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地名の日本史 2 (273レス)
地名の日本史 2 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/history/1602445588/
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263: 日本@名無史さん [] 2023/08/12(土) 00:24:37.13 沖縄は日本固有の領土ではないから沖縄には日本人に読めない地名が多い。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/history/1602445588/263
265: 日本@名無史さん [sage] 2023/08/19(土) 02:25:32.78 >>263 その固有領土論理でいくと日本人に読めないアイヌ語地名が多い北海道も 遠敷>>232や百舌鳥などの難読地名の多い近畿地方も日本固有の土地ではなくなるのでは? http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/history/1602445588/265
267: 日本@名無史さん [] 2023/08/27(日) 23:07:16.21 >>263 ところで、沖縄だけど、沖縄(オキナワ)の元々の表現は阿児奈波(アコナハ)で、これは鑑真の伝記である「唐大和上東征伝」(779年)に出てくる呼称だそうだ。 このアコナハ崩れのオキナワに沖縄の漢字を当てたのは、江戸時代の新井白石だという。 そうなると、779年の阿児奈波(アコナハ)の呼称の語義は、いったい何だったのかということが気になってくる。 そこで調べたところ、どうやら、阿児(アコ)は三重県志摩の英虞湾の英虞(アゴ)と同系の言葉で、「和ぐ・凪ぐ(ナグ)=静か」「和む(ナゴム)=静か」の意のようだ。 この「静か」の意を表すアコ・アゴの言葉は、安坐(あぐら)、足組む(あぐむ)に関連した「あごら(貴族が胡坐を座る高い台)」の「あご」にちなむもののようだ。 まあ、阿児奈波(アコナハ)の阿児(アコ)は、「やすらかな、おだやかな」のような意味だとみることができる。 問題なのは、奈波(ナハ)。 しかし、奈波(ナハ)の発音としては、地名に那覇(ナハ)があり、その近くには饒波(ノハ)があるうえ、那覇関連では我那覇や与那覇の地名があちこちにある。 饒波(ノハ)は大宜味村にもあって、饒波(ヌウハ)の発音となっている。 なので、那覇(ナハ)も饒波(ノハ)も饒波(ヌウハ)も発音と漢字に微妙な違いはあっても、みな同じナハ(奈波)であることが予想される。 ここで注目されるのが、豊見城市にある地名の饒波(ノハ)だ。 この饒(ノ)の字の発音は物部氏の饒速日(ニギハヤヒ)の饒(ニギ)なので、この饒(ニギ)のニの音が沖縄弁でノ音に訛ったのが饒波(ノハ)の饒(ノ)だとすることができる。 そうすると、饒(ノ)は、饒(ニギ)の語義である「たくさん」の意味であることが想定できる。 では、饒波(ノハ)の波(ハ)は、どういう意味なのか。 波(ハ)は波の漢字音であることみなすことができる。 そして、和語の波(ナミ)の語義は、海の波はうねりが並んで打ち寄せることでも分かるように「並ぶ(ナラブ)」意であり、足をそろえて歩くことを「足並(あしなみ)をそろえる」と表現するのと同じである。 このようなことから、阿児奈波(アコナハ)は、阿児(アコ=おだやか)+奈(ナ=たくさん)+波(ハ=ならぶ)の構成の言葉であり、「おだやかに たくさん ならんだ(もの)」がその語義ということになる。(続く) http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/history/1602445588/267
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