」 =続く http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/27
28: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:35:38 ID:i287JzvS0 星稜・山下総監督&西谷監督対談【4】 −全寮に意味がある。 西谷監督(以下、西)「みんなで生活しているのでごまかしが利かない。中身が伴わないと。僕自身もずっと独身の間は寮にいましたし、今もずっといるようなもんです。 みんなが寝たら帰る。起きたらいるから、あいつらからしたら泊まっていると思っている。それこそごまかしが利かないです。その辺(人間力)を何とかつけたいと思います」 −やんちゃな選手が多く見えるがそうでもない。 西「中田(日本ハム)もそうですね。体もごっつくて生意気なイメージを持たれますが。風貌が悪いので何とかならんかと言うのですが(苦笑)。イメージ的にうちはやんちゃキャラですよね。 でも実際は、山の中でみんなで練習して、遠征に行くのがうれしい。遠征のメンバーに選ばれて、ドライブインでソフトクリーム食べたいだけなんです。そのためには試合に勝っていい雰囲気で帰らないと、 僕が怒っていると食べられない。あいつらの幸せのハードルは低いです(笑)」 −優勝回数を重ねてきたが。 「僕は案外いい年に勝たせてやれてないんです。初めての優勝は中田の次の年。中田の年は中田以外もよかったんですが。藤浪の春夏連覇も、実は1つ上の野手がすごくよかったんです。 そこに藤浪が2年でいた。ずっと本当にこれで勝負したいという年に勝たせられてないんです」 山下監督(以下、山)「監督というのは強いチームほど負けるんだね。負けて基本に帰る。それで一日中キャッチボールとか一日中ノックとかをする。 そういうチームは粘りが出て勝てるようになる。大阪桐蔭はみんな打撃のチームだと言うが、僕はずっと投手中心に守りがきっちりしているから勝てると言っている。 一番キャッチボールがしっかりしているからいい。原点があってこそ、日本一になれるんだと思うんだけどね。守備もすごいけど走塁もすごい」 西「そこは力を入れているんですけど、誰も認めてもらってないんです(笑)」 山「総合力で勝っている。どちらかと言うと負けないチームかな。球際が強いよね。要はあきらめないチーム。うまいチームの上に、心を鍛えているからプロに行って通用する。技術もすごいけど。 今、多くの高校は一番大事なことを忘れている。心を鍛えていない。だから、大学やプロに行っても伸びない」 −西岡の守備のカバリングは西谷監督に教わったと聞いた。 西「あいつを二塁手にした時です。本当に野球を知っている人は、二塁手のカバリングを見ていると話しました。だから本物の人にほめられる選手になれって言ったんです。 三塁手も遊撃手も投げたときに後ろに西岡がおったら、スタンドで必ずあの二塁手はすごいと言う人がいる。芝生の一番後ろまで守って、前も(カバー)できたら絶対見ている人がいる。 え?セカンドあそこまで行っているの?と」 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/28
29: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:37:41 ID:i287JzvS0 −プロでも西岡はそれを実践している。 西「西岡は案外従順で、すごい教えてほしいタイプなんです。頑固なのは中村。反抗はしないけどハイっていいながらやらないんです(笑)。そういえば、いつもあいつだけ、 甲子園に出ても何も(差し入れが)なかったんです。それが、2年前くらい時に突然電話がかかってきて『先生、何かお祝いを』って。びっくりしました。部長に言ったら、今頃って?(笑)。 10回分くらいたまっていた。でもよく考えたら、あいつ自身が甲子園に出ていないんです。ほかはみんな出ている。自分がしてもらっているからわかるけど、わからなかったのかも」 −後輩思いのOBが多い。 西「中田が一番すごいです。毎回子供たちに何かを贈ってくれる。森でセンバツに出る時に『キャプテン呼んでください』と言って。『優勝したら何かしてやる』と。 森は『上下のウインドブレーカーがほしいです。メンバーだけじゃなくて全員。西谷先生はみんなで戦うって言ってます』と言って(笑)。中田は負けてもしてくれるけど、 勝ったらやったると言ってくれるんです。なかなかお金持っていてもできないこと。ありがたいです」 「今も、僕には連絡がなくても嫁さんには連絡があります。寮で3年生は日曜日に外出とかするんですけど、中田は外に出たらえらいことなるんで、 嫁さんがご飯食べにおいでと言っていたんです。ある日、練習が終わったら中田が待っていて『先生、今日の晩ご飯は焼き肉みたいです』って。 中田が嫁さんに電話して、焼き肉食べたいってって言ってたんですけどね。食べたら『先生、僕どうやって帰ったらいいですか』って。走って帰れと言うと『ケガしたらまずいです』と。 僕は飯食ってから、なんでお前を送らなあかんねんと言いながら送っていくんです(笑)。僕にはともかく、嫁さんには恩義を感じているみたいですね。あいつは優しいですよ。うちの子供にもよくしてくれます」=続く −寮にいた時代には監督の家にもよく行っていたと。 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/29
30: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:38:00 ID:i287JzvS0 星稜・山下総監督&西谷監督対談【5】 山下監督(以下、山)「前から聞きたかったことがあったんだけど。甲子園で浦和学院(2012年センバツ準々決勝)の時に、1イニングで3度タイムをかけたことがあったよね。 あの時はどういう心境だったの?」 西谷監督(以下、西)「(同点の)七回無死満塁だったんで、まず一度タイムかけたんです。2回目は守備体系の確認がしたかった。2死からは、なんかホッとしている感じがあったので、 もう1回行かないとアカンと思ったんです。無死、1死の時は前進守備だったけど、2死で後ろに下がったことでホッとしている感じになっていた。無死の時と同じ気持ちでアウトを取りにいけ。 これをとれば勝てると言った。投手に任せずに遊撃、三塁、全部オレのところに飛んでくると思え、外野にも言えと」 山「1イニング3度は、たぶん甲子園で初めてじゃないかなあ」 西「自分の経験でもなかったし、しようと思ったこともなかったですね」 山「でも、タイムをかける勇気がすごいね。誰もできないよ」 西「藤浪には、全球空振りをとるつもりでやれと言いました。まだ森も(新2年生で)1年生のようなものでしたからね」 −森捕手は最初から活躍すると思っていた? 「センバツが終わってから主導権が完全に森に行きましたね。センバツ前までは藤浪にボロクソに言われてたんですよ。お前、昨日言うたやろ。(メモに)書いておけって。 センバツは必死だったけど、センバツが終わったら変わった。あいつは昭和のガキ大将です。2年の時にセンバツで、投手がみんな調子が悪くなったら(自分が)3イニングくらいなら投げられますって。 中学まで投手だったんですけど、急にその日から打撃投手に今まで以上に行くようになった。投手がケガして投げられないと、翌日にブルペンにまで入る。 アホやなお前って(笑)。キャッチボールの時にミットじゃなく普通のグラブ持ってましたから(笑)」 山「そういう子がいないと、日本一になれないよね。雪国では考えられないよ」 西「山陰地方の子とかは、関西の子と違いますね。例えば(差し入れの)まんじゅうが12個しかない。寮についてみんなで分けろと言うと、山陰の子は取れない。 でも森は、食べてからポケットにポンポンと入れて行く。 出せというと、すいませんって(笑)。地域性がありますよ。そう考えたら大阪の子はずるい。でも、そういうやつは、試合で困った時にはパーンとセーフティー(バント)をしたり、 ノーサインで走ったりする」 山「敦賀気比が強くなっているのは、その辺りだね。関西、東海の血が入ってきた。僕もそういう血を入れれば勝てたのに(笑)。 せめていろいろな血を入れようと能登半島、金沢、加賀って(9人を)3、3、3としたらベスト4と成功した。能登の子は性格が強いから投手とか 三塁、金沢は顔色を見るのがうまいから捕手と遊撃とか。松井のところ(根上町)はおっとりしているから一塁、右翼とか。そうして編成しましたよ。 勝てないから、どうやったら勝てるかを考える。北陸とか雪国はなぜプロ野球選手が出ないのか?性格が違うと思って、血液型を調べたり、統計学で好きな数字を出させたりしました。 好きな数字で1番をとるやつは勇気ある、5番は偏屈で僕とぶつかる。この5番の子をどう操縦するか、5番が活躍したら勝てるとか、いろいろ考えましたよ」 西「すごいですね」 山「(夏の大会で)負けた日は、実は楽しみで。うちに帰ったら新チームで新しいメンバーをどう使うか、寝ないで考える。グラウンドで朝を迎えるんですよ。 生徒に朝集合と言っておく。8時半にくるチームはダメですね。6時頃に来たらヘボでも勝ちます。そういうチームは甲子園が迎えに来る」 西「迎えに来るってのがすごいですね。でもそうなんですね。グラウンドで朝を迎えるのはすごい。負けて悔しくて、眠れないことはありますけど」 山「社会人野球の決勝戦を、選手と見に行ったりするんでしょう?」 西「決勝戦というのは何でも勉強になりますね。日本一を意識させたいんです。日本一になりたいなら日本一になる試合を勉強に行こうと思います。 花園(高校ラグビー)もここから10分くらいで車で行るので、都合が合えば全員連れて行ったりします」=続く http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/30
31: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:38:24 ID:i287JzvS0 星稜・山下総監督&西谷監督対談【6】 −高校野球は新たな100年を迎える。これからの課題は? 山下監督(以下、山)「一番の問題は子供がいなくなることでしょう」 西谷監督(以下、西)「うちはいろんなクラブがあって、女子サッカーはなでしこブームの前にできたんです。当時はサッカーやっている子は少なくて、 それをどうやって増やすかって先生方はすごく考えておられた。1週間に1回、小学校低学年の子たちを一緒に練習させていた。近くの子らにビラをまいて一緒にやろう、サッカーはこんなに楽しいと。 下部組織をつくって去年くらいからようやくそこの出身のレギュラーが出てきて、先生方はすごく喜んでおられた。でも、野球界はあぐらをかいている。メジャーなスポーツだという感覚がある。 僕らの頃は小学校は全員が野球を始めていた。今は子供も減っているし、そういう時代なんで、危機感は持たないといけないですね」 −放っておいてもみんなが野球をやる時代ではない。 西「ジャパン(U−18)の時にも選手にそういう話をしました。日本開催だし、小学生とかがジャパンのユニホームを着たいと思える戦いをしてほしいと。もちろん勝てたら一番いいけど、 まずそういう気持ちを持ってやろうと」 −東京五輪もある。 西「3年前の松井(桐蔭学園−楽天)と森のバッテリーのジャパンの時は、台湾で東京五輪の発表を聞いたんです。その夜に、日本なら野球も復活するんじゃないか、 この中から絶対誰か出ろよと話しました。今回は日本開催で、みんなにはそういう(責任が)あるんだぞ、いいかげんなプレーはできないぞと話した。だからオコエとか『五輪、五輪』と言っていた」 −今までの高校日本代表は、そこまでの緊張感はなかった。 西「だんだん変わってきましたね。大谷とか藤浪らの時からか、テレビの影響もあるでしょう。ジャパンに入りたいという子が多くなったのは、今までなかったことです。 親善試合は甲子園上位校へのごほうび旅行みたいなところがあったけど、そこは変わってきている。侍ジャパンのユニホームが着たいと、世界に目が向いてきた。サッカーの影響もあるし、グローバル化もあるでしょう。 いいことだと思います」 山「甲子園塾をつくった時に、尾藤(公=初代塾長)さんに世界に挑戦するような若者を育てようと言ったら、とてつもないことだと言われました。でも、西谷監督は世界を相手に戦った。 あと一歩で世界のチャンピオンになれるところまで行った」 西「その辺りであの大会は意義があると思います。今の2年生は、来年は(2年に一度の)ワールドカップはないんですか?僕らどうするんですか?って聞いてくる。 来年はアジア選手権でいい勉強するんやって説明していますが、さみしそうだった。そう感じるのはすごいなと思って。僕らが高校の時にジャパンに入りたいなんて思ってなかったです」 −一方で高校野球が日本の文化である側面は変わらない。 西「毎年うちの選手に言うことがあります。グラウンドも人工芝になったりとか、いろいろ周りは変わっている。でも逆に変わってないものを探そうと。あんまり浮かばないけど、 一つだけ浮かぶのは、野球少年の甲子園に対する気持ち。小学1、2年生の時から少年野球の大会で優勝したいじゃなく、甲子園に行きたい、プロ野球選手になりたいと思う。 甲子園に行きたいという気持ちはほかの競技にはないし、環境が変わっても変わってない、これはすごいこと、その気持ちは絶対に大事にしないといけない」 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/31
32: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ fe19-TC5M) [] 2020/06/03(水) 14:40:26 ID:i287JzvS0 山「だけど甲子園球場は一番いいよね。どこの球場に行っても米国に行っても思うけど、世界一ですよね。あそこに一回出たら、また生徒を連れて行きたいなと思うんです。 アルプス席も一体になって、ああいう教育ができる場所はない。でも、これからの高校野球のためには少年野球の指導者を考えないといけないね。勝つことばかり考えている監督が多い。 いかに野球が楽しいかを教えないと」 西「下になればなるほど指導力がいると思います。プロが簡単だという意味ではなく、理解をさせる、興味を持たせないといけないという意味で」 −PLを倒し、優勝を何度も経験した今のモチベーションは? 西「やはり日本一になりたいということは変わりません。一球同心を成し遂げて、それで日本一になりたい。みんなでつくりあげて日本一になりたい。 藤浪がいるから、誰かがいるからじゃなく、常に日本一を意識させてそうなりたい。満足感は何もないです。今も全然ないです」 山「そうなったらダメですよね。僕はその例ですね。準優勝して満足して、ここでやめようかなって。それで、忘れ物したなともう一回挑戦した。そのちょっとした油断がダメですよね。でも、甲子園はいいよね」 西「世界一です」 山「今日の練習を若い監督さんに見せてやりたいね。大阪桐蔭は有名選手を連れてきて勝っていると言う人もいるけど、最後まできちんと面倒を見ている。西谷さんは体は大きいけどすごい気配りの人。ものすごい動くよ。 手抜きをしない。どんどんと高校野球を引っ張っていってほしい。私はよく『美しくあれ』というんだけど、強くなればなるほど、美しくあれと思います。西谷さんは太ってるけど美しく見えるよね」 西「…(苦笑)」 山「体を心配しているんですよ。日本の宝だからね」 西「ありがとうございます」=終わり http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/32
33: 名無しさん@実況は実況板で (JP 0Hf2-HPTu) [sage] 2020/06/03(水) 15:01:41 ID:L5a1nYtpH これやろうぜ 第102回 全国高等学校野球選毛権大会 2020.12 読み ぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんけけんたいかい 顧問 夏野剛 通称 夏野甲子園 場所 甲子園球場 対戦 東軍vs西軍 25校vs24校 形式 25回表まで 1校1イニング 資格 3年生のみ 登録 1校9人まで 足りなくても良い 費用 参加費1人1万円 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/33
34: 名無しさん@実況は実況板で (スプッッ Sd9d-5Zqi) [] 2020/06/03(水) 16:42:08 ID:QqTlRwNWd 中田初登板。根尾、石川と対決。 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/34
35: 名無しさん@実況は実況板で (ワッチョイ c6bc-nxLJ) [] 2020/06/03(水) 19:50:31 ID:lByzkhpH0 ごんちゃん西野は頑張ってるぜ http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1591137622/35
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